単騎型ガッシュ・ベル魔本

魔本リスト

	P	NO.	カード名	P	NO.	カード名
				01	M-081	ロード《悪しき力》
防御	02	P-055	ココ《挑発》	03	E-070	黒い覇道
攻撃	04	E-080	スカイダイビング	05	MJ-003	フライング・ビート
防御	06	MJ-013	ビッグ・ボイン	07	E-213	バンザーイ
めくり	08	M-310	リオウ《呪い》	09	P-093	ココ《旧友の叫び》
めくり	10	P-010	高嶺清麿《コンボ》	11	M-077	ドンポッチョ《命乞い》
攻撃	12	E-149	新たなる戦い	13	PR-023	ザグルゼム
攻撃	14	PR-024	ザグルゼム	15	S-265	ザケル
防御	16	P-119	高嶺ピヨ麿《ピヨ麿って呼ぶなー!!》	17	E-179	誰一人、いなくならないから!!
攻撃	18	E-039	ルシカ	19	S-328	ザグルゼム
攻撃	20	S-435	ザグルゼム	21	S-487	ザグルゼム
防御	22	Ex-099	ガッシュ・ベル《泣き虫ガッシュ》	23	E-056	およしになっておとのさま
攻撃	24	P-010	高嶺清麿《コンボ》	25	P-066	高嶺清麿《必ず王に》
攻撃	26	S-557a	バオウ・ザケルガ（４体分離）	27	S-557b	バオウ・ザケルガ（４体分離）
防御	28	PR-045	カードバトル for GBA	29	Ex-099	ガッシュ・ベル《泣き虫ガッシュ》
攻撃	30	E-249	to be continued	31	P-066	高嶺清麿《必ず王に》
	32	S-327	バオウ・ザケルガ（強化）

ガッシュ・ベル《泣き虫ガッシュ》を中心に単騎で戦うデッキタイプ/スタンダード。
「ザグルゼム」で強化したS-557ab　バオウ・ザケルガ（４体分離）で大ダメージを狙う。
「ザグルゼム」は、それぞれPR-023・PR-024・S-328・S-435・S-487の計5種類を使用。
通常であれば、S-559　ザグルゼムを使った方が枚数を節約できるが、魔力強化だけでは術の確実性を上げる以外の用途が少ないため他の「ザグルゼム」を使用している。

《泣き虫ガッシュ》とは、このカードを対象にする効果を自分も相手も使えない効果である。
これにより、魔物破壊(VS魔物による除去は除く)や石版状態といったコントロール効果を封じることができる。
効果は自分にも適用されるため、《泣き虫ガッシュ》を採用する際は特化した魔本を作る必要がある。
効果が発動する条件は、自分の場の魔物が1体だけの時であるため、選べるカードにも縛りができる。

《泣き虫ガッシュ》を使った魔本の課題は、主にVS魔物による除去と連続ダメージへの対応である。
単騎で戦うため、魔物が捨て札になった場合即死のリスクとダメージをかばえる回数が少ないため連続攻撃に脆弱になる。
除去に関しては、高嶺清麿《カサブタ》という手段もあるが展開が遅くなってしまうため、ここでは構築レベルで対策をしている。

主な対策方法は、2枚目のガッシュ・ベルを用意することやMJ-013　ビッグ・ボインを使いVS魔物を呼び出しにくくする方法を採用。
そこに、E-179　誰一人、いなくならないから！！やE-056　およしになっておとのさまによるイベントカードのフォローも加えている。
これらのイベントカードは、除去効果の対策と同時に「格闘」効果などの連続攻撃への対策としても機能する。

役割解説

• M-081　ロード《悪しき力》

相手の「魔物の効果」1体をゲーム中封じるコントロール効果を持つ。
《呪い》の弱点である「スタンバイ」を取りのぞく魔物に対して対策が行える。
相手が、バディオス《空輸》《回収》を使う魔物破壊であれば、回収を封じる手立てにもなる。

• P-055　ココ《挑発》

相手の「魔物の効果」すべてを1ターンの間、封じるコントロール効果を持つ。
相手をコントロールし、ドンポッチョ等の奇襲を防いだり、ジャマー効果を封じ作戦を通しやすくする。

• MJ-003　フライング・ビート

魔物やパートナーを呼び出す展開用サポート。
ゲームが先攻の場合、《挑発》を出しそびれるのでこのカードを使い呼び出す。

• MJ-013　ビッグ・ボイン

相手のMJ12を封じるコントロールカード。
主に、MJ-003　フライング・ビートを封じるためのカードで、相手の展開を妨害する。

• M-310　リオウ《呪い》

相手の場のカードをカードの種類に関係なく1枚除去できるコントロールカード。
中盤以降脅威となりそうなカードは、序盤にこのカードで除去しておく。
「スタンバイ」が弱点になるが、《悪しき力》で弱点をフォロー。
逆に、チェリッシュ《失われた笑顔》・リーヤVSザルチム《信念の裏切り》といった魔物をこのカードで除去して、《悪しき力》(「ステイ」)を有効に使うという使い方もできる。

• P-093　ココ《旧友の叫び》

パートナーを1対1で除去することができるコントロールカード。
捨て札にならない時も捨て札にできるため魔物破壊対策に耐久があるのが特徴。
ウォンレイ《愛のために》といったカードを突破して魔物破壊を有効に扱う。

• M-077　ドンポッチョ《命乞い》

ゲーム中1回だけターンを強制終了できるコントロールカード。
相手のターンに使い、相手のページを攻撃ページのままにして展開を通しやすくするために使う。
真ルールになりテキスト変更が行われて、エンドフェイズには効果の処理を行うよう新たに記載された。
これにより、《呪い》の効果もエンドフェイズに処理されるため効果が持ち越されることはない。

• P-010　高嶺清麿《コンボ》

自分の魔本を1枚めくる展開・攻撃サポートカード。
「ザグルゼム」を複数回使う必要があるため、高速展開して早く攻撃に繋げる。

• Ex-099　ガッシュ・ベル《泣き虫ガッシュ》

自分も相手もこのカードを選ぶことができないため、自分も効果を選べないが相手の効果も受けなくなる。
これにより、石版状態や魔物破壊といったコントロールの定番に対策が取れる。
ガッシュ・ベルはVS魔物の効果を受けやすいため、捨て札対策として魔本に2枚配置してある。

• P-119　高嶺ピヨ麿《ピヨ麿って呼ぶなー!!》

相手の「魔物の効果」を無効にできるコントロールカード。
この魔本は、「ステイ」「スタンバイ」をいかに通すかが鍵となるため、取りのぞく効果を持つ魔物への牽制として使う。

• P-066　高嶺清麿《必ず王に》

S-557ab　バオウ・ザケルガ（４体分離）をかばえなくするための効果。
S魔物(《覚悟アリ》・《全てをかけろ》)と違い、ガッシュ・ベルが捨て札になっても効果を再び使いやすいといったメリットがある。

使い方

02・03ページ　後攻でスタートする場合の防御ページ。
　　　　　　　　ココ《挑発》を場に出し、E-070　黒い覇道で魔物カード以外のカードを除去。

04・05ページ　先攻の場合は、スタートフェイズに1枚めくりこのページからスタート。
　　　　　　　　MJ-003　フライング・ビートからココ《挑発》を場に出し使用。
　　　　　　　　E-080　スカイダイビングでリオウ《呪い》・ココ《旧友の叫び》・ドンポッチョ《命乞い》を場に出す。
　　　　　　　　《呪い》を使用して相手の魔物を指定する。

0６・07ページ　防御ページ。
　　　　　　　　相手がイベントカードを使用すれば、E-213　バンザーイでジャマー。
　　　　　　　　MJ-013　ビッグ・ボインを魔本から場に出す。
　　　　　　　　相手の行動を見ながら魔本の見開きに妨害カードがないかを確認し、《命乞い》を使用。

08・11ページ　めくりページ。
　　　　　　　　このページは、カードの効果で場に出すカードを配置するページ。
　　　　　　　　基本的には、このページを使うことはない。

12・15ページ　スタートフェイズに3枚めくり、MPを6増やす。
　　　　　　　　E-149　新たなる戦いで全ての魔物を捨て札にした後魔本からガッシュ・ベル《泣き虫ガッシュ》・高嶺清麿《コンボ》を場に出す。
　　　　　　　　PR-023　ザグルゼムでバトル・イン、バトル後《コンボ》で魔本を1枚めくる。
　　　　　　　　PR-024　ザグルゼムでバトル・インしさらにS-265　ザケルで6枚めくりを決める。

16・17ページ　高嶺ピヨ麿《ピヨ麿って呼ぶなー!!》を場に出した後、E-179　誰一人、いなくならないから！！を使う。

18・21ページ　スタートフェイズに1枚めくり、MPを2増やす。
　　　　　　　S-328　ザグルゼムでバトル・インしバトル後、E-039　ルシカで魔本を1枚めくりMPを3増やす。
　　　　　　　S-435　ザグルゼム・S-487　ザグルゼムでそれぞれバトルインする。
　　　　　　　S-487　ザグルゼムの指定する術は、S-557ab　バオウ・ザケルガ（４体分離）。

２2・23ページ　防御ページ。
　　　　　　　　相手がアクションを起こせばE-056　およしになっておとのさまでコントロールし対応。

24・27ページ　スタートフェイズに1枚めくり、MPを2増やす。
　　　　　　　　高嶺清麿《必ず王に》を場に出し使用。
　　　　　　　　高嶺清麿《コンボ》を場に出し使用、魔本を1枚めくる。
　　　　　　　　S-557ab　バオウ・ザケルガ（４体分離）でバトル・インする。

28・29ページ　防御ページ。
　　　　　　　　魔本がめくれた場合、PR-045　カードバトル for GBAで対応。

30・31ページ　スタートフェイズに1枚めくり、MPを2増やす。
　　　　　　　　高嶺清麿《必ず王に》を場に出し使用。
　　　　　　　　E-243　to be continuedでお互いの魔本を戻し、S-557ab　バオウ・ザケルガ（４体分離）でバトル・インする。

改造点

魔物をガッシュ・ベル《泣き虫ガッシュ》に据える以外は、特に決まった戦法というのはない。
魔物が、ガッシュ・ベルであるため、攻撃のバリエーションも豊富にある。
魔物別カード解説のガッシュ・ベルの項目を参考にしつつ新たな攻撃方法も検討しよう。

序盤に魔物破壊を用いた戦術を器用しているので、除去効果を持つS-321　ザグルゼム等を用いるのも１つの方法である。
パートナーに、高嶺清麿《俺の臨海学校》を起用すれば捨て札から復活する効果も封じることができる。