「燃やし尽くしてやるぜ!!」
【詳細】
『1』では
WWWの一員として活動していた。記念すべき最初のボスナビでもある。
電子レンジに使用されていた
ファイアプログラムを狙って行動し、修理に出して戻ってきた
光熱斗の家の
電子レンジを熱暴走させ火災を引き起こした。
ロックマンとの戦いの末に敗れ、
デリートされるが
ファイアプログラム奪取という目的はすでに果たしていた。
熱斗の家以外でもプログラムを探しており、
秋原町内で連続火災を引き起こしていた連続放火魔の正体だった。
外伝作品である『トランスミッション』にも登場。
時系列は『1』クリア後~『2』開始前。
インターネットを文字通り火の海にするが、これはヒノケンの意志ではなく
ゼロウイルスによる暴走だった。
本作は全体的にボス戦が難しく、ファイアマン戦もそこそこシビア。
元ネタは本家の初代『
ロックマン』に登場する「ファイヤーマン」。
そのままでは
バトルチップに名前が収まらないため改名された。
デザインはそれほど大きく変わってはいないが、人間に近かった頭部が完全な人外になっている。
【戦闘】
使用作品:『1』『4』
最前列で両腕を揃えて突き出し、前方一列に炎を噴射する。
『1』では発動前に身をかがめて溜めるモーションがあり、隙を突きやすい。
また、長時間炎を発生させ続けるため列をズラして攻撃できるチップがあれば簡単にダメージを与えられる。
『4』では一転して溜めモーションもなしに即座に撃ってくるようになり、発動後の隙もほとんどなくなっている。
使用作品:『1』『4』
片腕を突き出し、
ロックマンを追尾しながら進む火柱を発生させる。
『1』では他の技と違って発動前の隙が少なく、即座に攻撃が起こる。
使用作品:『1』
頭部から3発の爆弾を飛ばす技で、すべてランダムな地点に落ちる。
爆弾が落下したマスにいてもダメージを受けないが、しばらくすると爆発してその場にしばらく炎を残す。
こちらは発動前に両腕を胸の前で構えるため、
ファイアアームと同じく隙を突きやすい。
なお、爆発する前に攻撃して破壊すれば炎は残らない。
使用作品:『4』
頭部から2発の爆弾を連続で飛ばす技。
落下地点に炎を残す点などはバーナーボムと似ているが、こちらは着弾した時点ですぐに爆発する。
使用作品:『4』
HPが半分以下になると使用する大技。
こちらのエリアの外周部分を反時計回りに進む火柱を発生させ取り囲む。
基本のエリア配置では中央のマスだけが安全地帯となる。
『1』でも『4』でも最初の方に出てくることもあり、ボスの中では比較的楽に戦える。
もし『1』のゲーム始めたての時でも、ファイアマンの行動は「それなりに早く3回移動、間を置いて4回目の移動後に何かしらの攻撃行動に移る」と覚えれば、
3回目の移動後に若干隙が出るので、そこで
キャノンを叩き込んだりも出来る。
初登場の『1』ではまだバランス調整が甘かったこともあってか、V3でもHPがたったの500しかない。
V1で300、V2で400と、HPが100ずつしか上がっていないのである(名誉のために言っておくと、他の敵ナビも大体この法則に当てはまっている)。
攻撃のダメージに至ってはV1から変わらず、最高火力でファイアアームの20ダメージである。
一応、これも他のナビにも当てはまっている(V1で既に200ダメージというのもいるが、逆にV3になっても据え置きのまま)。
再登場した『4』では一転、前作の
フレイムマン並の火力を得た。
更にHPはSPで2000となっておりボスの中ではかなり高い。(
フォルテと
デューオ除けばSPでは2位)
ファイアサークルで逃げ場を奪ってから、
ファイアアームで攻撃という芸当もするようになっている。
攻撃力も200-300と非常に高く同作の他のナビと比べても遜色のない強さになっており、1とは比にならない強さになっている。
【改造カード】
『5』では
改造カードの絵柄として登場。容量43MB。
適用すると最大HPが30%増え、ファイアボディになる。さらにB溜め撃ちが
貫通付きで射程無限のファイアアームに変化する。
ただし、バスターでたまに発生する追加効果の改造をOFFにしてしまうデメリット付きなので注意。
アニメ版でもヒノケンの持ちナビとして登場、電子機器を暴走させ火事を起こすなどの悪事を働いた。
第1期『ロックマンエグゼ』中盤以降で描かれる
ゴスペル編では、
ゴスペルが
インターネットシティ地下に隠した
ウイルス生産工場を破壊する為に単独で潜入を試みたが返り討ちにされ、
フリーズマンによって
デリート寸前の状態にまで追い込まれた。
ヒノケンは放っておけばそのまま消滅してしまうファイアマンを看取るつもりだったが、
WWWの仲間たちと
たまたまその場に居合わせた名人の説得により、ファイアマンのコアデータから
ヒートマンを誕生させる。
アウトローな性格ながらも、悪ナビとしての矜持や
ロックマンへのライバル意識を感じるセリフが多く
原作と比べてキャラクター性がかなり掘り下げられている。
海外版アニメでは、名前が「
トーチマン(TorchMan.EXE)」になっていた。
その「トーチマン」はのちに
ロックマン11にて実際に登場したが、何の因果か担当声優が
オペレーターのヒノケンと同じ小西克幸氏である。
最終更新:2023年08月29日 16:56