使わない人はまったく使わないんですよね。私も最初のうちだけ少し使っただけで、その後はほとんど使わなかったから存在自体を忘れていました。簡単に説明するなら(アクティブな)プレイリスト(
プレイリストエディタ )に入れる予定の曲なんかを並び替えたりしてから再生させるためのものです。本当はもっともっと色んなことができるのですけどね。
プレイリストエディタの補助みたいなイメージで考えても間違いは無いと思います。これを使うには
メインウィンドウメニュー -オプション(O)-設定で、このキュー管理がどのような動作をさせるのか指定してあげなくてはなりません。それに操作性に関わる問題なので、このキュー管理を使うなら使う、使わないなら使わないではっきりした方が良いと思います。
メディアライブラリ内でアーティストやアルバムをダブルクリックした時に(アクティブな)プレイリストに取り込んでいたものが、いったんキュー管理に取り込まれ、それから(アクティブな)プレイリストに取り込まれるという方法になります。
それでもいいと言うなら止めはしませんが、オプション(O)-設定-全般設定-ファイルへジャンプを開くといくつかタブがついた設定項目があると思います。
もっとも左のキューオプションのタブで、ダブルクリックした場合の動作と Enterキーを押した時の動作を決定できますが、そのなかにキューに追加という項目があると思います。そこでとりあえず今はどちらかとキューに追加にします。これで今まで即時(アクティブな)プレイリストに取り込まれて再生されていた設定が変わって、いったんキュー管理に取り込まれることになりました。
あとは UIオプションのタブをクリックして移動してください。そこの一番上の項目、キュー管理ウインドウの部分に、メディアライブラリの[キュー管理]ビューを有効にする(Q)という項目があると思いますが、その横にチェックマークを入れれば使えるようになります。
私的には動作にひとつ噛みこませることになるので、このキュー管理自体はあまり好きではありませんが、今の設定で
メインウィンドウメニュー の
表示(I) という部分に"キュー管理(U)"というのが表示される事になっていると思います。
そして、キュー管理を表示させ、メディアライブラリの中の適当なアルバムをキューに取り入れてみてください。
それと同時に(アクティブな)プレイリストには、そのキューが表示・あるいは追加されたと思います。少し背景の色が変わっていて、なにやら表示される情報も異なっています。
今まで[1]とか、そんな数字は無かったのに‥‥と思いますよね。これはまだ正式にはプレイリストエディタに取り込まれていなくて、キュー管理の中のものが表示されているからです。[1]とかいう表示は再生の順番です。キュー管理の方で曲を上にしたり下にしたりして順番を変えると [ ] の中の数字も変わっていきます。
再生順を変えたら、キュー管理のクリアボタンをクリックすればプレイリストエディタに正式に取り込まれます。背景の表示色も戻ったと思います。それと同時にキュー管理の方で並べ替えた順番通りになっているはずです。
こんな感じで次々とキューから(アクティブな)プレイリストに曲を送っていきます。それ以外の使い方は各自で考えてください。ちなみにキュー管理を開いている所へアルバムや曲をドラッグしても管理できますし、オプション-設定-全般設定-ファイルへジャンプのキューリストタブを開いて、そこのキュー入力リスト管理の窓にもドラッグして曲を入れることができます。
プレイリストのシャッフルとか常に ON になってる私には、あまり関係のない機能のひとつです。プレイリストエディタに入った再生待ちの曲でもドラッグして並び順を変えることはできますしね。キュー管理の存在意義自体は以前と比べれば薄れてきたでしょうね。だからデフォルトでも、キュー管理は機能していないのだと思いますよ。
音楽の楽しみ方が変わってきたというか、以前よりは「よぅし曲を聴くぞ」みたいに構えて聴くことって今はありませんよね。曲の順番が少しくらい違ったって気にもしません。自分の好みのコンピレーションアルバムを作ってさえも、曲の順番なんかどうでもいいだろうと思ってしまいます。
キュー管理に曲を入れてから右クリックすると上のメニューが表示されます。まぁ、どうということも無いのですが、キューの終端というのが気になりませんか?
こちらがキューの終端‥シャットダウンやログオフまであります。今のソフトウェアにこんな項目があるのは珍しいですよね。再生終了したらシャットダウンって‥どんな使い方なんだ?と思ってしまいます。
Queue にはたくさんの意味がありますが、ここでの意味は待ち行列, 列, 先入れ先出しリストというような意味でしょう。
最終更新:2011年01月25日 03:20