モアナと伝説の海

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&font(#6495ED){登録日}:2017/03/18 Sat 4:13:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&color(#ff9900){海に選ばれた16才の少女──彼女の名は、モアナ}}}} 『モアナと伝説の海』とは、ディズニーのフルCG長編アニメーション映画の名称。 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作による56作目の映画となる。 *【概要】 監督は『[[リトルマーメイド>リトルマーメイド(ディズニー映画)]]』『[[アラジン>アラジン(ディズニー映画)]]』『プリンセスと魔法のキス』などを手がけた、&bold(){ロン・クレメンツとジョン・マスカー}のコンビ。 2016年11月に全米公開され、日本では4ヶ月遅れの2017年3月10日に公開された。 『[[アナと雪の女王]]』を境に、日本におけるディズニーのCGアニメの3D上映は下火となっていたが、本作以降は3Dを完全に廃し、2D上映のみでの公開となっており、ファンの要望を受けて期間限定で公開された4D版でも映像は2Dとなっていた。 『[[カーズ/クロスロード]]』以降のディズニーアニメは、CMなどで上映方式を「2D/4D」と表記し、3D上映が無い事を強調するようになった。 主題歌&bold(){『How Far I’ll Go』}はアカデミー賞の主題歌賞にノミネートされており、日本語版では『どこまでも ~How Far I’ll Go~』として加藤ミリヤが歌唱した。 『アナと雪の女王』の大ヒットを受けて、日本版のポスターは主人公のモアナを堂々とメインに据えたもので&bold(){&color(#ff9900){南国風の可愛らしいほのぼのとした恋愛ムードのありそうな雰囲気。}} だが海外の宣伝ポスターは、&bold(){厳つい巨漢の%%デブ%%大男とモアナが共に船に乗り大海原を駆ける冒険風のビジュアル}である。 ……[[イケメン]]はいないのって? &bold(){そこに船を操る男らしい海の&ruby(ますらお){益荒男}がおるじゃろ?} この日本と海外での宣伝の違いから、かのディズニー映画『[[ベイマックス]]』を思い返した者も居る筈。&bold(){その判断は間違っていない。} そして実際の内容は&bold(){&color(#ff0000){ガッチガチの大海洋神話アドベンチャー冒険活劇。}} 日本版の宣伝ポスターとは%%案の定%%大きく異なるもので、映画を見た観客からは、 ・&bold(){『ベイマックス』の再来} ・&bold(){『ダークソウル』} ・&u(){[[&bold(){&color(#ff0000){海の『マッドマックス』}}>マッドマックス]]} ・&bold(){『ウォーター・ワールド』((1995年に公開されたハリウッド映画。内容は単刀直入に言えば『海洋版マッドマックス』。ユニバーサルスタジオで行われるショーが有名か。))} ・&bold(){『タイタンの戦い』} ・[[&bold(){『グレンラガン』}>天元突破グレンラガン]] ・&bold(){『ワイルドスピード』} ・&bold(){『[[キング・オブ・エジプト]]』} ・&bold(){『[[ゼルダの伝説]]』} などと例えられ、&bold(){ポスターを見ただけでは想像不可能なぶっ飛んだ感想}と共に今作を賞賛する者が多数生まれる事態となった。 ちなみに両監督はジョージ・ミラー監督の大ファンで、インタビューの際に&bold(){&color(#ff0000){「ストーリーやアクションシーンを作る際に『マッドマックス』からインスピレーションを受けた」「ジョージ・ミラー監督は最高だね!」}}と語っている。 %%なんでよりにもよってアレを選んだんだ。%% とはいえ上述のネタ抜きにしても、極めて美しいハイクオリティな海のCG描写や迫力あるアクションシーン、大自然の厳しさ、主人公モアナと相棒マウイの少年漫画のような熱い友情シーン、家族や先祖との深い絆と愛情の大切さなど、多くの要素がコミカルなミュージカル調で纏め上げられ、堅実で丁寧に描かれた作品である。 声付きで喋るメインの登場人物は実質3名だけと非常に少ないが、その分キャラの描写をしっかり描いているのが特徴と言えるだろう。 日本語版のポスター自体も全くの嘘を書いているわけではない。%%まあ手をハートに構えるシーンなんて実際は無いけど……%% ただし友情や家族愛の描写を重視したためか、『アナ雪』みたいな[[恋愛]]描写やラブロマンス要素は&bold(){絶無}。 ポスターを観てロマンスや恋愛的な要素を期待して鑑賞するとかなり肩透かしを食らうかもしれないが……。 総じて笑いあり、涙あり、そして熱いバトルと大海原を往く大航海の冒険に胸を躍らせることができる痛快な娯楽作品として仕上がっている。 ポスターを見ただけで敬遠している方が居たら騙されたと思って一度は見るべきだろう。 *【あらすじ】 モトゥヌイ島の伝承の一つに、このようなものがあった ──女神テ・フィティの「心」には命を創り出す力があり、海しかなかったこの世界に島、植物、動物を誕生させた。 同時にその心はあらゆる悪党の標的となる。ある時、変身自在の半神マウイは島として鎮座するテ・フィティから心を盗み出すが、逃げる最中に溶岩の怪物テ・カァの襲撃を受け、心と共に変身の道具である「神の釣り針」を海の奥底へなくしてしまい、テ・フィティの心がなくなったことで世界は闇に包まれ始める。 いつしか海に選ばれし者が現れ、珊瑚礁を超えてテ・フィティの元へ心を返しに行ったとき、世界は全て元通りになるだろう──。 &bold(){海に選ばれた}16才の少女・モアナ──海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をしたことで、愛する人々を救うべく運命づけられる。 それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。 神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。 立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進むべき道を見つけていくモアナだったが……。 *【主な登場人物】 ・&bold(){モアナ} 声:アウリイ・クラヴァーリョ([[英語]]版)/屋比久知奈([[日本語]]版) 本作の主人公。海を愛し、海に選ばれた16才の少女。 &bold(){幼いころの“ある体験”がきっかけで海と特別な絆で結ばれ、海からも愛されるようになった。} いずれ父の跡を継いで、モトゥヌイ島の人々のリーダーになることを期待されており、ちょっぴりプレッシャーを感じながらも、期待に応えようとがんばっている。 海に選ばれたことにとまどい悩み傷つきながらも、愛する人たちと世界を救う冒険の旅に出る。 好奇心旺盛且つ快活な少女で、海賊相手に大立ち回りを展開するなどかなりアグレッシブで男勝りな性格。 度胸だけは一人前だが船乗りとしては半人前以下で、劇中ではマウイに教えを請うことになる。 バイタリティという点ではディズニーのヒロインでは屈指の強さ。 とはいっても悩み悲しむなど16歳という若さ相応の心の弱さも抱えている。 なおディズニー作品でメインキャラを務める女性では珍しく、恋愛に関わる描写が無い。 ・&bold(){マウイ} 声:[[ドウェイン・ジョンソン>ザ・ロック(ドゥエイン・ジョンソン)]](英語版)/尾上松也(日本語版) 風と海をつかさどる半神半人にして英雄。数多の太平洋の島々に伝わる英雄でも最も名が知られた存在。 外見は、全身に絵画のような入れ墨が彫られた屈強な大男。 恐いもの知らずな豪傑で、陽気で自信満々且つ豪胆な性格 実際、劇中歌にも『俺のおかげさ』というタイトルのものまである。 横幅が広くて一見すると短躯な[[デブ]]っぽく見えるが実際は[[筋肉モリモリマッチョマン>ジョン・メイトリックス大佐]]。 [[超人的な身体能力>筋肉キャラ]]と、神に与えられた巨大な&bold(){「神の釣り針」}を武器とし、変身能力で陸海空のどんな生き物にも姿を変える事ができる。 加えて航海士としても超一流の腕前を持ち、劇中中盤からはモアナの船乗りとしての師を務めた。 ただし変身能力は釣り針が無いと使えないという欠点を抱える。 かつては偉大な英雄だったが、テ・カァとの戦いによって神の釣り針を失い、1000年もの間孤島に閉じ込められていた。何も無い孤島での軟禁生活がよほど暇だったのか、岩を削って自分の彫像を作ったりしていた。が、そのような状態だったにもかかわらず、心身ともに衰えている様子は一切ない。 当初はモアナを罠に嵌めたり小馬鹿にしたりするなど彼女の存在を露骨に軽んじていたが、共に旅をする中で評価を改め、深い友情を紡ぐことになった。 神の釣り針を取り返し、ふたたび人々に愛される英雄に返り咲くため、モアナと一緒に冒険の旅に出る。 ・&bold(){ミニマウイ} 声:なし マウイの体に現れたタトゥーのひとつで、人格を持ったマウイの分身であり彼の&bold(){「本心」}や&bold(){「良心」}を司る。 マウイの体を自由に動きまわっており、声は出さないものの身振り手振りで意思を伝えることができる。 彼が横柄な態度をとったり、道理に反したことをしたりしそうになると止めに入るなど善良な性格。 シリアス気味な本編を明るくする清涼剤にしてマスコット役である。 ・&bold(){[[海]]} 声:なし 普通の人にはただの美しい海にしか見えないが、実際は豊かな感情を持ち、モアナとコミュニケーションを図る。 水だけに様々に形を変えて、意思を伝えてくるが、特別な者にしかその姿を見せない。 モアナなら世界を救うことができると信じ、海の底に沈んでいたテ・フィティの「心」を彼女に託す。 劇中では大海原を旅するモアナのサポートを行っており、うっかり海に落ちたモアナを船の上まで送ったり、航海中に居眠りしたモアナを起こす役割を果たすなど、非常に献身的。 ・&bold(){プア} 声:豚(&bold(){本物の豚の鳴き声を録音して使っている}) モアナが飼っている豚。彼女が小さい頃から一緒にいるが、何故か成長する気配が無い。 モアナと一緒に海に出るが波に飲まれてしまい、それ以来海を怖がるようになる。 豚ゆえに[[豚肉]]料理には非常に敏感だが、なぜプアだけは食用にされなかったのかは不明。 &bold(){なお、このとっても可愛くポスターでも目立っているブタちゃんは海に同行しない。} プロット段階では同行する予定だったが、活躍させるのが難しく、モアナの過酷な旅路が和んでしまうとの判断で断念。スタッフからは「&bold(){ブタを海に戻せ!}」と&s(){悪口に聞こえてしまう}大ブーイングの嵐だったとか……。&s(){もうそれイルカ((漢字で書くと海豚))じゃん。} ・&bold(){ヘイヘイ} 声:アラン・テュディック(日本語版でも流用されている) モアナが可愛がっているおバカな鶏。 鳥頭にもほどがあるレベルでとんでもなく頭が悪く、大きな石を食べようとしたり、餌があるのに何もない地面を突いたり、目の前の障害物にぶつかってもそのまま進もうとして海に落ちたりするなど、数々のギャグシーンを披露する。 モアナが海に出た際になぜか船に紛れ込んでおり、そのまま一緒に冒険することになる。 マウイからは&bold(){おやつ}呼ばわりされて食料にされかけた。 公式からも&bold(){「知能指数はゼロ」}、&bold(){「ディズニー史上最もバカなキャラクター」}と名指しで認定されている公式公認お墨付きのバカだが、当初のプロットでは切れ者で、モアナの監視役として酋長が同行させる予定だったらしい。&s(){それがどうしてこうなった。} シリアス気味な本編を明るくする清涼剤その2。 ・&bold(){タラおばあちゃん} 声:レイチェル・ハウス(英語版)/夏木マリ(日本語版) モアナの祖母にして、海に憧れを抱く彼女の良き理解者。 島の歴史や伝説に詳しく、それを子供たちに語り伝えている。 不思議な言動が多く島では変わり者扱いされているが、モアナが海に選ばれた特別な少女であることに気づいている島唯一の人物。 モアナに運命と島の真実を伝え、&bold(){自分の心に従うよう}助言する。背中にエイのタトゥーがある。 劇中終盤でのおばあちゃんの存在が一時期心の折れてしまったモアナを支え、彼女を&bold(){立派な海の女傑}に覚醒させた。 というかおばあちゃんが居なかったら確実に詰んでいた。 ・&bold(){トゥイ} 声:テムエラ・モリソン(英語版)/安崎求(日本語版) モアナの父で、島民からの信頼も強いモトゥヌイの村長。 娘のモアナに村長の跡を継いでほしいと願っており、海に惹かれる娘には頭を悩ませている。 村の伝統を重んじる一方、タラの語るテ・フィティの伝説を信じようとせず、島が危機に瀕していても珊瑚礁の外へでることを禁じていた。 実は若い頃はモアナと同じように海に憧れていたが、親友と共に海に出るが珊瑚礁を越えたところで船が沈没、親友を亡くしてしまうという過去を持つ。 ・&bold(){シーナ} 声:ニコール・シャージンガー(英語版)/中村千絵(日本語版) モアナの母。愛情と思いやりに溢れた芯の強い女性。 トゥイの過去をモアナに語り、彼の本心や海の恐ろしさを説くが、最終的に娘の気持ちを尊重して海に送り出す。 ・&bold(){カカモラ} 今作におけるヴィランその1。 モアナとマウイが旅の途中で出会う凶悪な[[海賊]]集団。 海の漂流物でおおわれた舟の上で暮らして宝探しに明け暮れており、毒矢を武器に欲しいものを手に入れるため情け容赦なく襲いかかる。モアナが持つテ・フィティの「心」を狙っている。 ……と、此処まで書くと恐ろしげな設定のヴィランだが、見た目は%%ドーモくん%%ココナッツに小さな手足が生えただけの可愛らしいマスコット。 しかし彼らこそが&bold(){&color(#ff0000){本作が「海の『マッドマックス』」等と呼ばれた最大の元凶。}} 彼らのキャラ造形や海賊船は製作陣の『マッドマックス』への愛とリスペクト精神に&bold(){溢れすぎている}。 具体的に言えば、&bold(){[[ヒャッハーなメイクを顔に施し、超巨大建造物みたいな海賊船が3つに分裂して襲い掛かったり、ロープを撃ち込んでモアナ達に襲い掛かったり、太鼓の上をカカモラ達が飛び跳ねてダイナミックに演奏する。>マッドマックス 怒りのデス・ロード]]} 詳しくはソフトで。 ・&bold(){タマトア} 声:ジェマイン・クレメント(英語版)/ROLLY(日本語版) 本作のヴィランその2。 海の底にある魔物の国「ラロタイ」に住む強欲な[[ヤシガニ]]の魔物。その昔、マウイに足の一本をもがれたことがある。 海底に沈んだ財宝を集めるのを好み、甲羅の上に集めた大量の金銀財宝を乗せてコレクションする趣味の持ち主。 かつてマウイが失くした神の釣り針を手に入れ、自慢のコレクションに加えている。 一見派手好きで陽気且つ多弁な魔物だが、本性は自己中心的でうぬぼれが強く残忍。 キラキラの宝物で飾り立てた自分の姿をとても美しく最高にカッコイイと思っているナルシスト。 日本語版では彼を演じたROLLYの怪演が光る。 ・&bold(){テ・カァ} 本作のヴィランその3にして[[ラスボス]]。 全身が溶岩で出来た巨人のような見た目の荒ぶる神にして悪魔。 伝説では、テ・フィティの心を盗んだマウイを倒し、神の釣り針とテ・フィティの心を海に沈めたとされる。 劇中ではテ・フィティに辿り着くための最後の関門として君臨する。 肉体が灼熱の溶岩で出来ているため、肉体が砕かれても即座に再生する。 弱点は全身が溶岩で出来ているため水に触れられず、陸地から離れられないことだが仮に水に触れて溶岩が凝固しても極短時間で再生可能。 巨体を生かした打撃以外にも凄まじい威力の溶岩弾を投げつけ爆撃を行う。 &bold(){&color(#ff0000){本作が「ダークソウル」等と呼ばれた元凶。}} 冒頭開始早々マウイと神話の如きスケールの大バトルを繰り広げたことで観客に&bold(){「あ、この映画ってこういうノリなんだ」}という印象を真っ向から刻み込んだ。 実はその正体は意外な存在で……? ・&bold(){テ・フィティ} この世に海しか存在しない時代に、島々に命を生み出し広めた偉大なる女神。 通称&bold(){「母なる島」}。 神秘の力を秘めた「心」を持っていたがマウイに心を盗まれてしまった。 モアナ達が向かうべき最終目的地。 #region(ネタバレ) &bold(){実はテ・カァこそが、「心」をなくしたテ・フィティの成れの果てだった。} 終盤、目的地にたどり着くも本来テ・フィティが横たわっている場所に姿が無かったことからモアナは一瞬絶望するが、その後すぐにテ・カァ=テ・フィティだと気付き、彼女に「心」を返して本来の姿を取り戻させた。 #endregion 追記・修正は船に帆を張り大海原に勇気ある一歩を踏み出してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 南国版アナ雪かと思ったら。しかし、最近のディズニーは予告で内容読めないヤツ多いね。 -- 名無しさん (2017-03-18 09:49:12) - もののけ姫を連想するところもあった -- 名無しさん (2017-03-18 12:07:25) - モアナが何となくエル・ドラドのチェルっぽい……もっとも、チェルと比べると露出度は若干低めだけど -- 名無しさん (2017-03-18 12:39:35) - 最近のディズニー映画の海外と日本のポスターの違いを見るに、海外は女性の強さ・自立さを描いてアプローチするのに対して日本は少女の可愛さ・天真爛漫さでアプローチしているように思える。個人的には日本のポスターももうちょっと映画の内容に合わせてほしいけど -- 名無しさん (2017-03-18 14:13:05) - ギルガメッシュを召喚したFate?例えが臭すぎる。型月キッズしか言ってねえだろ -- 名無しさん (2017-03-18 14:43:57) - マウイの神話の英雄ぶりええよね デブってのがなかなかなチャームポイント -- 名無しさん (2017-03-18 15:50:44) - ロック様自身がサモア系だからな -- 名無しさん (2017-03-19 00:41:07) - 隠れディズニーはアラジン アナ雪 ベイマックス シュガーラッシュ・・・ -- 名無しさん (2017-03-19 09:10:50) - マウイって半神半人なのに空と陸を広げたり、更に太陽と風に干渉したりとやってる事のスケールがデカいよね。他の神話なら主神クラスがやる案件なのに。 -- 名無しさん (2017-03-19 09:24:17) - 国によってモアナやマウイの名称使えなかったりもめたりしたそうな -- 名無しさん (2017-03-19 10:31:52) - っていうかマウイって現実の神話だと風を閉じ込めたり、星空や太陽作ったり創造神クラスなのよね 最期は・・・・・・・・ -- 名無しさん (2017-03-19 10:44:11) - 原典のマウイはイケメンらしく、外見の改変に批判が殺到したとか -- 名無しさん (2017-03-19 11:33:35) - タマトアのシャイニー、古き良きディズニーヴィランの歌っぽくて大好き -- 名無しさん (2017-03-19 13:28:42) - 4DX/MX4D版も期間限定でやるとか。相当要望来たんだろうな -- 名無しさん (2017-03-25 16:33:37) - ようやく見れたが、面白かった。 -- 名無しさん (2017-05-07 18:32:51) - マウイの見た目が全盛期の長州力まんまだと聞いて以降、本当にそうとしか見えなくなってしまった(笑) -- 名無しさん (2017-11-23 01:32:37) - ググって出てきた神話のマウイの最期に愕然とした -- 名無しさん (2018-04-01 20:34:42) - 最後どうして合流したのかわかんなかった -- 名無しさん (2019-06-03 17:10:06) - こういっちゃなんだけど、終盤のバトルはさっさとあれを渡せばしなくてすんだ戦いなんだよね -- 名無しさん (2020-03-22 23:50:42) - 荒御魂和御魂 -- 名無しさん (2020-03-23 07:40:46) - タグの怒りのデス・オーシャンに吹くwww -- 名無しさん (2023-08-28 21:49:09) - この間ニュージーランドの博物館で先人達の船の模型があったんだが、形がまんまモアナの船で改めてディズニーのすごさを感じた。 -- 名無しさん (2024-08-27 14:01:22) - ひたむきで健気なモアナがとうとう心折れてからのアイデンティティに目覚めて立ち直るところ何度見ても涙出ちゃう -- 名無しさん (2025-03-15 13:24:48) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/03/18 Sat 4:13:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&color(#ff9900){海に選ばれた16才の少女──彼女の名は、モアナ}}}} 『モアナと伝説の海』とは、ディズニーのフルCG長編アニメーション映画の名称。 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作による56作目の映画となる。 *【概要】 監督は『[[リトルマーメイド>リトルマーメイド(ディズニー映画)]]』『[[アラジン>アラジン(ディズニー映画)]]』『プリンセスと魔法のキス』などを手がけた、&bold(){ロン・クレメンツとジョン・マスカー}のコンビ。 2016年11月に全米公開され、日本では4ヶ月遅れの2017年3月10日に公開された。 『[[アナと雪の女王]]』を境に、日本におけるディズニーのCGアニメの3D上映は下火となっていたが、本作以降は3Dを完全に廃し、2D上映のみでの公開となっており、ファンの要望を受けて期間限定で公開された4D版でも映像は2Dとなっていた。 『[[カーズ/クロスロード]]』以降のディズニーアニメは、CMなどで上映方式を「2D/4D」と表記し、3D上映が無い事を強調するようになった。 主題歌&bold(){『How Far I’ll Go』}はアカデミー賞の主題歌賞にノミネートされており、日本語版では『どこまでも ~How Far I’ll Go~』として加藤ミリヤが歌唱した。 『アナと雪の女王』の大ヒットを受けて、日本版のポスターは主人公のモアナを堂々とメインに据えたもので&bold(){&color(#ff9900){南国風の可愛らしいほのぼのとした恋愛ムードのありそうな雰囲気。}} だが海外の宣伝ポスターは、&bold(){厳つい巨漢の%%デブ%%大男とモアナが共に船に乗り大海原を駆ける冒険風のビジュアル}である。 ……[[イケメン]]はいないのって? 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とはいえ上述のネタ抜きにしても、極めて美しいハイクオリティな海(というか水というか)のCG描写や迫力あるアクションシーン、大自然の厳しさ、主人公モアナと相棒マウイの少年漫画のような熱い友情シーン、家族や先祖との深い絆と愛情の大切さなど、多くの要素がコミカルなミュージカル調で纏め上げられ、堅実で丁寧に描かれた作品である。 声付きで喋るメインの登場人物は実質3名だけと非常に少ないが、その分キャラの描写をしっかり描いているのが特徴と言えるだろう。 日本語版のポスター自体も全くの嘘を書いているわけではない。%%まあ手をハートに構えるシーンなんて実際は無いけど……%% ただし友情や家族愛の描写を重視したためか、『アナ雪』みたいな[[恋愛]]描写やラブロマンス要素は&bold(){絶無}。 ポスターを観てロマンスや恋愛的な要素を期待して鑑賞するとかなり肩透かしを食らうかもしれないが……。 総じて笑いあり、涙あり、そして熱いバトルと大海原を往く大航海の冒険に胸を躍らせることができる痛快な娯楽作品として仕上がっている。 ポスターを見ただけで敬遠している方が居たら騙されたと思って一度は見るべきだろう。 2024年には続編の『モアナと伝説の海2』が公開された。 また、2026年には実写版が公開予定である。 *【あらすじ】 モトゥヌイ島の伝承の一つに、このようなものがあった。 ──女神テ・フィティの「心」には命を創り出す力があり、海しかなかったこの世界に島、植物、動物を誕生させた。 同時にその心はあらゆる悪党の標的となる。ある時、変身自在の半神マウイは島として鎮座するテ・フィティから心を盗み出すが、逃げる最中に溶岩の怪物テ・カァの襲撃を受け、心と共に変身の道具である「神の釣り針」を海の奥底へなくしてしまい、テ・フィティの心がなくなったことで世界は闇に包まれ始める。 いつしか海に選ばれし者が現れ、珊瑚礁を超えてテ・フィティの元へ心を返しに行ったとき、世界は全て元通りになるだろう──。 &bold(){海に選ばれた}16才の少女・モアナ──海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をしたことで、愛する人々を救うべく運命づけられる。 それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。 神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。 立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進むべき道を見つけていくモアナだったが……。 *【主な登場人物】 ・&bold(){モアナ}&br()声:アウリイ・クラヴァーリョ/吹替:屋比久知奈 本作の主人公。海を愛し、海に選ばれた16才の少女。 &bold(){幼いころの“ある体験”がきっかけで海と特別な絆で結ばれ、海からも愛されるようになった。} いずれ父の跡を継いで、モトゥヌイ島の人々のリーダーになることを期待されており、ちょっぴりプレッシャーを感じながらも、期待に応えようとがんばっている。 海に選ばれたことにとまどい悩み傷つきながらも、愛する人たちと世界を救う冒険の旅に出る。 好奇心旺盛且つ快活な少女で、海賊相手に大立ち回りを展開するなどかなりアグレッシブで男勝りな性格。 度胸だけは一人前だが船乗りとしては半人前以下で、劇中ではマウイに教えを請うことになる。 バイタリティという点ではディズニーのヒロインでは屈指の強さ。 とはいっても悩み悲しむなど16歳という若さ相応の心の弱さも抱えている。 なおディズニー作品でメインキャラを務める女性では珍しく、恋愛に関わる描写が無い。 ・&bold(){マウイ}&br()声:[[ドウェイン・ジョンソン>ザ・ロック(ドゥエイン・ジョンソン)]]/吹替:尾上松也 風と海をつかさどる半神半人にして英雄。数多の太平洋の島々に伝わる英雄でも最も名が知られた存在。 外見は、全身に絵画のような入れ墨が彫られた屈強な大男。 恐いもの知らずな豪傑で、陽気で自信満々且つ豪胆な性格 実際、劇中歌にも『俺のおかげさ』というタイトルのものまである。 横幅が広くて一見すると短躯な[[デブ]]っぽく見えるが実際は[[筋肉モリモリマッチョマン>ジョン・メイトリックス大佐]]。 [[超人的な>パワーキャラ]][[身体能力>筋肉キャラ]]と、神に与えられた巨大な&bold(){「神の釣り針」}を武器とし、変身能力で陸海空のどんな生き物にも姿を変える事ができる。 加えて航海士としても超一流の腕前を持ち、劇中中盤からはモアナの船乗りとしての師を務めた。 ただし変身能力は釣り針が無いと使えないという欠点を抱える。 かつては偉大な英雄だったが、テ・カァとの戦いによって神の釣り針を失い、1000年もの間孤島に閉じ込められていた。が、そのような状態だったにもかかわらず、心身ともに衰えている様子は一切ない。 何も無い孤島での軟禁生活がよほど暇だったのか、岩を削って自分の彫像を作ったりしていた。 当初はモアナを罠に嵌めたり小馬鹿にしたりするなど彼女の存在を露骨に軽んじていたが、共に旅をする中で評価を改め、深い友情を紡ぐことになった。 神の釣り針を取り返し、ふたたび人々に愛される英雄に返り咲くため、モアナと一緒に冒険の旅に出る。 なお、実写版でも中のロック様が演じることとなったのだが……&bold(){なんというかそのまんまである。}&s(){「見ろよやつの筋肉を…まるでハガネみてえだ!!」} ・&bold(){ミニマウイ} マウイの体に現れたタトゥーのひとつで、人格を持ったマウイの分身であり彼の&bold(){「本心」}や&bold(){「良心」}を司る。 マウイの体を自由に動きまわっており、声は出さないものの身振り手振りで意思を伝えることができる。 彼が横柄な態度をとったり、道理に反したことをしたりしそうになると止めに入るなど善良な性格。 シリアス気味な本編を明るくする清涼剤にしてマスコット役である。 ・&bold(){[[海]]} 普通の人にはただの美しい海にしか見えないが、実際は豊かな感情を持ち、モアナとコミュニケーションを図る。 水だけに様々に形を変えて、意思を伝えてくるが、特別な者にしかその姿を見せない。 モアナなら世界を救うことができると信じ、海の底に沈んでいたテ・フィティの「心」を彼女に託す。 劇中では大海原を旅するモアナのサポートを行っており、うっかり海に落ちたモアナを船の上まで送ったり、航海中に居眠りしたモアナを起こす役割を果たすなど、非常に献身的。 ・&bold(){プア}&br()声:豚(&bold(){※本物の豚の鳴き声を録音して使っている}) モアナが飼っている豚。彼女が小さい頃から一緒にいるが、何故か成長する気配が無い。 モアナと一緒に海に出るが波に飲まれてしまい、それ以来海を怖がるようになる。 豚ゆえに[[豚肉]]料理には非常に敏感だが、なぜプアだけは食用にされなかったのかは不明。 &bold(){なお、このとっても可愛くポスターでも目立っているブタちゃんは海に同行しない。} プロット段階では同行する予定だったが、活躍させるのが難しく、モアナの過酷な旅路が和んでしまうとの判断で断念。スタッフからは「&bold(){ブタを海に戻せ!}」と&s(){悪口に聞こえてしまう}大ブーイングの嵐だったとか……。&s(){もうそれイルカ((漢字で書くと海豚))じゃん。} ・&bold(){ヘイヘイ}&br()声:アラン・テュディック/吹替:[[多田野曜平>多田野曜平(声優)]] モアナが可愛がっているおバカな鶏。 &bold(){鳥頭にもほどがあるレベルでとんでもなく頭が悪く、}大きな石を食べようとしたり、餌があるのに何もない地面を突いたり、目の前の障害物にぶつかってもそのまま進もうとして海に落ちたりするなど、数々のギャグシーンを披露する。 モアナが海に出た際になぜか船に紛れ込んでおり、そのまま一緒に冒険することになる。 マウイからは&bold(){おやつ}呼ばわりされて食料にされかけた。 公式からも&bold(){「[[知能指数]]はゼロ」}、&bold(){「ディズニー史上最もバカなキャラクター」}と名指しで認定されている公式公認お墨付きのバカだが、当初のプロットでは切れ者で、モアナの監視役として酋長が同行させる予定だったらしい。&s(){それがどうしてこうなった。} シリアス気味な本編を明るくする清涼剤その2。 一応、声優がついてはいるが声帯模写が上手すぎて本物の鶏の声にしか聞こえない。 ・&bold(){タラおばあちゃん}&br()声:レイチェル・ハウス/吹替:夏木マリ モアナの祖母にして、海に憧れを抱く彼女の良き理解者。 島の歴史や伝説に詳しく、それを子供たちに語り伝えている。 不思議な言動が多く島では変わり者扱いされているが、モアナが海に選ばれた特別な少女であることに気づいている島唯一の人物。 モアナに運命と島の真実を伝え、&bold(){自分の心に従うよう}助言する。背中にエイのタトゥーがある。 劇中終盤でのおばあちゃんの存在が一時期心の折れてしまったモアナを支え、彼女を&bold(){立派な海の女傑}に覚醒させた。 というかおばあちゃんが居なかったら確実に詰んでいた。 ・&bold(){トゥイ}&br()声:テムエラ・モリソン/吹替:安崎求 モアナの父で、島民からの信頼も強いモトゥヌイの村長。 娘のモアナに村長の跡を継いでほしいと願っており、海に惹かれる娘には頭を悩ませている。 村の伝統を重んじる一方、タラの語るテ・フィティの伝説を信じようとせず、島が危機に瀕していても珊瑚礁の外へ出ることを禁じていた。 実は若い頃はモアナと同じように海に憧れていたが、親友と共に海に出るも珊瑚礁を越えたところで船が沈没、その際親友を亡くしてしまうという過去を持つ。 ・&bold(){シーナ}&br()声:ニコール・シャージンガー/吹替:中村千絵 モアナの母。愛情と思いやりに溢れた芯の強い女性。 トゥイの過去をモアナに語り、彼の本心や海の恐ろしさを説くが、最終的に娘の気持ちを尊重して海に送り出す。 ・&bold(){カカモラ} 今作におけるヴィランその1。 モアナとマウイが旅の途中で出会う凶悪な[[海賊]]集団。 海の漂流物でおおわれた舟の上で暮らして宝探しに明け暮れており、毒矢を武器に欲しいものを手に入れるため情け容赦なく襲いかかる。モアナが持つテ・フィティの「心」を狙っている。 ……と、此処まで書くと恐ろしげな設定のヴィランだが、見た目は%%ドーモくん%%ココナッツに小さな手足が生えただけの可愛らしいマスコット。 しかし彼らこそが&bold(){&color(#ff0000){本作が「海の『マッドマックス』」等と呼ばれた最大の元凶。}} 彼らのキャラ造形や海賊船は製作陣の『マッドマックス』への愛とリスペクト精神に&bold(){溢れすぎている}。 具体的に言えば、&bold(){[[ヒャッハーなメイクを顔に施し、超巨大建造物みたいな海賊船が3つに分裂して襲い掛かったり、ロープを撃ち込んでモアナ達に襲い掛かったり、太鼓の上をカカモラ達が飛び跳ねてダイナミックに演奏する。>マッドマックス 怒りのデス・ロード]]} 詳しくは実際に見てみよう。 ・&bold(){タマトア}&br()声:ジェマイン・クレメント/吹替:ROLLY 本作のヴィランその2。 海の底にある魔物の国「ラロタイ」に住む強欲で巨大な[[ヤシガニ]]の魔物。その昔、マウイに足の一本をもがれたことがある。 海底に沈んだ財宝を集めるのを好み、甲羅の上に集めた大量の金銀財宝を乗せてコレクションする趣味の持ち主。 かつてマウイが失くした神の釣り針を手に入れ、自慢のコレクションに加えている。 一見派手好きで陽気且つ多弁な魔物だが、本性は自己中心的でうぬぼれが強く残忍。 キラキラの宝物で飾り立てた自分の姿をとても美しく最高にカッコイイと思っている[[ナルシスト>ナルシスト(属性)]]。 原語版の中の人はマオリの血を引くニュージーランド出身のマルチタレントというぴったりの配役。日本語版ではROLLYの怪演が光る。 ・&bold(){テ・カァ} 本作のヴィランその3にして[[ラスボス]]。 [[全身が溶岩>赤犬(ONE PIECE)]]で出来た[[巨人>巨人(種族)]]のような見た目の荒ぶる神にして[[悪魔]]。 伝説では、テ・フィティの心を盗んだマウイを倒し、神の釣り針とテ・フィティの心を海に沈めたとされる。 劇中ではテ・フィティに辿り着くための最後の関門として君臨する。 肉体が灼熱の溶岩で出来ているため、肉体が砕かれても即座に再生する。 弱点は全身が溶岩で出来ているため水に触れられず、陸地から離れられないことだが仮に水に触れて溶岩が凝固しても極短時間で再生可能。 巨体を生かした打撃以外にも凄まじい威力の溶岩弾を投げつけ爆撃を行う。 &bold(){&color(#ff0000){本作が「ダークソウル」等と呼ばれた元凶。}} 冒頭開始早々マウイと神話の如きスケールの大バトルを繰り広げたことで観客に&bold(){「あ、この映画ってこういうノリなんだ」}という印象を真っ向から刻み込んだ。 実はその正体は意外な存在で……? ・&bold(){テ・フィティ} この世に海しか存在しない時代に、島々に命を生み出し広めた偉大なる女神。 通称&bold(){「母なる島」}。 神秘の力を秘めた「心」を持っていたがマウイに心を盗まれてしまった。 モアナ達が向かうべき最終目的地。 #region(ネタバレ) &bold(){実はテ・カァこそが、「心」をなくしたテ・フィティの成れの果てだった。} 終盤、目的地にたどり着くも本来テ・フィティが横たわっている場所に姿が無かったことからモアナは一瞬絶望するが、その後すぐにテ・カァ=テ・フィティだと気付き、彼女に「心」を返して本来の姿を取り戻させた。 #endregion 追記・修正は船に帆を張り大海原に勇気ある一歩を踏み出してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 南国版アナ雪かと思ったら。しかし、最近のディズニーは予告で内容読めないヤツ多いね。 -- 名無しさん (2017-03-18 09:49:12) - もののけ姫を連想するところもあった -- 名無しさん (2017-03-18 12:07:25) - モアナが何となくエル・ドラドのチェルっぽい……もっとも、チェルと比べると露出度は若干低めだけど -- 名無しさん (2017-03-18 12:39:35) - 最近のディズニー映画の海外と日本のポスターの違いを見るに、海外は女性の強さ・自立さを描いてアプローチするのに対して日本は少女の可愛さ・天真爛漫さでアプローチしているように思える。個人的には日本のポスターももうちょっと映画の内容に合わせてほしいけど -- 名無しさん (2017-03-18 14:13:05) - ギルガメッシュを召喚したFate?例えが臭すぎる。型月キッズしか言ってねえだろ -- 名無しさん (2017-03-18 14:43:57) - マウイの神話の英雄ぶりええよね デブってのがなかなかなチャームポイント -- 名無しさん (2017-03-18 15:50:44) - ロック様自身がサモア系だからな -- 名無しさん (2017-03-19 00:41:07) - 隠れディズニーはアラジン アナ雪 ベイマックス シュガーラッシュ・・・ -- 名無しさん (2017-03-19 09:10:50) - マウイって半神半人なのに空と陸を広げたり、更に太陽と風に干渉したりとやってる事のスケールがデカいよね。他の神話なら主神クラスがやる案件なのに。 -- 名無しさん (2017-03-19 09:24:17) - 国によってモアナやマウイの名称使えなかったりもめたりしたそうな -- 名無しさん (2017-03-19 10:31:52) - っていうかマウイって現実の神話だと風を閉じ込めたり、星空や太陽作ったり創造神クラスなのよね 最期は・・・・・・・・ -- 名無しさん (2017-03-19 10:44:11) - 原典のマウイはイケメンらしく、外見の改変に批判が殺到したとか -- 名無しさん (2017-03-19 11:33:35) - タマトアのシャイニー、古き良きディズニーヴィランの歌っぽくて大好き -- 名無しさん (2017-03-19 13:28:42) - 4DX/MX4D版も期間限定でやるとか。相当要望来たんだろうな -- 名無しさん (2017-03-25 16:33:37) - ようやく見れたが、面白かった。 -- 名無しさん (2017-05-07 18:32:51) - マウイの見た目が全盛期の長州力まんまだと聞いて以降、本当にそうとしか見えなくなってしまった(笑) -- 名無しさん (2017-11-23 01:32:37) - ググって出てきた神話のマウイの最期に愕然とした -- 名無しさん (2018-04-01 20:34:42) - 最後どうして合流したのかわかんなかった -- 名無しさん (2019-06-03 17:10:06) - こういっちゃなんだけど、終盤のバトルはさっさとあれを渡せばしなくてすんだ戦いなんだよね -- 名無しさん (2020-03-22 23:50:42) - 荒御魂和御魂 -- 名無しさん (2020-03-23 07:40:46) - タグの怒りのデス・オーシャンに吹くwww -- 名無しさん (2023-08-28 21:49:09) - この間ニュージーランドの博物館で先人達の船の模型があったんだが、形がまんまモアナの船で改めてディズニーのすごさを感じた。 -- 名無しさん (2024-08-27 14:01:22) - ひたむきで健気なモアナがとうとう心折れてからのアイデンティティに目覚めて立ち直るところ何度見ても涙出ちゃう -- 名無しさん (2025-03-15 13:24:48) #comment #areaedit(end) }

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  1. ・&bold(){『ベイマックス』の再来}
  2. ・&bold(){『ダークソウル』}
  3. ・&u(){[[&bold(){&color(#ff0000){海の『マッドマックス』}}>マッドマックス]]}
  4. ・&bold(){『ウォーター・ワールド』((1995年に公開されたハリウッド映画。内容は単刀直入に言えば『海洋版マッドマックス』。ユニバーサルスタジオで行われるショーが有名か。))}
  5. ・&bold(){『タイタンの戦い』}
  6. ・[[&bold(){『グレンラガン』}>天元突破グレンラガン]]
  7. ・&bold(){『ワイルドスピード』}
  8. ・&bold(){『[[キング・オブ・エジプト]]』}
  9. とはいえ上述のネタ抜きにしても、極めて美しいハイクオリティな海のCG描写や迫力あるアクションシーン、大自然の厳しさ、主人公モアナと相棒マウイの少年漫画のような熱い友情シーン、家族や先祖との深い絆と愛情の大切さなど、多くの要素がコミカルなミュージカル調で纏め上げられ、堅実で丁寧に描かれた作品である。
  10. 声付きで喋るメインの登場人物は実質3名だけと非常に少ないが、その分キャラの描写をしっかり描いているのが特徴と言えるだろう。
  11. *【あらすじ】
  12. モトゥヌイ島の伝承の一つに、このようなものがあった
  13. ──女神テ・フィティの「心」には命を創り出す力があり、海しかなかったこの世界に島、植物、動物を誕生させた。
  14. *【主な登場人物】
  15. ・&bold(){モアナ}
  16. 声:アウリイ・クラヴァーリョ([[英語]]版)/屋比久知奈([[日本語]]版)
  17. 本作の主人公。海を愛し、海に選ばれた16才の少女。
  18. ・&bold(){マウイ}
  19. 声:[[ドウェイン・ジョンソン>ザ・ロック(ドゥエイン・ジョンソン)]](英語版)/尾上松也(日本語版)
  20. 風と海をつかさどる半神半人にして英雄。数多の太平洋の島々に伝わる英雄でも最も名が知られた存在。
  21. 横幅が広くて一見すると短躯な[[デブ]]っぽく見えるが実際は[[筋肉モリモリマッチョマン>ジョン・メイトリックス大佐]]。
  22. [[超人的な身体能力>筋肉キャラ]]と、神に与えられた巨大な&bold(){「神の釣り針」}を武器とし、変身能力で陸海空のどんな生き物にも姿を変える事ができる。
  23. 加えて航海士としても超一流の腕前を持ち、劇中中盤からはモアナの船乗りとしての師を務めた。
  24. ただし変身能力は釣り針が無いと使えないという欠点を抱える。
  25. かつては偉大な英雄だったが、テ・カァとの戦いによって神の釣り針を失い、1000年もの間孤島に閉じ込められていた。何も無い孤島で軟禁生活がほど暇だった岩を削っ自分の彫像を作ったりしてが、そのような状態だったにもかかわらず、心身ともに衰えている様子は一切ない。
  26. 当初はモアナを罠に嵌めたり小馬鹿にしたりするなど彼女の存在を露骨に軽んじていたが、共に旅をする中で評価を改め、深い友情を紡ぐことになった。
  27. 神の釣り針を取り返し、ふたたび人々に愛される英雄に返り咲くため、モアナと一緒に冒険の旅に出る。
  28. ・&bold(){ミニマウイ}
  29. 声:なし
  30. マウイの体に現れたタトゥーのひとつで、人格を持ったマウイの分身であり彼の&bold(){「本心」}や&bold(){「良心」}を司る。
  31. ・&bold(){[[海]]}
  32. 声:なし
  33. 普通の人にはただの美しい海にしか見えないが、実際は豊かな感情を持ち、モアナとコミュニケーションを図る。
  34. ・&bold(){プア}
  35. 声:豚(&bold(){本物の豚の鳴き声を録音して使っている})
  36. モアナが飼っている豚。彼女が小さい頃から一緒にいるが、何故か成長する気配が無い。
  37. ・&bold(){ヘイヘイ}
  38. 声:アラン・テュディック(日本語版でも流用されている)
  39. モアナが可愛がっているおバカな鶏。
  40. 鳥頭にもほどがあるレベルでとんでもなく頭が悪く、大きな石を食べようとしたり、餌があるのに何もない地面を突いたり、目の前の障害物にぶつかってもそのまま進もうとして海に落ちたりするなど、数々のギャグシーンを披露する。
  41. モアナが海に出た際になぜか船に紛れ込んでおり、そのまま一緒に冒険することになる。
  42. マウイからは&bold(){おやつ}呼ばわりされて食料にされかけた。
  43. 公式からも&bold(){「知能指数はゼロ」}、&bold(){「ディズニー史上最もバカなキャラクター」}と名指しで認定されている公式公認お墨付きのバカだが、当初のプロットでは切れ者で、モアナの監視役として酋長が同行させる予定だったらしい。&s(){それがどうしてこうなった。}
  44. シリアス気味な本編を明るくする清涼剤その2。
  45. ・&bold(){タラおばあちゃん}
  46. 声:レイチェル・ハウス(英語版)/夏木マリ(日本語版)
  47. モアナの祖母にして、海に憧れを抱く彼女の良き理解者。
  48. ・&bold(){トゥイ}
  49. 声:テムエラ・モリソン(英語版)/安崎求(日本語版)
  50. モアナの父で、島民からの信頼も強いモトゥヌイの村長。
  51. 娘のモアナに村長の跡を継いでほしいと願っており、海に惹かれる娘には頭を悩ませている。
  52. 村の伝統を重んじる一方、タラの語るテ・フィティの伝説を信じようとせず、島が危機に瀕していても珊瑚礁の外へることを禁じていた。
  53. 実は若い頃はモアナと同じように海に憧れていたが、親友と共に海に出る珊瑚礁を越えたところで船が沈没、親友を亡くしてしまうという過去を持つ。
  54. ・&bold(){シーナ}
  55. 声:ニコール・シャージンガー(英語版)/中村千絵(日本語版)
  56. モアナの母。愛情と思いやりに溢れた芯の強い女性。
  57. 具体的に言えば、&bold(){[[ヒャッハーなメイクを顔に施し、超巨大建造物みたいな海賊船が3つに分裂して襲い掛かったり、ロープを撃ち込んでモアナ達に襲い掛かったり、太鼓の上をカカモラ達が飛び跳ねてダイナミックに演奏する。>マッドマックス 怒りのデス・ロード]]}
  58. 詳しくはソフトで
  59. ・&bold(){タマトア}
  60. 声:ジェマイン・クレメント(英語版)/ROLLY(日本語版)
  61. 本作のヴィランその2。
  62. 海の底にある魔物の国「ラロタイ」に住む強欲な[[ヤシガニ]]の魔物。その昔、マウイに足の一本をもがれたことがある。
  63. 一見派手好きで陽気且つ多弁な魔物だが、本性は自己中心的でうぬぼれが強く残忍。
  64. キラキラの宝物で飾り立てた自分の姿をとても美しく最高にカッコイイと思っているナルシスト
  65. 日本語版演じたROLLY怪演が光る
  66. ・&bold(){テ・カァ}
  67. 本作のヴィランその3にして[[ラスボス]]。
  68. 全身が溶岩で出来た巨人のような見た目の荒ぶる神にして悪魔
  69. 伝説では、テ・フィティの心を盗んだマウイを倒し、神の釣り針とテ・フィティの心を海に沈めたとされる。
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  92. 185
  93. ...
  1. ・&bold(){『ベイマックス』の再来}
  2. ・&bold(){『[[ダークソウル>Dark Souls]]』}
  3. ・&u(){[[&bold(){&color(#ff0000){海の『マッドマックス』}}>マッドマックス]]}
  4. ・&bold(){『ウォーター・ワールド』((1995年に公開されたハリウッド映画。内容は単刀直入に言えば『海洋版マッドマックス』。ユニバーサルスタジオで行われるショーが有名か。))}
  5. ・&bold(){『タイタンの戦い』}((1981年公開の映画。当時のレイ・ハリーハウゼンによる特撮技術が光る。2010年にはリメイクされた。))
  6. ・[[&bold(){『グレンラガン』}>天元突破グレンラガン]]
  7. ・&bold(){『[[ワイルドスピード>ワイルド・スピードシリーズ(映画)]]』}
  8. ・&bold(){『[[キング・オブ・エジプト]]』}
  9. とはいえ上述のネタ抜きにしても、極めて美しいハイクオリティな海(というか水というか)のCG描写や迫力あるアクションシーン、大自然の厳しさ、主人公モアナと相棒マウイの少年漫画のような熱い友情シーン、家族や先祖との深い絆と愛情の大切さなど、多くの要素がコミカルなミュージカル調で纏め上げられ、堅実で丁寧に描かれた作品である。
  10. 声付きで喋るメインの登場人物は実質3名だけと非常に少ないが、その分キャラの描写をしっかり描いているのが特徴と言えるだろう。
  11. 2024年には続編の『モアナと伝説の海2』が公開された。
  12. また、2026年には実写版が公開予定である。
  13. *【あらすじ】
  14. モトゥヌイ島の伝承の一つに、このようなものがあった
  15. ──女神テ・フィティの「心」には命を創り出す力があり、海しかなかったこの世界に島、植物、動物を誕生させた。
  16. *【主な登場人物】
  17. ・&bold(){モアナ}&br()声:アウリイ・クラヴァーリョ/吹替:屋比久知奈
  18. 本作の主人公。海を愛し、海に選ばれた16才の少女。
  19. ・&bold(){マウイ}&br()声:[[ドウェイン・ジョンソン>ザ・ロック(ドゥエイン・ジョンソン)]]/吹替:尾上松也
  20. 風と海をつかさどる半神半人にして英雄。数多の太平洋の島々に伝わる英雄でも最も名が知られた存在。
  21. 横幅が広くて一見すると短躯な[[デブ]]っぽく見えるが実際は[[筋肉モリモリマッチョマン>ジョン・メイトリックス大佐]]。
  22. [[超人的な>パワーキャラ]][[身体能力>筋肉キャラ]]と、神に与えられた巨大な&bold(){「神の釣り針」}を武器とし、変身能力で陸海空のどんな生き物にも姿を変える事ができる。
  23. 加えて航海士としても超一流の腕前を持ち、劇中中盤からはモアナの船乗りとしての師を務めた。
  24. ただし変身能力は釣り針が無いと使えないという欠点を抱える。
  25. かつては偉大な英雄だったが、テ・カァとの戦いによって神の釣り針を失い、1000年もの間孤島に閉じ込められていた。が、そうな状態だったにもかわらず心身ともに衰える様子は一切ない
  26. 何も無い孤島での軟禁生活がよほど暇だったのか、岩を削って自分の彫像を作ったりしていた。
  27. 当初はモアナを罠に嵌めたり小馬鹿にしたりするなど彼女の存在を露骨に軽んじていたが、共に旅をする中で評価を改め、深い友情を紡ぐことになった。
  28. 神の釣り針を取り返し、ふたたび人々に愛される英雄に返り咲くため、モアナと一緒に冒険の旅に出る。
  29. なお、実写版でも中のロック様が演じることとなったのだが……&bold(){なんというかそのまんまである。}&s(){「見ろよやつの筋肉を…まるでハガネみてえだ!!」}
  30. ・&bold(){ミニマウイ}
  31. マウイの体に現れたタトゥーのひとつで、人格を持ったマウイの分身であり彼の&bold(){「本心」}や&bold(){「良心」}を司る。
  32. ・&bold(){[[海]]}
  33. 普通の人にはただの美しい海にしか見えないが、実際は豊かな感情を持ち、モアナとコミュニケーションを図る。
  34. ・&bold(){プア}&br()声:豚(&bold(){※本物の豚の鳴き声を録音して使っている})
  35. モアナが飼っている豚。彼女が小さい頃から一緒にいるが、何故か成長する気配が無い。
  36. ・&bold(){ヘイヘイ}&br()声:アラン・テュディック/吹替:[[多田野曜平>多田野曜平(声優)]]
  37. モアナが可愛がっているおバカな鶏。
  38. &bold(){鳥頭にもほどがあるレベルでとんでもなく頭が悪く、}大きな石を食べようとしたり、餌があるのに何もない地面を突いたり、目の前の障害物にぶつかってもそのまま進もうとして海に落ちたりするなど、数々のギャグシーンを披露する。
  39. モアナが海に出た際になぜか船に紛れ込んでおり、そのまま一緒に冒険することになる。
  40. マウイからは&bold(){おやつ}呼ばわりされて食料にされかけた。
  41. 公式からも&bold(){「[[知能指数]]はゼロ」}、&bold(){「ディズニー史上最もバカなキャラクター」}と名指しで認定されている公式公認お墨付きのバカだが、当初のプロットでは切れ者で、モアナの監視役として酋長が同行させる予定だったらしい。&s(){それがどうしてこうなった。}
  42. シリアス気味な本編を明るくする清涼剤その2。
  43. 一応、声優がついてはいるが声帯模写が上手すぎて本物の鶏の声にしか聞こえない。
  44. ・&bold(){タラおばあちゃん}&br()声:レイチェル・ハウス/吹替:夏木マリ
  45. モアナの祖母にして、海に憧れを抱く彼女の良き理解者。
  46. ・&bold(){トゥイ}&br()声:テムエラ・モリソン/吹替:安崎求
  47. モアナの父で、島民からの信頼も強いモトゥヌイの村長。
  48. 娘のモアナに村長の跡を継いでほしいと願っており、海に惹かれる娘には頭を悩ませている。
  49. 村の伝統を重んじる一方、タラの語るテ・フィティの伝説を信じようとせず、島が危機に瀕していても珊瑚礁の外へることを禁じていた。
  50. 実は若い頃はモアナと同じように海に憧れていたが、親友と共に海に出る珊瑚礁を越えたところで船が沈没、その際親友を亡くしてしまうという過去を持つ。
  51. ・&bold(){シーナ}&br()声:ニコール・シャージンガー/吹替:中村千絵
  52. モアナの母。愛情と思いやりに溢れた芯の強い女性。
  53. 具体的に言えば、&bold(){[[ヒャッハーなメイクを顔に施し、超巨大建造物みたいな海賊船が3つに分裂して襲い掛かったり、ロープを撃ち込んでモアナ達に襲い掛かったり、太鼓の上をカカモラ達が飛び跳ねてダイナミックに演奏する。>マッドマックス 怒りのデス・ロード]]}
  54. 詳しくは実際に見てみよう
  55. ・&bold(){タマトア}&br()声:ジェマイン・クレメント/吹替:ROLLY
  56. 本作のヴィランその2。
  57. 海の底にある魔物の国「ラロタイ」に住む強欲で巨大な[[ヤシガニ]]の魔物。その昔、マウイに足の一本をもがれたことがある。
  58. 一見派手好きで陽気且つ多弁な魔物だが、本性は自己中心的でうぬぼれが強く残忍。
  59. キラキラの宝物で飾り立てた自分の姿をとても美しく最高にカッコイイと思っている[[ナルシスト>ナルシスト(属性)]]
  60. 語版の中の人マオリの血引くニュージーランド出身マルチタレントというぴったりの配役日本語版ではROLLYの怪演が光る。
  61. ・&bold(){テ・カァ}
  62. 本作のヴィランその3にして[[ラスボス]]。
  63. [[全身が溶岩>赤犬(ONE PIECE)]]で出来た[[巨人>巨人(種族)]]のような見た目の荒ぶる神にして[[悪魔]]
  64. 伝説では、テ・フィティの心を盗んだマウイを倒し、神の釣り針とテ・フィティの心を海に沈めたとされる。
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