プルチノフ - ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

概要

ウマシア連邦大統領。統一党党首。
「強いウマシアの復活」「ウマエトの回復」（4-9）を政策として掲げ、ウマエト崩壊後、混乱と腐敗が続いていたウマシア連邦に安定と国際的地位の回復をもたらす。
周辺国にはやや強硬な外交姿勢を崩さず、長年の外交パートナー（後付け設定）であるウマムスタンに対してもカスピ海の開発でやり合い、ウマエトの構成国であったベラウマシアとの再統合を成し遂げ、ユークレインに関しては第一次キンメリウム危機の際、キンメリア半島に加えて東部2州を併合するなどの成果を上げている。しかし、アキツに関してはヤンケモシリにおける資源開発計画など（2-144）、やや柔軟な対応をしていたが、これがウマシア内でのアキツの影響力拡大に繋がり、自由民衆党政権における北方諸島返還に繋がったという意見もある。
2026年、第二次キンメリウム危機の終息を見届けて政界を完全引退。
政界引退後は、β世界より輸入された馬を乗りこなすのに夢中になってると思われる。

主な身分

• ウマシア連邦大統領（2000～2025）
• ウマシア統一党党首（2000～2025）

↓
2026年政界引退

作中の動向

...

（2-9）にてカスピ海の権益を巡ってウマムスタンとやり合ってることが語られる。

第二次キンメリウム危機

（3-175）にて、ユークレイン側がウマシア軍の戦闘機を誤って撃墜したことから、旧ベラウマシア地域の国境付近に侵攻戦力を展開、ユークレイン首脳と会談するが物別れに終わる（3-181）。
（4-49）にて国境に戦力を展開させつつも、事態を鎮静化させる方向に動き、（4-110）にて小競り合いが発生しつつも第二次キンメリウム危機は終息に向かった。

（14-29）にて引退後、統一党の党勢が衰えたことをウオッカから語られる。

（25-131）にて過去にアニリンとスズカガンの関係回復のきっかけを作っていたことが語られる。

北方航路(セヴモルプーチ)の年中通行のため、超大型原子力砕氷船の開発計画（10510型砕氷船）を進めたが、核融合発電の実現による地球温暖化の緩慢化により、思ったより北極海が溶けず、開発計画自体も技術的に行き詰まり、彼の後継者のアニリンの時代に計画は頓挫した（26-34）

作中人物との関係

アニリン

後継者。
彼女に統一党党首の座を譲って、政界を引退した。
カガン就任直後のスズカガンに彼女を会わせて、同志にした立役者でもある（25-131）。

スズカガン

隣国の国家元首。
カガン就任直後の彼女に後継者としてアニリンを紹介し、両者の関係改善のきっかけを作った（25-131）。