ヒートマン

「うおおお、バーニング!!!」

【名前】 ヒートマン
【読み方】 ひーとまん
【分類】 ネットナビ
オペレーター 火野ケンイチ
【属性】 炎属性
【所属】 フリー
【登場作品】 『2』『6 電脳獣グレイガ』『バトルチップGP』
【基本装備】 ヒートスタンプ
【チップ】 ヒートマン(チップ)
【アニメ版CV】 二又一成

【詳細】

火野ケンイチの2番目のネットナビ。ファイアマンよりもさらに高温の火炎を操る。

元ネタは本家『ロックマン2』に登場する同名のボス。
どちらもジッポライターがモチーフで、本家は被り物っぽく、エグゼはライターを模倣した怪物といった趣である。

手を引っ込めてライターそのものの姿になることもあり、その時はフタを閉じて攻撃をガードすることができる。
また、背中には回転式の火打石があり、着火に使用している。
ナビマークは胸と手の甲(手を引っ込めた時は側面につく)にあり、ファイアマンと同一のデザインとなっている。

初出は『2』。デンサン空港にて、WWWが壊滅しフリーとなっていた火野ケンイチのナビとして登場。
ストーリーとは関係なく、民間ネットバトラーとして戦いを挑むことができる。
最終作の『6 グレイガ版』では才葉学園で教師として働くことになったヒノケンの持ちナビとしてロックマンに炎を使う授業を行い、リンクナビとして力を貸す。

外伝作品である『バトルチップGP』にも登場、得意なチップはヒートスプレッド
ゲーム後半のトーナメントで、ヒノケンから「負けたらスクラップにしてやる」と言われるシーンがあるが、『6』にも登場することから、スクラップにはされなかった模様。
その後のトーナメントでヒノケンのナビがフレイムマンに代わっていることから、本当にスクラップにされてバックアップデータから復元された可能性もあるが…。

実は、ヒノケンのナビの中で唯一 悪事に加担していないネットナビでもある。顔つきは3体の中で一番悪そうだけどね…

【能力など】

『2』では基本的に移動せず、ロックマンが同じ列に来た時のみ別の列に移動する。
一方、『6』ではロックマンの位置を問わず敵エリア内を移動するようになっている。

使用技
  • フレイムタワー
『2』で使用。
ロックマンを追尾して進む火柱を発生させる。ランクが上がると攻撃速度が上昇するだけでなく、火柱の出ている持続時間まで延びる。
V3ともなると、その場に棒立ちしているともう1回分食らってしまう(後の作品とちがい、被弾しても攻撃判定が消えない)。

  • グランドバーナー
『2』でHPが半分以下になると使用。
フタを閉じてガード状態になり、同時にこちらのエリアにランダムで3本の火柱を3連続で発生させる。
ランクが上がると火柱の数が増加し、V3では一度に5本も発生するようになる。

  • ヒートスタンプ
『2』で使用。
ガード状態になってロックマンの頭上にワープし、そのまま落下して攻撃する。
攻撃後、落下地点はマグマパネルに変化する。

  • ヒートウェーブ
『6』で使用。
縦3マスの幅を持つ炎の衝撃波を前方に飛ばす。V2以降はエリアの端に到達すると折り返す場合がある。
衝撃波は進む瞬間に一時的に消えているため、タイミングよくすり抜けることで回避可能。
また、地を這う攻撃なので穴パネルを超えられず、障害物に当たればその時点で消える。
使用後、折り返さなかった場合、下のヒートバーンかヒートプレスに移行する。

  • ヒートバーン
『6』で使用。
ロックマン側のエリアの最後列にバーナーを出現させ、横3マス分の火炎放射で攻撃する。
ヒートウェーブから続けざまに使われるため、どちらかに被弾してしまう機会が多い。
3マスしか届かないので、エリアスチールで行動範囲を広げているとこの攻撃を受けることはない。
最初の一回目にしかカウンタータイミングがないので注意。

  • ヒートプレス
『6』で使用。
ガード状態になってジャンプし、ロックマンがいるマスめがけて連続で落下する。
ヒートスタンプと違い、こちらは上下左右に火柱が発生する。
また、ランクが上がると落下地点がヒビパネルに変化するようになる。
落下した瞬間がカウンタータイミングの他、ヒートバーンと違い攻撃すべてにカウンタータイミングが存在する。


アニメ版36話で初登場し、37話で名人が対ゴスペル用に開発したと語られ、誕生の経緯が描かれる。
当初は経験値不足により100%の力を発揮して自壊しない為に拘束具を付けた状態だったが、それでもファイアマンと同程度と評される能力を持つ。
フリーズマンの襲撃を受けデリート寸前の重傷を負ったファイアマンのメモリデータを移植され、ファイアマンの人格を保ったままヒートマンに転生する。
この回は、有数の熱さを持つ名エピソード*1として人気が高い。

49話と50話でフリーズマンと対戦し、互角の戦いを繰り広げた末にフリーズマンを拘束した状態で全エネルギーを放出して自爆。
ヒートマン自身はフリーズマンに致命傷を負わせてログアウトし、リベンジに成功した。
最終的にフリーズマンにトドメを刺したのはシャドーマンだったものの、無事にヒノケンのPETに戻ったヒートマンはその後のエピソードで普通に登場するため、この戦いに関しては完全勝利に近い。

その後、第2期『ロックマンエグゼAXESS』 第7話「電子の花園」で木属性プラントマンバンブーランスで重傷を負わされまたデリートの危機に陥るも、体内に残っていたデータからファイアマンとして復活した。

【関連項目】


ヒノケンの他のナビ


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最終更新:2025年03月25日 22:13

*1 また、アニメ『ゾイド -ZOIDS』第48話のオマージュでもある