ミニチュアゲーム、それはテーブルの上に築かれた情景の中で遊ぶ抽象化の対極とも言えるゲームです。
そんなミニチュアゲームにとって、ゲームのビジュアル面での雰囲気とはシステムやミニチュアではなく、情景モデル(テレイン)とゲームマットによってもたらされます。
特に遮蔽物・障害物でもあるテレインはゲームをより奥深いものにもするため、ミニチュアゲームにとってとても重要な要素です。
それに対して優先度という意味ではゲームマットは数段劣るものですし、無理にでも用意すべきものであるかといえば、その答えは否となります。しかし、マットはたった一枚をテーブルの上に敷くだけで、見違えるほどに劇的にゲームへの没入感を変える要素です。
かつて先人はこう言いました「ミニチュアゲーム(の見た目)はマットとテレインが90割(誤記にあらず)」と。
さてここでは、ウォーキャスターをあなたがもう一段楽しんでみたくなった時に、自前で揃えることが比較的容易でかつ雰囲気を盛り立ててくれるテレインとマットについて紹介します。
そんなミニチュアゲームにとって、ゲームのビジュアル面での雰囲気とはシステムやミニチュアではなく、情景モデル(テレイン)とゲームマットによってもたらされます。
特に遮蔽物・障害物でもあるテレインはゲームをより奥深いものにもするため、ミニチュアゲームにとってとても重要な要素です。
それに対して優先度という意味ではゲームマットは数段劣るものですし、無理にでも用意すべきものであるかといえば、その答えは否となります。しかし、マットはたった一枚をテーブルの上に敷くだけで、見違えるほどに劇的にゲームへの没入感を変える要素です。
かつて先人はこう言いました「ミニチュアゲーム(の見た目)はマットとテレインが90割(誤記にあらず)」と。
さてここでは、ウォーキャスターをあなたがもう一段楽しんでみたくなった時に、自前で揃えることが比較的容易でかつ雰囲気を盛り立ててくれるテレインとマットについて紹介します。
テレイン(情景モデル)
Warcaster公式テレイン
レジン製の端末機、エネルギータンク、サイロ、コンテナ、そして各勢力に合わせたデザインのタワーが公式通販で販売されています。主にオブジェクティブマーカーとしての使用を想定していますが、普通のテレインとしても使用できます。
アークブースターなど一部モデルにはゲーム用の特別なルールなども付属
アークブースターなど一部モデルにはゲーム用の特別なルールなども付属
- PP社の直販ストア、Warcaster用アクセサリーから購入可能。
SFミニチュアゲーム汎用テレイン
TinkerTurf
印刷の入った厚紙を組み立てる形式のテレイン。SFの雰囲気に合う構造物が多い。ウォーキャスターの公認テレインとなっていて、PP公式画像などにも登場。22年4月にkickstarterでの出資者向け製品がリリースとなりました。同じものが現在一般販売開始。
Steel Warrior Studio
外部の人達が設計販売している、いわゆるサードパーティ製テレイン。専用設計なのでサイズや寸法がとても都合がいい上に、見た目もとても良い。
販売形式は3Dプリント用のSTLデータでの販売。つまりデータ買っただけではダメで、出力が必要です。
販売形式は3Dプリント用のSTLデータでの販売。つまりデータ買っただけではダメで、出力が必要です。
ウォーハンマー40,000用テレイン
もう持っていたりする人が多いテレインNo. 1といえば、まあこれ。ある意味入手性はダントツで良い。もちろん流用してOK。ゲーム上の雰囲気は若干違うかもだけど、サウザンドワールドを標榜するクリッサス銀河にはそういう様式の建物もあるよ、きっと。
100均アイテム群
セリアのコンテナ型小物入れ
本邦SFミニチュアゲーマーにとっての定番of定番。
ダイソーのLEDランタン
メカニカルな円筒形をしているので意外と違和感なく馴染みます。あとランタンなので光る。
マット
マットには材質で大きく5種類がある。
- テクスチャ:表面に凹凸がつけてあったり立体的な造形と質感を備えたマット。極めて見た目がよくなるという圧倒的な利点を持つ。
- ファブリック:要するに布。最も安価かつ嵩張らないというメリットがある。
- PVC:ビニール製。丈夫で安価だが使っていると端が丸まってくる事などがある。印刷面にテカりがあることが多い。収納時に巻く必要があるためやや嵩張る。
- ラバー:マウスパッド素材のマット。丈夫かつ質感は非常に良い。収納時に巻く必要があるためやや嵩張る。
- 紙:厚紙に印刷されていることが多く、印刷クオリティが良いものが多い。案外種類が無いのと意外と手軽ではない。収納は便利なことが多い。ウォーキャスターにちょうどいいサイズのものはほぼ無い。
Warcaster公式マット
4ft×4ftの専用プリントマット。ラバー素材で作られているためとてもしっかりした作り。しっかりしているので2キロぐらいあって持ち運ぶには地味に重いぞ!でもめっちゃ良い。
専用マットだけあってミッションで指定のオブジェクティヴ位置にそれとなく目印がある。マット自体のサイズは大きいがスカーミッシュ用のマーキングもあるため、これ1枚で基本ルール収録のミッション全てに対応できる優れもの。122cm四方のプレイエリアが確保できる環境があるなら大変にオススメ。
また、Colision Couse掲載のレースモードではこれとは別にレースモードの専用マットが必要となります。
第2弾マットも企画中。製品化はおそらく2022年。
専用マットだけあってミッションで指定のオブジェクティヴ位置にそれとなく目印がある。マット自体のサイズは大きいがスカーミッシュ用のマーキングもあるため、これ1枚で基本ルール収録のミッション全てに対応できる優れもの。122cm四方のプレイエリアが確保できる環境があるなら大変にオススメ。
また、Colision Couse掲載のレースモードではこれとは別にレースモードの専用マットが必要となります。
第2弾マットも企画中。製品化はおそらく2022年。
- PP社の直販ストア、Warcaster用アクセサリーから購入可能。
汎用ミニチュアゲーム用マット
Deepcut Studio
ゲームマットの定番。
Warzone Studio
極東ロシアより来る刺客。etsyルートだと送料が掛からないという衝撃のマット。webサイトからの注文だと更に細かいバリエーション選択が出来る。なお品質は全然悪くない。
ウォーハンマー用ボード
GamesWorkshopの近年のゲーム(エイジ・オブ・シグマー第3版、Warhammer40,000第9版、ウォークライ、キルチーム)のスタートセットの付属品だったりテレインセットの一部、もしくは単体販売している厚紙製ボードはサイズが30インチ×22.4インチに統一されているため、1枚を広げてもう1枚を半分に折って並べると30インチ×33.6インチになり、おおむねスカーミッシュミッションの戦場と同じ広さになります。(もしくは普通に2枚並べて30インチ四方に区切って、余った部分はウェルやラック、その他カード類の置き場にしても良い)
電飾したい
電飾したい。SFだから光っててほしい。地面とか、建物とか。欲しくない?