ウルトラ超百科シリーズ(平成3部作/作品別)

ここでは、ティガ~ガイアまでのいわゆる平成3部作を取り上げた作品単独のものを扱います。

ジャンル ウルトラシリーズ(作品別)
出版社 講談社
シリーズレーベル テレビマガジンデラックス 超百科シリーズ
通巻No. 各巻リストを参照
サイズ A4変形
超百科シリーズ
ウルトラ超百科シリーズ


概要

すべて講談社が独占掲載権を獲得していた平成ウルトラシリーズ3部作は、当時のテレマガのメインコンテンツ的な扱いを受けていたためか、期待度の強さもあり、1作品につき3~4冊のシリーズとして展開された*1
また、放送中に劇場版が公開された際には、その劇場版の単独の超百科も発売された。
以下、各巻の簡素なリストを表記する。
No. 書名 発売時期 備考
71 ウルトラマンティガ超百科 1997/2
72 ウルトラマンティガ ひみつ超百科 1997/5 ウルトラおよび、特撮でも初となる同一作品2冊目の単独タイトル
73 ウルトラマンティガ 図解超百科 1997/7
75 ウルトラマンティガ 決戦超百科 1997/9
79 ウルトラマンダイナ超百科 1998/2
81 ウルトラマンダイナ ひみつ超百科 1998/6
83 ウルトラマンダイナ 決戦超百科 1998/9
87 ウルトラマンガイア超百科 1998/2
89 ウルトラマンガイア 決戦超百科 1999/6
90 ウルトラマンガイア 図解超百科 1999/6
94 ウルトラマンガイア ひみつ超百科 1999/9

各作品ごとの概要

作品ごとに解説する。
図解路線を別とした各巻は、基本的な構成は、いずれも発売時点におけるヒーロー、怪獣、防衛チームのメカとキャラの基本情報の紹介、決戦の振り返りをメインに構成されている。

ウルトラマンティガ

  • ウルトラマンティガ超百科
記念すべきティガシリーズの1冊目にして、#1~18までの作品序盤について取り上げたもの。
なお、2022年には、映画『シン・ウルトラマン』公開に合わせて、昭和シリーズのマン~レオと同様、平成シリーズで唯一復刻され、電子版も発売されている
ティガ関連の電子書籍は、諸事情により、長野博氏演じる主人公のダイゴのスチールが差し替えられたり、カットされたりする場合があるが、本書はそのまま問題なしに通常通り掲載されている。
  • ウルトラマンティガ ひみつ超百科
前巻の続編にして、中盤となる#19~30までの情報を紹介したもの。
同一作品としては2冊目の単独タイトルであり*2、ウルトラシリーズおよび、特撮テレビシリーズ作品としても初となる。
  • ウルトラマンティガ 図解超百科
3クール目までの全怪獣の図解を取り上げたもの。
  • ウルトラマンティガ 決戦超百科
ティガシリーズ最終巻となる本書は、#31~52(最終回)までを紹介したもの。
放送終了後の発売であったため、この手の書籍で軽視されがちな最終回もしっかり取り上げられている。

ウルトラマンダイナ

  • ウルトラマンダイナ超百科
ダイナシリーズの1冊目にして、#1~22までの作品序盤について取り上げたもの。
  • ウルトラマンダイナ ひみつ超百科
怪獣の秘密情報をメインに、中盤となる#34までの情報を紹介したもの。
  • ウルトラマンダイナ 決戦超百科
ダイナシリーズ最終巻となる本書は、#35~51(最終回)までを紹介したもの。
なお、本作のみ、なぜか図解超百科が発売されなかった。

ウルトラマンガイア

  • ウルトラマンガイア超百科
ガイアシリーズの1冊目にして、#1~24までの作品序盤について取り上げたもの。
  • ウルトラマンガイア 決戦超百科
ガイアシリーズ2冊目の本書は、ガイアV2&SVの紹介に加え、#1~36までの決戦について取り上げたもの。
過去2作とは異なり、先に決戦超百科が発売されるパターンとなった。
  • ウルトラマンガイア 図解超百科
上記の前書と連番かつ、同時発売。
前作では図解超百科は発売されなかったが、本作で1年ぶりに発売された。
こちらも3クール目までの怪獣に加え、しっかりXIG側のメカについても図解されている。
  • ウルトラマンガイア ひみつ超百科
ガイアシリーズ最終巻となる本書は、#37~51(最終回)までを紹介したもの。
アグルV2もしっかり取り上げられている。
最終更新:2025年09月21日 17:30

*1 ダイナのみ、図解超百科が発売されなかったため、3冊となっている。

*2 ただし、厳密には超百科シリーズではないが、それ以前にアニメ作品『美少女戦士セーラームーンR』が、単独タイトルで同シリーズ枠から2冊発売されている。