Debased Wizard



カードタイプ:Village/村
エキスパンション:Root of Corruption(Advance)

英語版
Card Name Number Class Cost Gold Weight Light VP Text
Debased Wizard 8 Villager・Mercenary 4 2 1 Village/Dungeon:Gain 1 curse. Use an ability on a card present that you have already used this turn.
Dungeon:Select 1 Battle effect on a monster. Ignore that Battle effect. Gain 1 curse.

日本語版(仮訳)
カード名 枚数 分類 コスト 金貨値 重量 明かり 勝利点 テキスト
堕ちたる魔術師 8 村人・傭兵 4 2 1 村/ダンジョン:呪い1枚を得る。この手番にあなたが既に使用したカードの能力一つを使用する。
ダンジョン:モンスターの戦闘効果一つを選択する。その戦闘効果を無視する。呪い1枚を得る。

カード解説/CARD GLOSSARY


カード分析


所感
  • 呪いを代償に強力な効果を発揮するカードの1枚。
    これはその能力を2種類持つ。
  • 戦闘効果キャンセル(制限なし)は一部のFamiliarや、Veilminderが持っていた能力。それらと比べると呪い1枚で済む使用条件は破格。
    これにより弱体化するモンスターは多岐に渡る。総じてVPが高めのそれらを楽に狩れるのはおいしい。
  • ある意味「呪い1枚を得る」モンスターは苦手といえる
  • もう一方の能力再使用はきわめてレアな能力。Bluefire Staff/ブルーファイア・スタッフの制限を外せるだけ外したようなもの。
    基本デッキからしてRegular+Longspearのドロー能力を有しているため、使える機会は極めて多い。
    ただし、ドロー能力は空振りに終わることも多いので、確証が無い状況での使用は控えたほうが懸命。
  • 攻撃+2以上に相当する能力を再利用できると良い感じ。
  • 忘れがちだが村能力も対象になる。序盤から呪いを引き取るのはリスキーなので悩ましいところ。経験点取得能力などが狙い目か。
  • これまた忘れやすいがFamiliar能力も対象(除くLessor Phoenix)。
  • Cypherはカードでないので対象外。各種Avatarは一応カードなので対象の筈。
  • トロフィーは能力(ability)ではなく効果(effect)なので対象外。
  • 自身の持つ戦闘効果無効化を再利用すれば、複数の戦闘効果を持つモンスターにも対応できる。その場合呪いは3枚得ることになる。

  • これらの便利な能力を有しつつ、本体はたいまつ相当の能力があるという贅沢仕様。コスト4は正直安い。

  • 極めて高い汎用性を誇るカード。明確な目的がなくとも「とりあえず」で買って損しない一枚。
  • 複数買うと明かりが余剰気味になるのでたいまつの処分も検討に。
  • ポイントを抑えて使う分には、呪い処理カードを投入しなくても十分まわる。
    何かコンボに期待するならさすがに呪い対策を考えたほうがよさそう。

  • 与太:
    Debased Wizard2枚(DW1,DW2)が手札にある状況で、
    ① DW2の再利用能力を適当な能力に対して使用し、解決する。
    ② DW1の再利用能力をDW2の再利用能力を対象に起動する。
    ③ DW2の再利用能力をDW2の再利用能力自身を対象に起動する。(※)
    ④ DW2の再利用能力をDW2の~
    とすると延々ループさせることで呪い全てを引き取れる。
    通常は意味の無い話だが、Drua Purifierがいれば話は別。デッキを全て引ききった上で無限コンボにつなげることが出来る。
    Curse of Hostilityを用いればDebased Wizardを一度捨てて引きなおすことができ、それにより任意の能力の再使用と呪いの再補充が可能。)
    ※の時点でDW2の能力は使用済みであるので対象として適正。
    ルール解釈によってはDebased Wizard1枚でも成立する可能性がある。
    準備は死ぬほど面倒だが、Brownieを用いての村買占め、Greatswordでのダンジョン掘り尽しなど夢のある芸当が可能。


シナジー
組み合わせは無限。複数回使用を前提とした設計になっていないカードを対象にすると派手
  • Maul
    Regularに持たせてすら追加+3。体力次第でさらに伸びる。


アンチシナジー
明かりと戦闘効果無効のおかげで、明確に相性の悪いカードはほとんど無い。
  • Owl Eyes
    戦闘効果が怖いならば、Owl Eyesを買わずにDebased Wizardを多めに投入して明かりを補うほうがよい


得意なモンスター


苦手なモンスター


クラシック版カード使用時
テキストが未整理ゆえ、一部ダンジョン能力で記述すべき能力が特性となっている。(主に攻撃呪文)。
そのままでは倍加できないので、あきらめて許容するか、読み替えテキストをあらかじめ立てておくなりしておこう。
戦闘効果の半数は余波効果に読みかえられるので、そちらでの効果は低め。
アドバンスでは数が激減した直接妨害カードの連続使用は非常に強力。
  • Redblade Assassin/レッドブレードの暗殺者
    これに限らずLorigg/ロリッグなどの手札破壊カードは本来はレベルアップ前提かつ数が限られている。と連発し難い設計になっている。
    定期的に2枚3枚と捨てさせられる状況になると食らう側はやる気激減。
  • Creeping Death/クリーピング・デス:こちらは高コストで数が揃えにくくなっている。
    自分も呪いを得るので妨害としては微妙だが、ホールからの直接取得が十分視野に入るのは大きい。
  • Sidhe/シー:上記の呪い取得ループと組み合わせるとクリーピング・デスも真っ青

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年06月27日 22:39