登録タグ: &tags() 2002年(平成14年)3月に北九州市小倉北区で発覚した監禁、殺人事件。 ''家族に殺し合いをさせ、児童にまで殺人や遺体の解体を行わせており''、世界的にもほとんど類をみない残虐な事件と言える。 内容があまりに残虐であるため、事件の詳細については報道規制がかけられた。それ故非常な残虐性、悪質性にもかかわらず知名度が低い。 #region(この事件の被害者、加害者) ・M &bold(){この事件の主犯}。2家族合計11人を巻き込んだ上に、家族たち虐待をした挙げ句に殺害を指示し、合計7人を殺害した。殺害を指示した人や殺害された人の中には&bold(){保育園児}や&bold(){小学生の子供}もいた。会社を立ち上げ詐欺行為もして、多くの人から金を巻き上げていた。 ・A 19歳程度の少女、&bold(){生存者}。Mの支配下にあるときは、小学生時代から酒を飲まされ、中学校生活をボロボロにされた。MがいないときにはCたちに勉強を教えていた。現在は結婚して子供も二人とともに人生を送っている。 ・B Mの内妻、&bold(){生存者}。家では親の束縛が厳しかったため没個性となってしまった。Mとの子供C、Dを出産して彼らを心の拠り所としていたが、今回の事件では子どもたちをB一家の家族を脅すダシにされてしまった。7人の殺害の共犯としてMとともに逮捕され、無期懲役が決定した。今も服役中。 ・C MとBの長男、&bold(){生存者}。彼とDはMから食事制限や電気ショックなどの虐待を度々受けていた。また、CとDは出生届を出されていなかったため、学校に行くことはおろか、病院に行くこともできなかった。今回の事件では殺害された人々の死体遺棄に加担させられた。現在は結婚し、[[YouTubeチャンネル>https://www.youtube.com/channel/UCMet1Up4JDeX5zwXRQ3plxQ]]で様々な動画を配信している。 ・D MとBの次男、&bold(){生存者}。他の被害者と同じように度々虐待を受けたが、死亡せずに生存した。現在兄Cとは時々連絡を取り合っている。 ・E Aの父親、MやBと同学年、&bold(){死亡者}。Mからの電気ショックを繰り返したり食事を満足に与えないなどによって&bold(){衰弱死}。遺体は海に遺棄された。他の死亡者とは違い、報道機関では顔写真と実名が伏せられている。(一部の書籍などで確認できる。)最初の死亡者。 ・F Bの父親、&bold(){死亡者}。土地の売却が阻止された原因だとMに決めつけられ、Bを通じて電気ショックをされた結果&bold(){死亡}。このことをJのせいにし、罪悪感を植え付けた。二番目に死亡。 ・G Bの母親、&bold(){死亡者}。電気ショックにより、奇声を発するようになってしまった。そしてMがGの処遇についてB、H、Iに対策案を練らせたが、「殺害」という方法以外認めてくれなかったことに加え、その決断を全て一家の判断とした。B、Hに足を抑えてもらったうえでIが電気コードで&bold(){絞殺}した。良妻賢母だったが、Mとか変わって人生が暗転してしまった。三番目の死亡者。 ・H Bの妹、&bold(){死亡者}。Mからの電気ショックによって耳が遠くなってしまった挙げ句、Mに「おかしくなった」と因縁をつけられ始め、BらにHの殺害を指示。Jが足を押さえつけたうえで、夫のIが「すまんな」と言いコードで&bold(){絞殺}。今回の事件では主に買い物役を担当した。母Gの殺害に関与し、二人の遺体処理に関与した。四番目の死亡者。 ・I Hの夫、&bold(){死亡者}。Mからの度重なる電気ショックと食事制限で、下痢や嘔吐を繰り返した。Mが愛人と合っている間は、監視役のBとともにレストランへ行き、間を持たせるため、Mの指示で量の多いものを食べさせられ、小倉に帰ると嘔吐がひどくなった。Mは胃腸薬などで対処していたが、あまり効果がなかったので、眠気防止ドリンクと500ml缶ビールを与えたのち、Iはそれを全て飲み干し&bold(){衰弱死}。今回の事件では車の運転役をし、義母Gと妻Hを絞殺し、三人の遺体処理をした。Hの殺害直後、すすり泣いて「とうとう、自分の嫁さんまで殺してしまった」と呟いた。五番目に死亡。ちなみにMが缶ビールを与えた理由は「もうすぐ死ぬと思ったから最後に飲ませてやった。」だそう。 ・J H夫妻の長女(Bの姪)、小学生、&bold(){死亡者}。Mに「太っていたら大変だ」という理由で食事の量を減らした。このときBは「MはJの殺害を考えている」と考えた。そのあと、Mは「Jが死にたいと言っている」としてJを頷かせ、&bold(){絞殺}。このとき、自ら首を絞めやすいように首を持ち上げたりしたそう。Aと親しく、Aとは流行っている音楽について語り合った。弟Kを絞殺。母Hを絞殺する際に関与。五人の遺体処理に関与。七番目に死亡。 ・K H夫婦の長男(Jの弟)、保育園児、&bold(){死亡者}。Mが「子供に口封じをしなければならない」と暗に殺害をBに示唆。そのあと、Aが足を抑えたうえでJとBで&bold(){絞殺}。B一家の中で唯一電気ショックを受けず、事件現場を直接見なかった。六番目に死亡。 #endregion 関連項目:[[いとこ 尼崎]] 分類:真実、非常識、鬱 危険度:3 *コメント #comment_num2(,size=50,disableurl)