frame_decoration

ボルト

名前:Bolt
デビュー:『ボルト』(2008年)

概要

ハリウッド*ペニーという女の子に飼われている白い毛のシェパード。背中に黒い稲妻の模様が付いている。

科学者であるペニーのパパによってスーパー・ドッグに改造されており、丈夫な身体と特殊能力を所持している。

…と本人は思っているが、実際のボルトはTVスター犬であり、彼が真実だと思っているこの世界はドラマの中の設定に過ぎない。彼がドラマの製作現場から遠く離れた時、自分が普通の犬であることを自覚する。ドラマの設定の影響で警戒心が強く、猫に敵意を向けている。野良猫のミトンズやハムスターのライノとの交流のうちに普通の犬としての生活を覚え性格も丸くなっていく。

設定上のボルトの得意技はスーパー・ボイス。目からレーザーを放射する技も得意とする。

エピソード

ボルト

シェパードのボルトは子犬の頃、シルバーレイク動物保護センターからペニーに貰われた。それから5年後、科学者であるペニーのパパドクター・キャリコに誘拐されてしまうが、彼は事前にボルトをスーパー・ドッグに改造していた。ボルトはペニーとともにパパを救うために戦っていた。

しかし、このボルトの物語はテレビ局が全て仕込んでいたドラマであった。ボルトの活躍の様子は全てカメラで撮影され、パパやキャリコは俳優、ボルトのスーパー・パワーもテレビドラマ班の特撮技術による演出だった。ボルトは生まれた時からドラマの世界を現実だと思い込み、本気でペニーを助けようとするそのリアリティさがこの番組の売りだった。

ある日のボルトの撮影は、ペニーがキャリコに捕らえられてしまうところで終わった。ボルトはペニーを心配して楽屋のトレーラーを脱出し、誤ってトラックに乗り込みハリウッド*から遥かニューヨーク*まで運ばれてしまう。スーパー・パワーが発揮できないボルトはキャリコにパワーを奪われたと思い込む。街へ飛び出したボルトは鳩のジョーイヴィニーボビーに唆され、猫のミトンズを尋問する。ミトンズはボルトがハリウッドに住んでいることに気付き、彼にハリウッド*へ戻るように薦めるが、ボルトはミトンズをペニーのもとへと同行させる。普通の犬としての初めての冒険に出たボルトは空腹のためオートキャンプ場に立ち寄り、ミトンズに教わったおねだりで食料を調達する。そこへボルトの番組の大ファンのハムスター「ライノ」が合流する。ライノの発言から、ミトンズはボルトが俳優であり彼自身がその事に気づいていないことも悟る。

ミトンズはボルトに真実を伝えようとするが、彼には伝わらずニ匹ともエルムウッド・カウンティ動物管理センターの職員に捕まってしまう。パワーを使えないボルトはライノに救出され、自信を失ってしまう。ライノに励まされたボルトは彼とセンターに潜入し、ミトンズを救出する。ボルトはミトンズから普通の犬の振る舞いを教わり楽しみ始める。ミトンズは飼い主に捨てられた過去がありボルトにも野良犬としての暮らしを薦めるが、ボルトはペニーを諦めることができず二匹は仲違いしてしまう。ボルトはペニーへと辿り着くが、既にボルトにそっくりな代役の犬が雇われていた。ボルトはショックを受け、スタジオを去っていく。

しかし、ボルトの代役はキャリコとの対決シーンで怯えて混乱してしまい、スタジオは火災に見舞われる。駆けつけたミトンズとライノの見事な連携でスタジオに入り込んだボルトは火の中に取り残されたペニーを救出する。ペニーは子役を引退し、ボルトはミトンズ、ライノとともに彼女の普通のペットとしての居場所を見つけることができた。

ライノ!

ドクター・キャリコに捕らわれてしまったボルトとペニーは、スーパー・ライノによって救出される。スーパー・ライノ、もといライノが夢から覚めるとボルトとペニーは隣ですやすやと眠っていた。

その他

ベイマックス』では、ガーソン巡査のオフィスにボルトの写真が飾られている。

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、ミニーマウスミトンズライノとともに写真撮影へと向かった。

ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』では、エンド・クレジットに登場する。

登場作品

2000年代


2009年
ライノ!

2010年代

2012年
シュガー・ラッシュ(カメオ出演)


2019年
アナと雪の女王2(カメオ出演)

2020年代

2021年
Disney Heroes: Battle Mode ※ver3.3.10:2021年9月追加




タグ:

キャラクター
最終更新:2024年09月08日 17:20