心理機能の並び順によるタイプ分類
8つの心理機能のうちどの心理機能を最も信頼して働かせており、どの心理機能に頼ることが苦手か といったことで、各タイプの特徴が決まります。
タイプ | 優勢-補助-代替-劣勢 |
ESTJ | Te - Si - Ne - Fi |
ESTP | Se - Ti - Fe - Ni |
ESFJ | Fe - Si - Ne - Ti |
ESFP | Se - Fi - Te - Ni |
ENTJ | Te - Ni - Se - Fi |
ENTP | Ne - Ti - Fe - Si |
ENFJ | Fe - Ni - Se - Ti |
ENFP | Ne - Fi - Te - Si |
ISTJ | Si - Te - Fi - Ne |
ISTP | Ti - Se - Ni - Fe |
ISFJ | Si - Fe - Ti - Ne |
ISFP | Fi - Se - Ni - Te |
INTJ | Ni - Te - Fi - Se |
INTP | Ti - Ne - Si - Fe |
INFJ | Ni - Fe - Ti - Se |
INFP | Fi - Ne - Si - Te |
ESTP
INFP

INFP

このように、性格タイプを心理機能の並びによって説明します。
縦の点線の左側が意識の内部、右側が外部を表しており、それぞれの心理機能が及ぶ大きさの順に、上から4つの心理機能を 並べています。
各タイプは、4つの心理機能を意識的に働かせるようになりますが、 大きな働きをするものから順に、第一の心理機能、第二の心理機能、第三の心理機能、第四の心理機能と呼びます。 一番上の心理機能が最も優勢で、順にその心理機能の利用が弱まってゆきます。 そして、この順に基づいて各タイプの特徴を説明することができるのです。
縦の点線の左側が意識の内部、右側が外部を表しており、それぞれの心理機能が及ぶ大きさの順に、上から4つの心理機能を 並べています。
各タイプは、4つの心理機能を意識的に働かせるようになりますが、 大きな働きをするものから順に、第一の心理機能、第二の心理機能、第三の心理機能、第四の心理機能と呼びます。 一番上の心理機能が最も優勢で、順にその心理機能の利用が弱まってゆきます。 そして、この順に基づいて各タイプの特徴を説明することができるのです。
例えば、上の図の例で言うと、ESTPの第一の心理機能は外向的感覚(Se)であって、 何よりも手始めとして、外側の物理的な様子に幅広く関心を寄せ、活動的に情報を集めます。 一方、内面では第二の心理機能がよく働き、外界の観察によって得られた情報を分析し、 常に理論的で矛盾のない理解を求め、効率的に問題を解決しようとします。
4つの心理機能は、第一、第二、第三、第四の順にその扱いやすさや利点の現れやすさが弱まってゆきます。 そして、これらはものごとに対処するにあたって、利用される心理機能の優先順位、時間的流れをも表しています。
各タイプの性格を大きく特徴づけるのは、第一と第二の心理機能です。 普段は、この2つの心理機能を難なく働かすことができ、情報の収集と意思決定に大きな影響をもちます。
第三の心理機能は、意識されることがよくありますが、 第二の心理機能と逆の性質があるので、普段は第二の機能の方が優先されます。 その結果、この心理機能の働きには馴染むことができず、発達が遅れます。
第四の心理機能は、最も意識的に用いることが困難なものです。 なぜなら、最も信頼している第一の心理機能と真逆の性質を持つからです。 それゆえ、第三、第四の心理機能の良い点がその人の長所となることはありません。 また、発達するかどうかはその人次第です。
各タイプの性格を大きく特徴づけるのは、第一と第二の心理機能です。 普段は、この2つの心理機能を難なく働かすことができ、情報の収集と意思決定に大きな影響をもちます。
第三の心理機能は、意識されることがよくありますが、 第二の心理機能と逆の性質があるので、普段は第二の機能の方が優先されます。 その結果、この心理機能の働きには馴染むことができず、発達が遅れます。
第四の心理機能は、最も意識的に用いることが困難なものです。 なぜなら、最も信頼している第一の心理機能と真逆の性質を持つからです。 それゆえ、第三、第四の心理機能の良い点がその人の長所となることはありません。 また、発達するかどうかはその人次第です。
心理機能は8つあり、実際には全ての心理機能が利用されますが、特に性格を特徴づけるのが4つの心理機能です。 残りの4つの心理機能は、意識の背後で働いており、活用されますが、各タイプの特徴を語る上であまり重要になりません。
第一の心理機能 (優勢心理機能または主機能)
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第二の心理機能 (補助的な役割を担う心理機能)
+ | ... |
第一と第二の心理機能が、そのタイプの長所を決定します。
第三の心理機能 (代替心理機能・こども機能)
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第四の心理機能 (劣勢心理機能・切望心理機能)
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