天野河光

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&font(#6495ED){登録日}:2016/07/05 (火曜日) 18:50:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(blue){「ヒーカール! ヒーカールー! マイサンー!」}} #center(){&color(black){↑息子を誘拐されて狂乱する父親のセリフ。}} 『[[逆転検事]]』の第3話、「さらわれる逆転」に登場する人物。 ■人物 [[御剣怜侍]]が検事に任官される前に世話になっていた貿易会社社長、天野河丈一郎の一人息子。年齢は21歳。 細身の体躯に、ふっくらとした顔付きという残念な…しかし造作は端正な為、一概に不細工とも言えず…何というか、[[イケメン]]におたふく風邪を引かせた様なというか…とにかく形容に困る外見が特徴の人物である。 服装は青いワイシャツの上に黒いヴェストを着用し、黒のズボンを履いているという物であり、このカラーリングは彼の父と同じもの((父親の服装は、青い着流しの上に黒の羽織。))となっている。 物語にとって重要な人物であるにもかかわらず、物語開始前に誘拐事件の被害者となってしまった事により中盤付近まで姿を現さず、事件関係者の一覧でもシルエットで描かれる羽目となってしまった可哀想な人。 &b(){&color(#1e90ff,#da70d6){ここから先、ネタバレに気を付けることだね。}} ■登場までの経緯と以降の動向 今回の御剣は、身代金奪取のついでに誘拐され、命からがら生還したと思ったら無作法な&font(l){狼男}国際捜査官、[[狼士龍]]に捜査権を剥奪され、オマケに[[原灰ススム]]や[[オバチャン>オバチャン(逆転裁判)]]といった個性的な事件関係者に振り回されるなど散々な目に遭いながらも謎の少女、[[一条美雲]]や[[糸鋸刑事>糸鋸圭介]]、そして事件の舞台となった遊園地『[[バンドーランド>ボーイ(逆転裁判)]]』内で再会した[[宝月茜]]などの協力を得て独自に調査を続けていた。 しかし、捜査の過程で光の誘拐事件と前後して行方不明になっていた天野河邸の執事、小倉真澄の遺体を発見してしまった事により事件はますます複雑化。 その事で狼捜査官にますます睨まれることになってしまったが、御剣はそんな事には一切動じずに調査を続行し、いくつかの重要な情報や手がかりを得ることに成功する。 まず、小倉が殺害された本当の犯行現場がステージエリアに設置されていた『[[逆転裁判4]]』に出てきた法曹関係者からなるロックバンド、[[ガリューウェーブ>牙琉響也]]の特設ステージであった事。 取引の場所が遊園地であることを逆手に取り、犯人一味が保管庫から盗み出した[[タイホくん>タイホくん(逆転裁判)]]ファミリーの予備の着ぐるみを着用して園内を動き回っていたこと。 そして、小倉の正体が脱獄した密輸犯、鞍馬純夫であり、天野河家の内情に詳しい彼が誘拐事件に関わっていた可能性があるという事などが明らかとなってくる。 そんな中、ステージエリアの捜査をしていた御剣一行と、自分の命令を無視して捜査を続ける御剣に文句をつけに来た狼捜査官の前に両手に手錠をかけられた状態で光が現れた。 彼はそのまま倒れこんでしまい、慌てて駆け寄ってきた御剣達に犯人の人数や特徴など、自分が誘拐されている間に掴んだ犯人に関する情報を途切れ途切れに説明した。 しかし、彼のもたらした情報は御剣が園内にあった犯人のアジトを捜査して掴んだ情報とことごとく食い違っており、御剣の疑いの目は彼自身に向けられることになってしまう。 しかも、親バカの丈一郎が「女の子にモテる証拠」として持ってきたラブレターをよく見てみると、差出人があの『[[逆転裁判3]]』に出てきた超悪徳闇金融『カリヨーゼ』(社長の[[芝九蔵虎ノ助]]はすでに逮捕されてしまっている為、現在の経営者は事件当時従業員兼社長秘書であった鹿羽うらみであると思われる。)の[[鹿羽うらみ]]だったりと、彼自身に関するおかしな情報が集まりだしてきたのである。 …しかし、闇金の幹部が直接督促状を送りつけてくるなんて、あの会社からいくら借りたんだ? 恐ろしすぎる。 その直後、狼捜査官が光の婚約者である織戸姫子を連行してくる。 御剣たちの前に引き出された姫子は、アッサリと自らが誘拐グループの一味であったことを自供。 更に、鞍馬に関しても本来は誘拐の共犯者であったのだが、突如裏切った彼が命を狙ってきた為、予め渡されていた拳銃で返り討ちにした事を認めてしまったのだ。 &b(){&color(#1e90ff,#da70d6){パパ‥‥この下、ボクのことで重大なネタバレがあるみたいだ‥‥。}} &b(){&color(#1e90ff,#da70d6){まだプレイしてない人たちには、早々にお帰り頂こうよ‥‥。}} 姫子はあくまでも誘拐事件の共犯者であり、一連の事件を陰で操っていた主犯格はやっぱり被害者であると思われていた天野河光自身であった。 彼が狂言誘拐を企てた動機は、御剣が睨んだ通り借金返済の為である。 何に使ったのかは不明だが、兎に角、あの親バカな丈一郎にすら言えないような理由で多額の負債を背負いこむ事になってしまった光は、自身がお金を欲しがっていた事を伏せたまま大金を得る為に姫子や執事である鞍馬を巻き込んで緻密な計画を立て、実行に移したのである。 しかし、彼は温室育ちのお坊ちゃんであった事から共犯者に選んだ姫子や鞍馬の人間性を読み違えており、身代金を巡って醜い争いを始めた共犯者二人が殺し合いを始めてしまった。 慌てた光は一人で逃げ、タイミングを見計らって御剣たちの前に飛び出した…という訳だったのである。 …勿論、御剣はそんな話に騙されるほど間抜けではなかった。 タイホくんファミリーの一体、ワルホくんの着ぐるみから一発だけ空砲が装填されたオートマチックピストル型のモデルガンが紛失していた事を掴んでいた御剣は、光が覆面代わりの着ぐるみと身代金のついでに誘拐されたとばかり思っていた人物、即ち御剣自身を小道具としてうまく利用する事によって&bold(){『仲間の裏切りに慌てる主犯格』と『身代金を独り占めしようとする極悪非道な裏切り者』を巧みに演じ分けて姫子を心理的に誘導し}、 既に殺害していた鞍馬から奪った着ぐるみを着て現れた自分を事前に渡しておいたモデルガンで撃たせる事により、&bold(){姫子に共犯者を殺してしまったと思い込ませて自首させてしまった}…という事件の全貌を推理してみせたのである。 あとは鞍馬が殺害された本当の犯行現場を突き止めるだけであったのだが、御剣は身代金を運んでいる最中に聞こえてきた謎の音や、被害者の死亡推定時刻が御剣自身が襲われた時刻と重なっていた事などを手掛かりとして犯行現場がホラーハウスであった事を看破。 その証拠を抑える為にホラーハウスを調査し…ようとしたのだが、これまでの推理は後ろにいた&font(l){バカ親父}丈一郎にも筒抜けになっており、息子の不利を悟った丈一郎が妨害工作を仕掛けてきた事で調査ができなくなってしまったのである。 しかし、御剣には美雲の持っていた携帯型シミュレーション装置『ぬすみちゃん』という切り札が残されていた。 御剣は、装置の力で原寸大で再現されたホラーハウス内を徹底的に調べ、ホラーハウスの独自イベントであった『消えたり現れたりするタイホ君人形』を足がかりとして館内にマジックの金字塔のである『スフィンクス((マジック自体はテーブルの上に無造作に置かれた生首が突如喋りだすという物。その仕掛けは、入れたお金が悉く消えてしまう貯金箱などに応用されている。))』を応用した仕掛けが施されていた事を見抜き、犯人がそれを利用して巧みに姿を隠しつつ犯行を行った事を見破ってしまったのである。 その事を突きつけられた光は大泣きしながらアッサリと自供。 真犯人特有のブレイクモーションでは、泣き出した勢いのままに以前から動揺するたびに外れかかっていた手錠を引きちぎってしまった。…アンタ後の[[侍検事>夕神迅]]か何かか? そんな息子を&font(l){クソ親父}丈一郎はあっさりと見捨て、一人でその場から逃げ出そうとする。 しかし、狼捜査官はそれを許さず自らが追っていた国際的な密輸組織の大幹部として丈一郎を逮捕してしまった。 …言われてみれば、世界中で荷物をやり取りする貿易会社は密輸にうってつけの存在である。 ところが、いざ天野河親子を連行しようとしたところで事件の担当検事に選ばれたという[[優木誠人]]が乱入し、捜査権もろとも親子を横取りしてしまう。 こうして、事件を解決したにもかかわらず御剣を取り巻く事態はいよいよ混迷化、すべての決着は[[ババル大使館員殺害事件>カーネイジ・オンレッド]]まで持ち越される事になってしまったのである。 追記・修正は狂言誘拐などしない方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 思ったんだけど、中盤が登場人物項目というより事件概要項目みたいになってない? -- 名無しさん (2016-07-05 19:41:41) - 当人が中盤まで出てこなかったため、ネタバレ項目との兼ね合いでこの形でしか書きようがありませんでした。申し訳ございません。 -- 筆者 (2016-07-05 21:01:51) - ↑そうでしたか。それは失礼しました。 -- 名無しさん (2016-07-05 21:28:15) - 手所壊して大泣きするのがブレイクモーションだろ -- 名無しさん (2016-07-05 21:56:37) - ぶっちゃけキャラ薄いからなあ -- 名無しさん (2016-07-05 22:20:29) - 間違いなくドクズではあるんだけどな。 -- 名無しさん (2016-07-06 03:06:16) - スリムとデブを組み合わせるとこんなにも珍奇な人が出てきてしまうなんてと唸らされたキャラクター。・・・もちろんネタで。あと、進行するごとに態度が悪くなる親父さんも見逃せない要素。 -- 名無しさん (2016-07-06 20:11:03) - オバチャンのインパクトとぬすみちゃんのオーバーテクノロジー感の前に霞んだな -- 名無しさん (2016-07-06 20:43:36) - 逆転シリーズで一番ショボい犯人だと思う -- 名無しさん (2016-07-27 23:33:26) - 改めて考えると、見た目は大人、中身は子供を体感したような人物 -- 名無しさん (2020-01-19 21:51:30) - 野原ひろし「ちょっと、息子を甘やかし過ぎじゃねぇか?」 -- 名無しさん (2020-01-20 15:53:58) - こんなヤツが幼馴染とかヤダ -- 名無しさん (2020-07-14 22:02:58) - 顔覆って泣いてるかと思いきや、指の隙間からこっちの様子を伺ってる -- 名無しさん (2020-07-24 23:03:40) - 検事2に先駆けて登場した外道親子物語 -- 名無しさん (2020-11-12 00:12:23) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/07/05 (火曜日) 18:50:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(blue){「ヒーカール! ヒーカールー! マイサンー!」}} #center(){&color(black){↑息子を誘拐されて狂乱する父親のセリフ。}} 『[[逆転検事]]』の第3話、「さらわれる逆転」に登場する人物。 ■人物 [[御剣怜侍]]が検事に任官される前に世話になっていた貿易会社社長、天野河丈一郎の一人息子。年齢は21歳。 細身の体躯に、ふっくらとした顔付きという残念な…しかし造作は端正な為、一概に不細工とも言えず…何というか、[[イケメン]]におたふく風邪を引かせた様なというか…とにかく形容に困る外見が特徴の人物である。 服装は青いワイシャツの上に黒いヴェストを着用し、黒のズボンを履いているという物であり、このカラーリングは彼の父と同じもの((父親の服装は、青い着流しの上に黒の羽織。))となっている。 物語にとって重要な人物であるにもかかわらず、物語開始前に誘拐事件の被害者となってしまった事により中盤付近まで姿を現さず、事件関係者の一覧でもシルエットで描かれる羽目となってしまった可哀想な人。 &b(){&color(#1e90ff,#da70d6){ここから先、ネタバレに気を付けることだね。}} ■登場までの経緯と以降の動向 今回の御剣は、身代金奪取のついでに誘拐され、命からがら生還したと思ったら無作法な&font(l){狼男}国際捜査官、[[狼士龍]]に捜査権を剥奪され、オマケに[[原灰ススム]]や[[オバチャン>オバチャン(逆転裁判)]]といった個性的な事件関係者に振り回されるなど散々な目に遭いながらも謎の少女、[[一条美雲]]や[[糸鋸刑事>糸鋸圭介]]、そして事件の舞台となった遊園地『[[バンドーランド>ボーイ(逆転裁判)]]』内で再会した[[宝月茜]]などの協力を得て独自に調査を続けていた。 しかし、捜査の過程で光の誘拐事件と前後して行方不明になっていた天野河邸の執事、小倉真澄の遺体を発見してしまった事により事件はますます複雑化。 その事で狼捜査官にますます睨まれることになってしまったが、御剣はそんな事には一切動じずに調査を続行し、いくつかの重要な情報や手がかりを得ることに成功する。 まず、小倉が殺害された本当の犯行現場がステージエリアに設置されていた『[[逆転裁判4]]』に出てきた法曹関係者からなるロックバンド、[[ガリューウェーブ>牙琉響也]]の特設ステージであった事。 取引の場所が遊園地であることを逆手に取り、犯人一味が保管庫から盗み出した[[タイホくん>タイホくん(逆転裁判)]]ファミリーの予備の着ぐるみを着用して園内を動き回っていたこと。 そして、小倉の正体が脱獄した密輸犯、鞍馬純夫であり、天野河家の内情に詳しい彼が誘拐事件に関わっていた可能性があるという事などが明らかとなってくる。 そんな中、ステージエリアの捜査をしていた御剣一行と、自分の命令を無視して捜査を続ける御剣に文句をつけに来た狼捜査官の前に両手に手錠をかけられた状態で光が現れた。 彼はそのまま倒れこんでしまい、慌てて駆け寄ってきた御剣達に犯人の人数や特徴など、自分が誘拐されている間に掴んだ犯人に関する情報を途切れ途切れに説明した。 しかし、彼のもたらした情報は御剣が園内にあった犯人のアジトを捜査して掴んだ情報とことごとく食い違っており、御剣の疑いの目は彼自身に向けられることになってしまう。 しかも、親バカの丈一郎が「女の子にモテる証拠」として持ってきたラブレターをよく見てみると、差出人があの『[[逆転裁判3]]』に出てきた超悪徳闇金融『カリヨーゼ』(社長の[[芝九蔵虎ノ助]]はすでに逮捕されてしまっている為、現在の経営者は事件当時従業員兼社長秘書であった鹿羽うらみであると思われる。)の[[鹿羽うらみ]]だったりと、彼自身に関するおかしな情報が集まりだしてきたのである。 …しかし、闇金の幹部が直接督促状を送りつけてくるなんて、あの会社からいくら借りたんだ? 恐ろしすぎる。 その直後、狼捜査官が光の婚約者である織戸姫子を連行してくる。 御剣たちの前に引き出された姫子は、アッサリと自らが誘拐グループの一味であったことを自供。 更に、鞍馬に関しても本来は誘拐の共犯者であったのだが、突如裏切った彼が命を狙ってきた為、予め渡されていた拳銃で返り討ちにした事を認めてしまったのだ。 &b(){&color(#1e90ff,#da70d6){パパ‥‥この下、ボクのことで重大なネタバレがあるみたいだ‥‥。}} &b(){&color(#1e90ff,#da70d6){まだプレイしてない人たちには、早々にお帰り頂こうよ‥‥。}} 姫子はあくまでも誘拐事件の共犯者であり、一連の事件を陰で操っていた主犯格はやっぱり被害者であると思われていた天野河光自身であった。 彼が狂言誘拐を企てた動機は、御剣が睨んだ通り借金返済の為である。 何に使ったのかは不明だが、兎に角、あの親バカな丈一郎にすら言えないような理由で多額の負債を背負いこむ事になってしまった光は、自身がお金を欲しがっていた事を伏せたまま大金を得る為に姫子や執事である鞍馬を巻き込んで緻密な計画を立て、実行に移したのである。 しかし、彼は温室育ちのお坊ちゃんであった事から共犯者に選んだ姫子や鞍馬の人間性を読み違えており、身代金を巡って醜い争いを始めた共犯者二人が殺し合いを始めてしまった。 慌てた光は一人で逃げ、タイミングを見計らって御剣たちの前に飛び出した…という訳だったのである。 …勿論、御剣はそんな話に騙されるほど間抜けではなかった。 タイホくんファミリーの一体、ワルホくんの着ぐるみから一発だけ空砲が装填されたオートマチックピストル型のモデルガンが紛失していた事を掴んでいた御剣は、光が覆面代わりの着ぐるみと身代金のついでに誘拐されたとばかり思っていた人物、即ち御剣自身を小道具としてうまく利用する事によって&bold(){『仲間の裏切りに慌てる主犯格』と『身代金を独り占めしようとする極悪非道な裏切り者』を巧みに演じ分けて姫子を心理的に誘導し}、 既に殺害していた鞍馬から奪った着ぐるみを着て現れた自分を事前に渡しておいたモデルガンで撃たせる事により、&bold(){姫子に共犯者を殺してしまったと思い込ませて自首させてしまった}…という事件の全貌を推理してみせたのである。 あとは鞍馬が殺害された本当の犯行現場を突き止めるだけであったのだが、御剣は身代金を運んでいる最中に聞こえてきた謎の音や、被害者の死亡推定時刻が御剣自身が襲われた時刻と重なっていた事などを手掛かりとして犯行現場がホラーハウスであった事を看破。 その証拠を抑える為にホラーハウスを調査し…ようとしたのだが、これまでの推理は後ろにいた&font(l){バカ親父}丈一郎にも筒抜けになっており、息子の不利を悟った丈一郎が妨害工作を仕掛けてきた事で調査ができなくなってしまったのである。 しかし、御剣には美雲の持っていた携帯型シミュレーション装置『ぬすみちゃん』という切り札が残されていた。 御剣は、装置の力で原寸大で再現されたホラーハウス内を徹底的に調べ、ホラーハウスの独自イベントであった『消えたり現れたりするタイホ君人形』を足がかりとして館内にマジックの金字塔のである『スフィンクス((マジック自体はテーブルの上に無造作に置かれた生首が突如喋りだすという物。その仕掛けは、入れたお金が悉く消えてしまう貯金箱などに応用されている。))』を応用した仕掛けが施されていた事を見抜き、犯人がそれを利用して巧みに姿を隠しつつ犯行を行った事を見破ってしまったのである。 その事を突きつけられた光は大泣きしながらアッサリと自供。 真犯人特有のブレイクモーションでは、泣き出した勢いのままに以前から動揺するたびに外れかかっていた手錠を引きちぎってしまった。…アンタ後の[[侍検事>夕神迅]]か何かか? そんな息子を&font(l){クソ親父}丈一郎はあっさりと見捨て、一人でその場から逃げ出そうとする。 しかし、狼捜査官はそれを許さず自らが追っていた国際的な密輸組織の大幹部として丈一郎を逮捕してしまった。 …言われてみれば、世界中で荷物をやり取りする貿易会社は密輸にうってつけの存在である。 ところが、いざ天野河親子を連行しようとしたところで事件の担当検事に選ばれたという[[優木誠人]]が乱入し、捜査権もろとも親子を横取りしてしまう。 こうして、事件を解決したにもかかわらず御剣を取り巻く事態はいよいよ混迷化、すべての決着は[[ババル大使館員殺害事件>カーネイジ・オンレッド]]まで持ち越される事になってしまったのである。 追記・修正は狂言誘拐などしない方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 思ったんだけど、中盤が登場人物項目というより事件概要項目みたいになってない? -- 名無しさん (2016-07-05 19:41:41) - 当人が中盤まで出てこなかったため、ネタバレ項目との兼ね合いでこの形でしか書きようがありませんでした。申し訳ございません。 -- 筆者 (2016-07-05 21:01:51) - ↑そうでしたか。それは失礼しました。 -- 名無しさん (2016-07-05 21:28:15) - 手所壊して大泣きするのがブレイクモーションだろ -- 名無しさん (2016-07-05 21:56:37) - ぶっちゃけキャラ薄いからなあ -- 名無しさん (2016-07-05 22:20:29) - 間違いなくドクズではあるんだけどな。 -- 名無しさん (2016-07-06 03:06:16) - スリムとデブを組み合わせるとこんなにも珍奇な人が出てきてしまうなんてと唸らされたキャラクター。・・・もちろんネタで。あと、進行するごとに態度が悪くなる親父さんも見逃せない要素。 -- 名無しさん (2016-07-06 20:11:03) - オバチャンのインパクトとぬすみちゃんのオーバーテクノロジー感の前に霞んだな -- 名無しさん (2016-07-06 20:43:36) - 逆転シリーズで一番ショボい犯人だと思う -- 名無しさん (2016-07-27 23:33:26) - 改めて考えると、見た目は大人、中身は子供を体感したような人物 -- 名無しさん (2020-01-19 21:51:30) - 野原ひろし「ちょっと、息子を甘やかし過ぎじゃねぇか?」 -- 名無しさん (2020-01-20 15:53:58) - こんなヤツが幼馴染とかヤダ -- 名無しさん (2020-07-14 22:02:58) - 顔覆って泣いてるかと思いきや、指の隙間からこっちの様子を伺ってる -- 名無しさん (2020-07-24 23:03:40) - 検事2に先駆けて登場した外道親子物語 -- 名無しさん (2020-11-12 00:12:23) #comment #areaedit(end) }

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