ゼルダのルーツを「哲学書・文学・舞台作品」から探る

公式情報


ゼルダのルーツを開発者たちが触れていたと思われる文学作品や芸能、哲学書から探っていきます。複数人による会話なので長いです。

【参考資料】社長が訊く https://www.nintendo.co.jp/corporate/links/
任天堂の各ホームページで展開している、さまざまなプロジェクトの経緯や背景を前社長 岩田聡が開発スタッフに訊くインタビュー企画「社長が訊く」へのリンク集です。

考察 
  • 永劫回帰=リンク?ニーチェの要素があるならなら開発者たちのゲーム制作前後に大学生の間で流行った哲学書とかにヒントありそう。ゲーデルエッシャーバッハ。1作目ゼルダの伝説(1986年2月21日)ならゲーデル、エッシャー、バッハあるいは不思議の環も1980年代だしニーチェも1980年代。大乗起信論も読んでそう(開発者が)1980年代哲学ブーム。ナビィが光りの玉なのもバタフライエフェクト?トライフォースもただの原子の集まり(2015/09/16)
ニーチェ Wikipediaの記事をみる
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(独: Friedrich Wilhelm Nietzsche、1844年10月15日 - 1900年8月25日)は、ドイツの古典文献学者、哲学者。随所にアフォリズムを用いた、巧みな散文的表現による試みには文学的価値も認められる。

ゲーデル、エッシャー、バッハ Wikipediaの記事をみる
1980年代では「哲学ブーム」が起きた。開発者の世代に何らかの影響を与えたものと思われる。

永劫回帰 Wikipediaの記事をみる
永劫回帰(えいごうかいき、ドイツ語: ewig wiederkehren)または同じものの永劫回帰(Ewige Wiederkunft des Gleichen) とはフリードリヒ・ニーチェの思想で、経験が一回限り繰り返されるという世界観ではなく、超人的な意思によってある瞬間とまったく同じ瞬間を次々に、永劫的に繰り返すことを確立するという思想である。ニーチェは『この人を見よ』で、永劫回帰を「およそ到達しうる最高の肯定の形式」と述べている。

大乗起信論 Wikipediaの記事をみる
『大乗起信論』(だいじょうきしんろん)は、大乗仏教に属する論書で、漢文で記されている。著者は馬鳴(アシュヴァゴーシャ)と伝えられている。

バタフライ・エフェクト Wikipediaの記事をみる
バタフライ効果 Wikipediaの記事をみる
バタフライ効果(バタフライこうか、英: butterfly effect)とは、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である。

  • マルケス「百年の孤独」を開発者が読んでるなら(100年に一度の男王の元ネタ?)、彼に影響を与えたフォークナー「響きと怒り」からシェイクスピア「マクベス」を読んで完璧な悲劇からの救済を考えニーチェの「永劫回帰」に至る。ガノンドロフがマクベスなら。なぜ生きてるものは死を未来と認めないのだ。と、ガノンドロフは力(命・生と死そのもの←多分)のトライフォースを持っているから思うし、リンク(もしくはゼルダ)殺すときも、お前は少し早く死ぬだけだ。(2015/09/18)


マクベス Wikipediaの記事をみる
『マクベス』(Macbeth)は、1606年頃に成立したウィリアム・シェイクスピアによって書かれた戯曲である。勇猛果敢だが小心な一面もある将軍マクベスが妻と謀って主君を暗殺し王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行い、貴族や王子らの復讐に倒れる。実在のスコットランド王マクベス(在位1040年–1057年)をモデルにしている。

百年の孤独 Wikipediaの記事をみる
『百年の孤独』(ひゃくねんのこどく、Cien Años de Soledad、シエン アニョス デ ソレダッ)は、ガブリエル・ガルシア=マルケスの長編小説。

響きと怒り Wikipediaの記事をみる
響きと怒り』(ひびきといかり、原題:The Sound and the Fury )は、アメリカ合衆国の小説家ウィリアム・フォークナーの小説である。1929年に発表された。ジェイムズ・ジョイスやヴァージニア・ウルフのような20世紀ヨーロッパの小説家が開拓した「意識の流れ」と呼ばれる手法など多くの叙述スタイルを採用した。

  • シェイクスピアに魔女が登場するんですけど、魔女は過去現在未来の3役神話から引用されててその設定も、登場人物の愛も恋も憎悪も善意も何もかも全てが物語の悲劇を作るためだけの材料。リンクが7年眠ったのも記号に過ぎないし時系列あってなかったり不自然な部分多いのも好きなの詰め込みすぎたせい?魔女ラナとシアは傀儡のデウスエクスマキナ?古典作品のオマージュはわかる人には分かればよいと詰め込んでいる気がする(人種差別、宗教的対立、またはそれを元にした作品)(2015/09/18)
  • 更にゼルダ開発者の「触れてきたもの」についての考察。ボルヘスの「他者」が古の勇者。100年の孤独もマクベスも「1960年/マジックリアリズム/ラテンアメリカ」で繋がってる。1960年のラテンアメリカ文学ブームからマジックリアリズム系の本に嵌まっていったのかと思われます。グアテマラ伝説集はさらっと読んだ?「薔薇の名前」のモデルが「ボルヘス」でゼルダ作者(の誰か)はボルヘス周辺文学作品と「魔術的現実主義」をひどく気に入っている?(2015/09/19)

関連考察 魔女について

ボルヘス Wikipediaの記事をみる
ホルヘ・フランシスコ・イシドロ・ルイス・ボルヘス・アセベード(Jorge Francisco Isidoro Luis Borges Acevedo[注釈 1]、1899年8月24日 - 1986年6月14日)は、ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)として知られるアルゼンチン出身の作家、小説家、詩人。特に『伝奇集』『エル・アレフ』などに収録された、夢や迷宮、無限と循環、架空の書物や作家、宗教・神などをモチーフとする幻想的な短編作品によって知られている。

マジックリアリズム Wikipediaの記事をみる
マジックリアリズム、マギッシャーレアリスムス(Magischer Realismus)、魔術的リアリズム(まじゅつてきリアリズム)とは日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法で、主に小説や美術に見られる。幻想的リアリズムと呼ばれることもある。

薔薇の名前 Wikipediaの記事をみる
『薔薇の名前』(ばらのなまえ、イタリア語原題:Il Nome della Rosa)は、ウンベルト・エーコが1980年に発表した小説。1327年、教皇ヨハネス22世時代の北イタリアのカトリック修道院を舞台に起きる怪事件の謎をフランシスコ会修道士バスカヴィルのウィリアムとベネディクト会の見習修道士メルクのアドソが解き明かしていく。

  • 魔法(魔術的リアリズムの影響・大)、魔女(シェイクスピアに登場する魔女=傀儡)。デクの木様にわざわざデクがついている理由は彼が神木という舞台装置の傀儡だから。(傀儡はデクとも読む)登場する3人の魔女(=傀儡)/過去(????)現在(デクの木)未来(生と死:ラナシア)(2015/09/19)


  • この舞台の看板は「姫と勇者と魔王の話」=古典劇。シークとリンクとガノンの誰が「マクベス」なのかわからない。シークは片目の王様(?)+????(もうひとつがわからない)あたりからひっぱってきたと思われる。マクベスや周辺の影響を受けた作品群、マクベスの影響のあった作品がゼルダ開発者に反映→ゲームに反映?ゼルダ作った人の誰かをゲームに没頭させた1900何年(?)の当時のノベルゲームかファンタジー分野。ここにリンクのルーツ?エヴァのシンジは牛若丸のようにしなやかな魅力のある美少年ヒーローをイメージして作られたらしいので、近いかも(2015/09/19)

関連考察 シークについて
新世紀エヴァンゲリオン Wikipediaの記事をみる

  • ゼルダの世界観の決定打は1998発売の時のオカリナ。中心メンバーの宮本茂当時40代、今62、金美出身。青沼英二当時30代、今52、芸大出身。開発の要がプログラマーの畑でなく芸術畑ってのも影響大きそうですね。うしおととら、火の鳥。サイボーグ009、リボンの騎士。白タイツ…手塚治虫の影響もある?。ここに全知全能のはずのトライフォースも埋められてそう?リンクの武器、弓と銃とボウガンではなくパチンコにしたのってグラフィックの関係だけとは思えない。(仮説)輪廻転生に関しては手塚治虫作品「火の鳥」から影響を受けているのではないだろうか。ガノンドロフは終焉であったころの何らかの原罪を背負わされリンクゼルダのように転生することが許されない存在なのかもかしれない。ハイラルの世界が朽ち果てても彼だけは転生できない。火の鳥未来編?ハイリアが従える神の獣が鳥である時点でゼルダは火の鳥?(2015/09/19)

火の鳥 Wikipediaの記事をみる
『火の鳥』(ひのとり)は、火の鳥(不死鳥)を物語の中心にした一連の編より成り立つ手塚治虫による漫画作品である。また、それを原作とした映画、アニメ、ラジオドラマ、ビデオゲームが作成されている。手塚治虫の代表作の一つである。


  • スカウォのダンジョンで芥川の蜘蛛の糸をわざわざ引用してるの歯車書いてるから?芥川から聖書読んでヨシュア記で赤い糸も読んだ?四代元素のブラゾンも知ってる。フランス語の論文大好きな人が開発者の中にいそう。1人の意思じゃない、複数いるなヤバい人(良い意味で)。曲に歌詞がないのも詩人か作家で誰か「詩に曲は必要ない」って言ってる人が居たから?=コーラスのハイリア語は適当な理由?(2015/09/19)

ヨシュア記 Wikipediaの記事をみる
『ヨシュア記』(ヨシュアき, ヘブライ語: ספר יהושע‎)は聖書の書物である。そこには、ヨシュアの指導の下、イスラエル人がカナンに住む諸民族を武力で制圧し、約束の地を征服していく歴史が記されている。この書物は、キリスト教においては「歴史書」に、また、ユダヤ教においては預言書に分類される。

蜘蛛の糸 Wikipediaの記事をみる
「蜘蛛の糸」(くものいと)は、芥川龍之介の短編小説。


四大精霊 Wikipediaの記事をみる
四大精霊(しだいせいれい)は、地・水・風・火の四大元素の中に住まう目に見えない自然の生きもの[1]、あるいは四大元素のそれぞれを司る四種の霊である[2]。四大の精、元素霊(英語: elemental spirits、ドイツ語: Elementargeister)、エレメンタル(英語: elementals)ともいう。

  • つまり芥川から文学哲学数字聖書本で人を殴るタイプのオタクと手塚治虫のリボンの騎士と七色インコから舞台オタクになって海外の論文で人を呪うオタクの2種のオタクが開発者の中に居る!!?トライフォースの形とか武器とか銃にしないのはもっと別の少年っぽい荒野を駆けるオタク(良い意味で)(2015/09/19)


  • そして(ゼルダ開発陣に)中国に詳しい人がいる?ザントの面も日本じゃなくそっちの持ってきている。ザント、ミドナの雰囲気は中東イメージ。ただ道教?仏教的なダンジョンはある。公式設定資料にゼルダは西洋の姫、ミドナは中東の姫ってかいてある。珍しくはっきり。シェイクスピア(キリスト教広めるため)移動して中国でも公演してるんだよな。その時代の流れも後から調べて追ってたら、ミドナとザント越劇・黄梅戯・京劇とかのどれかからひっぱってきているかも。【牡丹亭】湯顕祖 シェイクスピアと同期。ミドナたちの故郷は死後の世界の暗喩?ゼルダたちの世界の鏡の世界だから対。ゼルダは京都で作ってるから 開発者たちは伝統的な舞台はみてるかも。(ゼルダ開発陣は舞台とかを)恐らく観ている。改編されてないものを。ザント。今のところハムレット(鬼詔)と牡丹亭(昆劇)しかない。あとなんで劇にこだわってるのかと思ったら「終演」?「物語の終演」=「終焉」(2015/09/19)


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牡丹亭(ぼたんてい、拼音: mǔdāntíng)は、明代の劇作家湯顯祖の代表作。55幕。「牡丹亭還魂記」、「還魂記」ともいう。

関連考察 ザントについて

「神は死んだ。神は死んだままだ。そして我々が神を殺したのだ。世界がこれまで持った、最も神聖な、最も強力な存在、それが我々のナイフによって血を流したのだ。この所業は、我々には偉大過ぎはしないか?こんなことが出来るためには、我々自身が神々にならなければならないのではないか?(ニーチェ)」

  • 西の悪い魔女がWicked Witch of the WestでWWWなんですけど、ゲルドのガノン、あともうひとつG当て嵌めればぴったりになる。幻影の砂漠のゲルドのガノンでGGG
    GGG gggを反転すると666
    『罪と罰』の主人公ラスコーリニコフなど、姓名に「獣の数字」が隠されているという深読みがなされることもしばしばある。(2015/08/20)

オズの魔法使い Wikipediaの記事をみる
『オズの魔法使い』(オズのまほうつかい、The Wonderful Wizard of Oz)は、ライマン・フランク・ボームが著し、W. W.デンスロウが挿絵を担当した児童文学作品。

  • ゼルダと「三鏡」について。リンクだけが(高確率で)生き残る世界と、ゼルダや国民が生き残る世界(ガノンドロフが勇気のトライフォースを奪う→ゼルダが倒す)が既に読めていたから、彼女はリンクが生きてる世界しか認めたくなくてリンクにガノンドロフを殺させる?衣冠を正す鏡、世の移り変わりを知る歴史、是非を明らかにしてくれるすぐれた人物(←これはシークで)、ゼルダ姫は三鑑を持っている?(2015/09/23)

三鏡(さんかがみ)とは王仁三郎が弟子に話したことを側近(主に加藤明子)が書き留めた如是我聞集で、『水鏡(みずかがみ)』『月鏡(つきかがみ)』『玉鏡(たまかがみ)』の3冊の総称
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=kg000

  • ゼルダと「罪と罰」について。ギラヒムの技?儀式?に無限奈落があるけど、地下に地獄があるとかそういう概念は知ってそう。ゲヘナ(奈落)が最初に出てくるのヨシュア記だからそんなネーミングにしたのか?無限地獄とか落下○○でも良いのに「無限奈落」。「罪と罰」ならギラヒムの愛(忠誠)は罪だしガノンドロフの存在は(「100年の孤独」での)罰。「赤と黒」たっだらギラヒムは軍人の赤、ガノンドロフは聖職者の黒。幻影の砂漠(ゲルド)へ禁欲主義(近親相姦/同性愛/売春/賭博…の禁止)が普及。聖職者ガノンドロフは革命により男性が女装し女性役を演じる劇場(城)/売春宿/(動物同士を競わせる)見世物/賭博…を禁欲主義に基づき…?(2015/09/25)

関連考察 ゲルド族について

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『罪と罰』(つみとばつ、ロシア語: Преступление и наказание, 1866年)は、ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーの長編小説で代表作。1866年に雑誌『ロシア報知(英語版)』(露: Русскій Вѣстникъ)に連載。『カラマーゾフの兄弟』、『白痴』、『悪霊』、『未成年』と並ぶ、後期五大長編小説で最初に出された。「現代の預言書」とも呼ばれ、ドストエフスキーの実存主義的な考え方を垣間見ることができる。

  • ルルとオペラ作品「ルル」について。ルト姫がア・ルトからなら高音の出せない(主役の座をおりた)唄姫?水を支配している彼女たちの一族が世界を統べているわけじゃない。ゾーラ族が世界を支配していた時代はあったのか?→ゾーラが敵対してた時代はある。ルルは海に異変が起きて卵産んで声を無くした。(2015/12/23)

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『ルル』(Lulu)は、アルバン・ベルク台本・作曲のオペラ。原作は「ルル二部作」と呼ばれるフランク・ヴェーデキントの戯曲『地霊』(Erdgeist, 1895年)と『パンドラの箱』(Die Büchse der Pandora, 1904年)。

最終更新:2016年03月03日 20:08