"Strange Academy: Finals"2022年〜2023年 【ストレンジ・アカデミー:ファイナルズ】

(シリーズタイトル、マーベル

出版:2022年〜2023年、全6話。
前作←"Strange Academy"2020年〜2022年
翻訳版あり


概要

魔法の力を持つ若者たちを導くためドクター・ストレンジが開校した魔法学校ストレンジ・アカデミーを舞台に、地球だけでなくあらゆる世界から集められた生徒たちが巻き起こす騒動を描く"Strange Academy"の続編。魔法学校と対立してしまった生徒たちの運命は?恐ろしい予言は成就するのか?
"Strange Academy"のストーリーはここに完結する。

邦訳版

『ストレンジ・アカデミー1:ファースト・クラス』(前作"Strange Academy"より)
『ストレンジ・アカデミー2:ブライト・サイド』 (前作"Strange Academy"より)
『ストレンジ・アカデミー3:ウィッシュクラフト』(前作"Strange Academy"より)
『ストレンジ・アカデミー4:ファイナルズ』(本作"Strange Academy: Finals"より)
(全てShoProBooks)

登場人物

生徒たち

エミリー・ブライト:カンザス出身の人間の少女。反乱を起こした生徒たちのリーダー
ドイル・ドルマムゥドルマムゥの息子。エミリーと付き合っていたが大喧嘩してしまい、学校に残った。占い師に見せられた未来視により自分が世界を滅ぼすと思っている。
アイリック:アスガルド出身。アルヴィとは双子の兄弟。エミリーの反乱軍に参加。反抗的な態度のトラブルメイカーだが勇敢な少年。前作では出生の秘密が明らかに。
アルヴィ:アスガルド出身、アイリックとは双子の兄弟。真面目でナード。アイリック同様、出生の秘密があった。
シェイリー・ムーンぺドル:妖精のような羽を持つ少女。というより妖精。
ガス:ヨトゥンヘイムフロスト・ジャイアントの少年。少年といっても体は巨人だっけあってでかい。
ゾー・ラビュー:ブードゥー魔術師風の少女。エミリーと一緖に学校を抜け出し、反乱に参加するが...
カルヴィン・モース:本人に魔法の才能はなく黒いジャケットに魔力が宿っていた。前作でこれを奪われ、魔力を失う。コンプレックスに押しつぶされ「願い」の売人に手を出すだけでなく、他の生徒も勧誘したことがバレ、退学になってしまう。
デジー:赤い皮膚の魔族の少女。本名は絶望"Despair(ディスペア)。他社の絶望を見たり吸収する力がある。エミリーの反乱軍に参加。
ジャーマン:メキシコ出身。先住民に伝わるナワルの力を持ち、動物や鳥の姿を投影できる。
トス:ウィアードワールド出身の少年で水晶体の体を持つ。言葉は話さないがシェイリーの恋人。
ハウィー:獣人の少年。当初は名前がなかったが前作の途中から登場、少しずつ目立つようになる。
ヘイディ:人間の少女で髪が2色に分かれている。ハウィーのガールフレンドで彼女も途中から登場。

その他、モブキャラとして名前の語られない生徒たちが大勢いる。

教師

ドクター・ヴードゥー:学校を設立したドクター・ストレンジが死亡したため実質的に校長となっている。
ゼルマ・スタントン:新入生たちの面倒を見る女教師。魔法具の管理や図書の管理などを担当。エミリーと仲が良かったが、現在は対立している。
エンシェント・ワン:ストレンジの師匠。
マインドフル・ワン:知性を持ったマインドレス・ワン。寮の管理と食事の提供を担当していたが、エミリーに支配を受け反乱軍側にいる。

非常勤講師

ダイモン・ヘルストローム
ニコ・ミノル
スカーレットウィッチ
マジック:「遅刻すると地獄みたいな目に遭わせられる」と噂だったが、ソッコーで実行する。
シャーマン:アルファフライトのメンバー。カナダのシャーマン。
アガサ・ハークネス
デッドガール:死の経験を元にカウンセラーとして参加。

内容

前作"Strange Academy"で教師たちに反旗を翻し、学校を抜け出して反乱を起こした生徒たち。しかしリーダーのエミリーにもその先に目的もなく、闇雲な行動に疲れた生徒たちは一人また一人と学校に戻っていく。
ドルマムゥの息子、ドイルは街の占い師に見せられた絶望的な予言を恐れているが、実際には少しずつ予言の成就に近づいている。
「願い」の売人に手を出したカルヴィンはもはやその手先となってしまい、後戻りはできない状況。
彼らの運命は?





最終更新:2025年06月01日 23:48