「まだ……こんなんじゃダメだ。あの人たちは、もっと――」
緋野・氷織
パーソナルデータ | ||
---|---|---|
名前 | 緋野・氷織 | |
称号 | 未明の幻翼 | |
性別 | 女 | |
種族 | 人間 | |
ジョブ-01 | 撃竜騎士 | |
ジョブ-02 | カースブレイド | |
クラス | 赤 | |
生年月日 | 4月27日 | |
年齢 | 15歳(2021年8月15日時点) | |
身長 | 171.9cm(2021年8月15日時点) | |
体重 | 標準 |
+ | 遭遇履歴 |
+ | 行動履歴 |
Pre-stage
母の走る姿は、誰も追いつけない風のように速かった。
父の瞳は、どんな逆境にあったって炎のように耀いていた。
兄の背中はずっとずっと遠くて、だけどそうであることが何より誇らしかった。
父の瞳は、どんな逆境にあったって炎のように耀いていた。
兄の背中はずっとずっと遠くて、だけどそうであることが何より誇らしかった。
僕以外になにひとつ綻びのない、完璧な家族。
――なのに、どうして。
僕だけが、残ってしまったんだろう。
僕だけが、残ってしまったんだろう。
外見
母譲りの、青交じりの長い黒髪。
父譲りの、炎の赤を宿した瞳。
女にしては恵まれた上背と、貧乳も母親譲り手足の長いスレンダーな体型。
父譲りの、炎の赤を宿した瞳。
女にしては恵まれた上背と、
よく見れば、アスリートらしい鍛え抜かれた身体つきであるのはわかるだろう。
別に大したことなんてしていない、なんて言いながら、毎日のトレーニングは欠かしていない。
別に大したことなんてしていない、なんて言いながら、毎日のトレーニングは欠かしていない。
性格
父と母と年の離れた兄を尊敬する、ごく普通の女の子。
……であった。刻逆によって、その全てを失うまでは。
……であった。刻逆によって、その全てを失うまでは。
父と同じ一人称、母と同じ淡々とした喋り方。
クールに格好良く振舞おうとするけれど、内面の“普通さ”は隠しきれていない。
それゆえに、意表を突かれるとすぐに素が出てしまうし、素直になれなくて後悔することも多々。
クールに格好良く振舞おうとするけれど、内面の“普通さ”は隠しきれていない。
それゆえに、意表を突かれるとすぐに素が出てしまうし、素直になれなくて後悔することも多々。
別に人嫌いではないし、人と話すのも人と遊ぶのも人と食事を食べるのも好き。
致命的なまでの不器用さと杓子定規さが、当人にそれをなかなか許さないだけ。
致命的なまでの不器用さと杓子定規さが、当人にそれをなかなか許さないだけ。
好きなもの
サッカー
甘いもの
かわいいもの
音楽
甘いもの
かわいいもの
音楽
嫌いなもの
毛虫、芋虫、足の多い虫
寒いところ
寒いところ
趣味
落ちものパズルゲーム(テ○リスとか)のサドンデスモード
アクセサリー集め(集めるだけ)
かわいい便箋集め(集めるだけ)
アクセサリー集め(集めるだけ)
かわいい便箋集め(集めるだけ)
特技
リフティング
電話番号を暗記すること
電話番号を暗記すること
特性
母のような天性もない。
父のような伸びしろもない。
兄のような才覚もない。
特筆すべきものなど何ひとつない、「典型的な凡才」とは当人の曰く。
父のような伸びしろもない。
兄のような才覚もない。
特筆すべきものなど何ひとつない、「典型的な凡才」とは当人の曰く。
学業はそれなり。
運動はそれなり。
家事もそれなり。
遊戯もそれなり。
運動はそれなり。
家事もそれなり。
遊戯もそれなり。
それ以上になれるなんて、思ったこともない。
それでもどうしたって、なにひとつ諦めることはできなかった。
それでもどうしたって、なにひとつ諦めることはできなかった。
戦闘
基本の格闘技、剣術、槍術と、些少に銃の扱いをおさめている。
いずれもこの学園に入ってから修め始めたものであり、正真正銘の「初心者」である。
いずれもこの学園に入ってから修め始めたものであり、正真正銘の「初心者」である。
本当は自分が戦う必要なんてない。
自分の力なんて、きっと何にもなりやしない。
自分の力なんて、きっと何にもなりやしない。
わかっていても、諦めるなんていう選択肢はそこになかった。
だって、
Paradox
――かつて、世界には銀の雨が降り注いだのだという。
銀の雨降る世界に生まれたものは、例外なく超常の力を背負う。
皮肉にも刻逆によって、少女は「銀の雨降る世界に生きた」二人の素質を余すことなく発露した。
皮肉にも刻逆によって、少女は「銀の雨降る世界に生きた」二人の素質を余すことなく発露した。
母のような天性と、父と同じ無限に近い伸びしろ。
けれどその器が受け入れるのは、銀の雨に侵された超常の力だけ。
すべてを取り戻せば露と消えるもの。
けれどその器が受け入れるのは、銀の雨に侵された超常の力だけ。
すべてを取り戻せば露と消えるもの。
それでも構いやしない。
今はそれだけが、二人の血を継いだという確かな証であるのだから。
今はそれだけが、二人の血を継いだという確かな証であるのだから。
そう、だから、
諦める選択肢なんて、最初から、どこにもないのだ。
Proficiency
スポーツテスト
種目 | 結果 | 点数 | (男子換算) |
握力 | 右40kg 左37kg | 10 | 6 |
上体起こし | 26回 | 9 | 6 |
長座体前屈 | 56cm | 8 | 8 |
反復横跳び | 65点 | 10 | 10 |
1000m持久走 | 3分12秒 | 10 | -- |
20mシャトルラン | 114回 | 10 | 9 |
50m走 | 7.2秒 | 10 | 7 |
立ち幅跳び | 214cm | 10 | 5 |
ハンドボール投げ | 26m | 10 | 6 |
合計 | 87 | 57+α |
身体能力
所持能力 | 適性 | 鍛錬度 |
膂力 | C- | ◆◆◇◇◇ |
走力 | B | ◆◆◆◆◇ |
瞬発力 | B+ | ◆◆◆◆◇ |
持久力 | B | ◆◆◆◇◇ |
跳躍力 | C+ | ◆◆◆◆◇ |
耐久力 | C- | ◆◆◆◇◇ |
体幹バランス | A | ◆◆◆◆◇ |
◇◇◇◇◇ …同年代女子レベル
◆◇◇◇◇ …同年代女子には負けない
◆◆◇◇◇ …同年代男子にも負けないかも
◆◆◆◇◇ …一般的なスポーツ選手並
◆◆◆◆◇ …一流アスリートレベル
◆◆◆◆◆ …人としての限界
◆◇◇◇◇ …同年代女子には負けない
◆◆◇◇◇ …同年代男子にも負けないかも
◆◆◆◇◇ …一般的なスポーツ選手並
◆◆◆◆◇ …一流アスリートレベル
◆◆◆◆◆ …人としての限界
個人スキル
スキル名 | 強度 | 説明 |
不器用 | -- | 一つの道具、一つの動作の習熟に掛かる練習量が人より多い |
反復練習適性 | A+ | 同じ動作を、同じ理論を、何百回何千回何万回と繰り返すことをこの娘は苦にしない |
最適動作記憶 | S+ | 一度辿り着いた「正解」の形は忘れない。いついかなる時にも、その最適を導き出せる |
空間認識能力 | S+ | 「まるで空から見つめているみたいに」、彼女の視野はとても広い |
炎熱適応 | A+ | 火炎系の能力が使用可能 |
氷冷適応 | A+ | 氷雪系の能力が使用可能 |
空中戦適性 | S | 瞬発力・跳躍力を3段階アップ |
??? | A | 未収得 |
太陽再生+ | 習得済 | 陽光の下にいると10分間で傷が完治する |
逆境◎ | EX | 「どんな時でも諦めない」。何もかも足りない私にとって、それは夢を追うための前提条件。 |