トライフォースと「旧約聖書」

公式情報

「ゼルダの伝説の舞台、ハイラルの歴史を語るには、まずトライフォースの神話にふれなければなりません。ハイラルに残る三神崇拝の古い神話です。かつて神に最も近い民族とされたハイリア人(ハイラルの語源でもあります)が、ハイラルの子孫に残した書物の中に三人の神々「力の神」「知恵の神」「勇気の神」による天地創造の様子が書かれています。人が現れるはるか昔、混沌として何もないこの世界に神々は降り立ち、それぞれの力で世界に秩序と生命を造られました。「力の神」は火で山々を赤く染め、大地に造られました。「知恵の神」は科学や魔法を造り、自然に秩序を与えられました。そして「勇気の神」はその優しく、たくましい心から、地をはう者、空を行く者、あらゆる生き物を造られました。すべてを創造し終えられた神々は、この世界を去られる時、自らの力を象徴する黄金の聖三角体『トライフォース』を残されて世界のすべてをおさめさせました。<創世記 序章より>(神々のトライフォース説明書より)」


  • 「聖書の誤訳」というものがあるんですが、ラテン語旧約聖書は「暁の子」とかに限定する表現を「光をもたらすもの」と誤訳( ルシファーと拡大解釈)してるし、「一角獣」なんかは誤訳(七十人訳聖書) によって生じたものだし 「光の勇者」にも誤訳などがあるかもしれません。(2015/08/19)
  • 終焉の者(デミス、ディマイズ、死神?)の意味を考えると、世界の切れ目(終わる所)からやってきた?世界の終わり (終末論)を記した「ゼルダの伝説(黙示録 )」がつくられる過程で、蛇や堕天使が悪の根源で~系の神話が形づくられる。しかし同時に一神教の矛盾(トライフォースは全知全能なのになぜ人々が苦しまなくてはならないのか?=矛盾結晶)が生まれる。 矛盾を解消するため二言論的に異教の神々や神の使い/秩序に逆らう無数の神や英雄(例 魔王ガノンドロフ、堕天使、魔女、蛇、蜘蛛)を悪とする。まだ、この時「終焉の者」の原形と言い切れる単一の神霊はいないが。本来全く異なった存在がハイラルの周辺諸国及び王権へ、呪いの総決算として数百年かけ て融合し「終焉の(光をもたらす)者」が完成する。誰かがキリストのように全ての罪を背負って購うまで終わらない神に成り代わるか神に力を返還するまで終 わらない。三女神があまり干渉しないのはもう力が残ってないから?時の女神が干渉してくるのは創造神より力を持つから?(2015/08/20)
  • ※終焉の者はその時代によって異なった姿、名前で現れると言い伝えられています=悪者を都合良く呼ぶため?(2015/08/20)
  • (仮説)ガノンドロフ、リンク、ゼルダが転生を繰り返す理由として連想するのは旧約聖書の原罪。リンゴを食べたから楽園追放、人々は神と交われなくなり、子々孫々までその罪を背負う。誰かがトライフォース(リンゴ)を手に入れようとした時から永遠に終わらない輪廻を背負わされたのでは。(2015/07/13)

最終更新:2016年02月24日 18:00