フーディーニ
概要
ジャンバ・ジュキーバ博士が作った試作品604号。クリーム色の体に赤い星模様の付いたウサギのような姿をしている。瞬きをすると近くのものを一つ見えなくさせる能力があり、ジャンバが自身の兵器をステルスにするため開発した。
怖がりで臆病な性格の持ち主で、テンパると自分自身を見えなくなってしまう欠陥がある。強い光を見ると連続して瞬きをしてしまい、周りのものを無作為に消してしまうこともある。
テレキネシスの能力もある。
名前の由来はハリー・フーディーニ。
エピソード
マートルのパーティーでは、スティッチの合図に合わせてフーディーニがこっそり物を消して大盛り上がり。マートルの親戚で
ハリウッド*のプロデューサー、
ステイシーおばさんはマジックの種を知らないプリークリーと独占契約を結び、生放送で
キラウエア灯台を消すことに。マートルはフーディーニの存在に気付き、怯えたフーディーニは自分とスティッチを消してしまう。さらに彼を捕まえにきた
ガントゥの乱入でパーティーは大混乱に。
フーディーニはガントゥから逃げ、スティッチは見えなくなったまま取り残されてしまう。リロはジャンバ、見えないスティッチと共に見えないフーディーニを追う。見えないフーディーニはガントゥに捕まってしまうが、実はスティッチとすり替わっており、リロと一緒にいたのはフーディーニで、ガントゥに連れ去られたほうがスティッチであった。
ガントゥの宇宙船では見えないスティッチの暴れっぷりに、ガントゥと
試作品625号は手を焼いていた。スティッチは宇宙船から逃げ出し、ガントゥに見えないフーディーニと称して空っぽのカプセルを渡す。
リロ、スティッチ、ジャンバはフーディーニを回収してキラウエア灯台に辿り着き、何とかプリークリーのパフォーマンスに間に合う。調子に乗るプリークリーだが、リロはステイシーおばさんにフーディーニを紹介して種を打ち明ける。フーディーニはハリウッドの一流マジシャンとしての道を歩むことになるが、ヒートアップした観客のフラッシュ撮影に混乱し、町を消してしまうのであった。
第61話「レミー」では、リロの夢の中に登場。プリークリーのコンガダンスの前から22番目で踊っていた。
第64話「スナフ」では、リロのスクラップブックに登場する。また、ガントゥがエンジェルの歌声で試作品を悪い子に逆戻りさせようとする場面にも登場するが、
スナフの妨害によって作戦は阻止される。
ジャンバの試作品データベースに表示される。
リロイによって他の試作品たちとともに
アロハ・スタジアムに集められてまとめて始末されそうになる。そこへリロとスティッチたちが現れ、イトコたちと
ハムスターヴィール博士率いるリロイのクローン軍団の戦いが始まる。当初は善戦するイトコたちだが、圧倒的なパワー差に押されてしまう。リロとスティッチが仲間たちを率いてリロイの弱点である「
アロハ・オエ」を演奏し始めるとスタジアムは大熱狂。リロイのクローン軍団とハムスターヴィール博士は刑務所送りとなる。
最後には、リロとスティッチの家族写真に参加した。
シーズン2の第48話「探せ!世界の終わりを招く“アレ”」にのみ登場。
登場作品
2000年代
2010年代
声
最終更新:2024年09月09日 00:18