黄昏の聖痕の世界 - 古のおじさんＧＭ水無月冬弥のＴＲＰＧ三昧【10/22更新】

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あなたの知らない世界

　魔神や聖痕の存在は、一般人はもちろん、裏社会に生きるオカルト関係者ですら知りません。
　あなたと同じ聖痕を持つ者に出会うこともなければ、魔神やその背後にある闇の組織なんてものも存在しないのです。

　物語の中には最低限の設定や用語がありますが、それらはあくまでゲームを進めるために用意されたもの。
　作中の世界では、そんな言葉を知っている人なんてほとんどいません。

　あなたは何も知らないまま、魔神が引き起こした事件に巻き込まれていきます。
　刻まれた聖痕の意味も、その力の正体もわからないまま、ただ、その疼きだけが、あなたを導いていくのです。

魔神と魔戒呪・魔戒

　「魔神（まじん）」は神の力を簒奪した存在であり、その本性を現すと仮面を被った姿となります。
　彼らを突き動かすのは、ただ一つ、おのれの強い欲望を満たすこと。
　そのために、強力な魔術「魔戒呪（まかいじゅ）」を操り、時には特異な世界「魔戒（まかい）」を創り出すことさえあります。
　そして、魔神たちの異様な狂気こそが、数々の事件を引き起こす元凶。この物語のジャンルが“サイコホラー”である理由も、そこにあるのです。

聖痕と神威、霊格と封神

　「聖痕（せいこん）」は、神々があなたの体に刻んだ傷です。
　聖痕の加護があるため、死んだり発狂したりする心配はありません。
　さらに、異能「神威（かむい）」を使うことができます。
　神威の根幹となるのが「霊格（れいかく）」で、神威の使用や判定の失敗によって上昇し、判定や効果に影響を与えます。
　ただし霊格が高まりすぎると「封神（ほうしん）」となり、人の存在を超えて神となってしまい、ゲーム上ロスト扱いとなります。

ＣｏＣと黄昏の聖痕の世界

　ＣｏＣと黄昏の聖痕の世界を比べると、ＣｏＣは、人間には理解できない神話生物が元凶のコズミックホラーで、ＰＣはあくまで一般人のまま。魔術は使えず、死亡や発狂のリスクもあります。
　いっぽう、黄昏の聖痕は、狂気に堕ちた魔神が自分の欲望を満たすために事件を起こすサイコホラーです。ＰＣは聖痕の加護で異能「神威」を使うことができ、死亡や発狂の心配はありません。

モザイク・カケラの世界

　ここまでが、プレイヤーが最低限知っておくべき世界設定です。
　実際には、さらに細かい設定もあって、その内容は小説形式でネットに公開されています。
　気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

　モザイク・カケラのセカイ～世界の真実～
　https://novelup.plus/story/198075911

　あなたが知る事はない真実（ぜつぼう）
　本当に知りたいのですか？