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この関係は非対称な関係です。一方が、もう一方より常に上の位置にいて監督するような状況になりがちです。 しかし、この関係は、両者にとって良い関係です。
ここで、
監督する側 ・・・ 監督
監督される側 ・・・ 選手
監督される側 ・・・ 選手
とします。
監督は選手の考え方、感じ方、物の見方、態度、能力などを面白いと思い非常に強く関心を寄せますが、 不十分であるとも思われるので、アドバイスや援助をしようとします。
しかし、選手は監督の見解に馴染んだ認識を普段からしておらず、そのためにさらに監督は選手の認識を 何としてでも変えさせようと、口やかましくなります。
選手は監督の見解を受け入れるのにかなり苦労をすることになります。 それゆえに、監督は苛立ち、結局のところ、選手が単純に理解したくないのだと思ってしまうことがあるかもしれません。
監督は選手のことをあらゆる点で常に注意して見ているような状態になります。 監督が何も言わないとしても、選手はそのように感じるかもしれません。
選手の短所は、監督に対しては筒抜けで、隠すことも守ることもできません。 そのため、選手は神経質になります。 そのことがまた状況を悪化させる原因になってしまいます。
実際のところ、監督の言動は自己満足で、ちまちまとあら探しをして口うるさく言っているに 過ぎないことも多々あるのですが、選手はそられのことまでも真に受けてしまう傾向にあります。
そして、事あるごとに監督の評価と承認を求めます。
しかし、監督から褒められることは稀なことです。 大抵の場合、監督は選手のことを低く評価してしまいます。 このことで、選手は躍起になってあれこれと手段を講じて自分の価値を証明しようとします。 残念なことに、それが上手く行くことは、ほとんどありません。
監督は選手のことを気にかけ、差し出がましくも意見を押し付けようとします。 もし第三者がいる場合、この関係について、選手は不満を漏らし、問題を解消しようと議論を始めます。 しかし、これが上手くゆくことはなく、監督はますます選手のことに関心を抱くようになります。
この関係は、良き友人のように見えるでしょう。 私たちは、常に様々な人間関係を結び、社会的な存在になるわけですが、 そういった状況において、この関係は意味があります。
監督は選手が陥りがちなトラブルから守り、選手が注目に値することを知らしめます。 そして、周囲の人たちは同時に、監督が守護者としての役割を担っていることを認めます。