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  • 通常攻撃が状態異常付与攻撃で六回攻撃のお母さんは好きですか?

シン・チェンジロワイアル@ ウィキ

通常攻撃が状態異常付与攻撃で六回攻撃のお母さんは好きですか?

最終更新:2023年12月26日 21:51

sin-changerowa

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だれでも歓迎! 編集
時刻は、午前1時になる少し前のこと。
それは、雪に囲まれた村の中の道でのことだった。
雪が積もるその道路の上に、ポツンと一人の少女の遺体が横たわっていた。
遺体の胸から流れ出る血が、下にある白い雪を赤く染めていた。

その遺体に、一つの影が近付いてきていた。
それは、人の姿をしていなかった。
ピンク色の球体から、丸みを帯びた手足が生えたかのような存在だった。

その姿は、カービィという星の戦士のもの。
そして、その中に精神を移されたのは、北沢徹という男だ。

徹は、雪の上にある少女の遺体の側に来て、状態を確かめる。
そしてそれが確かに死んでいること、吸血鬼等ではなく人間のものであることを確認する。


(誰かは知らないが、可哀想に…)

遺体の状態は、とても酷いものであった。
胸には何か巨大な刃で刺されたような痕があり、そこで血を流す大きな傷が痛々しく見える。
顔はまるで何か恐ろしいものでも見たかのような表情で固まっていた。
自分の知る、吸血鬼やアマルガム等にでも出くわしたのだろうかとも感じた。

本来ならばとても可愛らしい顔をした少女だったろうに、それが大きく歪められたかのような感じがした。
もしかしたら、アイドルとかをやっていたかもしれない。
もちろん、ここにおいてはその中身は別人になっていただろうが、それでも憤りを感じずにはいられない。
支給品はどうもこの状況を作り出した下手人が持ち去ったらしく、プロフィールで身体としては何者のものかを確認することはできなかった。


また、この遺体はこのままここで放ってはおけないとも感じた。
弔いもせずに放置してしまうのはより可哀想だ。

だが、今の徹では身体の小ささでは、運ぼうとしてもどうしても引きずる形になる。
何でも入るらしきデイパックの中に死体を入れられないかとも思ったが、それは何故かできなかった。
入れようとしても、見えない何かに阻まれているかのようになった。
引きずる以外に手段があるとすれば、今の身体に備わった力である『吸い込み』により、口の中に入れて運ぶという方法も思い付く。
だが、人間の死体を口の中に入れて運ぶだなんて、流石にどうかとも思う。
人道的にも、衛生的にも、問題だらけだ。
どうしたものか、やはり引きずるしかないのかなんてことを考えていた。

そんな時だった。


「おい、そこの…」
『♪~』

北沢徹の目の前に新たな人物が現れた。
それと同時に、二人の持つタブレットからアラームが鳴り響いた。


◆

ランボーがそいつを見つけた時、彼はまたもや自分は幻覚を見てるのかと感じた。

ピンク色の球体の体を持つ謎の生物、それも大きさは僅か子供の足くらいのもの。
それが、この殺し合いの参加者の資格とも言えるデイパックを背負っている。
これを発見し、一目見ただけでは自分の目と頭の方を疑った。
あんな生物があり得るのか、内臓とかは一体どうなっているんだ、そんなことも思った。

ランボーが相手を見つけた時、相手は既に死体の側にいた。
一瞬あのピンク玉がやったのかとも思ったが、よく見てみれば武器も持ってないし返り血を浴びているわけではもなく、やっていることもただ死体の状態を調べているだけのように見えた。

よくよく考えてみれば、この殺し合いの環境においては相手の見た目なんて内面の判断材料にはならない。
少し様子を伺った感じだと、相手もこの場所にはたどり着いたばかりであり、死体を作り出した犯人に関する情報が何か無いかと探っているようだった。
これだけでは相手が殺し合いに乗っているかどうかの判断はつかないが、少なくとも完全に無視する訳にもいかない。
とりあえず、一応は警戒しておきながらランボーは接触を試みた。


そんなタイミングで、主催陣営からの連絡が始まった。
相手もまた、ランボーの存在に気付くこたになった。


結論から言えば、ランボーはそこまで警戒する必要はなかったのだ。


◇


放送が始まった時、ピンク玉…北沢徹とはとりあえず互いに殺し合いには乗っていないことの意思表示を軽くしておいた。
お互い、疑問に思っていること等について詳しい話はまた後でということになった。

そして二人は、一応互いに警戒心は少し残したまま、放送に集中した。

放送で出た最重要な情報、この一時間の内に八人の死者が出たことについては二人とも当然良い思いは全くしない。
そもそもで言えば、犠牲者の一人の死体が目の前にある。

ランボーとしても、こんな年若い少女が犠牲になることは許容できることではない。
服装からして、本来は学生だったように見える。
この肉体の少女…島村卯月は、戦場とは本来は縁は無かっただろう。
本人の精神の行方は不明だが、肉体だけでも殺されたのは確かだ。
それは、本来の平和な人生を壊されたということだ。


なお、先ほどの放送で見せられた写真においては、その中身は一般人には明らかに見えない人物だった。
あんな黒ずくめの服装をした上に本来の顔が分かりにくくなるサングラス、どこぞのマフィアの人間かと感じた。
北沢徹も、その黒ずくめの男…ウォッカのことは見た目からは反社会的な人物かと思った。

まあだからと言って、死んでよかったと言う訳にもいかない。
見た目が怪しすぎても、絶対に悪人だったとも限らないからだ。
※悪人なら死んで良かったという話ではない。


まあそのことについてさらに言えば、八人の死者達の中には明らかに人間ではない者もいた。
北沢徹からしてみれば、玉壺と呼ばれた者などは吸血鬼共の仲間にしか見えなかった。

まあだからと言って、彼らから殺し合いに対する怒りが消えるわけではない。
もう一般人が巻き込まれているだろうこの状況は、許すわけにはいかないのだ。

◇

「…俺のところは幸い、家族や知人が巻き込まれていることはなかった。そっちはどうだ?」
「………俺の直接の知り合いはいない。だが、俺の身体の嬢ちゃんの精神が参加者にいるらしい」



ランボーと徹は放送後、それぞれ名簿を確認した。
徹の方は、彼が危惧したような自身の家族が巻き込まれている自体にはなっていなかった。
だが、ランボーとしては心穏やかにはいられなくなるような情報があった。

ランボーは自分の今の身体であるポプ子の精神も、この殺し合いの場にいることを把握した。
ランボーはまだタブレットの扱いはたどたどしかったが、自分よりはこのような感じの機械類に慣れている徹と一緒に使いながら確認した。

「……俺は、この身体も返してやりたいと考えている」
「ああ、ならばそのためにさっきの放送で言ってた施設とやらも探す必要があるな」
「…あいつらの言う通りになるのは気に食わないがな」

プロフィールにはポプ子はどこにでもいる14歳の女子中学生とあった。
そんな少女本人がまさかこの異常な戦場にいるとは思ってなかった。
主催陣営に対する怒りの感情が増える同時に、ここにいるだろう彼女のことを助けてやりたいとも感じる。
そのためにもまず、彼女の状態を元に戻してやる必要があるかもしれないという考えが浮かぶ。

先ほど発表された死亡者の中には、元々人間だったけれども化物の身体で殺された者もいたようだった。
ポプ子もまた、そんな人外の身体になっている可能性は否定できない。
現に、ランボーの目の前にいる人物も元は人間だったようだが今は違う。
ごく普通の少女が似たような状況になったら、精神的にかなりキツいことになるだろう。
絶対に人外になっていると決まったわけではないが、何にせよ本来の身体があるのならば本人もきっと戻りたいと思うはずだろう。
だから、ランボーはポプ子にこの身体を返してやりたいと思った。
この時は、どんなものだろうが自分が今のポプ子の身体を押し付けられても構わないと、感じていた。



◇

その後、ランボーと北沢徹は互いに名簿に直接の知り合いの名前は精神・身体共に存在しないことを確認した。

そして、二人は自己紹介を軽く行った。
当然、そこでお互いの持つ情報の齟齬に気付くことになる。


「吸血鬼の支配だと…?未来の日本(ジャパン)がそんなことに…?」
「ああ…そしてそれに対し国連軍は、吸血鬼を日本から出さないために、大量のミサイルで攻撃してきた。俺は本来、そのミサイルによって死んだはずだった」
「……っ」
「だからと言って、アメリカ人のあんたを恨む気はこれっぽっちもないさ。時代も違うから無関係だし、それに国連軍もあくまで人類のためにやったことだからな」

目の前の相手が実は死人だということにも驚かされたが、その他にもとんでもない話を聞かされた。
自国とは遠く離れた外国のこととはいえ、未来世界の惨状にランボーは絶句する。
まず第一に吸血鬼なんてものが存在していること事態が簡単には信じられない。
話を聞く限りだと、自分も経験したベトナム戦争の戦場並に酷い場所に日本はなってしまったようだった。

そして、未来の日本がそんな状況らしいという事は、今の自身の身体のポプ子も同じ場所から来たのではないかという考えも浮かぶ。
アジア系っぽいポプ子は、日本人である可能性もある。
ランボーはてっきり、ポプ子は何の変哲もない平和な学生生活を送っていたと思っていたが、場合によってはそうではないという可能性があるのではないかと思えてきた。

けれども、実際のところは直接会ってみないと分からない。
念のため、会えた時の心構えを変えておいた方が良いかもしれないことになっただけだ。

まだ簡易的に聞いただけだが、北沢徹の境遇については複雑な気持ちもある。
だが、今はそればかりを気にするわけにもいかない。

何故なら無視してはいけないようなものが、他に目の前にあるからだ。

◇

「おい、キタザワと言ったか…お前、こいつには気づいたか?」
「ああ、分かっている。どこかに続いているな…。足跡の大きさからして、犯人も女性の肉体でいるのか?」

ランボーは死体の横の雪の上を懐中電灯で照らしながら指差す。
そこには、ピンク色の水滴が落ちたかのような痕跡があった。
その跡は、点々と死体から離れていくように続いていっていた。

また、その隣には足跡も残っていた。
大きさは子供のものよりは大きく、大人の男性のものよりは細めに見える。
そのため、大人の女性の肉体のものではないかと推測した。

「こいつを辿っていけば、犯人の所に行けるかもしれん。俺は行くつもりだが、お前はどうする?」
「もちろん、俺も行くさ。この人を殺した相手を、どうにかしないといけない」

色付きの水滴と足の跡は、ウォッカを殺害した下手人が残したものと考えられる。
何故にこんなものが残っているのかは二人には分からない。
もしかしたら、発見した者をどこかに誘き寄せるための罠として残したのかもしれない。
それでも、そう簡単に無視はできなかった。

死体の表情から、犯人は何か恐ろしいものかもしれないという考えも浮かぶ。
だからと言って、怖じ気づいてはいられない。
そもそも、ここにいる二人はこれっぽちもそんな感情は抱いていない。
他人(人)の身体を傷付けてしまうのではという心配は無いわけではないが、そういったことを一々気にして状況を悪化させたら本末転倒だ。

戦う覚悟は、既にできている。
ランボーと徹は一旦自分たちについての話を切り上げ、発見した死体を作り出した犯人を探すために移動を開始した。

死体自体は、残念ながら一度置いていくことになった。
ランボーの身体もどちらかといえば子供なこともあり、協力しても運ぶのは余計な時間がかかると判断された。
それよりは、まだ遠くには行ってないだろう犯人をどうにかする方を優先するべきだという話になった。

(またいつかここに戻って、ちゃんと弔おう)

徹はそんなことを考えながら、ランボーと共に雪道の上を歩いていった。


◆

やがて二人は、ある建物の前にまで辿り着いた。

それは、木造のホテルだった。
入口の上には「ルテホ界世幌札」と、看板に書かれていた。
こうなっているのは、この建物が日本の明治時代のもので、右から左に向かって読む形で書かれているためだ。
この建物は、地図上においては「札幌世界ホテル」と表示されているものだった。

ピンク色の水滴の跡は、そのホテルの入口にまで続いていた。
犯人は、この建物内に入っている可能性が高そうだった。

「……準備はいいか?」
「…いや、ちょっと待ってくれ。試したいことがある」

ランボーが突入の合図を出そうとした時、徹は一旦それを止めた。
そして、自身のデイパックをひっくり返し、中からあるものを出した。

出てきたのは、巨大な氷のキューブだった。

「…デイパックにはこんなものまで入るのか。これをどうするつもりだ?」
「こうするんだ」

徹はカービィとしての身体で大きく口を開き、『すいこみ』をした。
氷は口の中に吸い込まれ、徹はそれを頬張った後に飲み込んだ。

すると、徹の姿に変化が現れる。

まず、ピンクの体色が青・水色に変わる。
そして、頭にはクリスタルのような形の氷が付いた帽子が被らされる。

これぞ、カービィが氷の力をコピーした姿、アイスカービィだ。


「良かった、上手くいったか。これで俺は、氷の力を使えるようになったらしい」

徹は念のため、カービィが持つコピー能力を使用しておこうと考えた。
そのままでもカービィはある程度戦えるらしいが、まあやっておいて損は無いだろうと判断した。


「この状態は俺がダメージを受けると解除されるらしい。だが、さっきの氷はあと二つある。必要な時はそれを使う」

徹に支給された氷は合計三つだった。


実は、この氷は本当はかなり不可解な品でもあった。

今回はカービィのコピー能力に利用させてもらったこの氷だが、本来の効果は「持った人の髪を水色に変える」らしいのだ。
しかも持とうとすると何故だが、手のひらサイズに小さくなるらしい。
徹としては正直なところ、この辺りは説明書を読んでもよく分からなかった。
氷は元々ある列車の中にあったものらしいが、何でこんな効果のあるものになったのかは分からない。

けれども氷であることは確かなようなので、とりあえずその性質をコピーできるかどうかは試してみようと考えた。
その結果は一応、成功のようだった。
カービィは本来、特殊な敵対生命体を飲み込むことや、「コピーのもと」などと呼ばれる物体を使うことでコピー能力を発動する。
だがここにあった変な氷も一応コピーには使えるもののようだった。



「よし、それじゃあ今度こそ入ろう」
「ああ…気を引き締めておけ。あと、もしやばそうならすぐに撤退するぞ」
「ああ、分かった」

徹がアイスカービィへの変身を完了した後、二人は再びホテルの出入口扉に向き直る。
そして、緊張感を持ちながらその扉を開けて中に入っていった。


◆


ホテルの中に入った後も、追跡するのは容易だった。
ピンク色の水滴の跡は、室内でも続いていた。
ランボーと徹はその水滴の跡も辿っていく。


「……何だかここ、妙に入り組んでいないか?」
「…確かに、そんな感じがするな。下手すれば迷いそうだ」

ホテル内の構造に二人は少し違和感を抱く。
ここは一応ホテルであるはずなのに、客に何か優しくないような造りをしているように感じた。


違和感を抱きながらも、二人は水滴の跡を追っていった。


そしてやがて、一つの部屋の前にまで辿り着いた。
その部屋にはドアが付けられていた。
しかしそれは、半開きの状態にあった。

「……おい、隠れながら確認するぞ」
「分かった」

二人はドアに身を潜めながら、部屋の中を確認しようとした。
おそらくこの中にいるであろう、殺人者に見つからずに相手の姿・状態を把握するために。


そして確かに、二人が探していた人物はそこにいた。




「「…………!?!?」




ランボーと徹の二人は、前にそいつを見たウォッカと同じく、それを見た瞬間思考が停止した。

そして二人にとっては知らぬことではあったが、それはウォッカが目撃した時よりは少しだけ前と変わっている所もあった。


ほとんど布を巻き付けているだけな、異常で卑猥過ぎる服を着た豊満な胸の女だ。

丸出しの乳房には、搾乳機のようなものが取り付けられている。

背中からは、二対で計四本の人造アームが出現している。
生身のものを含めれば、計六本とまさに阿修羅を彷彿とさせる数の腕を持つこととなる。


それらの内、生身の方の腕の一つには、血の付いた大剣が握られている。
これはランボーと徹は知らないことだが、以前はその剣は複数の腕でようやく持てたはずの剣だった。
それを今は、片手で軽々と持っていた。

もう片方の生身の腕には、これまた別な剣が握られていた。
それは何故だか、「♀」のマークを剣の形にしたような代物だった。

背中にある人造アームには、一つにはピンク色の液体の入った哺乳瓶が、それと対になる位置のものにはまるでタイヤのようなものが付いた白い銃が握られていた。
残る二本のアームには、どちらも黒い布団叩きが握られていた。

背中側からは、アームの他にも何かのチューブが二本繋がっていた。
一本は、先述の哺乳瓶に繋がっている。
もう一本は、重力に従って垂れ下がっており、その先には割れた哺乳瓶のようなものに繋がっている。
その割れた瓶からは、ピンク色の水滴がポタポタと落ちている。
ランボーと徹をここまで導いた水滴の跡は、それによってできたもののようだった。


女の目からは、数刻前と同じく血涙が流れている。
だが、それだけではない。
目の周りには、ひび割れのような線も走っていた。


そして、女のほぼ素肌を晒しているその肉体には、大量の血が付着していた。
女の肉体に傷は見当たらない。
その血はどう見ても、返り血としか思えないようなものだった。

それが、この場における首領・クリークの今の姿であった。


◇


「………あれは絶対ヤバい、ここを離れるぞ!」
「あ、ああ…そうだ。ここは撤た


「! ア゛ア゛アアアアァァッ!!!」


ランボーと徹の意思が一致した瞬間、クリークが叫んだ。
二人は小声で会話していたが、動揺したことにより隠していた気配がブレてしまった。
それを、クリークに気付かれてしまった。

「俺はあぁ!!最強だあああァぁ!!!」


クリークは部屋の中で、左手に持った♀型の剣を出入口の方に向けて振るった。
すると、その剣の刃が急速に伸びていった。


「なっ!?『ドス』ガハッ……!!」

刃は、ただ真っ直ぐに伸びただけではなかった。
ドアの近くに差し掛かった時、刃が曲がった。
それにより半開きのドアから出た刃は、普通なら当たるはずのない、外側のドアに沿ってに身を潜めていたランボーに当たった。

この攻撃は、流石のランボーも予測することはできなかった。
不意を打たれる形になった。
曲がった刃は、ランボーの喉の辺りに突き刺さった。
その後、刃は収縮して元の場所・長さに戻っていった。


「お、おい!大丈夫か!?」

「ゲホッ、ゲホッ!あ、ああ…問題な…………は?」

鋭い刃で貫かれたはずにも関わらず、ランボーの喉から血が流れることはなかった。
傷一つも、ついていなかった。

けれども、完全に無事というわけでもなかった。
自分の身体に起きた変化に、ランボーは気付いた。
そしてそれは、徹にもすぐに分かるものでもあった。

「ラ、ランボー…その声は…」

「……嘘だろ」

ランボーの声は、ポプ子の肉体の少女の声から、男の声に変わっていた。
もう一度発声してみて、それが事実であることを再確認してしまった。


具体的に言えば、CV:花○香菜から、CV:山○勝平に変わってしまっていた。


変化が起きているのは、声だけではなかった。
本来は女性には無いはずの喉仏が出現していた。
股間からも、『アレ』が生えていた。

ポプ子としての肉体は、男体化してしまっていた。


今、ランボーに突き刺ささった剣は『魔剣バルムンク』。
『ニーベルンゲンの歌』に登場する伝説上の剣と名は同じだが、一応は別物だ。
この剣は、斬りつけた者に肉体を男にする呪いをかけてしまう。
しかも、これは剣であるはずなのにとても柔軟で、まるでゴムのように伸び縮みもする。
ランボーはそれにより不意を打たれ、呪いにかかってしまった。

なお、ここにおいては見た目の変化はほとんどなかった。
ずんぐりむっくりな、そのどこかムカつきを感じるポプ子としての外観に変わりはなかった。


そして、二人はここで、このことに一々驚いている暇もなかった。

「オオオオオオオォォォッ!!!」

クリークが部屋の中からずぎゅんどぎゅんと弾丸のように走り出す。


「こっちだ!」
「クッ!」

混沌としてきたこの状況の中、まだ混乱はしているもののランボーと徹は来た道筋を戻ろうとする。
ここで、徹はランボーの手をとってそれを引きながら進み始める。
アイスカービィの力で、廊下の上に薄い氷を張りながら滑走する。
これにより、普通に走るよりも少し速い速度で移動できるようになった。

「ガアアアアアァッ!!!」


二人が身を潜めていたドアから離れた直後、そこにクリークが突っ込んでくる。
持っていた大剣が、ほんの一瞬前まで二人のいた場所を破壊しながら通り過ぎる。
そしてクリーク自身は走り出す時に急につけた勢いが余って、部屋から出た後にちゃんと曲がり切れず、向こう側にあった壁に激突する。
壁に穴を開け、クリークはその中に転がり込んだ。


「俺ニ逆らウナアあアァァ!!!」

穴の中に倒れ込んだ状態になっても、クリークの攻撃は止まらない。
人造アームの一つが持っている、哺乳瓶の先端を二人に向けて中の液体…おりこうミルクを勢いよく発射した。

「ハーッ!」

それに気付き、対処するため徹が一旦止まりクリークの方に向き直る。
そして口を大きく開き、アイスの力で冷気の息を吐いた。
これは、アイスカービィが持つ「こちこちといき」と呼ばれる技だ。

その冷気により、向かってきたおりこうミルクが空中で凍らされる。
放出された息の押し返す力により、凍ったミルクの勢いも削がれる。
棒状に凍ったおりこうミルクは、二人の前に重力に従いながら落下し、砕かれた。


「アア゛アアァ!!」

今度は、これまた人造アームの一つが持つ小さなタイヤの付いた銃…ゼンリンシューターの銃口が二人に向けられる。
アームの指は、その銃の引き金にかかっていた。

『ヒュンッ』『カンッ』
「うアア゛アァッ!?」

それに対し、ランボー弓を引いてが矢を放った。
矢はゼンリンシューターの側面部分に当たった。
それにより、銃口の角度が変わり誰もいない方向にエネルギー弾が発射された。
エネルギー弾は壁に当たり、そこに小さな穴を作るだけの結果に終わる。


『ヒュンッ』

そしてランボーは、続け様に二本目の矢を放った。
その矢が向かう先は、クリークの眉間だ。

ランボーは、相手を殺すつもりで矢を放った。

自分たちを今襲ってきている相手は、どうも正気を失っているようだった。
言動もそうだし、何よりあんな売春婦でも着ないような常軌を逸した格好で暴れるだなんて、絶対にまともな頭でできる訳がない。
そもそもこんな雪に囲まれた建物の中、室内が暖められている訳でもないのにあんな格好で寒くないのかとも思う。
おそらくはあの格好のまま外を歩いていたであろうことも、正気じゃない・狂っていると感じる。
人外の肉体になっている北沢徹を差し置いて、この戦場に来てから最も幻覚・悪夢みたいな存在だとも思う。

しかも、意図的にやったかどうかも分からないが、人の肉体的性別を変えるだなんて能力まで見せてきた。
何のためにやったかなんて、その理由は全く思い付かない。
がむしゃらに支給された武器を振るったらたまたまこうなったとしか考えられない。
相手のやっていることは、無茶苦茶としか言いようがなかった。

交渉等も全くできそうにない。
この異常な戦場において、こんな存在はできる時に始末する他ない。
同行者に無断でやるのはどうなのだとか、身体側の女に悪いだとか、そんなことを気にしている暇もない。
下手をすればこちらがやられる。
これまで経験した戦場によって染み付いた感覚も、こうするべきだと判断していた。

自身が持つ弓矢の威力は既に確認済み。
そして、ランボーのいる場所から相手までの距離は、そこまで遠い訳でもない。
ほとんど咄嗟のことだったが、狙いを付けるのはランボーには簡単なことだ。
これらの条件から自分が放つ矢は、眉間から頭蓋骨を貫通して相手の脳に刺さり、死に至らしめることは可能だと判断した。

そして、本来ならばその通りのはずであった。




『ガンッ』
「くあっ……!」

「は?」

ランボーの放った矢は、確かに相手の眉間に命中した。
だが、そこに突き刺さることはなかった。
それどころか、傷一つも付けられなかった。
まるで、鋼鉄の板にでもぶつかったかのように弾かれてしまっていた。

◇

『天国への回数券(ヘブンズ・クーポン)』と名付けられた麻薬(ヤク)がある。
これは、麻薬汁(ヤクじる)に紙を漬け込むことで生産され、その名の通り回数券(クーポン)の要領で一枚ずつ千切り取って使用するものだ。
これの効能は凄まじく、とてつもない快楽と依存性を引き起こす。

そんな天国への回数券(ヘブンズ・クーポン)を『改悪』した『地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)』というものもある。
これは、快楽よりも肉体の強化に重きを置いた薬物だ。
口に含んで服用(キメ)れば、ただ身体能力が上がるだけでなく、傷の再生能力、爆発にも耐えうる頑強な防御力等が得られ、感性も増幅され研ぎ澄まされる。
これの効果もまた凄まじく、たとえ鼠だろうと一片でも与えれば熊を倒す程の力を与えてしまう。
また他にも、目の周りにひび割れのような血走りが生じるという効果も出る。


そしてここにおいて、首領・クリークはこの『地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)』を服用(キメ)ていた。
これは元々はウォッカに支給されていた品であったが、クリークは奪ったデイパックの中からこれを見つけてしまっていた。

これにより、クリークのアイゼンとしての肉体は大幅に強化された。
ダ・イルオーマの大剣を片手で振り回せるようになっていたのもこのためだ。
矢が刺さらなかったのも、麻薬(ヤク)の効果で表皮が硬化されていたからだ。


本来の肉体でのクリークは、1tにもなる大戦槍という槍を扱える程の怪力を誇っていた。
しかしアイゼンの肉体ではいくらリビドークロスの力を纏っていても流石にそこまでの力は発揮できなかった。
だが、今は麻薬(ヤク)を服用(キメ)ている。
これにより増幅された力は、もしかしたら本来のクリークのものを超えているかもしれない。
今のクリークはまさに、クリークを超えたスーパークリ『言論弾圧』!

…まあ、とにもかくにも、今のクリークはかなり強化された状態にあるという訳であった。


◆

「くっ!」
『キンッ』
「なっ!?」

ランボーは、今度はクリークの目の方に向かって矢を放った。
しかし、それも効かない。
目を閉じている瞼の皮膚も、地獄への回数券の効果で硬化されていて、それに弾かれた。

それでも、顔面に矢が勢いよく当たったことにより、クリークは少しのけ反る形になる。
しかしそれも、すぐに顔を上げた状態に戻る。

「俺ニ……甘エろおォ!!」
『バキッ』

リビドークロスとそれに付随する共振石の影響で、本来クリークになかったはずの母性欲が増幅される。
それと元々ここに来る直前にも暴走していた影響により、クリークの精神は滅茶苦茶に変容させられ、彼自身も自分が何を言っているのかも全く分からなくなる。
そんな状態のまま、再び彼は床を強く踏み込みながら駆け出して襲いかかろうとする。


「ハーッ!ハアーッ!!」
『カチン』
「グッ…!」

これに対抗できたのは徹の方だ。
前と同じくアイスカービィの氷の吐息、こちこちといきをクリークの全身にかかるように吹き掛けた。
結果、クリークは全身を氷漬けにされた。


「うおオおおォっ!!!」

しかし、クリークはそれを打ち破った。
全身を強引に動かしたことで、身体の周りの氷は砕かれた。
10秒くらいは止められたが、すぐに動きだされてしまった。

氷の拘束から逃れたクリークは、そのまま再び走り出す。

「がアアアああァ!!」

クリークは新たな攻撃を仕掛ける。
それは、これまでのような6本の腕に持った武器を使うものではなかった。
狙うは先ほど自分を凍らせてきた相手、徹だ。

そして今の徹は小さいカービィの肉体。
そんな相手を攻撃するために最も手っ取り早い武器、それは足だ。
クリークは、徹に向かって、まるでサッカーボール相手に行うような感じの蹴りを放った。

「くっ!」

それに対し徹は咄嗟に自身の身体全体に氷を纏って防御体勢になった。
これもアイスカービィの技、「こちこちガード」と呼ばれるものだ。

「うわああっ!?」

しかしそれもまた、麻薬(ヤク)で強化された肉体相手には敵わなかった。
自身に纏った氷も砕かれ、徹は後方へと蹴り飛ばされた。
吹っ飛んだ徹は壁へと叩き付けられた。
それどころか、壁には穴が空き、徹はその内側へと落ちていった。

けれどもこれは、致命的なダメージにはならなかった。
氷のガードは、徹本体に届く衝撃をある程度は和らげてくれた。
それでも、全くの無傷ではない。
ダメージを受けた結果、徹のコピーは解除されていた。

アイスのコピー能力は、能力星の結晶となって徹の肉体から排出された。
徹は、元のピンクの素のカービィの姿に戻っていた。
能力星は壁の穴の中から出てきて、廊下の床の上を跳ねながら離れた場所へと行ってしまった。
そして能力星は、短い時間でいずれ消えてしまうものだ。

「キタザワ!」
「ぐっ…」

ランボーが声をかけるが、徹はそれに応えられない。
壁の内側に隠れ、姿も見えなく、苦痛に悶える声が聞こえるだけだった。



「躾ダあアあぁぁっ!!」

(!しまっ…)


クリークの攻撃は止まらない。
手に持った大剣をランボーに向かって振り下ろそうとしていた。

そしてランボーはそれに対抗することはできなかった。
咄嗟に弓矢を構えようとしたが、それも間に合いそうになかった。
相手の、強化された肉体から繰り出されるスピードについていけなかった。


大剣が今すぐにでもランボーの頭に届きそうになった、その時だった。


「うおっ!?」

ランボーの背中が誰かの手に掴まれ、後ろに向かって強い力で引き寄せられた。
後方に移動させられたことで、先ほどまでランボーがいた場所の床の上に、大剣が叩きつけられた。
大剣が切り裂けたのは、床だけだった。


「君、大じょ…………何だアレ!?」

ランボーの後方から初めて聞く声がした。
その声の主が今ランボーを助けたようだった。

ただ、その相手はランボーのことを心配しようとしたが、その前にクリークの姿に驚く反応をしてしまっていた。

そんな声を聞いてから、ランボーは後方を振り向いて自分を片手で掴んでいる相手の姿を確認する。
そこにいたのは、赤い服に麦わら帽子を被った青年だ。
そしてその隣には、水色の毛並みを持つ猫並みのサイズの動物がいた。


◆


パズーとリンクは支給品の確認を終えた後、自分たちがいたB-2の村の中に移動しそこの探索を行っていた。
ウタやチャット、その他に誰か協力関係を結べる人がいないかということを期待してのことだった。

しかし、彼らがそこで発見することになったのは、一つの死体だった。
見つけた時は驚いてしまったが、やがて人の痕跡が残っていることにも気づいた。


ピンク色の水滴の跡と足跡が死体横の雪の上にあった。
パズーとリンクも、死体は一旦そこに置いたままにして、痕跡を辿っていった。
足跡が複数人分あることから、もしかしたら自分達以外に先に発見・犯人の追跡をしている人がいるかもしれないことを考えた。
それがどんな人物達かの確認のためにも、二人もそこから追跡を始めた。

結果、パズーとリンクも札幌世界ホテルに辿り着いた。
彼らもホテル内に入り探索を開始しようとしたが、すぐ異常に気付くことになった。
建物内から、大きな音や人の叫ぶ声が聞こえて来た。


それらが聞こえて来た方に向かってみれば、そこでは一人の少女?が今にも大剣で斬られそうになっている場面があった。
大剣を振り下ろそうとしている相手が何者かを確認する暇もなく、パズーは殺されそうになっている相手に向かって手を伸ばした。
ゴムの肉体のおかげで、少し離れた位置からでも腕を伸ばして届かせることができた。
それに、ゴムの縮む性質のおかげで掴んだ相手を自分達のいる所に素早く引き寄せることができた。

そうしてその人…ランボーを助けられたことに安堵したのも束の間、今彼を襲っていた相手…クリークをパズーはしっかり視界に入れてしまった。
その異常な姿を見たことで、ランボーにちゃんと話しかける前に驚きの声を上げてしまった。


そして場面は、今に戻る。

◇


「……………ア?」

この状況で、驚かされているのは何もランボーやパズー達だけではなかった。
クリークもまた、その場で呆然とした状態になっていた。

聞き覚えのある声に反応して、閉じていた目が見開かれた。
そうして見た、今この場に現れた者の顔に、覚えがあった。
それは、この舞台に来る直前、自分を頭から船の甲板に叩きつけた相手。
自分を、倒した男。

『ズキン』

「グッ…イ……ア゛ア゛ア゛ア゛ァァッ!!!」

「…?」
「な、何だ?どうしたんだ?」

クリークは突如頭を抱えて苦しみだした。
これまで正気を失っていた彼に、敗北の記憶が脳を痛めつける。

そうなっていることを知る由もないランボー達は、急に苦しみ始めたことに対し困惑の反応しか出せない。

「オ、レ……俺は…!」

蘇っていく記憶が、クリークの狂っていた頭に自身が何者であるかを分からせてくる。


「麦わら、小僧ォ……ウアアアアアアアアァァッ!!!!」

苦しみながらも、クリークは再び襲いかかろうとする。
もう一度両手に剣を持って、ランボー達の方に向かおうとする。


「リンク、頼む!」
「!」

相手が何故かいきなり苦しみ出したことには驚かされた。
だが、再び襲いかかってくるなら対抗はする。

パズーは、それをリンクに任せた。
リンク自身も、その言葉に応えた。

相手は大量の武器を持っており、素手のパズーでは対処は難しい。
そして、リンクならばこれをどうにかできると判断した。
そのための手段を、リンクは持っていた。

「リュン!」
『バチッ!』
「ぐああああっ!?」

リンクはコリンクとして持つ技、でんきショックを放った。
電気ならば、相手が肉体を頑強にしていようと内側に効果が出る。
もっとも、パズーはそこまで分かっていてリンクに託した訳ではなかったが。

離れた位置から電気を浴びせられたクリークは、その場で麻痺になって動きを止められた。

「ギ、イイイイイィィ…!」

それでもクリークは身体を無理矢理動かそうと振るわせる。

「リィン!」
「グッ…」

そこにリンクが追撃を加える。
コリンクとしての技、「でんこうせっか」を繰り出した。

頑強になっている肉体相手には、でんこうせっかの物理的なダメージは通りにくい。
けれどもそもそもで言えば、でんこうせっかは威力よりもスピードに重きを置いた技だ。
それにより、クリークの麻痺が消える前にこの技を当てることができた。

リンクのでんこうせっかによる体当たり攻撃は、クリークの腹の辺りに当たった。
その結果、肉体へのダメージはなくとも、クリークは体勢を崩した。
クリークは今、リビドークロスのアームも使いながらたくさんの武器を持っている。
そのため、クリークは上半身がそれなりに重くなっている。
それに対し下半身はほとんど何も付けてない。
つまり元々、体幹バランスは通常よりも悪くなっていたのだ。
こうなったのは、電気による麻痺で体を思うように動かしにくかったこともあるだろう。

体勢を崩したクリークは、後方に向かって尻餅をつくように倒れ込んでいった。
そのまま床の上に、武装の分も含めて重くなった身体が叩き付けられた。




『バキッ!』
「ア゛ッ!?」

クリークの身体が倒れ込んだその時、その下にあった床が壊れた。
しかしただ、壊れただけではなかった。
その床には、大きな穴が開いた。
底が見えないほどの、深い穴が。



「あ゛ああァァー………………………」

クリークはその穴の中に、装備を壁に擦り付けながら、落下していった。

◇

札幌世界ホテルは、普通のホテルではない。
網走監獄を脱獄した、金塊の在りかを示す刺青持ちの24人の囚人の一人、家永カノ(本名:家永親宣)が自らの目的のためにあらゆるところを改造した殺人ホテルだ。
そうして作られた罠の中に、落とし穴も存在した。
これは、レバースイッチを1つ引くだけで、床が開いてそこに立っていた者を下に落とすことができる仕掛けだ。

クリークは先ほど、その穴が下にある床を走るために強く踏み込んだ。
それにより、その部分の床が少し壊れた。
けれども、その時はまだ完全には穴は開かなかった。
だがそうだとしても、これによりその床は脆くなってしまっていた。

そして今、クリークはリンクの攻撃によりバランスを崩して後方に追いやられ、尻からどかりと座り込むように倒れた。
その倒れた場所も、その穴のある床だった。
結果、尻から全重量がかかったことで床が完全に壊され、隠されていた穴が開いてしまった。

クリークは重力に従って、そのままその穴の中の暗闇に消えていった。


◇◇◇◇

「あ痛た………あれ?さっきの変態女は?それに、その人は?」
「……あの女は、穴に落ちた。こいつは、俺を助けた」
「何だって?」
「え?その声…」

壁の中から、北沢徹がようやく出てきた。
壁の穴から這い出てきた徹は、状況をパッと見て、そこから生じる疑問点を述べた。
それに対してランボーは答えるが、彼の少女の姿から発声された『男性』の声に、今度はパズーが疑問を呈した。
それに、パズーからしてみれば壁の中から出てきたピンク色の球体の生命体も不可思議な存在だった。

また、パズーとしてはさっきの変態女…クリークが自分の顔を見て何か反応しているようだったことも気になっていた。
麦わら小僧と呼んでいたから、もしかしたらルフィのことを知っていたのかもしれない。
けれども、他に情報整理しなければならないこともあって、その話をすぐに切り出すことはできなかった。



先ほどまで戦っていた相手が、突如床に開いた穴の中に落ちて消えるだなんて結末は、彼らには予想がつかなかった。
その上、ランボー達とパズー達も初対面であり、お互いのことは全く知らない。
パズーはとりあえず状況から咄嗟にランボー達の手助けをしたが、信頼できるかどうかも本当はお互いにまだ不明な段階だ。
このままここではまともに話し合うことなんてできない。
その結論には、ここにいる全員が到達していた。

「とりあえず、話はこの建物から出てからにしよう。ここはどうも、やはり何かおかしい」

この提案は徹が先に出した。
徹は、先ほど壁の中に叩き込まれた際、奇妙なことに気付いた。
それは、客も通る廊下等では決してない、隠し通路のようなものが壁の中にあったのだ。
何故こんな通路があるのかといった点については不可解だったが、先ほどまで戦闘中だったこともあり気にしている暇はなかった。
けれども外に出てみれば、今度は突如開いた穴に先ほどまで自分たちを襲っていた相手が落ちたという。
ホテルの構造はやはり普通ではない、こんな場所で落ち着いて話し合うことなんてできない。

他の者達もそのことを分かってきており、提案にはすぐに乗った。

4人は、今回様々なことがあって疲れを感じながらも、外に出るために一緒に歩き出した。


【B-2 札幌世界ホテル/黎明/一日目】

【ジョン・ジェームズ・ランボー@ランボー】
[身体]:ポプ子@ポプテピピック
[状態]:男体化の呪い、疲労(小)
[装備]:勇者の弓(矢立、予備矢多数含む)@ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2(ランボーから見て武器ではない)
[思考・状況]基本方針:生き残る
1:このホテル内から外に出て、北沢徹やさっき自分を助けた青年(パズー)と話をする。
2:他にも脱出プラン等の情報提供者、協力者になれそうな者を探す。
3:さっきの変態女(クリーク)はどうなったのか。転落死してくれていたらもう余計なことを考えずに済みそうだが。
4:こんな身体になったこと、嬢ちゃん本人に何て言えばいいんだ
[備考]
※参戦時期はラストシーン、トラウトマン大佐に連れられ逮捕された直後です。
※ポプ子のCVは元は花澤○菜でした。
※現在、男体化の呪いの影響でCVが山口○平になっています。外見の変化はほとんどないものとしておきます。
※服装はポプ子の着てるセーラ服です。クソダサくはないです。海兵スタイルのランボーだってありだろゥァア゛―ッ!!


【北沢徹@彼岸島 48日後…】
[身体]:カービィ@星のカービィシリーズ
[状態]:ダメージ(中)
[装備]:
[道具]:基本支給品、フィレンツェ行き超特急内の氷×2@―パッショーネ24時―、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:殺し合いを打破する。
1:このホテルから外に出て、ランボーや青年(パズー)と話をする。
2:他にも殺し合いに乗っていない参加者と合流したい。
3:殺し合いに乗っている参加者は止める。
4:さっきの変態女(クリーク)はどうなったのか…
5:島村卯月と呼ばれた少女の身体の遺体を埋葬してあげたい。
[備考]
※参戦時期は死亡後です。

※ダメージを受けたことにより飛び出したアイスの能力星は、時間経過により消滅しました。

【パズー@天空の城ラピュタ】
[身体]:モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE
[状態]:健康
[装備]:ヒスイ地方のモンスターボール@ポケットモンスターシリーズ(Pokémon LEGENDS アルセウス)
[道具]:基本支給品 時のオカリナ@ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 ウタの歌の楽譜@ONE PIECE Film RED 
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない。
1:ホテルの外に出てこの人達(ランボー、北沢徹)と話をする。
2:リンクと共にウタ、チャットを探す
3:この楽譜とオカリナ、主催者は何か関係あるのか?
4:ムスカには警戒。
5:ルフィという海賊は危険な人物じゃなかったことには安心。
6:さっきの女の人(クリーク)は何だったんだ?殺し合いに乗っているみたいだったが…
7:さっきの女の人(クリーク)、反応からしてルフィを知っていたのか?
[備考]
※本編終了後から参戦とします。
※ルフィの肉体の細かい参戦時期は後続の書き手にお任せしますが、少なくとも新世界編以後のものとします。
※ルフィのプロフィールにウタと幼馴染であるといった情報が書かれてません。


[意思持ち支給品状態表]
【リンク@ゼルダの伝説ムジュラの仮面】
[身体]:コリンク@ポケットモンスターシリーズ(Pokémon LEGENDS アルセウス)
[状態]:健康
[思考・状況]基本方針:ムジュラの仮面を倒すために月に行く
1:オレを出した、目の前にいる人物(パズー)と共に行動
2:オレが知っている、月やムジュラの仮面についての情報を伝えたい
3:さっきの女の人(クリーク)は何だったんだ?
[備考]
※ゲームクリア後からの参戦とします。
※コリンクとしての性別はオスとします。
※現在判明している使える技は、「でんきショック」、「でんこうせっか」の二つです。
※他の技構成などは後続の書き手にお任せします。



◆

家永カノが仕掛けた落とし穴の罠、その暗闇の中に落ちた首領・クリークは、まだ生きていた。
穴の底には、網状のハンモックのようなものが用意されており、それがクッションとなっていた。
これも元々、家永カノが用意したものだ。
落とし穴の先にあるものは拷問部屋であり、そこで拷問できるようにするために、落とした者を生かせるようにできていた。

「おレ…俺は…」

ハンモックからずり落ちた後、クリークは虚ろな目をして頭を手で押さえながら立ち上がる。
でんきショックによる麻痺はもう消えていた。

先ほどの出会いは、錯乱状態にあったクリークの精神に影響を与えていた。
自分を倒した男のことの記憶が、彼自身に自分が何者であったかを少しずつ思い出せてきていた。
この殺し合いで最初からあった大きな怒りの感情が、一周回って彼の中に冷静さを取り戻してきていた。

彼の中にあった狂気は、少しだけだが確かに鳴りを潜め始めてきていた。


【B-2 札幌世界ホテル 秘密の拷問部屋/黎明/一日目】

【首領・クリーク@ONE PIECE】
[身体]:アイゼン・ホノカ@淫獄団地
[状態]:狂乱、頭痛、記憶と理性が少しだけ回復、返り血を浴びている、地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)による肉体強化
[装備]:プレミアムリビドークロスGreat mother@淫獄団地、ダ・イルオーマの大剣@ゼルダの伝説スカイウォードソード、ゼンリンシューター@仮面ライダードライブ、魔剣バルムンク@ローゼンガーテン・サーガ、地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)(1枚分)@忍者と極道
[道具]:基本支給品、地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)(残り4枚分)@忍者と極道、ランダム支給品0~1(ウォッカの分)
[思考・状況]基本方針:俺は最強だ!!!
1:俺は…
[備考]
※参戦時期はルフィからゴムゴムの大槌を喰らった直後とします。
※現在、共振石の影響もあって狂乱状態にあり、無差別に人を襲うようになっています。ですが、ルフィの顔を見た影響で感情が揺さぶられ、少しずつ正気を取り戻しかけてきています。
※リビドークロスの一部である哺乳瓶の左側の方が半壊しています。
※装備欄にある「地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)@忍者と極道」は口内に含んだ状態です。


[支給品紹介]

【フィレンツェ行き超特急内の氷@―パッショーネ24時―】
フィレンツェ行き特急の中でブチャラティが持った氷。
何故かかなり巨大化していたが、手に持とうとするとこれまた何故か通常サイズに戻る。
また、これを持ったブチャラティは髪が水色になった。
ここにおいては、他の人物が持っても髪が水色になる効果があるものとします。
また、普通の氷の性質も持っているものとします。
最初は3つ支給されていた。
北沢徹に支給。


【魔剣バルムンク@ローゼンガーテン・サーガ】
♀マークのような意匠をした魔剣。
斬った者に男体化の呪いをかける能力を持つ。
また、刀身はとても柔軟で自在に折れたり、伸び縮みしたり曲がったりする。
首領・クリークに支給。


【地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)@忍者と極道】
極道の闇医者・繰田孔富によって開発された麻薬の一種。
前身となる「天国への回数券(ヘブンズ・クーポン)」の改悪版。
名の通り、クーポンチケット状になっており、一枚ずつ千切って使用する。
口内に服用すると、強烈な身体能力、再生能力、防御力が得られ、感性も増幅される。
その効果は凄まじく、ネズミに与えれば熊を倒してしまうほどのものである。
基本的には口内に含んだままで使用するが、口内から無くなっても効果は90分は続く。
服用すると、目の周りにひび割れのような血走りも現れる。
ただし強化は完璧ではなく、頚椎の隙間を走る0.5mmのラインだけは強度が変わらず、そこを正確に狙えば、通常のナイフ等でも刃が通る。
また、酸にも弱く飲み込んでしまった場合は胃酸により本来の効果は発揮できなくなる。
忍者等、身体能力がカンストしてしまっている者には効果がない。
2枚同時に使用すれば効果は上昇するが、肉体は耐えられず命を5分に縮めてしまうか、1分も経たずに肉体を爆散させてしまうかになる。
この場においては、5枚分支給されている。
元はウォッカに支給。


24:譜面上のジグソーパズル 投下順に読む 26:侵略者は思考の海を征く
22:迷いは禁物だぜ 覚悟完了 時系列順に読む 28:初日の出
登場話103:再びの戦場 ジョン・ジェームズ・ランボー
登場話50:英雄は滅びず 北沢徹
24:譜面上のジグソーパズル パズー
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登場話113:私は最強 首領・クリーク

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本編

  • OP -シン・時代-
  • 投下順
 ・【0~50】
  • 時系列順
 ・【第一回放送までのSS】

登場話

  • 【登場話候補作01~50】
  • 【登場話候補作51~100】
  • 【登場話候補作101~150】
  • 【登場話候補作151~200】
  • 【登場話候補作201~】
  • 【登場話候補作(採用)】

  • 書き手一覧

資料

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 ・参加者名簿(参加者向け)
 ・参加者名簿(ネタバレ)
  • 死亡者情報
 ・第一回放送までの死亡者
  • 支給品情報
 ・支給品一覧
  • タイトル元ネタ
 ・タイトル元ネタ(候補作01~50)
 ・タイトル元ネタ(候補作51~100)
 ・タイトル元ネタ(候補作101~150)
 ・タイトル元ネタ(候補作151~200)
 ・タイトル元ネタ(候補作201~)
 ・タイトル元ネタ【0~50】

関連リンク

  • 俺ロワ・トキワ荘:http://jbbs.shitaraba.net/otaku/12648/
  • 本スレ①:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1682166078/l30
  • 本スレ②:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1690106524/l30
  • したらば掲示板:https://jbbs.shitaraba.net/otaku/18420/
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