「ゼルダの伝説の舞台、ハイラルの歴史を語るには、まずトライフォースの神話にふれなければなりません。ハイラルに残る三神崇拝の古い神話です。かつて神に最も近い民族とされたハイリア人(ハイラルの語源でもあります)が、ハイラルの子孫に残した書物の中に三人の神々「力の神」「知恵の神」「勇気の神」による天地創造の様子が書かれています。人が現れるはるか昔、混沌として何もないこの世界に神々は降り立ち、それぞれの力で世界に秩序と生命を造られました。「力の神」は火で山々を赤く染め、大地に造られました。「知恵の神」は科学や魔法を造り、自然に秩序を与えられました。そして「勇気の神」はその優しく、たくましい心から、地をはう者、空を行く者、あらゆる生き物を造られました。すべてを創造し終えられた神々は、この世界を去られる時、自らの力を象徴する黄金の聖三角体『トライフォース』を残されて世界のすべてをおさめさせました。<創世記 序章より>(神々のトライフォース説明書より)」