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チクタクワニ

名前:Tick-Tock the Crocodile
デビュー:『ピーター・パン』(1953年)

概要

ネバーランドを泳いでいるワニ。かつてピーター・パンが切り落としたフック船長の片腕を食べて味をしめて以来、フック船長を付け狙っている。

過去に懐中時計を呑み込んだことがあり、ワニが近づいてくるとチクタクと音がしてフックを怖がらせている。媒体によっては「クロコダイル」と表記されることも。

エピソード

ピーター・パン

かつてフック船長の腕を食べて以来味をしめたチクタクワニはフックを脅かし、ミスター・スミーに追い払われた。その後、フックがピーター・パンの隠れ家を突き止めようとドクロ岩タイガー・リリーを拷問している場面に登場し、フックを脅かした。

チクタクワニはピーターとフックの決戦の最中にも出現し、ピーターにジョリー・ロジャー号を奪われて海に落ちたフックを追いかけていくのであった。

ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船

ザリーナの虹色の粉により才能をシャッフルされたロゼッタは動物の妖精となる。図らずもワニのタマゴを孵化してしまい、ロゼッタはワニからママと勘違いされる。ロゼッタは一瞬の隙を突いてシルバーミストの高速飛行でその場を脱出する。

その後、妖精たちが海賊のジェームズに捕まり、オッペンハイマーに監禁された際にはロゼッタを追ってやってきたワニのおかげで脱出に成功する。海賊との対決ではロゼッタとワニのコンビが活躍する。ワニはオッペンハイマーの母親の形見の時計を呑み込んでしまい、お腹からチクタク時計の音が鳴るようになる。海賊船から突き落とされたジェームズはそれからワニに追われるようになる。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、最後の記念写真の場面のみに登場する。

ゲーム

ミッキーマウス 不思議の国の大冒険

ファミリーコンピュータで発売されたミッキーマウスのアクションゲームでは、北米版限定でステージ2のボスとして登場。日本版のドードー鳥から差し替えられての登場である。

ディズニー エピックミッキー ミッキーマウスと魔法の筆

ジョリー・ロジャー号のロボット化したフック船長との対決で、フックを船外に叩き落とすと、骨組みと化したチクタクワニがフックを喰い殺す。

KH

キングダム ハーツ

ネバーランドに登場。フック船長ティンカー・ベルを人質に取り、ソラドナルドダックグーフィーを脅している大事な場面でチクタクワニが襲撃。怯えたフックはミスター・スミーに後を任せて船長室へと逃げ込む。

その後、船長室から出てきたフックがソラ、ドナルド、グーフィー、ピーター・パンに挑むも海に投げ落とされてしまう。チクタクワニは海に落ちたフックを水平線まで追いかけていった。

登場作品

1950年代


1955年
ピーターパン空の旅 ※ディズニーランド

1980年代


1989年
Back to Never Land

1990年代

1999年
Villains' Revenge

2000年代




2010年代





2020年代



  • 上條恒彦(1972年:キングレコード版レコード)

実写

ピーター・パン&ウェンディ』(2023年)にも登場する。アニメーション版の愛嬌のある振る舞いではなく、リアルで凶暴なワニとして描かれており、実際に海賊を食い殺す場面もある。登場場面はドクロ岩での拷問シーンに限られており、他の場面には登場しない。

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キャラクター
最終更新:2024年11月18日 22:55