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環境
(恩賜)狩猟区
ヘイロー氏族やロベルト氏族の氏族直轄領域に設置されている区域。カスピトラやコーカサスバイソンといった平行世界では絶滅した動物が生息している。特に人に慣れた個体は動物園に供給される。(102-188,189)
アラル海
アラル海はアラル-カスピ海盆の東側に存在する塩湖であり、トゥラン低地を挟んだカスピ海と合わせてウマムスタン西部を代表する水域。湖の大きさとしては世界第四位となる。
80年戦争中は湖上水運が対ウマシア戦線における重要な補給路を担っていたため、湖全体が中央政府の強い影響下に置かれている(56-137)。
基準世界では「自然改造計画」が行われず、20世紀前半の灌漑農業の大規模化に伴い一時的に湖面が低下したり、水質汚染が進んだ時期もあるが、歴代政府がこのことを重く受け止めて環境回復に注力したため、21世紀には農業・土木インフラ技術の向上や環境規制などにより水量や水質は回復したと見られる(1-23,2-14,168-113~186)。
また、農業用水以外にもアラル海は年間漁獲量5万トンを超える豊富な水産資源を持ち、沿岸住民の生活の糧となっている(32-165,55-112)。
一方で、名称の由来の通りいくつもの島があるが、その中でも最大のヴォズロジデニヤ島は島全体が政府の閉鎖都市(アラル45)に指定されており、沿岸に設置されたアラル海軍基地の警備艇などが24時間体制で周辺をパトロールしており、島への無許可での接近は禁じられている(1-114,10-160,22-119,168-109)。
近年のα、β世界との学術交流の一つの大きなテーマとしてアラル海の存在が取りざたされ、アラル海の有無による環境データの交換が行われた(2-14,160)。
80年戦争中は湖上水運が対ウマシア戦線における重要な補給路を担っていたため、湖全体が中央政府の強い影響下に置かれている(56-137)。
基準世界では「自然改造計画」が行われず、20世紀前半の灌漑農業の大規模化に伴い一時的に湖面が低下したり、水質汚染が進んだ時期もあるが、歴代政府がこのことを重く受け止めて環境回復に注力したため、21世紀には農業・土木インフラ技術の向上や環境規制などにより水量や水質は回復したと見られる(1-23,2-14,168-113~186)。
また、農業用水以外にもアラル海は年間漁獲量5万トンを超える豊富な水産資源を持ち、沿岸住民の生活の糧となっている(32-165,55-112)。
一方で、名称の由来の通りいくつもの島があるが、その中でも最大のヴォズロジデニヤ島は島全体が政府の閉鎖都市(アラル45)に指定されており、沿岸に設置されたアラル海軍基地の警備艇などが24時間体制で周辺をパトロールしており、島への無許可での接近は禁じられている(1-114,10-160,22-119,168-109)。
近年のα、β世界との学術交流の一つの大きなテーマとしてアラル海の存在が取りざたされ、アラル海の有無による環境データの交換が行われた(2-14,160)。
イシク・クル
カラコル近辺の水流の終着点にして、同都市の豊富な水・塩・水産資源の源とみられる、2500万年前から存在する巨大な古代湖。
塩分濃度0.6%の汽水をたたえており、不凍の湖であるため湖底に温泉がある説もある。
国によって定義は違うが「湖水に含まれる総塩濃度が0.5g/L以上」を塩湖とするアキツの基準では塩湖にあたり、しかし海水や一般的に塩湖として知られるそれの水に比べるとその濃度は低い。
またその湖底には現実世界においても様々な時代のものが混在した謎の遺跡があり、時にその遺産の破片が岸に打ち寄せる。
塩分濃度0.6%の汽水をたたえており、不凍の湖であるため湖底に温泉がある説もある。
国によって定義は違うが「湖水に含まれる総塩濃度が0.5g/L以上」を塩湖とするアキツの基準では塩湖にあたり、しかし海水や一般的に塩湖として知られるそれの水に比べるとその濃度は低い。
またその湖底には現実世界においても様々な時代のものが混在した謎の遺跡があり、時にその遺産の破片が岸に打ち寄せる。
その生態系は独特なものであり、多くの固有種がいる。
その中にはチョウザメ(132−86)であったり、果ては今を生きる人類の想像を超えた者すらいる。
その中にはチョウザメ(132−86)であったり、果ては今を生きる人類の想像を超えた者すらいる。
また、唐の仏僧である玄奘三蔵がこの地を訪れた際、『竜も魚もともに雑居し、不思議なことがおりおりおこる』と記録に残している。(132−164)
例えば『この湖には遥か昔から竜神様が棲んでいる』『岸から離れすぎると竜神様が現れる』と言う言い伝えがあり、沖の方、湖の中心部は竜神様の住処だから人間如きが立ち入れば竜神様に呑まれるとされる。(132−95、97)
なお現代では、クルグズどん(133-29)という名のイシク・クルご当地キャラクターがこの伝説から生まれている。
例えば『この湖には遥か昔から竜神様が棲んでいる』『岸から離れすぎると竜神様が現れる』と言う言い伝えがあり、沖の方、湖の中心部は竜神様の住処だから人間如きが立ち入れば竜神様に呑まれるとされる。(132−95、97)
なお現代では、クルグズどん(133-29)という名のイシク・クルご当地キャラクターがこの伝説から生まれている。
| + | 現地の漁師は、玄人でも沖に出過ぎると岸に帰れなくなるという警告じみた話だと思っていたのだが……? |
アルスランボブ
クルグズ・ハン国のジャララバード近郊に存在する地区。
世界最大のクルミの自然林が存在しており、食用としての果実採取、家具や銃床などへの利用のためウォールナット材の伐採などの林業が盛ん(154-157~158)。
また、この地域の代表的植物のクルミの木は啓示教の「最後の預言者」に関連するものという地元の伝説があり、地域の啓示教徒にとっては聖地と見られている。
世界最大のクルミの自然林が存在しており、食用としての果実採取、家具や銃床などへの利用のためウォールナット材の伐採などの林業が盛ん(154-157~158)。
また、この地域の代表的植物のクルミの木は啓示教の「最後の預言者」に関連するものという地元の伝説があり、地域の啓示教徒にとっては聖地と見られている。
ヴァンジャフ氷河
コーカンド・ハン国南部のバダフシャーン地域に存在する南極大陸を除けば世界最大の氷河。
α、β世界では「フェドチェンコ氷河」の名前で呼ばれており、「世界の屋根」と呼ばれるパミール高原に存在する。
融解水は名称の由来となったヴァンジ川に流れ込み、ヴァフシュ川、アムダリヤ川を経由し、アラル海に注ぐ。
α、β世界では「フェドチェンコ氷河」の名前で呼ばれており、「世界の屋根」と呼ばれるパミール高原に存在する。
融解水は名称の由来となったヴァンジ川に流れ込み、ヴァフシュ川、アムダリヤ川を経由し、アラル海に注ぐ。
動物
カスピトラ
平行世界では絶滅したトラの一種。
初代カガンが度々開催した虎狩りで生け捕りにした虎児の子孫達であり、(恩賜)狩猟区などを中心にウマムスタン全体で1450頭の生息が確認されている。(83-125,101-200)
初代カガンが度々開催した虎狩りで生け捕りにした虎児の子孫達であり、(恩賜)狩猟区などを中心にウマムスタン全体で1450頭の生息が確認されている。(83-125,101-200)
コーカサスバイソン
平行世界では絶滅したバイソンの一種。
本来中央アジアに生息している生物種ではないが大遠征時、ウマシア皇帝が指定した保護区から遠征軍が戦利品として勝手に連れ帰った個体の子孫(83-125)。
(恩賜)狩猟区に導入され繁殖に成功した結果絶滅を免れた。(102-188,189)
本来中央アジアに生息している生物種ではないが大遠征時、ウマシア皇帝が指定した保護区から遠征軍が戦利品として勝手に連れ帰った個体の子孫(83-125)。
(恩賜)狩猟区に導入され繁殖に成功した結果絶滅を免れた。(102-188,189)
キタシロサイ
平行世界では野生絶滅したサイの一種。
友好国であるパカンダ諸王国連合から七代目カガンに贈られたサイの子孫であり、ウマルカンドのサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園で繁殖に成功している(83-125)。
友好国であるパカンダ諸王国連合から七代目カガンに贈られたサイの子孫であり、ウマルカンドのサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園で繁殖に成功している(83-125)。
アジアチーター
平行世界ではパールスを除き絶滅したとみられるチーターの一種。
狩猟対象としても、猟犬の様な狩猟のお供としてもウマムスタン貴族の中で古くから人気が高く、コーカンドやウマルカンドの王宮でも飼育されていた。
現在は無許可の狩猟や捕獲は禁止され、(恩賜)狩猟区などで繁殖されている個体が貴族のペットとして人気が高い(184-117~119)。
狩猟対象としても、猟犬の様な狩猟のお供としてもウマムスタン貴族の中で古くから人気が高く、コーカンドやウマルカンドの王宮でも飼育されていた。
現在は無許可の狩猟や捕獲は禁止され、(恩賜)狩猟区などで繁殖されている個体が貴族のペットとして人気が高い(184-117~119)。
ウマ(アハルテケ種)
平行世界のトルクメニスタンとの熾烈な交渉で買い取ったもの。黄金の毛並みが眩い。
ウマルカンドのサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園で繁殖が試みられている(83-125)。
ウマルカンドのサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園で繁殖が試みられている(83-125)。
タズィ(犬種)
中央アジア原産のサイトハウンド犬種の一種。運動量多め。
ウマムスタンでは建国以前から狩猟犬として人気が高く、遊牧生活が基本であった北部のカザフ地域では特別な地位が与えられていた。
建国後は定住化に伴い狩猟犬としての需要は低下したが、現在でも貴族階級やカザフの富裕層にとっては伝統的なペットとして一般的に飼われている(204-141~142)。
ウマムスタンでは建国以前から狩猟犬として人気が高く、遊牧生活が基本であった北部のカザフ地域では特別な地位が与えられていた。
建国後は定住化に伴い狩猟犬としての需要は低下したが、現在でも貴族階級やカザフの富裕層にとっては伝統的なペットとして一般的に飼われている(204-141~142)。
植物
ウマムスタンタンポポ
学名:Taraxacum kok-saghyz(略称:TKS)。並行世界ではロシアタンポポ、カザフタンポポとも(197-168)。
中央アジア原産種であり、天山山脈西側の山間に自生する。
三代カガン期(1880-1900)にパラゴムノキの代替植物を国家規模で捜索する中でグレイソヴリン氏族の植物学者により発見され、根から良質な天然ゴムを採取できたことから栽培が奨励された(197-149~175)。
80年戦争後の復興期を支え、二度の大戦の間、戦略物資である天然ゴムを生産し続けた(197-163)。
順調に改良が進んだが、ゴム輸出国であるパカンダやベンガルなどの亜熱帯気候の友好国との経済摩擦を考えて、収量増加を見込んだ遺伝子改良などは行われていない(197-164~182)。
中央アジア原産種であり、天山山脈西側の山間に自生する。
三代カガン期(1880-1900)にパラゴムノキの代替植物を国家規模で捜索する中でグレイソヴリン氏族の植物学者により発見され、根から良質な天然ゴムを採取できたことから栽培が奨励された(197-149~175)。
80年戦争後の復興期を支え、二度の大戦の間、戦略物資である天然ゴムを生産し続けた(197-163)。
順調に改良が進んだが、ゴム輸出国であるパカンダやベンガルなどの亜熱帯気候の友好国との経済摩擦を考えて、収量増加を見込んだ遺伝子改良などは行われていない(197-164~182)。
ウマムスタンヤマタンポポ
学名:Takhtajaniantha tau-saghyz(略称:TTS)。並行世界とは学名が違って混乱させた可能性も(197-176)
中央アジア原産種であり、天山山脈西側のカラタウ山脈の山間に自生する。
三代カガン期(1880-1900)にパラゴムノキの代替植物を国家規模で捜索する中でダイワ支族の植物学者により発見され、根から良質な天然ゴムを採取できたことから栽培が奨励された(197-149~178)。
80年戦争後の復興期を支え、二度の大戦の間、戦略物資である天然ゴムを生産し続けた(197-163)。
順調に改良が進んだが、ゴム輸出国であるパカンダやベンガルなどの亜熱帯気候の友好国との経済摩擦を考えて、収量増加を見込んだ遺伝子改良などは行われていない(197-164~182)。
中央アジア原産種であり、天山山脈西側のカラタウ山脈の山間に自生する。
三代カガン期(1880-1900)にパラゴムノキの代替植物を国家規模で捜索する中でダイワ支族の植物学者により発見され、根から良質な天然ゴムを採取できたことから栽培が奨励された(197-149~178)。
80年戦争後の復興期を支え、二度の大戦の間、戦略物資である天然ゴムを生産し続けた(197-163)。
順調に改良が進んだが、ゴム輸出国であるパカンダやベンガルなどの亜熱帯気候の友好国との経済摩擦を考えて、収量増加を見込んだ遺伝子改良などは行われていない(197-164~182)。