基本情報



略歴

ロードレア国将軍、ファルザスアルガードメネヴァと並んで「ロードレアの若獅子」と称された新世代を背負う将軍であった。
しかし、皮肉な事に彼ら若獅子の初陣こそが、シャリアル遠征であり、レイディック最期の戦いとなってしまう。

レイディック死後は、ヴェリアアレスに従軍してロードレアの内乱を勝利に導くと、期待通りロードレア国の中心人物へと成長していく。
ディースの戦い(701)ではバイアラスと共に五舞将と互角に戦い、シレンを相手に優勢に戦っている。

ヴェリアの大遠征(703~705)にも主力として参戦するが、遠征失敗後にヴェリアは酒に溺れて堕落していく。
グローリヴァスはロードレア国の未来に絶望し、706年の「一月の別離酒」においてバイアラス達と共に一族を引き連れてベルザフィリス国へ向かう。
しかし、国境突破の時、6才になる盲目の長女を追手から守るため、バイアラス達とはぐれてしまい、そのままロー・レアルス国へ入国する。

メファイザスはグローリヴァスの武勇と性格をかねてより聞いていたため、周囲が罠ではないかと進言する中、「ヴェリアから最高の贈り物が届いた」と自ら手をとって彼を歓迎している。
メファイザスに何の疑いもなく受け入れられたグローリヴァス(ベルザフィリス国へ亡命したバイアラスたちは、しばらくの間猜疑の目でみられていた)は、その好意に報いるため、以後はロー・レアルス国の将軍としてヴァイグの戦い(710)では主力部隊として奮戦。

メファイザス死後はルー達と共に「ロー・レアルス将星将軍」となって国を守り、711年ルディックの陣リヴァイルシアディグドラゴベザス三軍の波状攻撃を相手に戦い尽くして戦死する。


人物

  • グローリヴァスが命がけで救った長女は、後に盲目の吟遊詩人ラーラとして、詩の才能で歴史に名を残している。


関連項目



最終更新:2024年08月08日 11:33