&font(#6495ED){登録日}:2009/06/27 Sat 16:41:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ffd900,#b3001e){行こうか同志諸君、撃鉄を起こせ!}} 『[[BLACK LAGOON]]』の登場人物。 そして我等が誇る姉御である。 CV:[[小山茉美]] ---- *◇概要 ホテル・モスクワというロシアン・マフィアの幹部であり、同組織のタイ支部のトップ。 本名は『ソーフィヤ・イリーノスカヤ・パブロヴナ』で、バラライカは組織内のコードネームである。 日本編では『ヴラディレーナ』という偽名を使っていた。 ちなみにロシアの弦楽器に「[[バラライカ]]」がある。三弦でボディが三角錐に近い形になっているのが特徴。恐らく姉御のコードネームはここから来ているのだろう。 また同名の[[アイドルソング>バラライカ]]があるのだが、無駄に勇壮な響きのためその曲が不思議とフィットする。 バラライカを含めタイ支部の主要メンバーは、「&ruby(ヴィソトニキ){遊撃隊}」と呼ばれ、全てアフガニスタン帰還兵で構成されている。 マフィアではあるが内部では互いをアフガン紛争時の階級で呼び合うなど、中身は殆ど軍隊同然である。 愛銃は「スチェッキン・オートマチック・ピストル」、いわゆる「マシンピストル」と呼ばれるフルオート機能を備えた拳銃である。 しかしながら、拳銃のような短い銃身のものに連射機能を持たせた結果は「反動が桁外れ」「命中精度が某国レベル」という[[変態兵器]]となった。 基本的に「至近距離で弾丸をばら撒く銃」であり、普通なら彼女のように「片手で撃って的確に命中させる」ことはできない。 性格は非常に冷酷かつ非情でとても好戦的。 その為、自分達の邪魔をする者や障害になるものは徹底的に叩き潰す。 ただし加齢による衰えのせいか、[[ヘンゼルとグレーテル>ヘンゼルとグレーテル(BLACK LAGOON)]]を排除した際には気が滅入ったようだ。 また他にやる人がいなかったせいで自ら&bold(){AVのチェック作業}を行っていた時は、さすがに表情にもしんどさが現れている。 その性格とホテルモスクワの高い戦闘力が相俟ってか、タイ支部が置かれている[[ロアナプラ>ロアナプラ(BLACK LAGOON)]]では他の組織が彼女達に睨まれることを恐れて無法な行為をあまり行わない為それなりに治安は安定している。 一方で彼女らが日本へ出向したタイミングでは、弾けたかのように街中で銃火が絶えなかった。 因みに彼女は軍人時代にムジャヒディンの捕虜になった事があり、その際に全身の肌を寸刻みに焼きつけるという拷問を受けている。 その為全身が火傷の跡だらけであり、裏で彼女の事を火傷顔(フライフェイス)と侮辱する者もいる。 ……が、それを本人の前で呼ぶ事は禁句であり、作中では直接発言した他幹部の胸倉を掴んでぶん投げている。 ---- *◇過去 元々は旧ソビエト連邦空挺軍の軍人。 旧ソ連の軍人時代は、スペツナズの第318後方撹乱旅団・第11支隊と呼ばれる一個小隊を指揮し、大尉まで上り詰めたほどの凄腕の軍人だった。 しかし、国際法違反越境作戦中に難民キャンプの子供を助けたのを理由にアフガン戦争中に軍籍を剥奪された。 そして戦う事で糧を得てきた帰還兵は明日の生活にも困るような状態に追い込まれる。 そんな部下達を救う為彼女は部下達と共にロシアン・マフィアのホテル・モスクワに参加することになったのである。 「直系の部下は第三次大戦に臨めるだけの場数と技量をつんだ百戦錬磨のアフガン帰還兵たち―――」 「彼女を頭脳として全員が一個の殺戮機械として機能する。そうやって連中は熱砂の地獄から戻ってきた」 このようなエピソードがある為か組織内部では自分と戦場を駆け回った、支隊のメンバーにはとても手厚く接し何かと気に掛けている。 しかしそれ以外の構成員は歯牙にもかけず、特にKGBやGRU出身の構成員の場合は敵意を剥き出しにして明け透けな態度をとっている。 大の大人の男の胸倉を掴んで片手で投げ飛ばしたり、頭を掴んで引きずり回したり、首の骨を折って殺害したり、殺意たっぷりの藪睨みで我々を畏怖させたりと威厳たっぷりの彼女だが、幼少時代の彼女はそんな雰囲気は全くなく可憐で清楚な女の子である。 逆から言えば戦争はここまで人を変えてしまうという良い例なのかもしれない。 因みに幼少時代の彼女は&bold(){ロリライカ}と呼ばれ一部ファンから熱狂的な支持を得ている。 レギュラーキャラが若返るというオマケページでは物凄く猫をかぶっていた。 そんな萌えとは遠い世界にいる彼女だが、どういうわけかアニメ最萌トーナメントに武力介入をしている。 その投票者のコメントも、『姐御一生ついていきます!』『姐御!俺だ!婿にしてくれ!!』等々、本当にこれが最萌トーナメントのコメントなのかと思うようなコメントで溢れかえっている。 これもホテルモスクワの工作による……、おっと誰か来たみたいだ。うわ、何をする!やめ…… アニメ版[[BLACK LAGOON]]では彼女の声優を小山茉美さんが担当しており、バラライカのイメージにぴったりだと中々好評である。 因みに[[小山茉美]]さんはあのアラレちゃんの声優も担当している。 また、初代ミンキーモモも担当しておられた。 とてもじゃないが同じ声優とは思えない。プロって凄いですね。 ---- *◇名言 「『ホテル・モスクワ』は行く手を遮るすべてを容赦しない。それを排撃し、そして撃滅する。親兄弟、必要ならば飼い犬まで」 「鎮魂の灯明は我々こそが灯すべきもの。亡き戦友の魂で、我らの銃は復讐の女神となる。 カラシニコフの裁きのもと、5.45ミリ弾で奴らの顎(アギト)を喰いちぎれ!!」 「あらごめんなさい。腕より金で昇った人は、印象が薄くてね。忘れないよう、ドル札に名前を書いておかなくっちゃ」 「私がこの国で望んでいるものは、破壊と制圧──他の一切に興味はない。妥協もない。私はな、どこまで地獄の釜底で踊れるのか、それ以外に興味がないんだよ」 「[[パチンコ]]玉詰めたら殺すわよ」 「本当に残念だわ…坊やには悪いけどあなた、ここでお終いなのよ。でも、その前に坊やにはオイタのこと謝って貰わないとねぇ坊や。 とりあえず、そこに跪きなさいな?」 &bold(){「跪け」} ---- *◇外部出演 **[[対魔忍RPG>対魔忍アサギ]] #center(){&font(#ffd900,#b3001e){アサギとはあの砂漠の戦場で出会ったわ。}} #center(){&font(#ffd900,#b3001e){最初に見た時は、何か凄い恰好をしてる……と思ったけれど、実力は申し分なかったわね。}} 2022年に行われたコラボイベント『GUNSLINGER and TAIMANIN』にてSR待遇で参戦。 イベントに参加し一定条件をクリアーすれば誰でも手に入るイベント配布キャラで、平時のスーツ姿ではなくドレス姿を身に纏っている。 性能的にはAtk値が配布キャラにしては非常に高く、スキルも万能なものが揃っているのでとても使いやすい。 ちなみに対魔忍との繋がりでは、[[アサギ>井河アサギ/対魔忍アサギ]]とアフガンで会った事があるらしく、それなりに友好関係はある模様。&s(){その頃から現役だとお互い結構な歳になるんだが……。} 信頼度を高める事で閲覧可能となる回想シーンでは、さすがにR-18シーンは禁じられており、本作主人公のふうまとパーティへ向かったり、ご褒美としてビーチで戯れるなど&s(){イチャイチャ}交流をしている。 バラライカ「本当に残念だわ…坊やには悪いけどあなた、ここでお終いなのよ。 でも、その前に坊やには立て逃げのこと謝って貰わないとねぇ坊や。とりあえず、そこで追記修正しなさいな」 [[Wiki篭り]]「いやだなぁ、そんなこと言って―」 バラライカ「 書け 」 パァン! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,53) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ぶっちゃけなんの因果でお頭直々にAV編集なんかしてたんだ? -- 名無しさん (2013-07-05 20:12:20) - ロアナプラ流“検閲”ってやつじゃね?支部とはいえ、マフィアのトップも大変だよな -- 名無しさん (2013-07-05 20:37:03) - あの時の大尉の可愛さといったら、もう…。 -- 名無しさん (2013-12-15 22:57:22) - 顔は怖いが中身はもっと怖い -- 名無しさん (2014-02-26 17:33:14) - やる夫スレの影響で原作を見てもバラライカがかわい……く…… -- 名無しさん (2014-02-26 19:59:39) - 敵にすると死ぬ、味方にしても場合によっては死ぬというガチな危険人物。最高に頼りがいのある姉御なのは間違いないのに何故だ。 -- 名無しさん (2014-02-26 20:12:41) - ↑仕事選べ -- 名無しさん (2014-02-26 20:15:03) - ↑仕事云々よりまずその危険地帯を抜け出す事を考えろよw -- 名無しさん (2014-03-04 07:34:40) - まぁ人の生き方はそれぞれゆえに何とも言えないなぁ ただ外から見ている分にはいいが、現実では絶対に関わりたくないな -- 名無しさん (2014-04-14 22:14:39) - ↑バラライカに限らずブラクラキャラは大体側にいてほしくないわwwwまともそうなロックですら嫌だ -- 名無しさん (2014-05-20 15:08:29) - すれ違い時に間違って片ぶつけて「すみませんでした」ってちゃんと謝っても笑って眉間に銃弾ブチ込みそう -- 名無しさん (2014-05-29 19:12:41) - ↑大丈夫 ぶつかる前に組み伏せられるから -- 名無しさん (2014-05-29 20:51:25) - まさかの軍服ツイテロリライカ -- 名無しさん (2014-06-16 15:34:14) - 新刊唯一の出番がばりゃりゃいかという -- 名無しさん (2014-06-27 18:44:58) - 元はそれなりにお嬢様だったろうにオリンピックの為に戦場に出て軍籍剥奪された結果出られなくなりホテル・モスクワの大幹部という現在に至るってすごい変わりようだな。 -- 名無しさん (2014-07-04 08:19:45) - ↑もしかしたらオマケページのように『双子に苦労するお母さん』のような未来もあったかもしれないと思うと…(;つД`) -- 名無しさん (2014-07-04 10:53:29) - ブラクラで1番好きなキャラだわ。カッコ良すぎ。 -- 名無しさん (2014-08-09 16:53:14) - おそロシア -- 名無しさん (2014-08-30 17:57:53) - 殺らないか -- 名無しさん (2014-09-12 00:03:09) - 超弩級のサディストではあるが -- 名無しさん (2014-10-14 14:24:25) - 難民キャンプの子供を助けたこともあるし, -- 名無しさん (2014-11-07 23:08:23) - 某潜入ゲーでアフガンやらムジャヒディンやらが出てきたが、その時代の人だったか -- 名無しさん (2015-09-24 23:20:38) - ロアナプラの治安が妙に高いのも、この人の影響と言われれば納得できる。住民がどれだけヤバくても、戦神が裏で君臨すれば最低限の合理的秩序が生じる。 -- 名無しさん (2016-03-19 11:33:09) - ただこの人は本当に闘いたい相手=アメリカ軍には相手にしてもらえず、結局はチンピラやマフィア相手に弱い者虐めのドンパチするしかないんだよな。そういう意味ではかなり哀れだ。グレイフォックス相手の通信会話はバラライカの僻みと無念が露わになってた -- 名無しさん (2016-08-07 00:29:59) - 読んでると感じるけど、すごくかっこよくて恐ろしい一方で本質的には哀しい人だよね。双子の片割れに言った「泣くな、馬鹿もん」はどこか自分に言ってるようにも見えた。 -- 名無しさん (2019-10-02 20:05:28) - 下手に徒党組んでドンパチして、この人が首突っ込んできて燃え上がらせられたら…と思うと怖いわなw -- 名無しさん (2021-08-20 13:54:10) - バラライカは軍人なんだなって。兵士や戦士だったら傭兵の道もあったろうに。 -- 名無しさん (2021-09-01 20:34:52) - ↑↑↑↑アメリキーには相手にされなかったのではなく、相手をする意味も余裕も方法もなかっただけだぞ。滅多に無い機会とはいえ、そんな状態の宿敵では望んだ全てが手に入るわけでもなく、よって今は張を選んでおくという選択をしただけだろう。決してソ連軍人としての対米軍戦より張やホテル・モスクワをとった訳ではない。おそらくロアナプラの存在が世界のお茶の間のニュースになって街存亡の危機に米軍が突っ込んできたら、迎撃戦に出て喜んで散っていくと思うが。まぁありえんな、そんな展開。 -- 名無しさん (2021-12-26 00:35:20) - 強く、哀しくなおそれをこえて恐ろしい人 -- 名無しさん (2022-03-16 23:20:08) #comment #areaedit(end) }