地下妄の手記

大盗用詭弁会講談社

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大盗用詭弁会講談社



以下の様な質問を、株式会社講談社 生活文化第二出版部、内部監査担当取締役 様宛連名にして送らせて頂いてから、二週間が経とうとしていますが、何のお返事もないので、掲示することと致しました。
講談社様も、洋泉社様、新潮社様、による盗用編集者枢軸に加わられた様で。誠にご同慶の至りであります。
「盗 用何それ」とお考えの洋泉社様や、偉大な盗用作家様を抱えられて(に抱えて頂いて?)おられる新潮社様とは異なり、講談社様では、盗用に就きましては、そ の執筆者、特にステータスが一段下がる漫画描き、自社の収益に影響の少ない者に対して、苛斂誅求をもって臨まれるようですが、編集者と自身に対しては何の お咎めも、自戒も無い素晴らしい会社様でいらっしゃいます。
秋庭俊様におかれては、切り捨てられませぬ様くれぐれもご用心なさることを念願いたします。


 謹啓 貴社益々御盛栄のこととお慶び申し上げます。

私は、予てより、貴社代表取締役様、内部監査担当取締役様、メフィスト編集長様他各位に書状にて、読者という立場のステークホルダーとして、貴社のコンプライアンスについてお尋ね申し上げて参りました、○○申します。

貴社からは、あまり適切、或いは、はかばかしいご回答を賜った訳ではありませんが、かってお尋ね申し上げていた事項につきましては、貴社による無断複写についての質問でした。

さて、この度、貴編集部並びに、内部監査担当取締役様に、新たな無断複写の疑念について、以下の通り質問させて頂きます。

こ れは、これも予てからご忠告申し上げて参りましたが、秋庭俊氏の既往の著述における、その数々の無断複写、盗用に関し、貴社での同氏著述の刊行に当たって はご留意をお勧めしてきたにも拘わらず、本6月貴社より同氏が上梓されました、「新説東京地下要塞」における、諸資料の無断複写についてであります。


1.「新説東京地下要塞」99頁地図について     別添同書からの複写参照

  ①当該地図には、「内務省41 芝区 高輪台」との標記がありますが、これは何を意味するのでしょう。ご説明下さい。

  ②上記「内務省41 芝区 高輪台」が地図の出典を示すものならこの地図は、引用なのでしょうか?引用元についてご説明下さい。

  ③全く同じ地図と思われるものを、その版元も含めた範囲で複写したものを添付します。これは、1994年に昭和礼文社から復刻された地形社版の「昭和十六年大東京三十五区区分詳図」を図書館にて私が複写したものです。

   添付の当該図右辺に「転載禁止(昭和礼文社)とあります。(wikiでは省略しました)

   当該地図左辺及び、貴「新説東京地下要塞」99頁「内務省41 芝区 高輪台」の複写物に、青鉛筆で印を付けさせて頂きましたが、同じ折り汚れがあります。

   これは何でしょうか?ご説明下さい。

  ④はっきり申し上げましょう、当該、「内務省41 芝区 高輪台」は「昭和十六年大東京三十五区区分詳図」⑤芝区を複写されたものだと思われますが、貴書掲載にあたり、複写許諾をお取りになったのでしょうか。ご説明下さい。

   上記③で申し上げました折り汚れは、復刻時の複写で付いたものです。

2.他の「内務省」と記された地図類について

     今度は逆に出典が、「昭和十六年大東京三十五区区分詳図」ではなく、他の諸地図復刻書籍、柏書房刊等からの複写図が、161頁上段「内務省図」など 散見されますが、これらについても、複写許諾をお取りになったのでしょうか?ご説明下さい。他の図も、すなわち「大日本帝国陸地測量部」刊行の地図類出典 を著さずに複写されておりますが、これらも見受けますところ原図よりの複写でなく、復刻書籍よりの複写と思われます。複写許諾をお取りになったのでしょう か?ご説明下さい。

3.「新説東京地下要塞」43頁「霞ヶ関駅断面図」について

     当該元図は「東京地下鉄道千代田線建設史 第2編 第12節「霞ヶ関旧海軍省防空壕の取壊し工事」における「図94 掘削工法標準図 (15K390M)」ですが、当該建設史においては、あくまでも旧海軍防空壕が千代田線霞ヶ関駅の一部について、支障するため爆破掘削により取り壊した状 況の説明図です。秋庭氏は同図において「〒洞道」とあるのを、「郵便洞道」と言うものが一般に存在しそれを示す憑拠として、同図を複写されていますが、 「千代田線建設史」には「〒洞道」についての説明は何処にも存在しません。また、貴「新説東京地下要塞」の本文中に「〒洞道」=「郵便洞道」とする説明の 一片たりとも存在しません。

そもそも「郵便洞道」という言葉自体が、秋庭氏の脳内及び同氏の著述にのみ存在する言葉であり、土木、建築の術語、或いは郵便事業に拘わる術語として存在しないものです。

この様な不適切な複写は引用でしょうか?ご説明下さい。

4.「新説東京地下要塞」123頁「昭和通りルート」他について  別添参照

    別添の通り、貴「新説東京地下要塞」123頁「昭和通りルート」及び153頁「申請図 1925年」の各図を、その出典元の「千代田線建設史」より複写し並べさせて頂きました。これも、貴「新説東京地下要塞」では出典元の記述がありませんが、東京メトロから複写許諾をお取りになったのでしょうか?ご説明下さい。

    これをしも、引用と仰るのでしょうか?貴「新説東京地下要塞」では、出典について一切説明がありません。引用であるならば、原著者名は必須でしょう。

    当該図は著作権が切れているのでしょうか?

いままでの、秋庭氏とのお付き合い、(と申しましても、同氏の虚偽妄想を「虚偽妄想で

すよ」と世に伝える作業において、同氏の著述をトレースしただけのお付き合いですが。)

か ら申し上げると、秋庭氏は戦前(秋庭氏にあってはものすごく伸び縮みする概念)には民間地図の制作、販売(陸地測量部地形図の市販も含む)が禁止されてい たと言う立場をとるため、常套的に、明治以降の民間地図、それも、現在の地図業者が国土地理院の地形図を基にして市販地図を作製する行為と同様に、当時の 地図業者が大日本帝国陸地測量部地形図を基にして市販地図を作製し(陸地測量部地形図の市販も含め)販売していたことを、隠蔽されます。従って、貴社も当 時出資されていた、「日本統制地図株式会社」あるいは「旧日地」の地図については、まぁ、地図統制の肝いりが「内務省」だったことを以て、「内務省地図」 等とその原著作権者を牽強付会されます。

 また、秋庭氏は「引用」と称して、多く他者の著述、特に本文と一体となった図版によって、本来の原著者の意志、意図が表明されている、その様な著述の、図版のみを複写し、自己の著述の都合に応じ、改変までして使用されます。

  その結果、貴「新説東京地下要塞」においても、原著者の意志、意図を損なう、無断複写、転載行為が所々発生している様に思えます。私も読み始めたばかり で、本文の詳細を分析しておりませんので、ここでは「思えます。」に言葉をとどめますが。この点についても、貴社、貴部のご見解を賜りたいと思います。

 以上よろしくご回答をお願いし、筆を置きます。

なお、過日の、メフィスト誌上での、無断複写行為につきましては、当該編集長様の強弁によって貴社におかれては収束されたやに、お考えかとは存じますが、私はなお、ご回答を念願しておりますことを、念のため申し上げておきます。

 重ねて、貴社の益々のより良い御発展を祈念申し上げます。

謹白

 

株式会社講談社 生活文化第二出版部 各位

        内部監査担当取締役 様

                   平成18年6月26日

                                ○○拝

  以下略                            


送付資料の誤りについての補足

上記送付の際、「「新説東京地下要塞」123頁「昭和通りルート」」の図について、誤って「新説東京地下要塞」153頁の図を左側に配したものを講談社へ同封してしまいましたが、指摘との内容的関連については問題がないものと考えています。
正当分「昭和通りルート」と「千代田線建設史4頁」を並べたもの念のため、ここに提示しておきます。

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