マスクドフェイカー



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 カード名 . ..: マスクドフェイカー <悦楽> [X/N]
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 レアリティ...: L
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 汎用スキル...: 【偽装接続(ネームド3枚まで)】【反響】
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 カードスキル : 接続:【忘却したネームド種の数、反響(最低0)】/反響:Mサークルにある限り、指定していない全忘却アルマ1枚のスキルを得、1枚ドロー/
反響を待たないアルマを指定したらCF終了時スキルを全て失う
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 武装化  : <コスト:1> [RP+1]
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 ステータス. ....: AP:02  /  RP:01  /  CP:04
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 フレーバー  : 私は偽りでいい。彼らの本物をここに示す。――マスクドフェイカー
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考察

ARCにおいて切り札となるレジェンド。どいつもこいつも特殊だがマスクドフェイカーは処理の煩雑性、そして応用範囲の広さで群を抜いているレジェンドである。

このカードの処理は解説すると長くなるので本編似鴪(21)スレ目4536~4645までを見て欲しい。処理が長くなるのも分かる話だろう。
反響処理の複雑性からこのカードへの質問は多く、使用するのならQ&Aの[マスクドフェイカー]項を一度見ておくといい。

このカードのコンセプトは"反響を連続で使うド派手なカード"(根の人談)。1ターンでの爆発力は他の追随を許さず、準備完了後は一気に盤面を引き寄せることができる。
[偽装接続]はこのカード以外は保持しておらず、実質フェイカー専用スキルである。
この接続で忘却したネームドの数だけ反響が発動できるので、何回も発動したいのならデッキ全体の構築を考えなければならない。
最大6回反響であるがそこまで到達するのは難しい。X/Nと合わせる軸となるネームドが1つなら、2~4回が現実味のある範囲だ。
X/Nは接続の関係上多く入れたいが、X/Nはアルマに大きく偏っている。そうなると必然的にX/Nデッキとなるがそうしたくない場合は属性関係なくネームドを入れるようになるだろう。
また[X/N]と[エンディング]もネームドにカウントされるので入れておきたい。このように、ネームドであるならば属性を選ばないレジェンドである。
ただし[偽装接続]は忘却枚数によって維持が付与される。[維持(1~3)]がつく為に他のカードの使用が厳しくなる。が、1ターンだけリアライズさせるつもりなら関係ない。
数ターンMサークルに置くのなら、Will増強カードを入れておくといいだろう。

連続反響はこのカードの目玉。本来は1ターンに1回しか許されない効果が何回でも発動できる。
また1ターンだけとはいえ反響以外のアルマをコピーできるので、ミサイルとして活用したり、エスケープを用意して強力な効果を利用するのもありだ。
またコピー対象は相手の忘却からも選択できることも覚えておこう。相手に確認を取ってコピー可能なアルマを眺めていると、思わぬコンボが見えてくるかもしれない。

以下は[マスクドフェイカー]と相性のいいアルマの一部の紹介となっている。それぞれ3つの分類ごとに分けた。

+ [スタッツ強化]
連続反響した場合、その回数分強化は付与される。
ただし反響でのスタッツ強化はそのアルマの最大分までしか強化されない。最も十分すぎるが。

【悪夢】で[RP+]を行うことができる。悪夢はアルマを忘却に落とす為フェイカーの回収手段があれば基本的に相性がいい。
混成では悪夢を10も貯めることは出来なくても、連続反響をすればたとえ5~6しか貯めなくとも容易く[RP+15]を達成出来るだろう。
また[貫通]も付与されることに注目したい。痛みの奉仕者等のスキルダメージにも[貫通]が乗る為だ。

狂気の量でスタッツが強化される。最大値がAP:6とRP:9とその他に比べればやや低め。
しかし単一ネームドで[反響]での強化なのでそのまま居座れる性能をしている。

本編で使用されたようなコンボも可能。[AP+2][RP+3]と強化の値は低めだが、制限が無いために何回でも強化可能。
能動的に使いたいならコグニの常在効果を利用するといい。掻き乱す艶声お菊人形が使いやすいか。

反響でないために1ターンしか持たないが、その相性は抜群。
フェイカーの接続で最大3枚アルマを忘却におけるし、そもそも素材としても有能。
[AP+9]までの強化と共に[追撃(2)]まで得ることができ、最強の攻撃性能を誇る。
何回も強化することは出来ない点は覚えておく必要がある。


+ [反響アルマ]
反響として有望なカード達。デッキ圧縮、ダメージなど目的は様々。

デッキ圧縮&伝承札を何枚も用意することができる。
フェイカー本来の反響でドローを行うためやや運になるが、伝承札2枚を手札に持って来て聖域の剣・アルカディアを使用することも。

デッキ圧縮要因。[栄光]を何枚も持ってくることができる。武人よりも構築の制限は緩い。

反響で最大[RP-3]。[ドール]が少ない構築にするなら確実に相手アルマを破壊可能。
構築が難しくなることが難点か。

こちらも[ドール]と他アルマの比率が重要になるアルマ。
デッキのアルマを反響の途中で忘却に送れるためフェイカーと相性はいい。
黄泉平坂の娘をコピーしてそのまま回収する……なんてコンボも。勿論道化自体を手札に持ってこれる。

ドロー&遅延&貯蔵とデメリットがない。
本来は貯蔵を使い切ると代償が付与されるが、[反響]以外のアルマを加えスキルをすべて失って回避することが可能。
祈る者のようなネームド制限もなく、無条件で使える最強のドロソである。
AP強化をすることでRP1でも交戦ダメージを受けず大型アルマを一方的に破壊するコンボも。

ややネタ枠。連続でカード宣言を行うことができる。乱発宣言、やってみると楽しい。
とはいえ全て当たれば相手の全手札を忘却に送りこむこともできる恐ろしさを秘めている。
現実的な使い方としてはレジェンドや、キーカードの宣言になるだろうが。

コスト低減、CP低下が行える。CP低下効果は重複するので1枚リフレを発動するだけでCP0にもできる。
コスト-4、-6もすれば大型リフレを倍加込みでも使用できるだろう。

デッキ圧縮&サーチ要因。【理性】の量を考えないといけないが、十分強力な効果である。
[界眼]もあることは覚えておこう。

コグニ破壊を反響で行える類を見ない効果。ランダムではあるが、連続反響なら全て破壊することもできるだろう。
破壊をした場合奉仕が乗るので、痛みの奉仕者との相性もいい。[奉仕者]型ならぜひ入れておきたい。

AF時点でスキルダメージを与える。奉仕0でも1点は入るので、他属性でも出張しやすい。
[奉仕者]型なら確実に破壊可能だろう。相性がいいカードも多種存在する。
AF時点での破壊は、力無き者達の戦場でも防げない。終盤に使用すれば相手に恐怖を刻み付けられる。


+ [特殊]
それ以外での使用法。やや特殊な使い方となる。

1ターンのみとはいえ[神秘]を付与できる。ダメージリフレや[RP-]を気にせずにいられるのはデカい。
[神秘]を付与した[障壁(5)][AP+9][追撃(2)]とか泣ける。堅固なる戦士人形英雄グランギニョルなら実現可能な範囲なのがね……
魔剣は伝承化して手札に戻るので[ヒーロー]なら使い道が多い。アルカディアの弾にするもよし、クライマックスに使用するもよし。
ただし自分のリフレも対象にならないことは注意。[名食いの果て]も弾いてしまう。

こちらはコピーではなくリアライズ時に有用なカード。
復讐者は残響、過去語りはAF終了時効果で武装化を行いつつフェイカーをリアライズできる。
偽装接続は手札だけでなく場のカードも対象にできる。この時武装化されるアルマを忘却し、素材にすることができるのだ。
両者とも2つのネームドを持ち、この時点で2回反響が確定される。特に過去語りは限定武装化の[障壁(5)]を付与した後に忘却可能。
復讐者にしてもスキルは他のカードと組み合わせが可能で、[復讐:勇気]は強力な汎用スキルである。
通常リアライズ以外でのフェイカーの使い方として覚えておきたい。

かなり特殊な使い方になる。RF時にフェイカーから別のアルマになる目的で使用される。
RF開始時に[マスクドフェイカー]で[百貌の奉仕者]からコピーしたスキルで別のアルマになり替わる。
この時デッキに戻せるアルマには[百貌の奉仕者]自身も存在する。百貌のスキルで百貌をコピーって言っててわけがわからなくなる。
この方法は、デッキにアルマが少ないとき、フェイカーの後続に百貌を用意できるという強みがある。
また[百貌の奉仕者]で破壊されたフェイカーをデッキに戻し、RF開始時に連続コピーを行使できるのだ。
フェイカーが再びデッキに戻るのも良い点だ。デッキ枚数は少なくなっているだろうから確実にフェイカーを手元に置けるだろう。
ただしビフレストには注意したい。CF終了時には戻るため、次ターンコピーできない状況は避けたい。
上記のような使い方以外には痛みの奉仕者気高き料理人が有効か。料理人はフェイカーを手札に戻し、再び発動することができる。

変身内蔵アルマで、フェイカーから変身する方法。利点は内蔵アルマが残るので、再び魔人や魔王が降臨する可能性を残せること。
反響を大量に発動した後、2/1/4のスタッツを残すのでなく強力な変身アルマにエスケープ兼奇襲をするのが主な目的だ。
条件はそれぞれあるが、専用構築ならばさほど難しくはない。
また、[極星の守り人]が持つ[箱舟]は変身時効果なので、[マスクドフェイカー]から星穿つ魔人に変身しても発動することにも注目したい。
気高き料理人を忘却から戻せば手札に戻せ、再び魔人の反響を発動できることも可能。はっきり言って相手したくない……
ただし[マスクドフェイカー]は消滅するので、再利用するカードとは相性が悪い。


以上は筆者のお勧めするアルマである。ちなみにこの解説ではNNは省いた。偽装接続で忘却出来ず、構築難易度が更に上がるためだ。
しかし熱烈の歌い手育て過ぎた恐怖などコピーで有用なアルマは幾つも存在し、決して相性が悪いわけではないので注意。自分でも悪用法がないか探してみよう。


続いてアルマのコンボであるが……はっきり言おう、多すぎて書けません!筆者が思いついただけでも10通り以上はコンボがあるので……

なので幾つかの例を紹介するだけで終わります。とても強いと感じたものを3つほど。

+ [コンボ例]
 カードをリバースする前に決着をつけるコンボである。終盤に使ってライフを削り切るのが基本的な使い方。
まずAFタイミングでリアライズしたフェイカーが[痛みの奉仕者]の連続反響で削る。しかし4回発動の場合でも奉仕0の場合3点しか削れないため倒せないことが多い。
しかし[百貌の奉仕者]をコピーすることで話が変わってくる。RF開始時のコピー効果で削り切れるためだ。
この時にデッキに戻すのは[百貌の奉仕者]がお勧め。ややこしいが再びコピー効果を使え、奉仕を1点上乗せできるためだ。
[百貌の奉仕者]の効果で[痛みの奉仕者]を戻し、奉仕を再び載せる。反響効果はこの時点裁定3点ダメージを与えることができ、3回発動なら奉仕0でも合計5点ダメージを与えることができる。

このコンボの利点は相手が動く前にケリをつけられること。終盤で相手が勝利につながる戦術を握っていようが関係ない。
相手が防ぐ手段は唯一、[力無き者達の戦場]のみである。これ以外で相手が能動的に防ぐ手段はなく、自分で決着を決めることができる言って過言ではない。
ライフ、敵アルマのRP、与えることのできるダメージを計算し、決着がつくと判断したなら躊躇いなく使おう。

フェイカームキムキコンボ。フェイカーのスタッツは最高で11/16/4 [貫通][追撃(2)]と最強クラスのスタッツとなる。
白兎だろうと宵星だろうと関係なく上から叩き潰せる。グランギニョルは反響でないために1ターンしか持たないことには注意しよう。
このコンボは[ドール]を中心に使うならお手軽に使用することができる。また座敷童も採用しているなら[神秘]を付与することで、リフレの弱体・除去も無効化できる。

まあお察しのコンボ。コグニを大量展開してダメージを稼ぐ。とはいえ魔王のエラッタでそこまで威力は出なくなった。
木彫りの獣人像等の残響コグニを入れておくといいだろう。変わったところでポム&パムをリアライズ、魔王変身後に[AP+1]付与など。


アルマ以外で相性のいいものとしては名食いの果て追憶の顕現巡り行く空色の唄など。

[名食いの果て]は連続反響後、スタッツを強化していないのであればそのまま禁忌人へ移行するのがベターな使い方だろう。
大量ドローで名食いとコピー素材を引きやすいのも嬉しいところだ。
[追憶の顕現]はRP1であるためコスト2以上のコグニなら全て対象にでき、偽装接続の素材にしてもよい。フェイカーに[反響:敵アルマのRP-1]が付与され、複数回発動できるのもメリット。
1点だろうと、何度も発動すれば敵アルマの破壊は容易い。ワールドハッカーもコンボとしては有用か。
[巡り行く空色の唄]はドロー加速からの手札超過、Will増幅での展開加速など下準備には最適。偽装接続に使用してもよい。

メタカードとして答えの支配者曇り鏡の幻惑など、リアライズ時に破壊させるステータス低下カードがある。ただし破壊覚悟で効果を使用することは可能。
他には、コード・ヨルムンガンドが挙げられる。接続自体を許さず、連続反響を使用することができなくなる。はっきり言って[答えの支配者]以上にきつい。おのれ……!
マスカレイドパーティー末期の刃などもこのカードを封殺できる。フェイカーのスタッツは2/1/4と非常に弱い。反響を封じられたらこのアルマは無力だ。
ワールドハッカーも付与を全て消去されるので危険。[観測者]があるなら警戒しなくてはいけない。

このようにメタをすることは難しくないため、如何にして場を整えるかが重要になる。処理も多いために頭FBにならないよう気を付けよう。

+ [余談]
マスクドフェイカーが登場した当初のデータは下記の通り。


マスクドフェイカー/悦楽/A/Cost:1/AP:2/RP:1/CP:4/接続:忘却したネームドの種類の数反響(最低0)
/反響:スキルで指定していない全忘却アルマ1枚のスキルを全て得、1枚ドロー/武:[RP+1]/[X/N]/[偽装接続(ネームド3枚まで)][反響]L

大きな違いは"反響を待たないアルマを指定したらCF終了時スキルを全て失う"というテキストがないこと。……そう、アルマのコピー効果が永続だった時代がある。
フェイカーにはとんでもないコンボがあった。上で説明した[人形英雄グランギニョル]+[黄泉平坂の娘]+[座敷童]。簡単に言うと 11/16/4 [神秘][貫通][追撃(2)]。
これが1ターンで消えずに居座る時代が存在してしまった。はっきり言って勝てない、出されたら負け。[維持(3)]?なんの制限にもなってない!そんな化け物。
だが、これだけでない。[マスクドフェイカー]によってとんでもない怪物が生まれたことがあった。そう、[禁忌人]+[マスクドフェイカー]である。

当初の[偽装接続]の説明はこちら。

偽装接続:リアライズ時:手札と場から指定されたカード、枚数を忘却して効果を発揮する。その後[維持X]付与。Xは忘却枚数

現在の説明はこう。

偽装接続:リアライズ時:このカードは記載カードでしか使用できない。接続として扱う。
            手札と場から指定されたカード、枚数を忘却して効果を発揮する。その後[維持X]付与。Xは忘却枚数。

"記載カードでしか使用できない。" この一文が無かったため、[禁忌人]でコピーが可能だった。記録1枚で。
つまり、[禁忌人]の性能にフェイカーの力を上乗せできたのだ。上記で挙げた3枚をコピーするとこうなる。

 14/20/6 [神秘][貫通][追撃(2)][同ネームド・NNのダメージ半減・リフレスキル消去]          ……なにこれ?

だが禁忌人フェイカーの最大にして最悪の問題点は、"禁忌人の反響効果で、マスクドフェイカーを指定できること"にあった。
……順番に処理をしながら説明しよう。まず禁忌人に変身、記録を全忘却しコピー対象は[マスクドフェイカー]。[偽装接続]発動、今回はネームド4種とする。
[禁忌人]の1回目の反響発動。対象は……[マスクドフェイカー]。するとどうなるか?[マスクドフェイカー]の反響が2つ存在することになる。
……つまり2回目の発動時、[禁忌人]は2枚のアルマを対象にコピーすることができるようになった。 これがヤバかった。
今回の場合は4種、2回目~4回目は2枚ずつアルマを選べ、合計6枚のアルマの能力を[禁忌人]が保有することとなる。[禁忌人]が。汎用スキルも含めて。
これだと[偽装接続]の[維持]は2倍になる。が、余談の最初で言った通りこの時代のフェイカーはスキルを1ターンで失わない。
そうなると、堅固なる戦士不屈の魔導騎士をコピーすれば維持は払わなくても破壊されなくなるのだ。[障壁(5)]も付くしね。
よって4か反響発動で理想的な[禁忌人]を作るとしたら、[マスクドフェイカー][黄泉平坂の娘][人形英雄グランギニョル][座敷童][堅固なる戦士][不屈の魔導騎士][破城槌の戦士]で……

14/20/6 [神秘][貫通][追撃(2)][衝撃(2)][障壁(5)][同ネームド・NNのダメージ半減・リフレスキル消去][毎ターンプレイヤーに障壁(2)]

……勿論これは理想である。現実にはここまでアルマが忘却にいないか、ビフレストが発生する可能性の方が高い。
しかしIRCのバトルでは、禁忌人フェイカーでアルマ7枚をコピー、[痛みの奉仕者][人形英雄グランギニョル]によりAP11のダイレクトを決めたプレイヤーが存在した。
その後根の人に危険性を伝え、[偽装接続]にエラッタが入ったことで最早利用不可能なコンボとなっている。

しかしどうか覚えて欲しい。この怪物が存在した時代が確かにあったことを……。コピーアルマの危険性をこの事例は示してくれたのだ。
……ところで根の人、左門戦で図書館の信奉者に対処できなかったら[名食いの果て]使用とか(ry



+ 口上

虚飾を纏いし凡百の一よ。
我が呼びかけに応え、その世界を広げろ!
一つの物語をここに結ぶ。偽りの百貌よ、―― 今鎧纏い、天へと弓引けッ!
レジェンド・リアライズッ![マスクドフェイカー]ッ!by左門召介

―――――― 何者にしかなれない贋作よッ!
我が声に応え、その世界をッ!私の祈りと共に  ―――― 拡げろッ!
一つの物語をここに結ぶッ!今私と彼の魂を交え、あり得ざる物語を。
偽りの百貌よ、―― 今鎧纏い、答えへと弓引けッ!
レジェンド―― リアライズ。[マスクドフェイカー]ッ!by左門召介&嵐山歩鳥

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最終更新:2018年09月16日 19:40