【名前】遠野志貴
【出典】月姫
【性別】男
【年齢】18歳(この作品の登場人物はすべて18歳以上です!)
【名ゼリフ】「今更死なんて恐ろしくはないだろう、ジ・エーデル? おまえにとっては馴染んだ道だ。
違うところがあるとすれば、それは一つだけ。
――――今度は、帰ってこれない」
【支給武器】疾風刀・斬子姫@.hack//G.U.、精密照準レンズ@スーパーロボット大戦Z
【本ロワでの動向】
二度の臨死体験により得た、万物の死を見通す『直死の魔眼』を持つ高校生。
その過去は退魔専門の暗殺を生業とする一族・七夜の生き残り。
七夜血族の能力として、幽体や不可視の攻撃などの目指できないモノを見る能力『浄眼』を持ち、二度の臨死体験によって『死』に触れたことにより『浄眼』が『直死の魔眼』と変質した。
有機無機果ては概念、某和服曰く「生きてるなら、神さまだって殺してみせる」絶対性を持つ直死の魔眼だが、物質などの死は人間の脳では到底理解できないものであるため脳への負荷が強く、最悪廃人と化す危険性をはらんでいる。
彼の意思では完全に制御できず魔眼を宿した初めは発狂しかけたが、通りすがりの魔法使いに魔眼殺しの眼鏡を貰い力の使い方について教えられ、どこにでもいる善良な人間へと育った。
まさに中ニオブ中ニ、年代的にも中ニテンプレ的存在の我らがメガネである。
登場話で
岡部倫太郎に遭遇、厨二病丸出しの言動に生暖かい目を向けながらも、震えと恐れを隠しながら、訴えかける強い決意に悪意のなさと誠実な人柄を感じた志貴は岡部を信頼し行動を共にする。
そして同じく
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが岡部に忠誠を誓い仲間となる。
その矢先、超越者・
赤屍蔵人の襲撃を受ける。
遭遇直後は赤屍の死が見えずあまりの勝機のなさに絶望するも、死を他人ごととして捕える赤屍は死をもっとも身近に感じている志貴にはどうしても許せず。
脳のチャンネルを人の死ではなく、超越者の死に合わせるという荒業で赤屍の死を見出し、ルルーシュの策と岡部の機転より生まれた一瞬の勝機を逃さず、死を持たない赤屍を殺しきった。
その活躍から岡部から『覚醒する眼鏡(メノサメタ・ノ・ビ~タ)』の称号を賜るが、丁重にお断りした。
この頃から対不死身・不滅存在への
ジョーカーとして意識され始めていた。参加者、書き手両面で。
その後負傷した
暁美ほむらを保護し、更に接触してきた
折原臨也を加えた、一時期の最大勢力である岡部組の貴重な戦力として数えられる。
そして臨也の誘導で立ち寄った中学校で、岡部組と同じく序盤最大の勢力である月組、
ハセヲ、
キルア=ゾルディック、
ゴルゴ13と遭遇。いわゆる中学校大戦に巻き込まれることとなる。
岡部組の戦力として、ルルーシュの指揮のもとほむらとともに打って出るが、ほむらが原因不明の謎の死を遂げる作戦が瓦解。臨也もいつの間にか消えており、撤退を余儀なくされる。
その後、なんとか月組の
クラウド・ストライフの活躍により危険人物が排除され、岡部組と月組の生き残りが合併し大勢力が結成されるが、ハセヲとの戦闘でクラウドが重症を負ったため、まともな戦力は実質志貴のみという非常に不安定なものだった。
そんな中、混乱の中姿を消した臨也の安否を心配した岡部は、臨也の捜索を提案。
この提案にルルーシュは反対意見を示すが、岡部はリーダーとして強くこの意見を押し、月もその提案を後押ししため、
武藤遊戯、
黒猫と共に別部隊として臨也の捜索に向かった。
その道中、
巴マミに遭遇、マミの人柄をある程度見極めた後に、残留メンバーの戦力に不安を感じていたため事情を話し協力を願い出て、マミがこれに快く応じてくれたため、憂いなく臨也捜索を続けられた。
その後しばらくして臨也の死体を発見したため、探索を打ち切り月達の元へ戻った。
だが、戻った彼らを待っていたのは岡部、ルルーシュ、クラウドの死体だった。
一人、生き残っていた月は震えながら泣き続け、襲撃を受けた自分は情けなくも逃げ隠れていたため助かってしまったと謝り続けていた。
もとより月とともに行動を共にしていた遊戯や黒猫はその正義感に溢れる性格を知っており、疑うなどという発想すら浮かばず。
志貴自身も現場にも月の発言にも
巴マミが存在しないことに違和感を感じながらも、クラウドと友情を育む月の姿を見ていたためこの証言を疑わず、月を慰めた。
その後しばらく月をリーダーとして行動。
途中
スコール・レオンハートを勧誘し行動を共にする。
そんな中、瀕死の
七夜志貴を背負い助けを求める
ミスター・ブシドーが現れる。
自身の不安の具現である七夜にはじめは否定的な感情を持つものの、ブシドーの七夜を助けたいという強い想いから、七夜のこれまでは自らが思うようなものではなかったのであろうことを思い、助ける事を決意。
だが、彼らに回復手段は見当たらず、万策尽きたかと思われたところに、スコール、遊戯の両名の決闘者脳が融合を提案する。
流石にそれはどうかと思う志貴だが、意外にもこれに七夜が応じたため、志貴も覚悟を決め消えいろうとする七夜と一体化。記憶や人格のベースは志貴であるものの、七夜の体術を取り戻し、言動にも若干影響が見られたようだ。
つまり厨二(ry
でも遠野も相当(ry
後に流石のジ・エーデルにも苦笑いされたほど(ry
その後
イエス・キリストと
羽瀬川小鳩、そして一大勢力である
涼宮ハルヒ、
鬼柳京介、
美堂蛮、
藤井蓮、マリィ、
アーチャーを要するSOS団と合流する。
殆どの対主催戦力が合流し順風満帆に行くように思われたが、突然キリストが何かをキャンセルするように発光。
それを見て月が見たことのないノートを片手に驚愕。人一倍死に敏感な志貴はそのノートに酷い死の匂いと違和感を感じそれを指摘。蛮がノートを月から取り上げそこに書かれた死者たちの名前を発見する。
それでもなお月はごまかしを続けるが、ならばこのノートに月の名前を書いたらどうなるのか? というスコールの提案に遂に犯行を自白。
追い詰められた月は逃げ出すが、追い詰められ隠し持っていた矢尻で自らを突き刺し自害した。
リーダーとして信頼を得ていた月の裏切りに一同はショックを隠せずにいた、特に初期から行動を共にしていた遊戯と黒猫の衝撃は酷いものだったが、この精神的ケアを神の子がとりなし、また未熟ながら小鳩も必死で黒猫の精神ケアに当たったため影響はある程度抑えることに成功する。
本ロワの主催者でもある
ジ・エーデル・ベルナルとの最終決戦では
アサキム・ドーウィンが隠し残していたシュロウガに乗り込み、可変機の扱いに長けたブシドーのレクチャーもあって使いこなし、戦力として活躍する。
だが、幾度殺してもジ・エーデルは復活を続け徐々に対主催戦力は疲弊し脱落し追い詰められてゆくが、蓮の最後の力を振り絞った流出により時が止まり。志貴もこれが最初にして最後の勝機だと直感。シュロウガのレイ・バスターを発動させてジ・エーデルを異空間に引きずり込むと、平行世界に点在する全てのジ・エーデルの死を視るという、規格外の行為に脳を完全にオーバーヒートさせながらも、機首に乗り出し七夜より引き継いだ陸奥の短刀を片手に、次々と出現する平行世界のジ・エーデル、その全てを殺し切った。
その直後、全ての並行世界から最後に残ったジ・エーデルを鬼柳を倒したことにより完全に勝利を収めるが、志貴は常識外の死を見た当然の末路として脳は完全に焼き切れ、廃人と化すまでもなく死亡した。
最終更新:2013年11月29日 19:18