地下妄の手記

♪ またまた 盗用は続くよどこまでもぉ

最終更新:

619metro

- view
管理者のみ編集可

♪ またまた 盗用は続くよどこまでもぉ

 盗んだ上に、自己の主張に沿うように改竄。最低、最悪の手口。

     「大東京の地下99の謎」 230~231頁

     98」地下鉄工事にかかる莫大な費用の謎


     地下鉄工事には莫大な費用がかかることは誰もが知っている。しかし、実際に
   どれくらいの費用がかかっているのか、詳細はよく知らない人が多い。
     たとえば、都営大江戸線の1メートルあたりの建設費は3260万円。全線40・7キロ
   の建設費総額は1兆3268億2000万円という、莫大な額になる。戦後初めてつくられた
   丸ノ内線の建設費は1メートル当たり180万円、大江戸線のおよそ18分の1だったと
   いう。
     ちなみに他の路線の1メートルあたり建設費を紹介すると、日比谷線が320万円、
   東西線が410万円、都営浅草線が460万円、千代田線がポンと上がって700万円、都
   営三田線が910万円、さらに上がって有楽町線が1890万円、都営新宿線が2000万円
   を超えて2350万円、南北線が2790万円、半蔵門線が2920万円である。
     新しく建設される路線ほど費用が高くなっているが、どうしてだろうか。建設資材
   の価格や人件費の上昇、駅や出入り口の用地取得費用の上昇などが考えられるが、
   近年新たに発生した費用もある。
     たとえば、地下鉄工事は主に道路の下で行なわれているが、住宅の下を地下鉄
   が走る場合にシールド工法を使うと、上に住んでいる人に気づかれずに工事が進め
   られる。地下の所有権という概念がなかった時代はよかったが、現在では道路以外
   の土地の下に地下鉄を走らせる場合、土地の所有者に補償金が支払われる。
     補償額は土地の価格の3分の1ほどだが、これが路線全体になると莫大な額になる。
   たとえば、大江戸線などでは、建設費全体のおよそ半分を占めているといわれる。
   となると、補償費ほしさに地下鉄路線のルートを自分の土地の下にもってこようと暗躍
   する人間も出てこよう。
     路線図を見ていると、どうして道路の下を走らないのかわからない場所がたくさん
   あるのに気づく。そこで不正が行なわれていないことを、私は願う。
     建設費を上昇させている要因は、他に建設規模の大型化、地下トンネルの大深度
   化、駅だけでなく地下トンネル全体の冷房化など高温多湿対策工事、さらには環境保全、
   公害防止、工事の安全性向上のための費用などがある。
     こうしたことに、さまざまな最先端技術が開発、導入されており、それにかかる費用も
   少なくない。


   「東京の地下鉄がわかる事典」323頁

  高騰する建設費
    ▼大深度化や環境対策もコスト増の要因


  ●大江戸線は丸ノ内線の18倍以上!
   地下鉄の建設には、技術的な困難もさることながら、多額の建設費がかかることも
  大きなネックになる。半蔵門線や南北線の建設費は、戦後初の路線である丸ノ内線
  に比べて約16倍も高くなっている。大江戸線に至っては、実に約18倍以上のコストが
  かかっている計算である。
   建設費高騰の要因は、建設資材や用地費、人件費の上昇のほか、建設規模の大
  型化、トンネルの大深度化、高温多湿対策の同時施工、それに公害防止や環境保全
  対策で最先端技術を導入していることなども影響している。

 ほら、またそっくりな文章でしょう。センセの「地下補償」の嘘のところは、なるほどオリジナルですが。

 えっ?1メートルあたりの建設費ですか?上記と同じ323頁にこんな表があるんですよね。


   「東京の地下鉄がわかる事典」323頁より

記事メニュー