【種別】
紅世の徒”、真名

【初出】
X巻

【解説】
とむらいの鐘]の首領で、強大な“紅世の王”である“棺の織手アシズの捨て名であり、本来の真名。フレイムヘイズ『棺の織手』ティスと契約していた頃は、この真名を名乗っており、神器無銘の金環”に意志を表出させていたが、契約者ティスの死とともにこの真名を捨て、ティスと一体だった頃の称号である“棺の織手”を自らの真名として名乗るようになった。

中世の『大戦』の頃には、フレイムヘイズや“”たちはアシズをこの捨て名で呼ぶことはほとんど無く、呼んでいたのはガヴィダ天罰神“天壌の劫火”アラストールだけであり、『天道宮』の奥でガヴィダと相対した『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグは、ガヴィダアシズをこの捨て名で呼んだことに憤りを感じていた。

【コメント】
☆自らを再召喚した時に“紅世”との繋がりが切れたから、“紅世”での真名“冥奥の環”を使うのは当人等の感情を抜きにしても、適当ではなかっただろうな。
☆再召喚の自在法で繋がりが切れようと、“紅世”生まれで“紅世”の存在なんだから、「“紅世”ではこういう名前です」を表す「真名」は変わらなかっただろう。この世で名付けられた名前を流用したら、それは正式な「真名」ではない別の何かだな。
☆↑別の何か=あだ名ではないだろうか。代表格は、当然としてダンタリオン教授。もしくは、“螺旋の風琴”が用いていた偽名かな。
創造神祭礼の蛇伏羲や“瓊樹の万葉コヨーテの方が格好良かったかな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[百鬼夜行]のギュウキパラゼミナセムルヴや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナや[革正団]のサラカエルドゥーグハリー・スミスハリエット・スミスクロード・テイラーや[仮装舞踏会]の禁衛員フェコルーウアル巡回士オルゴンとも、この真名を名乗っていた頃に絡んでいたら面白そうだったのにな。
アニメ第3期ではこの真名は語られなかった。

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最終更新:2025年05月17日 13:13