「ゴスペルのパワーを取り込んだフォルテのリーサルウェポン」
【詳細】
使用すると暗転し、
フォルテGSが前方に向けて、閃光とともに広範囲を攻撃する最凶の技「バニシングワールド」を放つ。
ただし、敵として現れた
フォルテGSの技と同じ仕様・・・ではなく、
ゴスペルの頭には攻撃判定がないので注意。また、位置が悪いとわずかな隙間でかわされることがある。
攻撃範囲は以下の簡易図を参考(※)。
□□□●●□
フゴ●●●●
□□□●●□
フ…フォルテ(
ロックマンが立っていた位置に出現する)
ゴ…ゴスペル ●…攻撃範囲
(※自エリア左端中央で使用した場合、
この図の通りになる。)
どこで使用しても必ず隙間が発生するので、考えて使用したい。
また、攻撃範囲の仕様上ギガナンバーズを一回で全て倒すことができない。威力が650以上なのに痒いところに手があと少し届かない…
というわけでもない。
CPU戦では強力な一撃となるが対戦では一転し、『3』独自の要素に「ブロッキング」という要素があるため採用されにくい。
ブロッキングとは、『暗転攻撃を受ける際に十字ボタンの左を入力をすることで受けるダメージを半減する』という、シリーズを通して見ても特に異常な暗転防御要素。
更に、パネル破壊が攻撃より後に処理される判定なので、
ホーリーパネルの上でブロッキングされると、ダメージが
ダークネスオーラどころか、
ドリームオーラも破れない175にまで下げられてしまう。
このため、フォルテGSの攻撃が直撃しても半減の350ダメージにしかならず、これを使うのであればナビカスにダークライセンスをエラーで組み込んででも「
ダークネスオーラ」の方が良いとされる場合がほとんどである。
これはフォルテGSに限った話ではなく、
フラッシュマンや
プラントマン等の強力な追加効果と広範囲を併せ持ったもの以外のほぼ全ての暗転攻撃チップにいえる。
加えて、『3』の環境的にはダークネスオーラと
フォルダリターンがあまりにも強すぎるということも理由として挙げられる。
【余談】
このチップは
特別配信チップだが、GBA版では他シリーズの配信チップと受信条件が異なっていた。
ゲーム中で手に入るフォルテ(もしくはフォルテアナザー)のチップに
上書きする方式(公式では「
改造配信」)だったため、このチップが当時(2003年5月号)のコロコロコミックで初公開される前月号(4月号)では、フォルテ(フォルテアナザー)を入手できるまでのクリア後チャートを記した付録の攻略冊子を封入していた。
このチップを入手すると、「フォルテ(フォルテアナザー)」は使用できなくなってしまう。
データライブラリもこちらと入れ替わる。ゲームを通して元のフォルテは使えなくなるが、それでもフォルテGSには余りある魅力がある。
WiiUのバーチャルコンソールでは公式が用意した裏技で入手可能で、ライブラリにも登録される。
通常版のフォルテと両方所有出来るが、ライブラリには登録されない。
『アドバンスドコレクション』でもフォルテ(フォルテアナザー)とは別に、ゲーム開始時からフォルテGSをゲーム内で受信可能。こちらはフォルテGSを受信した場合、ライブラリに登録される。
ちなみに、リーサル(Lethal)は致死、致命的という意味である。
つまり、リーサルウェポンは「殺傷兵器」という意味になる。
転じて「最終兵器」と呼ばれることも。
凄まじい破壊力があることからも、後者の意味合いの方が強いと思われる。
データライブラリNo.
最終更新:2024年04月22日 22:14