+ | 目次 |
ウマムスタン連合共和国の国家機関及び政治勢力
大統領府
大統領府(オルド)
カガン直属の国家行政機関。特別機関に部族間調整会議、内部部局に共和国遺産管理調査局、史料編纂局、情報局、賞勲局、外局に国家情報庁、国家防災庁などが存在する。
部族間調整会議
国内諸氏族の長老により組織されるカガンの諮問機関。次期カガン候補の調査・選定を行なう。諸外国からは影の大統領府と見なされている。
ダンスインザダーク(議長)、ナリタブライアン(監察官)などが参加している。
なお、緊急の議題などが無い場合、年に数度ある定例会(1-35)は慰労会、宴会と化す(2-114)。
ダンスインザダーク(議長)、ナリタブライアン(監察官)などが参加している。
なお、緊急の議題などが無い場合、年に数度ある定例会(1-35)は慰労会、宴会と化す(2-114)。
任務部隊
議長直属の名もなき秘密工作部隊(72-44)。詳しくは該当項目を参照。
共和国遺産管理調査局→遺産管理庁
通称はカガン機関(66-73)。表向きはアハルテケ神殿を始めとした一部遺跡群の管理とされているが、実態は先史文明に関する古代遺物の回収・管理・研究を行なう機関。
現在、局長の座には陸軍から出向しているコマンドスズカ陸軍大佐が就いている。
現在、局長の座には陸軍から出向しているコマンドスズカ陸軍大佐が就いている。
前身となったのはイルディリム設計局パカンダ支部で、六代目カガンが遺した文書とアーティファクトがアハルテケ神殿で不思議な消滅の仕方をしたことから、失踪直前に訪れていた
パカンダ周辺で同様の遺物や遺跡を探すために先代イリディリム局長(スイープトウショウの祖母)が設立し、外務省秘密業務局がパカンダ政府との交渉の為に協力していた(39-15~36)。
パカンダ周辺で同様の遺物や遺跡を探すために先代イリディリム局長(スイープトウショウの祖母)が設立し、外務省秘密業務局がパカンダ政府との交渉の為に協力していた(39-15~36)。
対覚醒者部隊の創設が準備されていた(93-17)が、「任務部隊」の一件を経たスズカガンの判断で統一防衛隊に創設先が変更(139-109)。
これに伴ってかコマンド大佐が暴徒化した覚醒者を鎮圧していた業務も表向き関わっていなかったこととなっている(139-128)。
また、同部隊の創設と同時期に遺産管理庁に発展する様子(139-109)。
これに伴ってかコマンド大佐が暴徒化した覚醒者を鎮圧していた業務も表向き関わっていなかったこととなっている(139-128)。
また、同部隊の創設と同時期に遺産管理庁に発展する様子(139-109)。
国家情報庁
大統領府直属の対外情報機関。有力部族が建国初期に合同で結成した諜報組織が前身とされているが真偽は不明。
国家防災庁
民間防衛、自然災害対策等を管掌する政府機関。冷戦中に『最終聖戦』というタイトルで核戦争へ備えを呼びかける冊子を全国民に配布した。
議会
国家統合党
国家統合党本部及び合同庁舎群
ウマムスタン連合共和国の政党。中央アジアにおける唯一の指導政党であり、事実上の一党独裁であるヘゲモニー政党制を敷いている。
衛星政党としては農業党(ロベルト氏族関係者により構成された政党)、産業党(ヘイロー氏族関係者により構成された政党)などが存在する。
ウマルカンドの新市街(24.5-50)に国内初の超高層建築物として1960年代から1970年代にかけてウマエト連邦から技術輸入して造られた鉄の男様式の巨大な国家統合党本部及び合同庁舎群が存在し(16-167)、国立図書館が併設されている(24.5-64)。
ウマムスタン連合共和国の政党。中央アジアにおける唯一の指導政党であり、事実上の一党独裁であるヘゲモニー政党制を敷いている。
衛星政党としては農業党(ロベルト氏族関係者により構成された政党)、産業党(ヘイロー氏族関係者により構成された政党)などが存在する。
ウマルカンドの新市街(24.5-50)に国内初の超高層建築物として1960年代から1970年代にかけてウマエト連邦から技術輸入して造られた鉄の男様式の巨大な国家統合党本部及び合同庁舎群が存在し(16-167)、国立図書館が併設されている(24.5-64)。
国家保安委員会
国家統合党内部に置かれた情報機関。反体制分子の監視・摘発を行なう。
統一防衛隊
国家統合党総裁を始めとした主要幹部を護衛する党内組織。防護梯団、部族義勇軍、辺境戦闘団とも呼ばれていた。
建国初期に諸部族の粛清と周辺国家との戦争で活躍をした。
国家統合党総裁直属の準軍事組織であるが、建国期と違い現在は要人警備を除いては儀仗兵としての役割が主であり、規模も1万人程度に縮小されている(35-105)。一方で、ウマムスタン国家再生委員会と深いつながりがあると噂されている(37-139)。
オスマンオウルから追放されたイェニチェリ(34-68)や、第一帝政崩壊後ガリアから流れてきた皇帝派(43-133)を組織に組み込んでおり、現在でも軍楽隊や軍装に当時の名残がある。
初代カガンが諸部族に対して軍事的に有利に立つため、国家統合党傘下の組織として設立した(43.5-163)
WW2直後までは国軍の払い下げ品などを装備したそれなりの規模の軍事組織だった模様(72-110)。
(77-33)にて統一防衛隊はボールドルーラー氏族の影響下にあるとワンダーアキュート運輸大臣が発言。
「任務部隊」に関する一連のプリンスリーギフト氏族の私兵問題を解決するべく、「任務部隊」と黒連盟を吸収する予定(92-152)。
建国初期に諸部族の粛清と周辺国家との戦争で活躍をした。
国家統合党総裁直属の準軍事組織であるが、建国期と違い現在は要人警備を除いては儀仗兵としての役割が主であり、規模も1万人程度に縮小されている(35-105)。一方で、ウマムスタン国家再生委員会と深いつながりがあると噂されている(37-139)。
オスマンオウルから追放されたイェニチェリ(34-68)や、第一帝政崩壊後ガリアから流れてきた皇帝派(43-133)を組織に組み込んでおり、現在でも軍楽隊や軍装に当時の名残がある。
初代カガンが諸部族に対して軍事的に有利に立つため、国家統合党傘下の組織として設立した(43.5-163)
WW2直後までは国軍の払い下げ品などを装備したそれなりの規模の軍事組織だった模様(72-110)。
(77-33)にて統一防衛隊はボールドルーラー氏族の影響下にあるとワンダーアキュート運輸大臣が発言。
「任務部隊」に関する一連のプリンスリーギフト氏族の私兵問題を解決するべく、「任務部隊」と黒連盟を吸収する予定(92-152)。
特殊作戦司令部
対覚醒者部隊とも。
国家情報庁国際戦略研究所が報告書を提出した第二次バーラト大戦への危惧。(139-98)
それを受けた大統領府が、今後の国家安全保障の策定にあたって覚醒者という存在は欠かすことは出来ないと判断して結成(139-85)した、覚醒者をもって覚醒者に対抗する部隊。
ワンダーアキュートを特殊作戦司令官、ウマルカンド大学で教授をしている人物を非常勤の副司令官とする。
隊長・顔役としては、ウマムスタンの覚醒者としては既に面が割れていて水を操るという分かりやすい能力で現状では一番強い(139-130)コパノリッキーが据えられている。
悪役国家指標:超能力者と戦闘ロボで構成された国家元首直属の親衛隊を持っている
あるいは神権元首(ガチ)の女性を守る綺羅星の戦士たち、すなわち聖闘士のようなもの
国家情報庁国際戦略研究所が報告書を提出した第二次バーラト大戦への危惧。(139-98)
それを受けた大統領府が、今後の国家安全保障の策定にあたって覚醒者という存在は欠かすことは出来ないと判断して結成(139-85)した、覚醒者をもって覚醒者に対抗する部隊。
ワンダーアキュートを特殊作戦司令官、ウマルカンド大学で教授をしている人物を非常勤の副司令官とする。
隊長・顔役としては、ウマムスタンの覚醒者としては既に面が割れていて水を操るという分かりやすい能力で現状では一番強い(139-130)コパノリッキーが据えられている。
この結成にあたり、覚醒者に限定した徴兵制の復活が行われた(139-96)他、正面戦力として軍用自律人形(139-116)および部隊用の装甲猟兵や装甲騎兵(139-120、122)が配備。
これは一個人で最低でも重火器、平均では火砲に匹敵するとみられる覚醒者同士の戦闘では、これらを随伴戦力としなければ肉盾にもならないからである。(139-120)
よってコラテラル・ダメージも許容する毒を以て毒を制し、場合によっては覚醒者を部隊に取り込む特殊部隊という想定がなされている。(139-191)
これは一個人で最低でも重火器、平均では火砲に匹敵するとみられる覚醒者同士の戦闘では、これらを随伴戦力としなければ肉盾にもならないからである。(139-120)
よってコラテラル・ダメージも許容する毒を以て毒を制し、場合によっては覚醒者を部隊に取り込む特殊部隊という想定がなされている。(139-191)
また、バーラトについての危惧を初めに語ったナリタブライアンおよびサムソンビッグは、
「強固な意思、危機的状況、あるいはその両方により覚醒者は覚醒する傾向があり、管理に失敗した政権は倒れ、倒した政権は恐怖政治で管理しようとしてまた失敗する」(93-47、50)
と述べている。
要は覚醒者は抑圧によっては管理できないといったところか。
このことと覚醒者の管理についてのコメント(122-175)、および箱の設け先が元々現代ではカガン直属の儀仗部隊であった(≒名誉は十分に保証されている)ことを併せると。
覚醒者の自尊心、社会的な居場所、世間からの好意的感情などを保証することによる融和的な管理、これらも当部隊設置の一つの目的であると考えられる。
「強固な意思、危機的状況、あるいはその両方により覚醒者は覚醒する傾向があり、管理に失敗した政権は倒れ、倒した政権は恐怖政治で管理しようとしてまた失敗する」(93-47、50)
と述べている。
要は覚醒者は抑圧によっては管理できないといったところか。
このことと覚醒者の管理についてのコメント(122-175)、および箱の設け先が元々現代ではカガン直属の儀仗部隊であった(≒名誉は十分に保証されている)ことを併せると。
覚醒者の自尊心、社会的な居場所、世間からの好意的感情などを保証することによる融和的な管理、これらも当部隊設置の一つの目的であると考えられる。
ちなみに、当初は遺産管理調査局から発展する遺産管理庁の傘下に置く予定だった。
だが、「任務部隊」の一件を受けたスズカガンが危険物はまとめて管理した方がよいと判断。
同部隊と同じ統一防衛隊に創設されることとなった。(139-109)
これに伴い、それ以前にコマンドスズカが従事していた、オラルの事件をはじめとした暴徒化した覚醒者の鎮圧に彼女は表向き関わっていないこととなっている。(139-128)
だが、「任務部隊」の一件を受けたスズカガンが危険物はまとめて管理した方がよいと判断。
同部隊と同じ統一防衛隊に創設されることとなった。(139-109)
これに伴い、それ以前にコマンドスズカが従事していた、オラルの事件をはじめとした暴徒化した覚醒者の鎮圧に彼女は表向き関わっていないこととなっている。(139-128)
元老院(上院)
元老院(63-161)
氏族内やその他有力者、貴族が議員を務める議会。定数150名。(3-25)
国民議会と同等の権限を持ち、両議会ともに優越権を持たない。人口に比例しない議員の選出を行うことでカンダハール(ネヴァーベンド)氏族の伸長を抑えると同時にクルグス地域といった人口的少数派の意見を取り込む役割を持つ。(72-22)
議員の選出方法は不明。
元はコーカンド・ハン国時代に中山を参考に設置された門下省であった。(111-141)
氏族内やその他有力者、貴族が議員を務める議会。定数150名。(3-25)
国民議会と同等の権限を持ち、両議会ともに優越権を持たない。人口に比例しない議員の選出を行うことでカンダハール(ネヴァーベンド)氏族の伸長を抑えると同時にクルグス地域といった人口的少数派の意見を取り込む役割を持つ。(72-22)
議員の選出方法は不明。
元はコーカンド・ハン国時代に中山を参考に設置された門下省であった。(111-141)
国民議会(下院)
一般国民(少なくとも建前上)から議員が選挙によって選出される議会。
定数450名(3-25)。任期五年でカガンの就任と退任時期を区切りとして五年ごとに解散・総選挙が行われる(158-80)。
ウマムスタンでは義務投票制を採用しているため、国民議会選挙の投票率は平均90%を超える(158-196~198)。
定数450名(3-25)。任期五年でカガンの就任と退任時期を区切りとして五年ごとに解散・総選挙が行われる(158-80)。
ウマムスタンでは義務投票制を採用しているため、国民議会選挙の投票率は平均90%を超える(158-196~198)。
元老院と同等の権限を持ち、両議会ともに優越権を持たない。人口に比例した議員の選出を行うことで多数派の意見を政治に反映させる役割を持つ。(72-22)
名目上国民の議会となっているが「各氏族の影響圏の選挙区で立候補する人物≒その氏族の利益関係者」の状態となっており、殆どの選挙区では氏族内で事前にある程度『調整』がされているため、大逆転劇や大接戦などは滅多に起こらない。ただし、各氏族の影響圏の境界線に当たる選挙区ではそうではなく、毎回、白熱した選挙戦になる。(72-25)
ウマムスタンにおいて一般市民の政治参加が国民議会に対してしか認められていないことから『(国民議会への)請願』という体裁をとっているため、国民議会前広場は政治運動のメッカとなっている。(83-71)
元はコーカンド・ハン国時代に中山を参考に設置された中書省をさらに組織改編した民会であった。設置当初民会の議員は有力者、貴族が推薦していた。(111-141〜)
名目上国民の議会となっているが「各氏族の影響圏の選挙区で立候補する人物≒その氏族の利益関係者」の状態となっており、殆どの選挙区では氏族内で事前にある程度『調整』がされているため、大逆転劇や大接戦などは滅多に起こらない。ただし、各氏族の影響圏の境界線に当たる選挙区ではそうではなく、毎回、白熱した選挙戦になる。(72-25)
ウマムスタンにおいて一般市民の政治参加が国民議会に対してしか認められていないことから『(国民議会への)請願』という体裁をとっているため、国民議会前広場は政治運動のメッカとなっている。(83-71)
元はコーカンド・ハン国時代に中山を参考に設置された中書省をさらに組織改編した民会であった。設置当初民会の議員は有力者、貴族が推薦していた。(111-141〜)
国家機関
内務省
警察、地方行政、国境警備、出入国管理を管掌する行政機関。内部部局に国家保安総局、外局に国境警備隊、沿岸警備隊が存在する。
国家保安総局
諜報、防諜、対テロ、原子力施設を始めとした国内重要施設の警備などを行なう治安機関。
アルイスタンと呼ばれる対テロ特殊部隊を保有する。
差別及び民族間対立を助長・扇動する内容の検閲を担当する統制課が存在する(59-42)。
アルイスタンと呼ばれる対テロ特殊部隊を保有する。
差別及び民族間対立を助長・扇動する内容の検閲を担当する統制課が存在する(59-42)。
- アルイスタン
原子力施設の警備、テロリスト・武装犯罪者の捕縛、武器・麻薬取引の阻止を任務とする国家保安総局傘下の特殊部隊。
2030年にはアラル45にて行われていた人造生命体創造実験を取り締まるために出撃し、施設を強襲制圧した。
部隊名は獅子を意味する。
2030年にはアラル45にて行われていた人造生命体創造実験を取り締まるために出撃し、施設を強襲制圧した。
部隊名は獅子を意味する。
国境警備隊
国境地帯における監視や警備、国軍と協力して軍事作戦を行う際の補助戦力を担う準軍事組織。
カシミール地域、パミール高原(ワハーン回廊)、天山山脈、アルタイ山脈と山岳地帯での活動が主になるため、山岳戦に特化した特殊装備を保有し、それ以外にも陸、空軍で旧式化した二線級の兵器が配備されている(2-192)。
国家保安総局ともども建国期の国内軍にルーツを持ち、軍警分離の過程で国内の治安・警備を担当する国家保安総局と国境での警備・防衛を担当する国境警備隊に分割された(43.5-163)。
カシミール地域、パミール高原(ワハーン回廊)、天山山脈、アルタイ山脈と山岳地帯での活動が主になるため、山岳戦に特化した特殊装備を保有し、それ以外にも陸、空軍で旧式化した二線級の兵器が配備されている(2-192)。
国家保安総局ともども建国期の国内軍にルーツを持ち、軍警分離の過程で国内の治安・警備を担当する国家保安総局と国境での警備・防衛を担当する国境警備隊に分割された(43.5-163)。
- 国境警備隊測量局
国内外の地理、地形などの測量・管理等を行う一方、国境地帯での秘密工作に従事する特務機関。
潜入工作員の侵入ルートの把握、確保など業務は多岐にわたる(38-66)。
潜入工作員の侵入ルートの把握、確保など業務は多岐にわたる(38-66)。
沿岸警備隊
主にカスピ海の海上の安全、治安および環境保護に関する活動を行う国境警備機関。
発足当初は、レッドゴッド氏族中心に編成された海軍を牽制する目的を担っており、レッドゴッド氏族に加担していなかった氏族をプリンスリーギフト氏族が取り込む形で創設された。
トルクメン・ハン国のグズルス(現実のトルクメンバシ)に本部が設置されている(59-57~59)。
発足当初は、レッドゴッド氏族中心に編成された海軍を牽制する目的を担っており、レッドゴッド氏族に加担していなかった氏族をプリンスリーギフト氏族が取り込む形で創設された。
トルクメン・ハン国のグズルス(現実のトルクメンバシ)に本部が設置されている(59-57~59)。
国防省
統合司令部
四軍を統括する司令部。YL-232XAC/E(シームルグ)などを直轄部隊として運用する(53-89)。
参謀本部作戦総局
ウマムスタン軍における各種作戦作成・研究を行う。
α世界との『門』が開いた際には首都ウマルカンド本土決戦を想定した防衛・侵攻計画を作成した(1-89)。
α世界との『門』が開いた際には首都ウマルカンド本土決戦を想定した防衛・侵攻計画を作成した(1-89)。
参謀本部情報総局
ウマムスタン軍による情報戦、秘密工作を指揮する(54-28)。直轄の秘密工作部隊として正規軍人とサイレンス社の社員などで構成される1820(キリチ)部隊などがある(51-71)。
+ | 各軍の概要 |
農業省
農業、林業、畜産、漁業の行政管理、農業企業や農産品の認可、農業科学の研究と応用などを管掌する行政機関。
UHRA(Umamustan Horse Racing Association)
ウマムスタン競馬協会。農業省が中心となって設立した特殊法人でウマムスタン連合共和国における競馬統括機関。
競馬興行の開始に伴い新設された。初代理事長はマチカネフクキタル。
競馬興行の開始に伴い新設された。初代理事長はマチカネフクキタル。
サンデーサイレンス・カガン恩賜動物園
首都ウマルカンドに存在する教育・研究施設。所有権そのものはウマルカンド・カガン国が保有しており、農業省は管理運営を一任されている。
管轄を巡って、度々文教省と環境省がタッグを組んで挑んでくるが、「初代カガンが管理を命じた(当時は環境省が存在せず、開園当初は見世物小屋的扱いだったため、教育・研究施設としては扱われていなかった)」という金科玉条で黙らせている(83-107)。
管轄を巡って、度々文教省と環境省がタッグを組んで挑んでくるが、「初代カガンが管理を命じた(当時は環境省が存在せず、開園当初は見世物小屋的扱いだったため、教育・研究施設としては扱われていなかった)」という金科玉条で黙らせている(83-107)。
財務省
国家予算の作成、徴税、金融関連法令、金融機関、資本市場、中央政府・ハン国政府の財政等を管掌する行政機関。
内部部局にアキツで言う国税局査察部に相当する組織が存在する(48-185)
内部部局にアキツで言う国税局査察部に相当する組織が存在する(48-185)
運輸省
陸海空の運輸行政、鉄道・気象等に関する行政を取扱う官庁。内部部局に国土管理局、外局に気象庁、観光庁が存在する。
国土管理局
運輸における犯罪の予防・鎮圧、犯人の捜査・逮捕を担当する治安機関。内務省国家保安総局や国境警備隊とは協力関係にある。
産業エネルギー省
産業政策、軍事産業、エネルギー複合体、技術法制、規格統一、鉱物資源の開発・管理など広範囲な分野を管轄する行政機関。
保健省
ウマムスタン連合共和国の公衆衛生に関する行政、規制、業務を司る官庁。
外務省
ウマムスタン連合共和国の外交政策の実施およびESDO内における関係の維持を担当する官庁。内部部局に秘密業務局が存在する。
秘密業務局
国外の政治・経済及びその他秘密情報の収集、情報工作、特務工作を任務とする情報機関。
また、国家特別資産『M資金』に関する秘密の防護、非常時の対処も行なう。
イリディリム設計局パカンダ支部長に局員を出向させており、パカンダ政府との交渉と大地溝帯周辺での『遺産』の捜索に関わっている(39-15~36)。
また、国家特別資産『M資金』に関する秘密の防護、非常時の対処も行なう。
イリディリム設計局パカンダ支部長に局員を出向させており、パカンダ政府との交渉と大地溝帯周辺での『遺産』の捜索に関わっている(39-15~36)。
司法省
ウマムスタン連合共和国における司法制度を監督する官庁。
文教省
教育政策、学術政策、文化政策、スポーツ政策、宗教を管掌する行政機関。所管法人にURA(Umamustan Racing Association)などが存在する。
環境省と組んで、農業省が持つサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園の管轄権を何とか移管させようと試みているが、初代カガンの威光を前に失敗し続けている(83-107)。
環境省と組んで、農業省が持つサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園の管轄権を何とか移管させようと試みているが、初代カガンの威光を前に失敗し続けている(83-107)。
URA(Umamustan Racing Association)
競走法によりウマムスタン連合共和国におけるトゥインクル・シリーズ、ウイニングライブ、トレセン学園などの運営を行なう特殊法人。
UAZA(Umamustan Association of Zoos and Aquariums)
『ウマムスタン動物園水族館協会』とも。博物館法に基づきウマムスタンのほとんどの動物園が加盟する文教省の任意団体。
首都、ウマルカンドにあるサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園は正式に加盟しておらずオブザーバーの立場である(83-107)。
首都、ウマルカンドにあるサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園は正式に加盟しておらずオブザーバーの立場である(83-107)。
建設省
国土・地方・都市計画、インフラ整備、河川、道路、建築物政策などに関する行政を取り扱う官庁。
現在、運輸省と連携して、テュルキスタン国際航空宇宙港建設計画を推し進めている。
現在、運輸省と連携して、テュルキスタン国際航空宇宙港建設計画を推し進めている。
科学省
科学技術に関する行政、一部の教育行政を担当する官庁。国策企業である各設計局とは協力関係にある。
労働省
ウマムスタン連合共和国の社会福祉、社会保障、労働政策を実施する官庁。
労働省職業安定局
就業の斡旋、職業訓練などを担当すると思われる部署。
浮浪者の『保護施設』への『保護』なども業務に入っている(129-59)。
浮浪者の『保護施設』への『保護』なども業務に入っている(129-59)。
通信省
郵便事業、郵便貯金事業、簡易保険事業の並びに電気通信、電波、放送に関する行政を取り扱う官庁。
環境省
環境行政、環境保護政策を担当する官庁。産業エネルギー省、農業省の政策に目を光らせることが主な仕事。
文教省と組んで、農業省が持つサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園の管轄権を何とか移管させようと試みているが、初代カガンの威光を前に失敗し続けている(83-107)。
文教省と組んで、農業省が持つサンデーサイレンス・カガン恩賜動物園の管轄権を何とか移管させようと試みているが、初代カガンの威光を前に失敗し続けている(83-107)。
政治勢力及び秘密結社
ウマムスタン国家再生委員会
通称は黒連盟。大ウマムスタン主義を唱える歴史ある政治団体、極右を超えた極右とも呼ばれている愛国者団体(37-130~143)。
急進的国家主義を唱える国粋主義者であったウマムスタン陸軍の元帥シルヴァーホークが立ち上げた政治団体『ウマムスタン黒連盟』が他の大ウマムスタン主義を唱える政治団体の吸収合併を繰り返して現在のような形となった。
主な政治的主張として、初代カガン崇拝、反平等主義、国防政策の強化支持、強硬的な外交政策支持、未回収の領土奪還などが挙げられる。
特に領土回収に関しては異常な熱意を燃やしており、来たるべき領土奪還戦争を『大驀進』と定め、それに向けた準備の一環として、募金活動などの社会福祉事業、内務省と協力して自警団活動、退役軍人によるブートキャンプなどを行なっている(38-137)。
ゴツいガスマスクと真っ黒な防護服がトレードマーク(37-132)。
主な構成員は国軍を始めとした軍事組織及び統一防衛隊といった準軍事組織の予備役とそれらの退役者。
現在の委員長はキタサンブラック、委員長代行はサクラバクシンオー(38-185)。
「任務部隊」を巡る一連のあれこれから、統一防衛隊に組み込まれる予定となっている(92-152)。
急進的国家主義を唱える国粋主義者であったウマムスタン陸軍の元帥シルヴァーホークが立ち上げた政治団体『ウマムスタン黒連盟』が他の大ウマムスタン主義を唱える政治団体の吸収合併を繰り返して現在のような形となった。
主な政治的主張として、初代カガン崇拝、反平等主義、国防政策の強化支持、強硬的な外交政策支持、未回収の領土奪還などが挙げられる。
特に領土回収に関しては異常な熱意を燃やしており、来たるべき領土奪還戦争を『大驀進』と定め、それに向けた準備の一環として、募金活動などの社会福祉事業、内務省と協力して自警団活動、退役軍人によるブートキャンプなどを行なっている(38-137)。
ゴツいガスマスクと真っ黒な防護服がトレードマーク(37-132)。
主な構成員は国軍を始めとした軍事組織及び統一防衛隊といった準軍事組織の予備役とそれらの退役者。
現在の委員長はキタサンブラック、委員長代行はサクラバクシンオー(38-185)。
「任務部隊」を巡る一連のあれこれから、統一防衛隊に組み込まれる予定となっている(92-152)。
ちなみに通称である黒連盟であるが、世界線変動以前、基準世界と融合する前のγ世界においてはシベリア黒連盟として存在していた。(16-60)
同組織は基準世界に取り込まれる以前のキタサンブラックが総司令官を務めていた(16-77)ため、現在の黒連盟は世界線変動によって基準世界に組み込まれたものである可能性が高い。
また、基準世界に現れたそれの通称はカラクム砂漠(黒い砂)が由来。
これによって現在のキタサンらが属しており、またカラクム砂漠に巨大な氏族直轄地域を持つプリンスリーギフト氏族との関係を示唆している。(130−181)
同組織は基準世界に取り込まれる以前のキタサンブラックが総司令官を務めていた(16-77)ため、現在の黒連盟は世界線変動によって基準世界に組み込まれたものである可能性が高い。
また、基準世界に現れたそれの通称はカラクム砂漠(黒い砂)が由来。
これによって現在のキタサンらが属しており、またカラクム砂漠に巨大な氏族直轄地域を持つプリンスリーギフト氏族との関係を示唆している。(130−181)
そのためシルヴァーホークが立ち上げた歴史に関しても、その際の過去改変によって生じたものと考えられる。
同様の事例としては、世界線変動以前にパクパク共和国があったエリアがパカンダ諸王国連合となったことで、同国の建国史も過去に遡って出現したことが挙げられる。
同様の事例としては、世界線変動以前にパクパク共和国があったエリアがパカンダ諸王国連合となったことで、同国の建国史も過去に遡って出現したことが挙げられる。
カイバル部隊
未回収のウマムスタン領、デュアランド・ラインによって分断されたパシュトゥーン人の独立運動を支援する非正規部隊。
国家情報庁、統一防衛隊、黒連盟の三組織によって設立され、統一防衛隊と黒連盟の共同運営で成り立っている。
パークスターナ出身のパシュトゥーン人孤児や人の道を外れかかった不良少年少女の中でも頭脳面・精神面で見どころのある者を死者が当然のように出る過酷な訓練で戦闘機械へと作り変えることで戦力としている。
そのため、部隊に所属する人間はこの世には存在しないことになっている。
過去にトーセンジョーダンが特技兵として所属していた。
国家情報庁、統一防衛隊、黒連盟の三組織によって設立され、統一防衛隊と黒連盟の共同運営で成り立っている。
パークスターナ出身のパシュトゥーン人孤児や人の道を外れかかった不良少年少女の中でも頭脳面・精神面で見どころのある者を死者が当然のように出る過酷な訓練で戦闘機械へと作り変えることで戦力としている。
そのため、部隊に所属する人間はこの世には存在しないことになっている。
過去にトーセンジョーダンが特技兵として所属していた。
任務部隊(タスクフォース)
プリンスリーギフト氏族長直属の秘密工作部隊。スローガンは『全ては護国のために』。氏族の古い盟約に基づいてメンバー招集が行われ、作戦が終われば速やかに解散する幽霊のような存在(72-44)。
所属するメンバーは基本的に『調整』が施され、彼らで言うところの『護国の勇者』となる。その内容は、「サイコトロニクス技術を用いた人格調整と身体リミッターの解除」、
「生物工学に基づいた適切な投薬による身体強化と幾つかの肉体改造手術」、「任務失敗時には奥歯に仕込んだ秘薬での自決も厭わない秘密保持体制」などが挙げられる(77-41)。
また、普段、メンバーは『休眠状態』となっており、その存在を気取られないように行動する(72-51)。
任務部隊の主な任務は『聖地の守護』、カラクム砂漠のプリンスリーギフト氏族直轄領域内に存在するアハルテケ神殿の防衛、つまりはカガン選定に関する秘密保持体制の維持であるが、
秘密が秘密なだけに実働部隊の長にもその詳細を伝えていない。更に『聖地の守護』以外にも様々な秘密作戦や暗殺作戦、破壊工作を行なった(72-41)(77-36)。
最終的にカガンの統制下にないことを問題視したボールドルーラー氏族をはじめとする他の氏族、トーセンジョーダンや藤井泉介記者の活躍によって、その存在が突き止められた。
現在は部隊の解体が決定され、統一防衛隊に組み込まれる予定となっている(92-152)。
先代プリンスリーギフト氏族長、キンイロリョテイ、トーセンジョーダン、エアジハードなどがメンバーであった。
所属するメンバーは基本的に『調整』が施され、彼らで言うところの『護国の勇者』となる。その内容は、「サイコトロニクス技術を用いた人格調整と身体リミッターの解除」、
「生物工学に基づいた適切な投薬による身体強化と幾つかの肉体改造手術」、「任務失敗時には奥歯に仕込んだ秘薬での自決も厭わない秘密保持体制」などが挙げられる(77-41)。
また、普段、メンバーは『休眠状態』となっており、その存在を気取られないように行動する(72-51)。
任務部隊の主な任務は『聖地の守護』、カラクム砂漠のプリンスリーギフト氏族直轄領域内に存在するアハルテケ神殿の防衛、つまりはカガン選定に関する秘密保持体制の維持であるが、
秘密が秘密なだけに実働部隊の長にもその詳細を伝えていない。更に『聖地の守護』以外にも様々な秘密作戦や暗殺作戦、破壊工作を行なった(72-41)(77-36)。
最終的にカガンの統制下にないことを問題視したボールドルーラー氏族をはじめとする他の氏族、トーセンジョーダンや藤井泉介記者の活躍によって、その存在が突き止められた。
現在は部隊の解体が決定され、統一防衛隊に組み込まれる予定となっている(92-152)。
先代プリンスリーギフト氏族長、キンイロリョテイ、トーセンジョーダン、エアジハードなどがメンバーであった。
アハルテケ教団正統派(暗殺教団)
プリンスリーギフト氏族の源流であるアサシン教団から派生した秘密結社。信条は『闇に生き、光に奉仕する。そは我らなり』。
「カガンという大いなる光の輝きを強めることが平和な世界の構築に繋がる。故に我らは光(カガン)のために全てを捧げる」という思想に基づき、行動する。
主な任務としては、アサシン教団やテンプル騎士団と同じくPoE(星鉄器)の回収であるが、カガンを害す者を密かに暗殺することもあった。
また、この教団から任務部隊や教団の異端とされた特異点収束派が分派した。
現在は大導師として、サムソンビッグが教団を率いているが、教団の裏の顔を知る構成員は数少ない。
「カガンという大いなる光の輝きを強めることが平和な世界の構築に繋がる。故に我らは光(カガン)のために全てを捧げる」という思想に基づき、行動する。
主な任務としては、アサシン教団やテンプル騎士団と同じくPoE(星鉄器)の回収であるが、カガンを害す者を密かに暗殺することもあった。
また、この教団から任務部隊や教団の異端とされた特異点収束派が分派した。
現在は大導師として、サムソンビッグが教団を率いているが、教団の裏の顔を知る構成員は数少ない。
アハルテケ教団特異点収束派
常軌を逸したウマムスタン至上主義を唱え、敵対する存在には暗殺者を送り込むことも厭わなかった三女神教アハルテケ派から分派した異端。
啓示教とその基盤となったシオン教の終末論を組み合わせた思想を信奉する。
具体的には、「三女神によって統治者に指名された歴代カガンはマフディーであり、いずれマスィーフ(救世主)が現れる」、
「ウマムスタンは神に祝福された土地であり、来たるべき終末には神の国、千年王国がこの地に築かれる」などといったことを大真面目に主張した。
最終的に民族主義を掲げた組織や領土問題の武力解決を全面肯定する組織などといった極右団体と共にスズカガンによって粛清された。
だが、一度生まれたものはそう簡単に死なない。この組織にもそれは当てはまる。
高齢の上級幹部層は既に粛清されたか、それ以外の要因でこの世を去っているが、それ以外の信徒は活動を続けており、組織も名を変えて存続している(65-145)。
事実、領域激突の影響で世界中で地殻変動と異常気象が発生した際、国民議会前広場で終末論を唱えて行進している集団が確認できる(72-12)。
啓示教とその基盤となったシオン教の終末論を組み合わせた思想を信奉する。
具体的には、「三女神によって統治者に指名された歴代カガンはマフディーであり、いずれマスィーフ(救世主)が現れる」、
「ウマムスタンは神に祝福された土地であり、来たるべき終末には神の国、千年王国がこの地に築かれる」などといったことを大真面目に主張した。
最終的に民族主義を掲げた組織や領土問題の武力解決を全面肯定する組織などといった極右団体と共にスズカガンによって粛清された。
だが、一度生まれたものはそう簡単に死なない。この組織にもそれは当てはまる。
高齢の上級幹部層は既に粛清されたか、それ以外の要因でこの世を去っているが、それ以外の信徒は活動を続けており、組織も名を変えて存続している(65-145)。
事実、領域激突の影響で世界中で地殻変動と異常気象が発生した際、国民議会前広場で終末論を唱えて行進している集団が確認できる(72-12)。
虚空秘密教団
パークスターナの北西部、旧連邦直轄部族地域に存在した啓示教に似て非なる教義を持つカルト教団。
新月の晩に降り立ち、超常現象を起こして知識を与える立体の影を持つ十字架を神の御使いとして崇拝していた(35-52)。
麻薬及び武器の密造、臓器及び人身売買、違法賭博に贋札作りと幅広い犯罪行為で活動資金を蓄え、薬物を利用した信徒の洗脳と狂戦士化を行い国内外問わずテロ行為を行っていた。
最終的にウマムスタン、パークスターナ、パールスの三ヶ国合同の殲滅作戦によって連邦直轄部族地域ごと粉砕され、資金源だった犯罪組織を利用していた残党も、御使いに触れて生き残り、
マフディー(神によって正しく導かれた者、救世主)として監禁されていた金剛僧正(サトノダイヤモンド)によって選別・掃除され、金剛教団に統合される形で消滅した。
新月の晩に降り立ち、超常現象を起こして知識を与える立体の影を持つ十字架を神の御使いとして崇拝していた(35-52)。
麻薬及び武器の密造、臓器及び人身売買、違法賭博に贋札作りと幅広い犯罪行為で活動資金を蓄え、薬物を利用した信徒の洗脳と狂戦士化を行い国内外問わずテロ行為を行っていた。
最終的にウマムスタン、パークスターナ、パールスの三ヶ国合同の殲滅作戦によって連邦直轄部族地域ごと粉砕され、資金源だった犯罪組織を利用していた残党も、御使いに触れて生き残り、
マフディー(神によって正しく導かれた者、救世主)として監禁されていた金剛僧正(サトノダイヤモンド)によって選別・掃除され、金剛教団に統合される形で消滅した。
金剛教団
金剛僧正によって虚空秘密教団を取り込む形で作られた教団。救済派(13-14)と名乗る。
虚空秘密教団や犯罪組織によって商品とされていた人々や、僧正による選別で比較的善良と判断された元構成員たちによって組織(36-7)され、最終的に教団本部がある
虚空秘密教団や犯罪組織によって商品とされていた人々や、僧正による選別で比較的善良と判断された元構成員たちによって組織(36-7)され、最終的に教団本部がある
ギルギット・バルティスタン州の軍閥や一部の旧連邦直轄部族地域の部隊を支配下に置き、カシミール地方のパークスターナ支配地域のほぼ全域を実効支配していた。
ウマムスタンの支援していたパシュトゥーン人組織から、兵器・物資の横流しを受けていたが、金剛僧正による洗脳が行われていたのか、自発的に行っていたのかは不明(49-174)。
支配地域内に出現したβ世界とつながる第五の門を利用して門の向こうの啓示教組織と連携(36-49)し、カシミール地方でパークスターナとバーラト(スレ進行時はウマインド)を衝突させ、
β世界では印パ核戦争から始まる周辺国すべてを巻き込む終末戦争の果てに、生き残った人類による地球上での完結型社会の構築を目指していた(36-31)。
ウマムスタンの支援していたパシュトゥーン人組織から、兵器・物資の横流しを受けていたが、金剛僧正による洗脳が行われていたのか、自発的に行っていたのかは不明(49-174)。
支配地域内に出現したβ世界とつながる第五の門を利用して門の向こうの啓示教組織と連携(36-49)し、カシミール地方でパークスターナとバーラト(スレ進行時はウマインド)を衝突させ、
β世界では印パ核戦争から始まる周辺国すべてを巻き込む終末戦争の果てに、生き残った人類による地球上での完結型社会の構築を目指していた(36-31)。
パークスターナの中央貯蔵施設から強奪した100kt級の核弾頭(呼称:水道管)三発を、全世界を射程圏内とする多薬室砲(呼称:ムカデ)によって発射し、
軌道上施設とゴルシちゃん号を破壊してケスラーシンドロームを起こし、ウマネスト再征国を消滅させることで目的を達成しようとしたが、基準世界側のムカデは
コマンドスズカ陸軍大佐の活躍によって破壊され、β世界側に切り札として建造されたもう一基のムカデは、インドの早期警戒衛星チャンドラヤーンを破壊し、
印パ両国による核弾道弾の発射までは成功したが、両世界合同の弾道弾迎撃連合による必死の迎撃と、ゴールドシップからの要請に応じたウマネスト再征国の
ジャガーノートによって一発も地上に落ちることなく、核戦争の危機は紙一重で回避され、両組織の野望は潰えた。
軌道上施設とゴルシちゃん号を破壊してケスラーシンドロームを起こし、ウマネスト再征国を消滅させることで目的を達成しようとしたが、基準世界側のムカデは
コマンドスズカ陸軍大佐の活躍によって破壊され、β世界側に切り札として建造されたもう一基のムカデは、インドの早期警戒衛星チャンドラヤーンを破壊し、
印パ両国による核弾道弾の発射までは成功したが、両世界合同の弾道弾迎撃連合による必死の迎撃と、ゴールドシップからの要請に応じたウマネスト再征国の
ジャガーノートによって一発も地上に落ちることなく、核戦争の危機は紙一重で回避され、両組織の野望は潰えた。
最終的に金剛教団は、核弾頭発射を阻止するべく一連の作戦で動員されたウマムスタン軍によって徹底的に破壊され、教団は殲滅。教団の支配していた地域はウマムスタン軍が駐留し、暫定支配を敷いた。
一方で、教祖であるサトノダイヤモンドはウマネスト再征国の追っ手を返り討ちにし、コマンドスズカ陸軍大佐の狙撃を退けたが、ゴールドシップとの対談の後に投降。ゴールドシップとともに暗躍しつつ、
ウマムスタン連合共和国においてはイルディリム設計局に試験体『アダマス』(25-14)としてBMI機開発に協力している。
一方で、教祖であるサトノダイヤモンドはウマネスト再征国の追っ手を返り討ちにし、コマンドスズカ陸軍大佐の狙撃を退けたが、ゴールドシップとの対談の後に投降。ゴールドシップとともに暗躍しつつ、
ウマムスタン連合共和国においてはイルディリム設計局に試験体『アダマス』(25-14)としてBMI機開発に協力している。
パシュトゥーン同胞団
パークスターナ国内で活動するパシュトゥーン人の自治・独立を求める政治集団。
デュアランド・ラインによって分断されたパシュトゥーン人の再統合を狙って、長年ウマムスタンが支援を行って来た。
現在は、パークスターナ国内が混乱しているのを利用してトライバルエリアと旧カラートにて活動を活発化させている(38-69)。
一方で、先のカシミールを巡った一件の調査で、ウマムスタン側から供与されていた兵器や物資の一部が金剛教団側に流れていたことが判明し、トップを含む幹部の首が挿げ替えられ、九代目カガン、ダンスインザダークが直々に乗り込んで内部改革に奔走している(49-174)(52-118)。
上記の通り、現団長は九代目カガンのダンスインザダーク。
初代カガンの時代から連綿と続くスリーパーエージェントが複数存在し、ウマムスタン政府への情報提供を行っている(38-69)。
デュアランド・ラインによって分断されたパシュトゥーン人の再統合を狙って、長年ウマムスタンが支援を行って来た。
現在は、パークスターナ国内が混乱しているのを利用してトライバルエリアと旧カラートにて活動を活発化させている(38-69)。
一方で、先のカシミールを巡った一件の調査で、ウマムスタン側から供与されていた兵器や物資の一部が金剛教団側に流れていたことが判明し、トップを含む幹部の首が挿げ替えられ、九代目カガン、ダンスインザダークが直々に乗り込んで内部改革に奔走している(49-174)(52-118)。
上記の通り、現団長は九代目カガンのダンスインザダーク。
初代カガンの時代から連綿と続くスリーパーエージェントが複数存在し、ウマムスタン政府への情報提供を行っている(38-69)。
統合派
α世界の『門』開通後、α世界側のウマムスタンの領域をウマムスタン主導で統合し、α世界にもウマムスタンの版図を広げようと主張した派閥(1-114)。
政府の意向と無関係に世論を煽り(1-87)、国民議会前で支持者によるデモを行うなど行き過ぎた行動をとった結果、アハルテケ教団特異点収束派や民族主義を唱える団体ともどもスズカガンの指示で粛清され、アラル海のヴォズロジデニヤ島にある秘密軍事刑務所に送られて派閥は消滅した。
なお、この粛清が原因で一時的にスズカガンの支持率が下がっていた(2-144)。
政府の意向と無関係に世論を煽り(1-87)、国民議会前で支持者によるデモを行うなど行き過ぎた行動をとった結果、アハルテケ教団特異点収束派や民族主義を唱える団体ともどもスズカガンの指示で粛清され、アラル海のヴォズロジデニヤ島にある秘密軍事刑務所に送られて派閥は消滅した。
なお、この粛清が原因で一時的にスズカガンの支持率が下がっていた(2-144)。
ツラニズム
【北ウマーロッパのお遊びグループ】
――つまり、北ウマーロッパ神話の原初の巨人に人類、ユミルとはアヴェスターの聖王イマであり、ウマインド神話のヤマでもある!!
そして、ヒトミミでウマ娘でもあるユミルはウマムスタンで全てのウマ娘の始祖とされている黄金のウマ娘アハルテケとイコールである!
そう、ツラン人は兄弟であり、協力し、一つとなるべきなのだ!!
俺達は選ばれし神の子!ツランの民だ!!(24.5-107)
ツラニズム
19世紀半ばより存在したが、近年ウマムスタン主導によるESDOの成功などによって再び世界各国で広まりつつある思想。世界各国で団体が発足したが、各国政府からは今のところ「お遊び政治サークル」扱いされている。
その裏ではウマネスト再征国のエージェントが暗躍しており、その真の目的は「人類は一つである」という意識を人々の中に植え付けることであり、人種主義者の世界からの撲滅を目指している。
地球人類を再び銀河規模の勢力へ発展させるために、人種も民族も国家も共同幻想に過ぎないということを世界中の人々に完全に自覚させ、その上でより高みを目指すことを望むことで訪れる人類の革新こそがこの運動の目的である(24.5-110)。
――つまり、北ウマーロッパ神話の原初の巨人に人類、ユミルとはアヴェスターの聖王イマであり、ウマインド神話のヤマでもある!!
そして、ヒトミミでウマ娘でもあるユミルはウマムスタンで全てのウマ娘の始祖とされている黄金のウマ娘アハルテケとイコールである!
そう、ツラン人は兄弟であり、協力し、一つとなるべきなのだ!!
俺達は選ばれし神の子!ツランの民だ!!(24.5-107)
ツラニズム
19世紀半ばより存在したが、近年ウマムスタン主導によるESDOの成功などによって再び世界各国で広まりつつある思想。世界各国で団体が発足したが、各国政府からは今のところ「お遊び政治サークル」扱いされている。
その裏ではウマネスト再征国のエージェントが暗躍しており、その真の目的は「人類は一つである」という意識を人々の中に植え付けることであり、人種主義者の世界からの撲滅を目指している。
地球人類を再び銀河規模の勢力へ発展させるために、人種も民族も国家も共同幻想に過ぎないということを世界中の人々に完全に自覚させ、その上でより高みを目指すことを望むことで訪れる人類の革新こそがこの運動の目的である(24.5-110)。