卵 - NIKKEぺでぃあ | ニケペディア

卵　EGG

概要

特殊別働隊がダークマターに覆われた熱帯雨林地帯で発見した「卵」と呼ばれる謎の球体。
レヴィアタンはこの卵を「ガチャ」のようなものと表現しており、中からはさまざまな性質を持つラプチャーが誕生する。
これらの卵を利用した融合・再構築実験が行われていたが、その結果や目的には多くの謎が残されている。

溶解液

卵の内部には「溶解液」と呼ばれる液体が封入されている。
この液体は、強力な溶解性を持つ銀色の液体とダークマターを1：1で混合したもの。
銀色の液体は人工物をほとんどすべて溶かすことができるが、ダークマターだけは溶けずに「混ざる」。
この性質により、溶かした対象の情報がダークマターに取り込まれ、保存される仕組みとなっている。
レヴィアタンによれば、対象物を溶した溶解液でコアを包み卵にし、溶かした情報を元に再構築が行われる。
たとえば空を飛ぶラプチャーと地面を掘るラプチャーを溶かすと、両方の能力を併せ持つ新たなラプチャーが誕生する。
ただし、それは不完全で弱々しい存在だった。
銀色の液体についてはグラトニーを参照。

実験の失敗と嘘

特殊別働隊が発見した卵からは、ニケの手足を持つ奇妙なラプチャーが誕生していた。
調査の結果、他の卵からもニケとラプチャーのパーツが融合した個体が産まれていることが判明。
また、通常はロード級以上しか使わないはずのコーリングシグナルを、格下の個体も発していた。
レヴィアタンによると、卵は半分が自然発生したもので、内部での再構築は完全なランダム。
さまざまな素材を無作為に組み合わせてヘレティックの創造を試みていた。
中でもシンデレラを素材として用いることが突破口になると考え、彼女を狙っていたことを明かしている。
しかし、シンデレラの確保に失敗し、既存の卵からも満足な成果が得られなかったため、実験は「もうやめた」と語っていた。
なお、レヴィアタンとの決裂後、さらに奥地で人工的に規則正しく配置された卵が発見された。
それらはラプチャーの種類やサイズ別に分類されており、より計画的な実験の痕跡が見られた。
ラピは、レヴィアタンの過去の証言は大筋で真実だが、「本当に隠したいこと」を覆い隠すために、あえて一部の嘘を真実に混ぜていたと推測している。