大全集シリーズ(混載)
ここでは、ウルトラ・ライダー・戦隊以外の各シリーズの各種特撮作品を混載したものについて取り上げます。
概要
大全集シリーズの混載タイトルとしては、テレマガ15周年のタイミングで『
テレビマガジン ヒーロー大全集』が発売されたが、それ以降も、多数の作品を混載したものが3冊発売された。
主に扱われている作品は昭和40年代=1966~74年までの作品がメインであり、それ以降の作品は扱われなかった。
そのためか、年代の偏重ぶりは激しいとはいえ、当時の基準で可能な限りの資料を掲載しており、特に『サンダーマスク』あたりは貴重な資料といえる。
書名 |
発行年月 |
備考 |
巨大ヒーロー大全集 |
1988/9 |
タイトル通りに巨大ヒーロー作品がメインだが、なぜかブースカも紹介されている |
特撮ヒーロー大全集 |
1988/12 |
前書の補完的な内容にして、第一期大全集シリーズ最終巻。 昭和40年代怪獣映画も紹介 |
変身ヒーロー大全集 |
1995/11 |
7年の歳月を経て、ようやく発売された昭和東映ヒーロー編。 本書をもって、大全集シリーズは再度休止となる |
関連ムック |
講談社ヒットブックス 巨大特撮大全集 |
1992/9 |
東宝以外の特撮映画・ビデオ関連を紹介 |
各巻ごとの概要
『巨大ヒーロー大全集』
1988年9月に発売されたもので、昭和40年代の巨大特撮ヒーロー作品の代表10タイトルをメインとした構成。
巻頭ページでは、ウルトラシリーズを含めて、本書未紹介の作品についても、巨大ヒーロー系の作品をメインに軽く触れられている。
紹介作品は以下の通り。
作品名 |
備考 |
マグマ大使 |
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快獣ブースカ |
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キャプテンウルトラ |
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ジャイアントロボ |
カラースチールはほぼなく、実際の本編からのコマ焼きで構成 |
宇宙猿人ゴリ 宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン スペクトルマン |
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シルバー仮面 シルバー仮面ジャイアント |
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ミラーマン |
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アイアンキング |
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スーパーロボット レッドバロン |
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スーパーロボット マッハバロン |
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これらの作品のうち、当時の講談社が掲載権を有していたのはテレマガ創刊前のブースカおよび、スペクトルマン、バロンシリーズ2作品のみである。
『特撮ヒーロー大全集』
1988年12月に発売されたもので、上記『巨大』の補遺編ともいえる内容。
こちらも昭和40年代の特撮作品の紹介がメインだが、東映作品で扱われているのは『仮面ライダー』以前の作品に限られており、レコードジャケットの紹介ページでも同様の扱いとなっている。
なお、本書は第1期大全集シリーズの実質的な最終巻ともいえる扱いになっており、次の大全集はアニメ関連の『機動戦士ガンダム大全集』まで待つこととなった。
紹介作品は以下の通り。
作品名 |
備考 |
悪魔くん |
モノクロページのみ |
仮面の忍者 赤影 |
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怪獣王子 |
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マイティジャック |
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戦え!マイティジャック |
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怪奇大作戦 |
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河童の三平 妖怪大作戦 |
モノクロページのみ |
トリプルファイター |
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サンダーマスク |
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愛の戦士 レインボーマン |
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ファイヤーマン |
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ジャンボーグA |
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流星人間ゾーン |
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サンダーマスク、ファイヤーマン、ジャンボーグA、ゾーンは、作品系統的には、むしろ前書『巨大』に入れるべき作品だが、諸事情から本書での紹介である。
一方で、1970年代以降の非東映系等身大ヒーロー作品についても、紹介されているのはトリプルとレインボーマンのみであり、それ以外の作品は紹介されていない。
また、昭和40年代公開の特撮怪獣映画についても、軽めな扱いだが、本書で紹介されている。
『変身ヒーロー大全集』
前2冊から7年を経た1995年11月に発売された、1970年代初期=昭和40年代後半の東映特撮ヒーロー作品を紹介したもので、旧シリーズとしては最後の混載タイトルとなる。
紹介作品は以下の通り。
作品名 |
備考 |
仮面ライダー |
ライダーシリーズの紹介は本作のみ |
好き!すき!!魔女先生 |
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変身忍者 嵐 |
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超人バロム・1 |
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人造人間キカイダー |
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ロボット刑事 |
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キカイダー01 |
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イナズマン |
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イナズマンF |
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単独ムックが数冊発売されたライダー関連については、初代ライダーのみの紹介だが、本文内には有名なV3・01・Kの3大ヒーローに代表される各ヒーローの共演特写スチールもいくつか掲載されている。
関連ムック
テレマガ特別編集枠ではないが、同じ講談社から、同シリーズとほぼ同様の体裁で刊行されたムックについて説明する。
『巨大特撮大全集』
講談社ヒットブックス枠として、1992年9月に発売されたもの。
1950年代から、同年発売のVシネマ作品『大予言 復活の巨神』まで、東宝以外の特撮映画・オリジナルビデオ作品について取り上げたもの。
対象となるのは東映・大映・松竹・日活・円谷プロの各作品である。
従来の大全集シリーズと比べると、ボリュームは薄めだが、それでもマニアックな作品がチョイスされており、いかにも講談社らしい密度の1冊といえる。
最終更新:2025年07月30日 20:48