【名前】巴マミ
【出典】魔法少女まどか☆マギカ
【性別】女
【年齢】中学三年生
【名ゼリフ】「逝ってしまったわ、円環の理に導かれて」
      「しっかりなさい、ネシンバラくん! 私達が護るのよ!」
      「魔女よ、あなたの呪われた死の舞台もここで幕を下ろすわ……私の手でね!
       喰らいなさい!これがティロ・フィナーレを超えた真のティロ・フィナーレ!
       轟天破万連砲・エンドブレイク・ティロ・フィナーレェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!」
【支給武器】水銃剣・旗魚丸@.hack//G.U.、メス@GetBackers-奪還屋-

【本ロワでの動向】


先に言うが巴マミはこのロワを通して大成したという珍しい結末を迎えた人である。


彼女はゲーム開始直後、現状に戸惑うトゥーサン・ネシンバラと遭遇。
これが彼女の運命を変えたのだった。
ネシンバラと厨二的なあいさつをした後、お互いの支給武器を確認した。
彼女に支給されていたのは銃剣とメスであった。
マスケット銃を魔法で生み出せるとはいえ、グリーフシードを取り上げられており、魔法をむやみに使えなかった彼女からすれば、この銃剣はありがたいものであった。
そして、ネシンバラに支給されていたのはカードのセットと



詳細名簿であった



その詳細名簿には全参加者79人の詳細が記されており、ロワにおいても異色的な支給武器であった。
二人は名簿に夢中になって熟読を始めた。
その時ビルの影から鬼柳京介が飛び出しネシンバラのカードセットを奪い取ったのだった。
そのまま遊戯王のチュートリアルとも呼べるバトルが始まり、詳細名簿大活躍の第一舞台になった。
なんとか鬼柳京介から逃れたものの、放送を挟んだ次に鈴仙・優曇華院・イナバが襲撃してくる。
ここでも詳細名簿の活躍により武器である目をマミの魔法のリボンで封じ勝利する。

第二回放送の後にへんたいと遭遇。
ジ・エーデルから得た情報から、乱戦の舞台にもなり、対主催の大集団がいるという中学校にマミは単身向かうことに。
道中、その大集団の一員である遠野志貴達に勧誘をされる。
チームを割いたことで戦力不足になっている岡部倫太郎達のことを託され、一足先に集合場所である病院へと到着。
しかし、待ち受けていたのは悲劇だった。

「俺の分も……二人分、戦ってくれ……」

既に岡部達は死亡しており、ルルーシュに最後の願いという名のギアスをかけられ逃がされる。
マミは志貴達に状況を説明し連れて戻るも、その時には、三人の死体の前で泣いている男が一人。
泣いていた男の名前は夜神月。彼はジ・エーデル・ベルナルがやったと主張する。
詳細名簿のあまりの厚さに、マミはまだ月の項目を未読だった上、先ほどジ・エーデル・ベルナルと遭遇していたため、まんまと嘘に騙されてしまい共について行くことになる。
そして夜神月と共にご自慢の厨二っぷりのトークを始めたり、根岸と遭遇したりする。




「凄い!クラウザーさんが巨大ロボットをレイプしている!」




彼女は伝説のデモンベインレイプ事件にも遭遇。
メガホン持ってる女と共にきめ細やかにレイプの実況をする。
その騒ぎに駆け付けたネシンバラとも再会し、ネシンバラが月にきな臭いものを感じたこともあり、同時に月組から離脱する。
その後、エリア探索を始めると黒猫と遭遇。勧誘し、共に山へ向かう中シスターとも出会う。
真魔大戦が勃発したのだった。 が、自分とは別の魔法少女の仲介により終戦。

と、思えばルーミアが乱入し、一帯が闇に包まれ、与次郎次葉が目の前で喰い殺される。
イエス・キリストの光により追い払うが、目の前で人を死なせたことにショックを受ける。
このこととこれまでの魔法の度重なる使用で、あわやソウルジェムが濁り切りかけ、魔女化しかけるも、キリストの奇跡により九死に一生を得る。
しかし、魔女化しかけたことで魔法少女に疑問を持ったマミは、詳細名簿の自身の項目を見て、魔法少女と魔女の真実を知ってしまう。
絶望の淵に叩きこまれたマミは、自らの命を絶とうとするも、ネシンバラの、

「魔女? 僕の世界じゃ魔法少女しながら二人で百合百合していたよ」

という衝撃の一言に思わず吹き出してしまい、以後吹っ切れる。
ともすればギャグとも取れる展開だが、彼女の抱えていた寂しさがネシンバラという相方を得たことで埋められていた故に通じた説得でもあった。

黒猫をイエス・キリスト達に預け、食堂を合流場所と定め、今後の方針を対主催者集めと決めたマミの上に落ちる影。
なんと上から魔王にレイプされたロボットが降ってくるではないか。
中にいるを助け出し情報交換をする。
カズマから、支給品『魔法少女まどか☆マギカ お守りセット@現実』のうち、巴マミがあしらわれた交通安全のお守りを見せられた時には、苦い表情もしたが、『グリモワールオブマリサ@現実』をもらった時は大いに喜んだ。
特に「地獄極楽メルトダウン」の解説が気に入り、早苗とは意気投合。
対主催者を集めているという情報を話し、食堂へと向かってもらう。
続いて天野銀次水銀燈とも遭遇。彼らとも食堂への約束をとりつける。

その後エリアに誰か残ってないか探索をすると、シックスにより悪意が空に蔓延る。嫌な予感がした彼女達は食堂へと向かう。
そこには涼宮ハルヒ率いるSOS団やイエス・キリストをはじめとした幾多の対主催達が揃っていた。
彼らと残るマーダーの担当を相談。
黒崎一護「なん…だと…」マミ「まさかあれは○○!?」ネシンバラ「説明しよう!」
といったやりとりをしつつも、彼女は魔王バーンの担当となる。

「逝ってしまったわ、円環の理に導かれて……」

黄金大戦の決着を告げるように舞い散る黄金の欠片を見ながらお決まりのセリフを呟くという冒頭を経て開戦。
カズマ・アーディガン東風谷早苗のサポートに徹し、通神越しのネシンバラの指揮と術式分身による援護もあり、バーンを撃破する。
だがこの時、他の三人とは違い、マミにかけられた『反撃の狼煙』のカードの効果時間が切れた後も、二人に増えたままという異常事態が発生。
詳細名簿からルルーシュにかけられたギアスとカードゲームではよくあることの化学反応的なものであるとネシンバラが当たりをつける。
とりあえず害は無さそうだということで、マミは二人に増えた自分を受け容れ、そのまま行動することに。
いや、いいのかよ!?とか、カズマにはツッコまれていたが、ネシンバラのおかげで吹っ切れ、更には早苗の影響で常識に囚われなくなりつつあった彼女には、些細な出来事であった。

食堂に戻ると、そこには食堂の男を連れた銀次達が待機していた。
彼女が彼の厨二オーラに畏怖していると、キリスト達がヒュンケルを連れ、残る対主催者が食堂に集結することになる。
尚、死んだはずのヒュンケルが普通に混じっていることには詳細名簿にも不死身と書いていたからと、流石の実況解説コンビも説明を投げていた。
そりゃそうだわなあ。

一本満足バーを通じてかつて襲われた鬼柳とも一瞬で和解したマミは、生涯初となる沢山の仲間に囲まれての宴会に幸福を感じる。
彼らを護ってみせるとQBに利用された存在としてではない、命を護る者としての魔法少女として誓いを新たにした彼女は、ラストマーダーであるラインハルト・ハイドリヒの担当となる。
マミの誓いも虚しく、ラインハルトの猛攻に次々倒れていく仲間達。
詳細名簿から考案された対ラインハルト用のネシンバラの策と仲間たちの命懸けの奮闘もあり、勝利することはできたものの、皮肉にも残ったのは彼女だけとなってしまう。

「みんな、逝ってしまったわ……円環の理に導かれて……」

それでももうマミが絶望することはなかった。
量産型エーデル・ベルナル軍団に対する殿を見事果たしていたミスター・ブシドーが駆る皇餓の掌に乗ってジ・エーデル・ベルナルに追い詰められていたネシンバラたちの救援へと現れる。
そして、自らの失策を悔いるネシンバラを一括すると、なんと十数人へと分裂。
勝者への賞賛と、自らと同じくゲットーの檻という名のループに囚われている彼女への後押しとして、ラインハルトより魂を操作する黄金錬成の一部を享受されていたのだ。
おかげで、マミのソウルジェムには自己再生の効果が備わり、魔法が使い放題になっていた。
死者の軍勢を操るというラインハルトの特性も相まって、自らの身体と魂を更に分裂できるようにもなったのである。
ゾンビからエインフェリアへとランクアップしたマミは人出が足りなくなった戦況の人員補給に大いに貢献する。
叱咤されたネシンバラの活躍もあり、ジ・エーデルを撃破し、彼女は見事、元の世界へと帰還するのであった。


エピローグでは分裂し、杏子と二人でツヴァイフローレンごっこをするなど、好き放題しながら、ネシンバラ譲りの的確な戦術でワルプルギスの夜を撃破してしまう。
これは、マミ自身がロワに巻き込まれたことで本来の因果を抜けだしており、更には分裂によって、因果も拡散していたためであった。
また、マミにとっては一番大事なことだが、この日、佐倉杏子という友達もできた。


巴マミはロワを経験して、分裂できるようになり、魔法少女の弱点を知り、吹っ切れたことでメンタルも強くなり、自分自身を受け入れられるようになった。
パロロワでも稀にみる、ロワでの経験が原作に比べてプラス効果に働くという結末を迎えた生還者である。
また、読者間でここまで生き延びるとは思わなかったという声も多い。


マジで詳細名簿が無く、ネシンバラという相方が得られなかったら、どこかで死んでいたとおもわれる。
ロワにおいて出会いが大事なのはよく言われることだが、ここまで支給品に左右されるのはめったにない、かもしれない。

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最終更新:2013年11月30日 16:31