Ne - 外向的直観（Extraverted intuition） - MBTIキャラクター性格診断まとめ@Wiki

この心理機能は、情報受容機能です。外向的感覚（Se）が外界の情報を見たまま聞いたままに受け取るのに対し、今回の心理機能は、それに関連した情報や背後で働いている力関係，全体像やパターンなどを、客観的に受け取ります。

外向的直観（Ne）が主機能であるタイプは、ENTP,ENFPです。
Neが補助機能であるタイプは、INTP,INFPです。

外界の情報を受け取りますが、現実をありのままに認識する時間はわずかです。
物事を様々な角度から解釈し、多くの可能性を思いつきます。
「まるで～のようだ」といった類似性を発見し、それが確かなのか知りたいと思うようになります。
これらは、このページの最初で述べたように、見聞きした情報に関連した情報を受け取るからということと、外向の情報受容機能なので，情報への開放性が高いからでしょう。

創造的で遊び好きのようです。この心理機能が強いと、突然に、風変わりで奇抜なことを想像したり、それを言葉にして遊ぶ，いわゆる言葉遊びをしたりします。

知的好奇心があり、まだ具体性を伴っていないアイデアや抽象的な理論（学問もこの一つ）などに次々興味を持ち、将来的にどんなことが起こるだろうかと予想します。
さらに、それら無数のアイデアや考え方，価値観などを一度に巧みに処理しようとします。それらによって何が起こるのかは当の本人もわかっていません。しかし、新しいチャンスとアイデアの組み合わせで何かが起こると期待するようです。
そして、実際にそのようなことに鼻が利き、他の人が見落とすようなことにも可能性を見出します。

とりあえず、考えられる可能性を次々に思いつき、その視点に立って議論しようとします。そこから、未だ認識されていなかった理解に到達することができ、それによって他人の本質や，物事の将来的な危険などを察知することが多くなります。
以上のことから、（外向性なので素早く）本質を見抜き、隠された意味に気が付くことができます。

先ほど知的好奇心があると言いましたが、これは際限がなく、次から次へと関心が移ってしまう傾向にあります。そのため、漠然とした「予感」で終わってしまうことがあります。その時は、明確な結論に至らず行動の指針を決められません。
また、可能性，ひいては、その結論に対しても開放的であり、そのことが、本人にも他人にも不満を抱えさせることになります。
他にも、頭の中で様々な可能性が駆け巡ったり多様なことに興味が湧きおこったりするので、ルーチンワークや細々とした手続きを辛抱強くこなすことが困難になります。
ここまで述べてきたことは、外向や直観の性質、多く広く物事に関心が向く，全体や背後，関連性に興味が向きやすい，といったものが要因でしょう。

しかし、アイデアも新しい可能性も地道な努力によって実現されるものであり、それがなければ単なる空想で終わってしまうということに気が付く必要があります。
世の中の人間の大半はS型と言われています。
そのため、具体性や実用性を伴わないアイデアや理論は、興味を持たれにくかったり忌避されやすくなったりします。もしそういったものを実現して満足したい場合、代替あるいは，劣勢の、Fe,TeやSiを発達させる必要が出てくるでしょう。

Si - 内向的感覚（Introverted sensation）

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参考サイト１：https://web.archive.org/web/20160321102522/http://mbti-reflection.club/psf_ne.php
参考サイト２；https://wikiwiki.jp/16types/%E5%A4%96%E5%90%91%E7%9A%84%E7%9B%B4%E8%A6%B3%EF%BC%88Ne%EF%BC%89