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池袋 母の日記 - (2025/06/02 (月) 20:35:29) のソース

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1996年に起きた&bold(){「池袋母子餓死事件」}が出てくる
内容は東京・豊島区池袋のアパートの一階の角の部屋で、無職の77歳の母親と
寝たきりの41歳の長男が死んでいるのが発見され、死後20日が経過しており
死因は餓死だった。
母子は1985年にこのアパートに越して来たが、1992年3月に父親が病死しており、
部屋には食料も現金もほとんどなかったがA6判のノート10冊が残されおり、母親がこの年の3月11日
までつけていた日記があり、内容は天気、その日に買ったもの、支払った公共料金、夫へのお供え物のことなどが細かく書かれていたが1993年~1994年頃は将来への不安などのことで長文になっている。
1993年12月31日の日記には来年どうなるのか、相談する人がいない位の内容だったのだが
1994年頃から&bold(){収入が無いのでどうすればいいかや動くのがきつい、家賃が払えない}等段々
と酷い方向に行き、1996年頃の内容は食べるものが無い、死なせてください等が書かれており、
検索すると母親の日記の内容が全文出てくる。

その後プライバシー保護を理由に日記の公表を拒否し続けていた豊島区は&bold(){「餓死した背景を明らかにする社会的意義がある」}ということから、「豊島区情報公開条例」に基づいてこの日記を公開したが&bold(){「生活保護の申請など社会に訴える考えはなかったようで、母親が抱いていた世界観で自ら死を選んだ」}との結論を出したが事件が報道されると区への批判が殺到した。

さらに区側のプライバシーの侵害の恐れのある日記の内容公開や、それについて都議に虚偽の
受け答えをしたことから、区長ら幹部5人が減給などの処分を受けた。

関連項目:[[あかんか]]、[[おにぎり食べたい]]、[[ゆるして]]、[[良栄丸]]

分類:真実、鬱、非常識
危険度:2

*コメント 
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