概要
新都本線は、ターミナルである新都中央駅と戸月盆地東部の戸月駅を結ぶ路線で、同駅からは山内湖線や都和線に直通する列車もおり、「みのり」「たかね」といった有料特急も頻繫に運行されている。また、八坂線、河城本線、新都メトロ榊野線や判鷲線に直通する列車も多い。新月急行の代表的な路線であり、通勤・通学路線と観光路線という2つの顔を持つ。全線が新都への通勤圏にあたり、新都中央~着川市間では複々線化がされている。
路線は広大な新都平野を直線で走り抜け、着野駅を出ると月川を越え麻見野台地に入る。鷹野駅からは月見山地に入り、勾配と曲線がきつくなる。いくつかのトンネルを抜け、下野川駅を過ぎると戸月盆地の平野部に入り、終点の戸月駅を目指す。
路線は広大な新都平野を直線で走り抜け、着野駅を出ると月川を越え麻見野台地に入る。鷹野駅からは月見山地に入り、勾配と曲線がきつくなる。いくつかのトンネルを抜け、下野川駅を過ぎると戸月盆地の平野部に入り、終点の戸月駅を目指す。
路線データ
- 路線距離:81.2km
- 軌間:1067㎜
- 駅数:33駅(起終点含む)
- 複線区間:全線(うち複々線区間:新都中央-着川市間、新月中央車両センター-六王寺間)
- 電化区間:全線(直流1500V)
- 閉塞方式:移動閉塞式
- 保安装置:TIACS-6.3.0
- 最高速度:140㎞/h
沿線概況
新都中央駅-新京橋駅間
塔野高速鉄道の新都環状線や八真線を跨ぐようにある地上3階、2面4線の新都中央駅を発車すると、中央区の高層ビル群の中を抜けていく。区役所のある米倉橋駅、水野茶屋駅を過ぎ、本所区に入るとすぐ、通勤快特や空港快特が停車し、塔野高速鉄道塔野線や新都メトロ豊崎線といった主要路線と接続する本所永妻橋駅に到着する。
中層雑居ビル群の目立つ東本所駅、駿田橋駅、東風ヶ谷駅を過ぎ、京橋区に入り新都国立競技場駅に差し掛かるあたりからはひときわ目立つ新都国立競技場や新京橋ヒルズのある野々木公園のそばをゆるやかに下りながら走る。
新都中央~新京橋駅間で唯一の地上駅である野々木駅からは再び高層ビルが増えてくるが、ここでさらに下って地下に潜り、千舟線や新都環状線、新都大海ラインなどと接続し、新都中央駅に並ぶ巨大な主要駅である3面6線の新京橋駅に到着する。駅周辺は有数の繫華街であるが、近年は再開発により駅東側は区役所などの公共施設が立ち並ぶ京橋副都心に、駅西側は六京百貨店やキョウバシカメラなどの商業施設があり、また高層ビルが続々と建設され大規模な商業集積地帯となっている。
中層雑居ビル群の目立つ東本所駅、駿田橋駅、東風ヶ谷駅を過ぎ、京橋区に入り新都国立競技場駅に差し掛かるあたりからはひときわ目立つ新都国立競技場や新京橋ヒルズのある野々木公園のそばをゆるやかに下りながら走る。
新都中央~新京橋駅間で唯一の地上駅である野々木駅からは再び高層ビルが増えてくるが、ここでさらに下って地下に潜り、千舟線や新都環状線、新都大海ラインなどと接続し、新都中央駅に並ぶ巨大な主要駅である3面6線の新京橋駅に到着する。駅周辺は有数の繫華街であるが、近年は再開発により駅東側は区役所などの公共施設が立ち並ぶ京橋副都心に、駅西側は六京百貨店やキョウバシカメラなどの商業施設があり、また高層ビルが続々と建設され大規模な商業集積地帯となっている。
新京橋駅-着川市駅間
新京橋駅からは新都メトロ榊野線の電車が乗り入れ、駅を出ると連絡線が合流する。一瞬ながら上塚駅のある常葉区を通るとゆるやかに地上に上がり、中低層の建物群を左右に見ながらに坂野区に入るとすぐ富弦町駅に到着する。
富弦町駅を出ると線路沿いに桜並木が見え、それが終わると坂野駅に到着する。同駅のある坂野区の中心は駅の南側にある新坂野駅周辺であるため、坂野駅から新坂野駅までの通りは繫華街が形成され賑わいを見せている。
坂野駅を出てしばらくすると周りより一段低い位置にある藤久保地区に入って高架となり、藤久保駅に到着する。隣の西藤久保駅とは距離が近いが、間に久保川があるため商店街のある藤久保駅に比べ西藤久保駅周辺は閑静な住宅街と、雰囲気はかなり異なっている。
藤久保地区を抜け再び地上に戻ると新都市を出て三鷲市に入り、高層マンションが見えてくると吉祥院前駅に到着する。名前は昔周辺にあった吉祥院に由来する。門前町として栄えた街だが、近年は高層マンションなどが建設され、ベッドタウンとしての地位を確立している。
吉祥院前駅を出るとすぐ春州街道の下をくぐり抜け、左右に再び雑居ビルが見え始めてしばらくすると三鷲駅に到着する。駅南側は古くからの繫華街で、昔の面影をよく残しているが、駅北側は再開発により公共施設が集結しているほか、そのさらに北側は立地の良さなどから新都周辺でも有数の高級住宅街となっている。
三鷲駅をでてすぐ右には新月急行の電力の要である三鷲変電所が見える。旧三鷲検車区の跡地に建てられたこの変電所は、2018年に落雷があり、大規模火災と新月急行を含む多くの鉄道路線に2日間もの停電が生じた。変電所を過ぎると旧三鷲検車区の広大な跡地に造成された川田公園の中を走り、2019年に開業した新月急行で最も新しい駅である川田公園前駅に到着する。この駅周辺の一帯は新月急行と三鷲市、立国市の共同で作られた川田公園と駅、それを囲む住宅街となっている。
川田公園前駅を出るとすぐ立国市に入り、段々と緑が増えていく。大賀根駅周辺は新都本線でも珍しく駅前に商業施設や公共施設がほぼ無く閑散としている。
しばらくすると緩やかな勾配で再び高架となり、立国寺駅に到着する。開業当初は閑散としており、普通列車のみの停車だったが、六京宮野線が開通すると駅周辺の開発が急速に拡大、立国市が誕生すると快速停車駅に格上げされた。2021年8月には新月特快、八坂特快の停車駅となった。
立国寺駅を出てしばらくすると、新月急行で2番目に長い昭津川橋梁で昭津川を越え、着川市に入る。次第に沿線に高い建物が増え、下り線が緩やかに高架となり、4面6線の大規模な駅である着川市駅に到着する。地上ホームの上り線の上に下り線のホームが重なるような構造になっており、上下線ホームともに中1線は八坂線に使われている。駅周辺は新都西部でも随一の繫華街であり、着川市駅はその中心として、駅ビルを伴った大規模な駅となっているが通勤快特とみのりは通過する。八坂特快と日中の快速は当駅から八坂線に直通するほか、複々線区間が終わるため、着川市駅以西は徐々に本数が減っていく。
富弦町駅を出ると線路沿いに桜並木が見え、それが終わると坂野駅に到着する。同駅のある坂野区の中心は駅の南側にある新坂野駅周辺であるため、坂野駅から新坂野駅までの通りは繫華街が形成され賑わいを見せている。
坂野駅を出てしばらくすると周りより一段低い位置にある藤久保地区に入って高架となり、藤久保駅に到着する。隣の西藤久保駅とは距離が近いが、間に久保川があるため商店街のある藤久保駅に比べ西藤久保駅周辺は閑静な住宅街と、雰囲気はかなり異なっている。
藤久保地区を抜け再び地上に戻ると新都市を出て三鷲市に入り、高層マンションが見えてくると吉祥院前駅に到着する。名前は昔周辺にあった吉祥院に由来する。門前町として栄えた街だが、近年は高層マンションなどが建設され、ベッドタウンとしての地位を確立している。
吉祥院前駅を出るとすぐ春州街道の下をくぐり抜け、左右に再び雑居ビルが見え始めてしばらくすると三鷲駅に到着する。駅南側は古くからの繫華街で、昔の面影をよく残しているが、駅北側は再開発により公共施設が集結しているほか、そのさらに北側は立地の良さなどから新都周辺でも有数の高級住宅街となっている。
三鷲駅をでてすぐ右には新月急行の電力の要である三鷲変電所が見える。旧三鷲検車区の跡地に建てられたこの変電所は、2018年に落雷があり、大規模火災と新月急行を含む多くの鉄道路線に2日間もの停電が生じた。変電所を過ぎると旧三鷲検車区の広大な跡地に造成された川田公園の中を走り、2019年に開業した新月急行で最も新しい駅である川田公園前駅に到着する。この駅周辺の一帯は新月急行と三鷲市、立国市の共同で作られた川田公園と駅、それを囲む住宅街となっている。
川田公園前駅を出るとすぐ立国市に入り、段々と緑が増えていく。大賀根駅周辺は新都本線でも珍しく駅前に商業施設や公共施設がほぼ無く閑散としている。
しばらくすると緩やかな勾配で再び高架となり、立国寺駅に到着する。開業当初は閑散としており、普通列車のみの停車だったが、六京宮野線が開通すると駅周辺の開発が急速に拡大、立国市が誕生すると快速停車駅に格上げされた。2021年8月には新月特快、八坂特快の停車駅となった。
立国寺駅を出てしばらくすると、新月急行で2番目に長い昭津川橋梁で昭津川を越え、着川市に入る。次第に沿線に高い建物が増え、下り線が緩やかに高架となり、4面6線の大規模な駅である着川市駅に到着する。地上ホームの上り線の上に下り線のホームが重なるような構造になっており、上下線ホームともに中1線は八坂線に使われている。駅周辺は新都西部でも随一の繫華街であり、着川市駅はその中心として、駅ビルを伴った大規模な駅となっているが通勤快特とみのりは通過する。八坂特快と日中の快速は当駅から八坂線に直通するほか、複々線区間が終わるため、着川市駅以西は徐々に本数が減っていく。
着川市駅-戸月駅間
着川市を出ると右手に八坂線の線路が分岐し、複線となる。再び高架となり、旧着野町の中心駅である着野駅を過ぎると少し右にカーブし、新月急行で最長の月川橋梁で新都最大の河川である月川を越え、六王寺市及び麻見野台地に入る。再び地上に戻ると新月急行最大の車両基地である新月中央車両センターが見え、すぐ樋田駅に到着する。新月中央車両センターが樋田車両基地であった時代は当駅止まり、始発の列車が数多く存在したが、現在は樋田駅から直接入線ができなくなり、消滅した。
樋田駅を出ると緩やかに高架となり、上下線の間に車両センターからの線路が2本合流して、六王寺駅までの短い区間だが再び複々線となる。新都中央駅-着川市駅間の複々線は緩急分離目的なのに対してこの複々線は中2線を六王寺駅止まり、始発の列車が使用し、外2線をそれ以外の列車が使用する。中2線のうち1線が麻見線、紅葉線への連絡線として分岐し、右手眼下に紅葉線が見えると3面5線の六王寺駅に到着する。ここで普通列車の約半分は当駅の中1線を使い折り返す。駅周辺は麻見野地区や六王寺市の中心街であり、高層ビルなどが立ち並んでいる。駅南口から伸びる2車線の広い参道の先には巨大な五重塔に代表され、市名や駅名の由来にもなった六王寺がある。
六王寺駅を出ると目の前には月見山地がはっきりと見え、西三王寺駅を出ると山越えへと入っていく。再び地上に戻ると鷹野町の新たな中心駅である新鷹野駅を通り、すぐ鷹野駅に到着する。30年ほど前までは鷹野町の中心は鷹野駅であり、新鷹野駅は程川駅という名前であったが、鷹野駅周辺の起伏に富んだ地形に阻まれ開発が滞ってしまい、新たに現在の新鷹野駅周辺が開発され、鷹野町の中心となった。
鷹野駅を出るといよいよ月見山地の中へと入っていく。ここからカーブや勾配が一気にきつくなり、速度制限も強くかけられる。新都本線最長のトンネルである大菩薩トンネルを抜けると新都平野を抜けるが再び六王寺市に入る。左手に人造湖である藍守湖が見えると再びトンネルに入り、藍守湖駅に到着する。この辺りから戸月方面及び、山内湖線沿線は新都周辺の住宅街の飽和により、2000年代に入ってから自然と調和した暮らしとして宅地開発が活発に行われており、新都都心と六王寺駅以西の各駅をダイレクトに結ぶ通勤特快(現在の通勤快特)が登場してからはさらに活発になっている。
藍守湖駅から萩原駅までは藍守湖の沿岸を走り、萩原駅からは新扇山トンネルなどのトンネルをいくつも抜け、井野町に入る。下野川駅を出るとようやく山が開け、戸月盆地を見晴らして下り勾配で滑り込む。井野町の中心駅で近年特に宅地開発が盛んな井野津駅を過ぎると戸月盆地の東部の平地を走る。戸月市に入ると犬橋駅の辺りから高い建物が増え始め、しばらくすると山内湖線や都和線と接続する3面5線の戸月駅に到着する。新都本線はこのうち2線を、都和線、山内湖線と新都本線から都和線、山内湖線に直通する列車が残りの3線を使用する。戸月駅周辺は古くから都志登山道と春州街道の分岐にあたる街として栄えており、今では新都の一大ベッドタウンとして栄えている他、近年の開発により中都市としての成長を遂げている。
樋田駅を出ると緩やかに高架となり、上下線の間に車両センターからの線路が2本合流して、六王寺駅までの短い区間だが再び複々線となる。新都中央駅-着川市駅間の複々線は緩急分離目的なのに対してこの複々線は中2線を六王寺駅止まり、始発の列車が使用し、外2線をそれ以外の列車が使用する。中2線のうち1線が麻見線、紅葉線への連絡線として分岐し、右手眼下に紅葉線が見えると3面5線の六王寺駅に到着する。ここで普通列車の約半分は当駅の中1線を使い折り返す。駅周辺は麻見野地区や六王寺市の中心街であり、高層ビルなどが立ち並んでいる。駅南口から伸びる2車線の広い参道の先には巨大な五重塔に代表され、市名や駅名の由来にもなった六王寺がある。
六王寺駅を出ると目の前には月見山地がはっきりと見え、西三王寺駅を出ると山越えへと入っていく。再び地上に戻ると鷹野町の新たな中心駅である新鷹野駅を通り、すぐ鷹野駅に到着する。30年ほど前までは鷹野町の中心は鷹野駅であり、新鷹野駅は程川駅という名前であったが、鷹野駅周辺の起伏に富んだ地形に阻まれ開発が滞ってしまい、新たに現在の新鷹野駅周辺が開発され、鷹野町の中心となった。
鷹野駅を出るといよいよ月見山地の中へと入っていく。ここからカーブや勾配が一気にきつくなり、速度制限も強くかけられる。新都本線最長のトンネルである大菩薩トンネルを抜けると新都平野を抜けるが再び六王寺市に入る。左手に人造湖である藍守湖が見えると再びトンネルに入り、藍守湖駅に到着する。この辺りから戸月方面及び、山内湖線沿線は新都周辺の住宅街の飽和により、2000年代に入ってから自然と調和した暮らしとして宅地開発が活発に行われており、新都都心と六王寺駅以西の各駅をダイレクトに結ぶ通勤特快(現在の通勤快特)が登場してからはさらに活発になっている。
藍守湖駅から萩原駅までは藍守湖の沿岸を走り、萩原駅からは新扇山トンネルなどのトンネルをいくつも抜け、井野町に入る。下野川駅を出るとようやく山が開け、戸月盆地を見晴らして下り勾配で滑り込む。井野町の中心駅で近年特に宅地開発が盛んな井野津駅を過ぎると戸月盆地の東部の平地を走る。戸月市に入ると犬橋駅の辺りから高い建物が増え始め、しばらくすると山内湖線や都和線と接続する3面5線の戸月駅に到着する。新都本線はこのうち2線を、都和線、山内湖線と新都本線から都和線、山内湖線に直通する列車が残りの3線を使用する。戸月駅周辺は古くから都志登山道と春州街道の分岐にあたる街として栄えており、今では新都の一大ベッドタウンとして栄えている他、近年の開発により中都市としての成長を遂げている。
運行形態
新都中央駅-着川市駅間では急行線と緩行線から構成される複々線区間となっており、快速以外の優等列車は急行線を、普通列車と快速列車は緩行線を走行する。定期列車として設定されているのは、停車駅の少ない順に特急・空港快特・通勤快特・八坂特快・新月特快(特別快速)・快速・普通であり、このうち通勤快特・八坂特快は朝夕時間帯のみ運行され、快速は逆に朝夕時間帯は運行されない。特別快速は新月特快と種別色、停車駅は同じだが河城本線からの直通列車(10両)にのみ使われる。
2010年代まで戸月駅以西の都和線、山内湖線への直通は特急列車のみであったが、2013年の通勤特快(現在の通勤快特)の山内湖線への乗り入れ開始、2016年の特急「みそら」のエアポート快特(現在の空港快特)への格下げなどにより山内湖線への直通は増えている。しかし未だに都和線への直通は特急列車のみである。
2010年代まで戸月駅以西の都和線、山内湖線への直通は特急列車のみであったが、2013年の通勤特快(現在の通勤快特)の山内湖線への乗り入れ開始、2016年の特急「みそら」のエアポート快特(現在の空港快特)への格下げなどにより山内湖線への直通は増えている。しかし未だに都和線への直通は特急列車のみである。
時間帯別優等列車運行種別一覧(平日、普通列車・特急列車は除く)
上り | 下り | |
早 朝 |
快速・新月特快 | 快速・新月特快 |
朝 | 新月特快・八坂特快・通勤快特 | 新月特快・八坂特快・空港快特 |
昼 | 快速・新月特快・空港快特 | 快速・新月特快・空港快特 |
夜 | 新月特快・八坂特快・空港快特 | 新月特快・八坂特快・通勤快特 |
深 夜 |
快速・新月特快 | 快速・新月特快 |
特急
詳細は「みのり」、「たかね」を参照
特急列車は新都中央と葱谷本町・春本方面とを結ぶ「みのり」と「たかね」がおおむね30分間隔で運行され、一部の臨時列車は新京橋駅・神山空港駅発着で運行される。定期列車、臨時列車共に全て80000系が使用される。
特急列車は新都中央と葱谷本町・春本方面とを結ぶ「みのり」と「たかね」がおおむね30分間隔で運行され、一部の臨時列車は新京橋駅・神山空港駅発着で運行される。定期列車、臨時列車共に全て80000系が使用される。
空港快特
2016年3月26日より、乗車率の低かった特急「みそら」を通勤列車に格下げし、特急券を不要とする形で設定された種別である。案内上の表示では「✈空港快特」と表示されることが多い。種別カラーは薄い桃色。
全線通しで運行されるほか、河城本線神山空港駅、山内湖線山内湖駅まで直通する。新都本線内の停車駅は新都中央駅・本所永妻橋駅・新京橋駅・着川市駅・六王寺駅・藍守湖駅・戸月駅。特急からの格下げ時に山内湖線内の各駅及び本所永妻橋駅と藍守湖駅が停車駅に追加された。2021年8月のダイヤ改正でエアポート快特から空港快特に名称変更。
全線通しで運行されるほか、河城本線神山空港駅、山内湖線山内湖駅まで直通する。新都本線内の停車駅は新都中央駅・本所永妻橋駅・新京橋駅・着川市駅・六王寺駅・藍守湖駅・戸月駅。特急からの格下げ時に山内湖線内の各駅及び本所永妻橋駅と藍守湖駅が停車駅に追加された。2021年8月のダイヤ改正でエアポート快特から空港快特に名称変更。
通勤快特
1995年3月16日より、遠距離利用の速達化および遠距離・近距離利用客の分離を目的として設定されている種別である。種別カラーは鮮やかな緑色。
全線通しで運行されるほか、空港快特と同様河城本線神山空港駅、山内湖線山内湖駅まで直通する。新都本線内の停車駅は新都中央駅・本所永妻橋駅・新京橋駅・六王寺駅~戸月駅間の各駅で、空港快特や一部の特急列車も停車する着川市駅を通過する。設定当初は六王寺駅~戸月駅間は藍守湖駅のみの停車で、山内湖線や河城本線へは直通していなかったが、2013年3月16日より現在の停車駅となっている。空港快特と同一の車両を使用することから区別のために2021年8月のダイヤ改正で通勤特快から通勤快特に名称変更。
全線通しで運行されるほか、空港快特と同様河城本線神山空港駅、山内湖線山内湖駅まで直通する。新都本線内の停車駅は新都中央駅・本所永妻橋駅・新京橋駅・六王寺駅~戸月駅間の各駅で、空港快特や一部の特急列車も停車する着川市駅を通過する。設定当初は六王寺駅~戸月駅間は藍守湖駅のみの停車で、山内湖線や河城本線へは直通していなかったが、2013年3月16日より現在の停車駅となっている。空港快特と同一の車両を使用することから区別のために2021年8月のダイヤ改正で通勤特快から通勤快特に名称変更。
新月特快(特別快速)(八坂特快)
新月特快は全線開通当初から存在する種別の一つで、2016年3月26日より朝夕ラッシュ時の八坂線・地下鉄線直通の快速を格上げする形で設定された八坂特快も存在する。新月特快は早朝から深夜にかけてすべての時間帯で運行されているのに対し、八坂特快は朝夕ラッシュ時にのみ運行され、八坂線内は各駅に停車する。新月特快の種別カラーは鮮やかな橙色、八坂特快の種別カラーは鮮やかな紫色である。八坂特快の種別カラーと八坂線のラインカラーは同じであるが、新月特快の種別カラーと新都本線のラインカラーは微妙に異なっている。
新月特快の設定当初は新都国立競技場駅を通過していた。八坂特快は八坂線と地下鉄線に直通し、新京橋以東や着川市以西は運行しない。
2013年3月16日からは河城本線の特別快速が新京橋駅まで乗り入れている。使用車両は河城本線の10両編成のものだが、新月特快と種別色、停車駅共に同じである。2021年8月のダイヤ改正で河城本線に直通する列車を除き特別快速から新月特快に名称変更し、新たに立国寺駅、新鷹野駅、井野津駅に停車するようになった。
新月特快の設定当初は新都国立競技場駅を通過していた。八坂特快は八坂線と地下鉄線に直通し、新京橋以東や着川市以西は運行しない。
2013年3月16日からは河城本線の特別快速が新京橋駅まで乗り入れている。使用車両は河城本線の10両編成のものだが、新月特快と種別色、停車駅共に同じである。2021年8月のダイヤ改正で河城本線に直通する列車を除き特別快速から新月特快に名称変更し、新たに立国寺駅、新鷹野駅、井野津駅に停車するようになった。
快速
快速は新都本線の開業当初から存在する、普通と並び最古の種別である。登場から新月特快に次ぐ優等種別として、また一部は八坂線に直通する直通快速として運行されてきたが2008年3月15日の地下鉄直通開始に伴い日中の快速全列車が八坂線、及び地下鉄線に直通するようになり、2021年8月のダイヤ改正で朝夕時間帯で全線通しで運行される快速列車が廃止されたことにより、現在は日中の地下鉄線~新京橋駅~着川市駅~八坂線のみの運行となり、全盛期の1/5程度まで減少している。
前述の通り八坂線及び地下鉄線に直通し、新京橋~着川市においては緩行線を走行する。
前述の通り八坂線及び地下鉄線に直通し、新京橋~着川市においては緩行線を走行する。
普通
「各駅停車」と表記されることもあるがここでは新月急行で正式に用いられている「普通」を使用する。
新都本線で最も運行されている種別であり、朝夕ラッシュ時間帯の新都中央~新京橋駅間では2分間隔、1時間あたり24本~30本のペースで運行されている。緩行線を走り、本数の少ない快速以外の邪魔になることがないため、高頻度運転が実現している。他の路線に直通することはなく、また日中の約半分の列車が六王寺駅で折り返す。
新都本線で最も運行されている種別であり、朝夕ラッシュ時間帯の新都中央~新京橋駅間では2分間隔、1時間あたり24本~30本のペースで運行されている。緩行線を走り、本数の少ない快速以外の邪魔になることがないため、高頻度運転が実現している。他の路線に直通することはなく、また日中の約半分の列車が六王寺駅で折り返す。
車両
現在の使用車両
自社車両
通勤型車両
- 7000系:2019年~
2019年に登場し、現在の当線の主力車両である。10両編成と5両編成がおり、7000系同士、2000系10連と併結して15両で運行される。
- 2500系:2000年~
2000系を八坂線用にマイナーチェンジした車両。八坂線に直通する快速、八坂特快の運用に就く。兄系列である2000系は置き換え進行中だがこちらは未だ置き換え計画は発表されていない。
7000系
2000系
特急型車両
過去の使用車両
自社車両
通勤型車両
- 2000系:1999年~2021年
約20年間新都本線の主力車両であったが、7000系により置き換えられ、現在は風鉄りんかい線で運用されている。
駅一覧
- 停車駅
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
列車種別 | 接続路線 | 所在地 | ||||
快 速 |
新 月 特 快 |
八 坂 特 快 |
通 勤 快 特 |
空 港 快 特 |
||||||
TT-01 | 新都中央駅 | 地 下 鉄 線 直 通 |
● | 地 下 鉄 線 直 通 |
● | ● | 新月急行電鉄:KA河城本線(KA-01) 香花急行電鉄:■新香新幹線 塔野高速鉄道:HS八真線(HS07)・SL新都環状線(SL01)・AB青葉浜線(AB01) 新都メトロ:S志根線(S-01)・R新城線(R-10) 雨川高速鉄道:HM春咲本線(HM01) 散野急行鉄道:TE 散野線(TE-01) YA夢吊橋空港アクセス鉄道(YA01) |
中央区 | ||
TT-02 | 米倉橋駅 | | | | | | | ||||||
TT-03 | 水野茶屋駅 | | | | | | | EV東部縦貫軽電鉄(EV10) | |||||
TT-04 | 本所永妻橋駅 | ● | ● | ● | 塔野高速鉄道:TN塔野線(TN02) 新都メトロ:T豊崎線(T-30) 新都電気軌道:IC しんトラム市内線 |
本所区 | ||||
TT-05 | 東本所駅 | | | | | | | ||||||
TT-06 | 駿田橋駅 | | | | | | | 常葉区 | |||||
TT-07 | 東風ヶ谷駅 | | | | | | | 本所区 | |||||
TT-08 | 新都国立競技場駅 | ● | | | | | 新都メトロ:N奈川線(N-11)・F船津線(F-08)・E中央線(E-11) | 京橋区 | ||||
TT-09 | 野々木駅 | | | | | | | ||||||
TT-10 | 新京橋駅 | ● | ● | ● | ● | ● | 新月急行電鉄:CF千舟線(CF-09) 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL19)・SO新都大海ライン(SO06) 新都メトロ:W西南線(W-09)・K榊野線(K-01)・A判鷲線(A-07) 六京旅客鉄道:RK六京本線(RK01)・RS六京新線(RS01) |
|||
TT-11 | 上塚駅 | | | | | | | | | | | 常葉区 | |||
TT-12 | 富弦町駅 | | | | | | | | | | | 坂野区 | |||
TT-13 | 坂野駅 | ● | ● | ● | | | | | 新都メトロ:Y弓田線(Y-37)・G坂樹線(G-07) | |||
TT-14 | 藤久保駅 | ● | | | | | | | | | ||||
TT-15 | 西藤久保駅 | | | | | | | | | | | ||||
TT-16 | 吉祥院前駅 | ● | | | | | | | | | 三鷲市 | |||
TT-17 | 三鷲駅 | ● | ● | ● | | | | | 新都メトロ:O商志線(O-14) | |||
TT-18 | 川田公園前駅 | | | | | | | | | | | ||||
TT-19 | 大賀根駅 | | | | | | | | | | | 立国市 | |||
TT-20 | 立国寺駅 | ● | ● | ● | | | | | 六京旅客鉄道:RM宮野線(RM01) | |||
TT-21 | 着川市駅 | ● | ● | ● | | | ● | 新月急行電鉄:YS八坂線(YS-21) 塔野高速鉄道:TS都西線(TS10) 都西開発鉄道:■都西モノレール線[新着川駅(01)・着川市南口駅(02)]] |
着川市 | ||
TT-22 | 着野駅 | 八 坂 線 直 通 |
| | 八 坂 線 直 通 |
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TT-23 | 樋田駅 | | | | | | | 六王寺市 | |||||
TT-24 | 六王寺駅 | ● | ● | ● | 新月急行電鉄:AS麻見線(AS-31)・MJ紅葉線(MJ-01) 六京旅客鉄道:RK六京本線[新六王寺駅(RK31)] |
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TT-25 | 西三王寺駅 | | | ● | | | ||||||
TT-26 | 新鷹野駅 | | | ● | | | 鷹野町 | |||||
TT-27 | 鷹野駅 | | | ● | | | ||||||
TT-28 | 藍守湖駅 | ● | ● | ● | 六王寺市 | |||||
TT-29 | 萩原駅 | | | ● | | | ||||||
TT-30 | 下野川駅 | | | ● | | | 井野町 | |||||
TT-31 | 井野津駅 | | | ● | | | ||||||
TT-32 | 犬橋駅 | | | ● | | | 戸月市 | |||||
TT-33 | 戸月駅 | ● | ● | ● | 新月急行電鉄:YM山内湖線(YM-01)・TW都和線(MJ-01) |
関連項目
新月急行電鉄の路線 | ||
営業中の路線 | TT新都本線 - YS八坂線 - YM山内湖線 - TW都和線 - HK広川線 - AS麻見線 - MJ紅葉線 - KA河城本線 - CF千舟線 | |
計画路線 | ||
関連路線 | 東都高速鉄道 |