テルヒ/在駕灯(てるひ/あるか・ともる)

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kirishima

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テルヒ/在駕灯(てるひ/あるか・ともる)

端的に言えば、テルヒは「人間が好き」なのだろう、そういう結論に至った。

──#68『輝けテルヒ!どこまでも!』


使用メーカー:トコトコ王国

基本情報

所属 境界対策課 祓魔第八班
誕生日 12月11日
血液型 AB型
身長 188cm
体重 72kg
好きなもの 芸術、創作活動、人、季節の風景、ハチミツ
嫌いなもの 漢方薬
天敵・弱点 特になし

ステータス

身体強度 C+
霊体強度 C
加護出力 C+
被呪耐性 -(測定値はD-)
祭具運用 C
※加護を与えている神の効果により、呪詛や瘴気によるダメージ・状態異常を基本的に受けない。

概要

境界対策課祓魔第八班に所属する元歌手の祓魔師。キャッチコピーは『奇跡を起こす歌い手』
歌手としての芸名が「テルヒ」、本名が「在駕灯(あるか・ともる)」である。
20██年11月11日に歌手は引退しているが、祓魔師となった現在でも野良リサイタルや境界対策課の宣伝に伴う歌唱などは行っている模様。
口癖は「ありがたい」「ありがとう」。

直接的な戦闘力は平均的。攻性祭具も汎用儀式技術も特別得手というわけではなく、戦闘に参加するタイプの祓魔師としては単体では戦力不足感が否めない。
前職の多忙によって鍛えられたスタミナはあるものの、あくまで疲労をしにくい性質というだけで、ダメージへの耐久力は人並み。

テルヒの真髄はサポーターとしての役割である。
結界をライブ会場に見立て結界内の味方の生命力・霊力を大幅に上昇させる、術式昇歌『輝灯ノ歌合』を持ち、戦場では後方から味方を支える。いわばバッファー職。

また、存在不明の神の加護を受けており、"奇跡"とも呼ばれる名称不明の術式を用いる。
過去、上記の術式により寝たきりの老人を歩けるまでに回復する、大規模な交通事故で全員を無傷で生還させるなどの"奇跡"を起こしている。
"奇跡"の詳しい発生については後述。

性格は明るく朗らかでお人好し。人に好かれやすく、彼自身も「大の人間好き」とも称される人懐っこい人物。
アーティストとしての直感に優れており、作詞関係を中心に高い芸術的センスを持っている。
一方で、直感や感情に任せて衝動的に行動を起こす癖があり、直情的な面があるのが最大の欠点。後先考えずに物事にエネルギーを費やし、ガス欠を起こす場面も多々ある。

使用祭具・儀式技術

  • 術式昇歌『輝灯ノ歌合(てるひのうたあわせ)』
結界をライブ会場に見立て結界内の味方の生命力・霊力を大幅に上昇させる術式。
結界の起点となるのは通常の祓串・注連鋼縄ではなく、周辺の音響機器(スピーカーなど)。音響機器を結んだ区域が結界の範囲となる。
術式発動と同時に、テルヒの元に光り輝く小型のステージとマイク、マイクスタンドが召喚される。
また、結界内に「小さな光る人影の姿をした、数多くの"観客式神"」「テルヒの音楽と霊力を拡大する、翼の生えたスピーカー型の"音響式神"」が出現する。
会場のボルテージが上がると、式神の霊力も増大し、結界内の対象者へのバフも強化されていく仕組み。

  • 因果逆流術式『████』
テルヒの使用する"奇跡"であり、彼の契約する神の権能。
確率が0%の出来事を、実際に発生させる術式。
現実をテルヒの想像したままに「この事物はどう考えてもありえないが、ありえてしまったらどうする?」という状態に書き換える現実改変である。
逆に1%でも可能性のあることは術式の適用ができない。ある意味では、術式が起こらなければ可能性はある!という明るい術式。
基本は無詠唱で発動可能だが、改変先があまりにファンタジーな内容の場合には効果強化のため術式名を詠唱する。
術式名詠唱時にはノイズがかかり、テルヒでも術式名を認識できていない。一応、本人曰く「漢字で四文字、ひらがなで五文字というところまでは知ってる」とのこと。

  • スピーカー祓串
音楽を流すスピーカー機能を搭載した祓串。
術式昇歌『輝灯ノ歌合』の際に都合よく音響があるとも限らないため、テルヒが特注をして作ってもらった。
通常の祓串よりもちょっとカラフル。

  • アンプ祓串
スピーカー祓串による結界を設置する際、織り交ぜて結界と術式の強化を行うことのできるアンプ効果を持つ祓串。
スピーカー祓串と同じく同じくテルヒが注文した特注品。

テルヒの神

テルヒには生まれつき正体不明の神がついており、加護という形で因果逆流術式『████』を得ている。
また、術式とは別に呪詛や瘴気によるダメージ・状態異常を基本的に受けないという祝福も与えられている。
神の加護はこれまで"奇跡"により何度もテルヒを守り助けているが、テルヒと神は共に相手へのコンタクトを取れたことがない。
境界対策課によると「テルヒについている神は意思が見られない」とのこと。
テルヒは神のことを「俺の神」または「彼」と呼称する。
[※『輝けテルヒ!どこまでも!』のネタバレを含みます。]
+ ...

有り得ざる神

その正体は別世界において幽世と現世の融合を成功させ、神となったIFルート(書き換えられる前のカースクライムカノンの世界)の有得流我禰雅)の残光。
IFルートの存在であるため、現在の世界に信仰や情報は存在しない。
実際の権能は「社会を界異へと変貌させること」だが、テルヒに合わせて使用権能をブラッシュアップした結果、「有り得ざることを有り得るようにすること」を加護としてテルヒに与える形となっている。
残光であるため意思を持たないが、基本行動としてテルヒを守る形で権能を振るう。
テルヒは本来であれば両目ともに黒目だが、右目の瞳が緑色になっているのは「有り得ざる神」の霊力の影響である。

台詞

一人称 俺(目上の相手には「私」)
二人称 君、あなた、○○さん、○○(呼び捨て)
「俺はテルヒっ!歌と、芸術と、一番に人の笑顔が好きですっ!よろしくね!……あ、祓魔師でもあります!」
「みんなーっ!今日は瘴気も多い中、結界(かいじょう)まで来てくれてありがとうっ!テルヒのスペシャルコンサート、楽しんでいってくれよなっ!!」
「近接職のみんなーっ!盛り上がってるかーい!遠隔職のみんなも!盛り上がってるかなー!いえーい!!」
「戦闘の後処理、がんばりますぅ……。え、疲れてるように見える…?心配ありがとう…ライブ終わりはいつもこんな感じなんですぅ……」
「俺の作るものを好きになってくれる人がいるから。俺は何度生まれ変わっても、人の世で輝き続けるよ」

関連ページ

テルヒが所属している祓魔師の班。
大人数だが和気あいあいとしており、テルヒも班員たちはいい人たちだとありがたく思っている。

実はテルヒの強火のファンである呪詛犯罪者。
歌手時代のテルヒのコンサートやサイン会にも足を運んでおり、引退したときにはひどく落ち込んでいた……らしい。
テルヒは祓魔師の中では珍しく、敵対関係抜きにして彼と知り合う人物である。
[※『輝けテルヒ!どこまでも!』のネタバレを含みます。]
+ ...
テルヒの平安時代まで遡った前々々…世の友人。
曲原禰雅が幼少期であった時代に出会い、テルヒは彼との関わりによって「現世には自分の大切なものを大切だと言ってくれる人がいる」という事実に気づき、人間と人の世を愛するようになる。
両者は因果によって互いに引き合っており、有得流我(禰雅)が存在する限り、テルヒもまた人間として転生を繰り返す。
長き年月の経過によりお互いをお互いと認識できていないが、相手に対する無意識の好印象はあるようだ。

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 IFであれば自由使用可能。それ以外では悪堕ち、死亡、噛ませ表現を避けてくださると幸いです(希望の場合は権利者まで)。
R18作品での使用範囲 要相談。作品形式以外の、話題に出すなどは自由です。
登場作品 『その敵、呪詛犯罪者。(https://www.pixiv.net/novel/series/11696691)』
※wikiページ⇒https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/186.html
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