ハートの女王
概要
不思議の国の中にあるハートの国を治めているわがままで傲慢な女王。主な仲間は夫である
ハートの王や家来である
白うさぎ、大量の
トランプ兵たちである。トランプ兵に対しては、何か気に入らないことがあるとすぐに「首をおはね!」と処刑を宣告してしまう。死刑宣告した彼らが本当に殺されているかどうかは明かされていない。(原作では宣告された人は牢屋に入れられているだけである)
趣味はインチキなクロッケーである。気に入らない相手は死刑を宣告することもあれば、不当な裁判にかけることもある。
エピソード
アリスの前に現れたハートの女王は、家来の
トランプ兵が赤いバラと間違えて白いバラを植えたことに激怒し、当事者の首をはねる。やがてアリスの存在に気付くと、彼女をクロッケーの対戦相手に指名する。ハートの女王のインチキに困惑するアリスの前に現れた
チェシャ猫はハートの女王にいたずらを仕掛け、激怒したハートの女王はアリスの首をはねようとする。
ハートの王の提案で、アリスは裁判にかけられることとなる。ハートの女王は癇癪を起こしながらも
マッドハッター、
マーチ・ヘアー、
ドーマウス*の証言に耳を傾けるも、アリスに暴言を吐かれたことで堪忍袋の緒が切れ、有罪を宣告する。ハートの女王はトランプ兵を引き連れ、アリスを捕まえようと追いかける。
その他
ゲーム
期間限定の『ふしぎの国のアリス』のイベントに登場。
ハートの女王は厳格な規則を用いて王国を治めたとして評価されているが、
ユウの夢の中では身勝手な理由で
トランプ兵の首をはねたり、
アリスを不当な裁判にかける姿が映し出されていた。序章では
グリムと
エース・トラッポラが彼女の像を黒焦げにしてしまい、窓拭き100枚の罰を与えられていた。
寮長
リドル・ローズハートは彼女の施策を尊敬しており、彼女が制定した810の法律を寮生に厳しく課し、暴君と化していた。
グリムがリドルに対し「オマエはおこりんぼでワガママで食べ物を粗末にする暴君」と言い放つ場面はアリスのハートの女王への発言の引用である。また、リドルが怒った時に庭のバラの木を使って振り回す動きもハートの女王と同じ。
ハートの女王は下記エピソードに登場するほか、メインストリートの像や学園長室の写真としても登場している。
- EPISODE1 真紅の暴君
- 1-15 単独レギオン!
- 1-21 無鉄砲デュエル!
- EPISODE5 美貌の圧制者
KH
ワンダーランドに登場。ハートを奪った容疑で
アリスを不当な裁判にかける。そこへ通りかかった
ソラ、
ドナルドダック、
グーフィーが彼女の無罪を主張したことで裁判は一時中断となり、ソラたちは証拠集めに奔走する。無実の証明に成功したソラたちだが、ハートの女王の怒りを買い
トランプ兵たちに襲われる。トランプ兵を退けるソラたちだが、その間にアリスは何者かにさらわれてしまう。
トランプ兵との戦闘中は裁判長席で喚いている。HPが10しかないので簡単に気絶させ、トランプ兵の動きを封じることができる。気絶すると映画同様ハートのブルマが丸見えになる。この戦闘ではトランプ兵の全滅ではなく、ハンドル付きの塔を破壊することが目的。
戦闘後、ハートの女王はトランプ兵たちにアリスの捜索を命じる。
ハートの女王の記憶を盗んだ容疑で
アリスを裁判にかけていたところ、通りかかったソラが身代わりになって大暴れする。ハートの女王と
トランプ兵は逃げたアリスとソラを
不思議な部屋で追い詰めるが、アリスの機転を利かせた言葉にごまかされてしまい撤退する。
ワンダーランドに登場。コマンダー(ソルジャーの上位種)に驚き、トランプ兵に捜索を命じる。
データの世界のワンダーランドに登場。記憶を失っており、鍵穴を探しに来たソラとアリスに嫌疑をかける。HD版ではボイスが追加された。
登場作品
1950年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月08日 22:59