新都メトロ5000系電車

5000系電車は,新都メトロの通勤型車両。新付番規則では251000系となる。本項では,2000系の改造・編入車である251080系についても取り扱う。

新都メトロ5000系電車
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5000系の前面(登場時)
基本情報
運用者 新都メトロ
製造所 船橋重工業豊崎工場
製造年 1998~2000年
製造両数 192両
運用開始 1999年3月1日
主要諸元
軌間 1,067mm
電気方式 直流1500V(架空電車線方式)
最高運転速度 110km/h
設計最高速度 120km/h
起動加速度 3.3km/h/s
減速度 4.2km/h/s(常用)
5.0km/h/s(非常)
車両定員 本文参照
全長 20,000mm
自重 Tc1車,Tc2車:27.0t
M1車:33.6t
M2車:33.4t
T1車:24.4t
T2車:25.2t
全幅 2,800mm
全高 4,050mm
床面高さ 1,130mm
台車 ボルスタレス方式空気ばね台車
電動車:FHI-MB86
付随車:FHI-TB86
主電動機 かご形三相誘導電動機
FEI-IM91E1
(更新車)FEI-IM113
主電動機出力 170kw/(更新車)190kw
駆動方式 TD継手式中実軸平行カルダン方式
歯車比 93:14(6.64)
制御装置 IGBT素子VVVFインバータ制御
制動装置 回生併用電気指令式電磁直通ブレーキ
保安装置 本文参照

概要


1999年に本格開業する北榊線向けに導入された。基本的な仕様は塔野高速鉄道TR-4000系電車(以下4000系はこれを指す)に準じつつ,地下鉄用として各所が調整されている。

構造


車体


4000系と同じく軽量ステンレス車体を採用。なお,側面にビードのある車体は本系列が最後の採用となっている。水色,青色,白の3色の帯を纏う。また前面は中央貫通型を採用。


走行機器類


基本的には4000系に準ずる。歯車比は地下鉄向けに高くなっており,起動加速度が向上している。電動機には船橋重工業(の企業向け電機製品を生産する子会社である船橋電機)製汎用誘導電動機であるIM91を採用。制御装置にはIPMモジュールを用いたIGBT素子VVVFインバータ制御を採用している。

車内


基本的には4000系に準ずるが,片持ち式の座席となっている。座席モケットは緑色,床材は青系を使用。暖色系の奈川線に対して寒色系となっている。

形式


編成


3M3Tの6両編成を組む。榊野町(A線)方を1号車とする。(n/m号車)は(6連時の組み込み位置/8連化後の組み込み位置)を表す。なお(n号車)は6連時にのみ存在,(/m号車)は8連化後にのみ存在する形式区分。

5100(Tc1)→251100


榊野町方先頭車(1号車)。

5200(Tc2)→251800


B線方先頭車(6/8号車)。

5300(M1)→251200,251600


電動車(4/2,6号車)。パンタグラフ2基,VVVFインバータ制御装置2群,静止型インバータを搭載する。

5400(M2)→251300,251700


電動車(5/3,7号車)。M1車とユニットを組む。VVVFインバータ制御装置2群,空気圧縮機を搭載する。

5500(M1)→251200


電動車(/2号車)。

5600(M2)→251300


電動車(3号車)

5700(M3)


電動車(2号車)。基本はM1車と同一設計だが,パンタグラフは1基のみ搭載(もう1基は準備工事)。将来の8連化の際にはパンタグラフもう1基を搭載の上で5500(M1),またはパンタグラフ撤去,静止型インバータの代わりに空気圧縮機を搭載した上で5600(M2)への改造・改番が可能な設計となっており,実際に8連化の際にはこの改造を受けた。

5800(T2)


付随車(3号車)。空気圧縮機を搭載する。8連化の際には空気圧縮機を撤去の上で5900,5000(T1)への改造が可能な設計となっており,8連化の際にこの改造を受けた。

5900/5000(T1)→251400/251500


付随車(/4,5号車)。補機類を一切搭載していない純粋な付随車。

5950/5050(T1)→251500/251400


付随車(/5,4号車)。5100/5200からの改造であり,改番は(原番+850/原番-150)である。なお,運転台が背中合わせになるように先頭車からの改造車は組成が他の編成と逆。


導入後の変遷


1998年より製造され,一部(第1期区間開業用,5101~16F)は榊野町駅に設置された搬入口を用いて沢越検車区の榊野分室に搬入された。なお,搬入後に内装のモケット(緑色)が難燃基準を満たしていないことが判明したため,急遽青色の新型モケットに交換された。そのため,緑色モケットの5000系が営業運転に就いたことはない。3月1日より2000系を置き換える形で営業運転を開始した。

第2期区間開業用(5117~28F)は当初から青色モケットで製造された。3月10日より営業運転を開始。

第3期区間開業用(5129~32F)は2000年後半に導入され,2001年3月26日より営業運転を開始。

8連化


2013年より8連化が施工され,6連32本から8連24本となった。基本的には車番の連続する4編成(01~04F,05~08F…)を1組とし,6連4本を8連3本に組成変更。一部先頭車は中間に封じ込められるため,運転台機器の撤去を行った。

車体更新工事


2016年からは車体更新工事が施工され,2020年までに完了した。内容は

  • 主電動機を新型のIM113(連続定格出力190kw)に交換
  • 制御装置をフルSiC-FET素子を用いたものに交換
  • 車内案内表示機をLED式からLCD式(17インチ2画面)に
  • モケットをTR-5000系などに採用されている新型のものに交換
  • 袖仕切りなどFRP製部品を交換,カラースキームを灰色/緑系から白/薄青系に
  • 行先表示器を3色LEDからフルカラーLEDに交換
最終更新:2021年06月13日 21:27