ウルトラ超百科シリーズ(2000年代以降/作品別)

ジャンル ウルトラシリーズ(作品別)
出版社 講談社
シリーズレーベル テレビマガジンデラックス 超百科シリーズ
通巻No. 各巻リストを参照
サイズ A4変形
超百科シリーズ
ウルトラ超百科シリーズ


概要

講談社独占だった平成3部作とは異なり、コスモス以降のウルトラシリーズのテレビシリーズは再び小学館との同時掲載となったが、それでも超百科シリーズは縮小傾向になったとはいえ、引き続き展開された。
しかし、2000年代後半以降のテレマガのパワーダウンを受けた影響で、外伝作品でありながらも発売された大怪獣バトルシリーズを最後に、単独超百科はしばらく途絶えることとなる。
その後、大きく時を隔て、ニュージェネレーション作品が定着し、令和に入った2019年には、久々の単独作品の超百科として『ウルトラマンタイガ 最強ひみつ超百科』が発売されたが、事実上、本書が最後の単独作品の超百科となる。
以下、各巻の簡素なリストを表記する。
No. 書名 発売時期 備考
123 ウルトラマンコスモス ひみつ超百科 2002/3
125 ウルトラマンコスモス 図解超百科 2002/5
129 ウルトラマンコスモス 決戦超百科 2002/9
156 ウルトラマンネクサス ひみつ超百科 2005/1
159 ウルトラマンネクサス 決戦超百科 2005/5
162 ウルトラマンマックス ひみつ超百科 2005/10
172 ウルトラマンメビウス ひみつ超百科 2006/10
188 ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル超百科 2008/4
197 ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEO超百科 2009/4
250 ウルトラマンタイガ 最強ひみつ超百科 2019/9 久々にして、現状最後となる作品単体の超百科

各巻ごとの概要


『ウルトラマンコスモス ひみつ超百科』

コスモスのテレビシリーズ関連初タイトルにして、エクリプスモード登場までを取り上げたものだが、ライダー&戦隊両シリーズ同様に、2000年代の超百科の基本形として、1冊目から『ひみつ超百科』を冠したタイトルになっている。

『ウルトラマンコスモス 図解超百科』

4クール目までの怪獣・宇宙人・ロボについての図解だが、ウルトラシリーズの作品ごとの図解超百科は本書が最後である。

『ウルトラマンコスモス 決戦超百科』

3クール目から終盤について取り上げたもの。
ウルトラシリーズの単独タイトルの超百科で、3冊目が発売された最後の作品となり、同時に半年超えの作品で終盤のエピソードが補完された最後の超百科にもなった。

『ウルトラマンネクサス ひみつ超百科』

序盤1クール目を中心に紹介したもの。
ネクサス関連は下記の『決戦超百科』も含め、電子版が発売されており、他作品と比べて入手しやすいタイトルである。

『ウルトラマンネクサス 決戦超百科』

前書の続編として、ジュネッスブルー登場までを取り上げたものだが、作品そのものの不振もあり、3冊目は発売されなかった。

『ウルトラマンマックス ひみつ超百科』

ゼノン登場までを紹介したもの。
本作は王道路線のため、超百科を出しやすい印象のある作品だが、残念ながら、前作ネクサスの不振もあり、2冊目以降は発売されなかった。

『ウルトラマンメビウス ひみつ超百科』

バーニングブレイブ登場までを紹介したもの。
こちらも作品人気の高さに反して、惜しくも2冊目以降は発売されておらず、少しずつ超百科シリーズのパワーダウンが始まった時期である。

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル超百科』

本流シリーズとは違うラインで、1クール作品ながらも、しっかり超百科として発売された。
放送終了後の発売であり、全話分が取り上げられている。

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトルNEO超百科』

前作に続いて、本作も単独超百科が発売されたが、結果的に本書が2000年代および、平成としても実質、最後のウルトラシリーズの単独タイトル超百科となった。

『ウルトラマンタイガ 最強ひみつ超百科』

ウルトラシリーズの単独タイトルとしては実に約10年ぶりにして、令和初の作品となることもあり、ニュージェネシリーズ初の単独タイトル超百科として発売された。
タイトルこそタイガ単独だが、登場ヒーローと関係のあるタロウやジョーニアス、オーブに関する記述もしっかり掲載されている。
発売時期の関係上、最新の情報はフォトンアース登場までで、トライストリウム登場までは未紹介である。
しかし、結果的に本書で再び単独タイトルとしての展開は途絶えており、以降は過去のタイトルの増補が目立つようになる。
また、本書も電子版が発売されている。
最終更新:2025年10月03日 19:21