森の中。凍り付き、なぎ倒された何本もの木に囲まれ、一人の男が立っている。
体格こそ人間に近いが、悪鬼じみた顔や青い肌はとうてい人間には見えない。
その肉体の名は、ゾーマ。一つの世界を支配し、闇で包み込んだ大魔王だ。
そしてこの肉体に宿る精神もまた、大魔王と呼ばれた存在であった。
体格こそ人間に近いが、悪鬼じみた顔や青い肌はとうてい人間には見えない。
その肉体の名は、ゾーマ。一つの世界を支配し、闇で包み込んだ大魔王だ。
そしてこの肉体に宿る精神もまた、大魔王と呼ばれた存在であった。
「この体、素晴らしい戦闘力だ……。
悔しいが……少なくとも、老いたわしよりは強いと認めねばなるまい」
悔しいが……少なくとも、老いたわしよりは強いと認めねばなるまい」
そう独りごちる男の名は、ピッコロ大魔王。
異星より飛来して地球の神となった男が捨てた邪心が実体化した、魔性の存在である。
後に彼が命と引き換えに生み出した息子はやがて善性に目覚めることになるが、ここにいる彼には悪意しかない。
ピッコロは一切の迷いなく、優勝を目指すことを決意していた。
とはいえ、主催者の言いなりになるつもりもない。
優勝した時、おとなしく願いを叶えるならば見逃してやる。
叶えないならば殺す。
それが彼の思考だ。
異星より飛来して地球の神となった男が捨てた邪心が実体化した、魔性の存在である。
後に彼が命と引き換えに生み出した息子はやがて善性に目覚めることになるが、ここにいる彼には悪意しかない。
ピッコロは一切の迷いなく、優勝を目指すことを決意していた。
とはいえ、主催者の言いなりになるつもりもない。
優勝した時、おとなしく願いを叶えるならば見逃してやる。
叶えないならば殺す。
それが彼の思考だ。
「しかし、いかに強大な力でも馴染まねば使いこなせぬか……」
先ほどまで、ピッコロは別の参加者と戦闘していた。
内容はピッコロが圧倒的に優勢だったが、とどめを刺せずに逃げられてしまった。
大魔王としては、不覚というほかない。
内容はピッコロが圧倒的に優勢だったが、とどめを刺せずに逃げられてしまった。
大魔王としては、不覚というほかない。
「まあ、少しずつ慣らしていけばいいか……。
何せ、時間は三日もあるのだからな」
何せ、時間は三日もあるのだからな」
どうせ、勝ち残るのは自分だ。
その自信を胸に抱き、ピッコロは笑った。
その自信を胸に抱き、ピッコロは笑った。
◆ ◆ ◆
ピッコロから少し離れた、森の中。
イノシシの面をかぶった青年が、凍傷だらけの体でフラフラと歩いていた。
イノシシの面をかぶった青年が、凍傷だらけの体でフラフラと歩いていた。
「情けない……。魔王ともあろうものがこうも簡単に拉致され……手も足も出ずに叩きのめされるとは……」
この体に宿る精神も、また魔王。
その名を、魔王タソガレという。
まだ方針も定まらぬうちに、タソガレはピッコロに遭遇してしまった。
そして戦闘になり、大敗。
支給品の力で移動速度を強化し、なんとか逃げ延びたのが現状だ。
その名を、魔王タソガレという。
まだ方針も定まらぬうちに、タソガレはピッコロに遭遇してしまった。
そして戦闘になり、大敗。
支給品の力で移動速度を強化し、なんとか逃げ延びたのが現状だ。
「この借りは必ず返す……。
だがまずは、態勢を立て直さなくては……」
だがまずは、態勢を立て直さなくては……」
魔王が、こんなところでは終われない。
強い意志を支えにして、タソガレは歩き続けた。
強い意志を支えにして、タソガレは歩き続けた。
【ピッコロ大魔王@ドラゴンボール】
[身体]:ゾーマ@ドラゴンクエストIII
[状態]:MP消費(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]基本方針:優勝を目指す
[備考]
※参戦時期は封印が解かれてから、悟空と最初に戦うまでの間
[身体]:ゾーマ@ドラゴンクエストIII
[状態]:MP消費(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]基本方針:優勝を目指す
[備考]
※参戦時期は封印が解かれてから、悟空と最初に戦うまでの間
【魔王タソガレ@魔王城でおやすみ】
[身体]:嘴平伊之助@鬼滅の刃
[状態]:ダメージ(大)、全身各所に凍傷
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、チーターローション(残り2回分)@ドラえもん、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:今はとりあえず生き残る
1:ピッコロへの借りは、いずれ返す
[身体]:嘴平伊之助@鬼滅の刃
[状態]:ダメージ(大)、全身各所に凍傷
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、チーターローション(残り2回分)@ドラえもん、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:今はとりあえず生き残る
1:ピッコロへの借りは、いずれ返す
【チーターローション@ドラえもん】
足に塗ると、常人の肉眼では目視できないほどのスピードで走れるようになるローション。
ただし、効果は短時間で切れる。
このロワでは、3回使用できる分の量が支給されている。
足に塗ると、常人の肉眼では目視できないほどのスピードで走れるようになるローション。
ただし、効果は短時間で切れる。
このロワでは、3回使用できる分の量が支給されている。
| 152:探偵はGARDENにいる | 投下順に読む | 154:愛憎−−−狂気のシンヤ坊 |
| GANE START | ピッコロ大魔王 | 本編14:戦いの時 解き放たれた心に宿した火よ |
| GANE START | 魔王タソガレ | 本編23:おやすみなどさせない |