「ヴォオオオオオオオオオオオ!!!」
【詳細】
モチーフは本家『ロックマン6』のボス。「名前は同じだが、姿が全く異なる」分類のリデザイン。
燃え盛る巨大な火の玉に四つ足が生えているだけという「知能を犠牲にしてまで火力を極めた」カスタマイズを象徴するかのようなシンプルなデザイン。
ただし、本当に火の玉というわけではなく、胴体の無数の噴射口から炎を噴き出しているため、そう見える(炎は毛皮のイメージらしい)。
顔もまた、円形の輪郭に腹話術人形のような形状の口というシンプルなもの。
ナビマークは額にあり、ヒノケンの他のナビと共通のデザインだが、色がオレンジに黒と、炎そのものより焼き尽くした後の消し炭を彷彿とさせるものに変更されている。
ちなみに、初期案では人型でターバンを被っているなど、本家により近いデザインだった。
同作のボス募集でターバンを被った
ミストマンが採用されたので、そちらとバッティングさせないための配慮なのかもしれない。
複数のナビをまとめて灰にしてしまうほどの凄まじい火力を誇り、操る炎の力はファイアマンやヒートマンのそれを凌駕する。
知能はほとんど持たないが、ヒノケンの凄まじいカスタマイズにより、全身から激しい炎を噴出させている。
なお、獣のような唸り声しか発しないが、翻訳プログラムにより人語へ翻訳されるため、意思の疎通は可能。
『4』で再登場したファイアマン、完結作の『6』で再登場したヒートマンとは違い、
シリーズ本編であるナンバリングタイトル中では唯一 再登場していない。
ネットナビはデリートされても基本的に
バックアップデータから復活でき、ヒノケンがフレイムマンのみ復活させないというのは考えづらいのだが……
これには、先述したヒノケンの凄まじいカスタマイズの代償でバックアップ面に何らかの制限があったのか、あるいは後述の
パルストランスミッションシステムを利用した事による影響か、それともあまりにも過剰な火力とそのために知能を犠牲にした事から『4』における作中世界公式トーナメントの参加及び『6』の学園において子供達を育てる教師業のサポートをさせるには難があったなど、理由は複数考えられるものの、どれも推測の域を出ない。
また、ヒノケンのナビで唯一 味方として登場していない。
『3』
性懲りもなく再びWWWに加わったヒノケンの命令を受け、
電脳世界を火の海にして熱暴走を引き起こそうとした。
ウラインターネット3でロックマンと対峙して敗れるも、並外れた耐久力で行動を再開し、ロックマンを焼き尽くそうとする。しかし、突如乱入してきた
フォルテにより一撃で消し飛ばされてしまった。
使用技
- ファイアブレス
- 前方一直線に火柱を噴き上げて攻撃する。
- HPが半分以下になると(V3とSPは最初から)、横3マス縦5マスの放射状に広がる拡大版を使用するようになる。
- フレイムマンの上下反対側にいても届く可能性があるため、油断してはならない。
- 拡大版は直線版より予備動作が少し長い。
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□■■□□蝋
□■■■フ□
□■■□□蝋
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■□□□□蝋
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■■■フ□蝋
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- (◇部分もパネルがあるとした場合の攻撃範囲参考)
- ロウソク
- フレイムマン側のエリア後方に2本のロウソクが設置してあり、常に下記の3色の炎がランダムで灯っている。
- 黄色:ロックマンの初期エリア周囲8マスを時計回りに回転するカオスフレイム(火の玉)を2つ発生させる。
- 赤色:フレイムマンのHPを一定の速度で回復し続ける。かつてのキャンデービル系を彷彿とさせる能力。
- 緑色:フレイムマンが無敵状態になる。
- ※ 同じ色が2本揃っても効果が倍化などはしない。
- ロウソクの炎は威力10程度のダメージで簡単に消せるが、数秒後にはまた炎が灯る。置物扱いではあるが、ブレイク性能を持つチップを使ってもロウソク自体を破壊することはできない。
- また、ロウソクが置かれていない最後列中央のパネルには、フレイムマンは自分からは移動しない(エアシュートなどでも押し込めない)。
フレイムマンの弱点は
水属性のチップ…ではなく、
ブーメラン系のチップである。
ロウソクの配置の関係でこれを使うと、
ロウソクの炎が2本とも一気に消える&命中すればのけぞりで数秒間 行動不可となり、
一気に無力化した上に袋叩きにする事が出来てしまう。
相性有利な木属性のチップが苦手とは…
V3やSPに手こずるようであれば投入してみると良い。
『バトルチップGP』
ヒノケンの他のナビ共々登場。
固有攻撃は「ファイアブレス」。地を這う攻撃なので
穴で防がれる。
得意なチップは「
リモローソク3」。HPとマヒ状態を回復できるチップ。
『L.o.N』
キャッシュ事件の折に
ノーバディが入手していた
キャッシュデータから再現され、科学省の中枢に保管されていた
プログラム・ゴールデンアップルを入手するために世界中の電脳に侵入してインターネット火災を引き起こした。
『3』の際と同様に現実世界の科学省にまで凄まじい熱を発生させたが、今回は
アクアマンの大泣きでインターネットを水没させることで現実世界の熱を抑えるという手段で、科学省への侵入を許してしまった。
しかし、それでも内部の熱そのものは消えておらず、
セレナードに「
ギガフリーズのカケラ」を貰うことで熱源を凍結するという手段でようやく沈静化した。
再現元と異なり普通に人語を話していたが、理由は不明。デフォルトで翻訳プログラムを組み込まれていた可能性もある。
倒された後は再生する事もなく消滅する。
バトルでは『3』と違いロウソクが無く、代わりに自分と相手のエリア最後列の上下2マスが
マグマパネルの状態でスタートする。
使用技
資料が不足しているため、以下の内容は不完全な可能性があります。
また、技の名称も正式なものではありません。
- ファイアブレス
- 射程前方3マスの炎攻撃。
- 『3』のファイアブレスと同じく放射状の拡大版も使用するが、こちらは上下の反対側までは届かない。
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□■■■フ□
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- (◇部分もパネルがあるとした場合の攻撃範囲参考)
- 火柱
- ロックマンのエリア内の3マスに火柱を発生させる。
- カオスフレイム
- ロックマンのエリアの最前列上段に、エリア内を時計回りに1周する火の玉を1つ発生させる。
- 『3』と違い、拡大したエリアにも移動する。
- V3、SP専用技の可能性あり。
アニメ版
- 『BEAST』第4話にて、並行世界・ビヨンダードのグレイガ軍のゾアノロイド「ゾアノフレイムマン」として登場。原作『3』と違い人語を話せる。
- 各地で電力を奪って畝傍((読みは「うねび」。日本海軍が用いていた巡洋艦を指す。))を復活させ、鬼火島に鎮座するファルザー軍のコピーロイド製造工場を破壊し、こちらの世界でも破壊活動を行おうとしたためロックマン達と交戦開始。
原作『3』同様にローソクの炎の色で戦闘パターンが変化した。
赤い炎になると本体が
獣化し、橙色だとカオスフレイム、緑色だと完全無敵状態になる。
特に完全無敵状態になると、ロックマンの放った
ギガントフックさえも無傷となった。
しかしローソクの炎がカラクリであることを見抜かれ、これまた原作『3』の攻略の最適解のように「ブーメラン」で炎を纏めて消され防御力が落ち、
デリートされた。
デリートこそされたが、彼が破壊したファルザー軍の工場からグレイガ軍がコピーロイドを手にするという功績をあげた。
また、作戦が明らかになるまでは畝傍が「幽霊船」として噂されており、幽霊嫌いのロックマンは怯えていた。
ちなみに、熱斗達の世界ではこれまでの話やシリーズでフレイムマンは登場しておらず、ヒノケンとも接点は全くない。
ゾアノロイドとして登場したナビのほとんどは、熱斗たちの世界のナビとしても登場しているため珍しい事例である。
同じくゾアノロイドとしてのみ登場したナビとしては、
ゲートマン、
パンク、
ダークマン、
ケンドーマンが挙げられる。
【関連項目】
ヒノケンの他のナビ
最終更新:2025年02月19日 19:37