スーパーヒーロー大集合

ジャンル 混載
出版社 講談社
シリーズレーベル テレビマガジン グレート百科
通巻No. 39
サイズ A4変形
発売年月 1994年10月
ポイント ライダー&メタル系メインに東映ヒーローを紹介
後楽園ゆうえんちのヒーロー大集合ショー企画とはまったくの別物
テレビマガジン グレート百科


概要

古くは初代『仮面ライダー』、そして新しくは当時放送中だった『ブルースワット』まで、スーパー戦隊シリーズ以外の東映制作の特撮ヒーロー作品の中から、ライダー&メタルヒーローの両シリーズ系を中心に、代表的なタイトルを取り上げた一冊。
かつて、後楽園ゆうえんちの野外劇場(→東京ドームシティアトラクションズ→シアターGロッソ)で行なわれていたスーパー戦隊シリーズをメインに、東映ヒーローたちが共演するアトラクションショー企画とは同名だが、同じ東映作品を題材として扱う点以外は、まったくの無関係である。
グレート百科シリーズは主に作品単体、もしくは特定のシリーズ限定の書籍を扱うため、シリーズを越えて、複数のタイトルを扱ったのは本書が唯一である。
基本的にテレマガ掲載の作品がチョイスされているが、それ以外の作品として、本放送時は小学館および徳間書店がメインだったため、講談社の雑誌で掲載できなかったキカイダー&イナズマン各2作品も取り上げられている。

紹介作品(登場ヒーロー)一覧

本書の構成は、ヒーローの属性ごとに分類されており、以下の構成となっている。
コーナー名 ヒーロー名 登場作品 備考
14大仮面ライダー 仮面ライダー1号 『仮面ライダー』
仮面ライダー2号
仮面ライダーV3 『仮面ライダーV3』
ライダーマン
仮面ライダーX 『仮面ライダーX』
仮面ライダーアマゾン 『仮面ライダーアマゾン』
仮面ライダーストロンガー 『仮面ライダーストロンガー』
スカイライダー 『仮面ライダー(スカイライダー)』
仮面ライダースーパー1 『仮面ライダースーパー1』
仮面ライダーZX 『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
仮面ライダーブラック
仮面ライダーブラックRX
『仮面ライダーBLACK』
『仮面ライダーBLACK RX』
ブラックはRXのサブフォーム扱いで紹介
仮面ライダー=シン 『真・仮面ライダー 序章(Vシネ)』
仮面ライダーZO 『仮面ライダーZO(映画)』
仮面ライダーJ 『仮面ライダーJ(映画)』
ロボットヒーロー ジャンパーソン 『特捜ロボ ジャンパーソン』
キカイダー 『人造人間キカイダー』
キカイダー01 『キカイダー01』
K 『ロボット刑事』
ジバン 『機動刑事ジバン』
メタルダー 『超人機メタルダー』
レスキューヒーロー ウインスペクター 『特警ウインスペクター』
ソルブレイン 『特救指令ソルブレイン』
エクシードラフト 『特捜エクシードラフト』
宇宙刑事 ギャバン 『宇宙刑事ギャバン』
シャリバン 『宇宙刑事シャリバン』
シャイダー 『宇宙刑事シャイダー』
超能力ヒーロー イナズマン 『イナズマン』
『イナズマンF』
バロム1 『超人バロム・1』
アクマイザー3 『アクマイザー3』
超神ビビューン 『超神ビビューン』
忍者ヒーロー 磁雷矢 『世界忍者戦ジライヤ』
変身忍者 嵐 『変身忍者 嵐』
忍者キャプター 『忍者キャプター』
コマンドヒーロー ジャスピオン 『巨獣特捜ジャスピオン』
スピルバン 『時空戦士スピルバン』
ブルースワット 『ブルースワット』
  • 設定上は同一人物のライダーであるブラックとRXの扱いに関しては、RXがメイン扱いとなっており、ブラックはあくまでロボ&バイオと同様にRXのサブフォームとしての扱いとなっている*1


巻頭付録

グレート百科シリーズには、巻頭にポスターおよびミニカードが付録として付いているが、本書でもしっかり踏襲されている。
  • スーパーヒーロー大集合ポスター
  • スーパーマシン超ファイル
    • 表面は歴代ヒーロー、裏面は歴代ヒーローのマシン(車&バイク)について取り上げたポスター。
    • ヒーロー大集合ポスターは、同一人物系のヒーロー*2は基本的に未紹介であり、一部のメタルヒーローも強化後のものになっている*3
    • また、スピルバンのダイアナ&ヘレン、JPのガンギブソンも、メインヒーローたちと同格の扱いで紹介されている。
    • 一方、ライダー系はZOとJのみが大きく扱われ、1号~シンの12人は12ライダーの特写でまとめて紹介されている。
    • スーパーマシン超ファイルでは、ビビューンのズシーンカーとバシャーンカーの名前が入れ違っている
    • また、なぜかジライヤの黒星馬(ブラックセイバー)が未紹介である。
  • スーパーヒーロー ゴールドカード
    • 新1号、嵐、キカイダー、3超神、ギャバン、ジバン、WSP3人、J、ハイパーショウ単体の9枚のカード。
    • なんともチョイスがマニアックである。


未紹介作品

本書は先述の通り、テレマガ系のムックでありながら、未紹介となってしまった作品もいくつかある*4
  • 宇宙鉄人キョーダイン
  • 快傑ズバット
  • 宇宙からのメッセージ 銀河大戦
  • 兄弟拳バイクロッサー
    • これら各作品は、講談社に掲載権があったにもかかわらず、なぜか未紹介である。
    • ただし、キョーダインについては、手違いで本文内の表紙*5に1枚、スカイゼルとグランゼルが手を合わせるおなじみのスチールが掲載されている。
  • 正義のシンボル コンドールマン
  • ザ・カゲスター
  • 星雲仮面マシンマン
    • これら各作品は、本放送時の掲載権が小学館(+徳間書店)扱いだったことに加え、知名度の低さも理由と見られている。

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最終更新:2025年04月04日 18:49

*1 これを後発のライダーで例えるなら、ブラックがクウガのグローイングフォーム的な扱いになっているという状況である

*2 RXと同一のブラック&ロボ&バイオ、ファイヤーと同一のナイトファイヤーが該当。アクマイザー&3超神は例外。

*3 ジライヤは第2装着、SREDはシンクレッダー登場後、BSはハイパーショウ登場後。

*4 1970年代以前の作品、当時スーパー戦隊シリーズとしてはカウントされなかった『秘密戦隊ゴレンジャー』&『ジャッカー電撃隊』、巨大ロボの『大鉄人17』、権利関係で紹介が難しい『スパイダーマン(東映)』は対象外とする。

*5 ゴールドカードの直後のページ。