ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!!

「ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!!」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!! - (2015/03/18 (水) 22:25:36) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/11/10(木) 06:32:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!!』とは、2010年7月15日に発売されたPSP用ソフト。発売元はドラス、開発元は不明。 【概要】 タイトル通り、このゲームはブロック崩しゲーム。 バーでボールを弾き、ブロックを壊してゆく。ライフは3だがアイテムで増量可能。ボールが下に落ちるともちろん1ミス。 ブロックを全て壊すと、ハローキティの装飾品に身を包んだ女の子のイラストを見ることができる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){実質キティはモブキャラ}}} ブロック崩しという安全なジャンルではあるのだが、実際は&font(#ff0000){かなりのクソゲー}。 他の強力なクソゲー達との競り合いを制し、見事[[クソゲーオブザイヤー]]2010携帯機部門の大賞に輝いた。   このゲームが酷評されている主な理由は、想像を絶する難易度にある。 公式曰く「見た目はキュートだけどゲームはハード!?」らしいが、ハードとかいうレベルじゃない。マゾゲーに近い鬼畜難易度。 付いた愛称が「&font(#ff0000){覇王鬼帝}」「&font(#ff0000){鬼帝}」。 #center(){[[\死ぬがよい/>ヒバチ(怒首領蜂シリーズ)]]} 【基本的な仕様】 まずバーの移動速度が&font(#ff0000)物凄く遅い。} 下記の加速ブロックやあらぬ方向にボールが飛びまわるためこの遅さはかなり辛い。 もちろんボタンで加速なんてない。 タダでも遅いためバーのスピードダウンのアイテムを取ろうものならまともにボールを追う事すらできなくなり&font(#ff0000){ほぼ1ミス確定。} ついでにバーの動きに妙な慣性がついてるため制御には慣れがいる。 そして最大の問題として&font(#ff0000){ボールの挙動がおかしい。} ブロックの角にボールが当たった場合垂直落下してくる。バーとボールの関係にもこれが当てはまりバーの先端でボールを弾いた場合そのまま下に跳ね返り落ちていく。 一応物理的には正しいのだがブロック崩しとしてはおかしい。 当たり方の微妙な差で挙動が大きく変わってしまうためボールを追うのが難しい。 慣れるとボールの挙動はある程度は読めるようになるのだが陰湿なステージ構成や加速ブロックの存在からボールが暴走し予測が不可能に近い場面に多々遭遇する。 この変態挙動に慣れる事が攻略への第一歩になる。慣れ過ぎると普通のブロック崩しをやった時に違和感を覚えてしまうのだが… 【ブロックの種類】 ・ノーマルブロック 耐久度1。普通のブロック。 ・ハードブロック 3回ボールを当てないと壊せない。 これが&font(#ff0000){ギッシリ敷き詰められた}、嫌がらせとしか思えないステージがある。 ・反射ブロック 跳ね返ったボールが一瞬高速になる。これが結構酷い。事故死の主な原因@。 ・復活ブロック 一定時間経つと復活するノーマルブロック。 ・敵ブロック バーに当たると1ミスになる弾を真下に発射してくる。耐久度1。 弾が発射されるタイミングはランダムなので、&font(#ff0000){ボールと弾が被り死亡確定}になることも。 弾を防ぐ方法はないので、只管避けてブロックを壊すしかない。途中から何のゲームをやっているか分からなくなる。 これが横にズラッと並んでいる、明らかにクリアさせる気が無いステージも存在する。事故死の主な原因A。 ・爆弾ブロック ボールを当てると爆発、周りのブロックに1ダメージを与える。唯一役に立つブロック。 ・破壊不可ブロック 壊せないブロック。 【難ステージ】 絵師ごとにステージが分かれており、ステージは1〜12で構成される。 ステージごとに異なるルールがあるのだが、あまりに理不尽なものがある。 ・猫村いろはステージ 特別なギミックも条件もなくオーソドックスなステージと紹介されているが別に&font(#0000ff){簡単とは一言も言っていない。} 敵ブロック、加速ブロックの配置が容赦ない。 他に特別なギミックもないため全体で見れば簡単な方ではある。 このステージで鬼帝とはどういうゲームか理解しておくと良いだろう。 ・天風みさきステージ PSPを縦持ちしてプレイすることが前提のステージ。 他に特に特別な要素もなく縦になるということはバーの守備範囲が狭くて済むため難易度が下がっている。 ブロック配置自体もそれ程難しい訳でもなく上記のいろはより遥かに簡単。 ・リオステージ ブロックとボールのサイズが半分に。公式によると「沢山のブロックを一気に壊す爽快感」だそうだ。 ブロックとボールのサイズが半分になるということは壊すのが大変になる上にたくさん壊さないといけなくなると言う事。 ではたくさん壊せるから爽快感があるかと言うとそんなことはない。そのステージの特徴は配置の陰湿さにある。 9面は壊すブロックの大半が加速ブロックで壊せないブロックが事故を誘発するような形で置かれているコンボが形成されており常に事故死の恐怖と戦わないといけない。 11面はハードブロックがぎっしり敷き詰められた爽快感とは程遠い構成。事故を回避しつつ簡単にクリアする方法はあるが時間がかなりかかるためイライラさせられる。 12面も敵ブロックも登場しそれなりに難易度は高いのだが最初に貫通アイテムを引き当ててしまえば一気にヌルゲーになるので誤魔化しにくい上記2面よりはかなりマシ。 鬼帝最初の鬼門となるキャラクター。 ・橘みかんステージ ブロックが全体的に下にさがってきて、パドル前の白い線を越えてしまうと残機関係なくゲームオーバー。 難しそうに見えるが配置自体がかなり易しいため全キャラクターの中でも1,2を争うぐらい簡単。 みさき同様鬼帝の清涼剤。 ・山邑カリナステージ バーとブロックの形が丸になる。ただでも訳のわからない挙動が更に訳がわからない事になる。 挙動は読みにくくなるがバーに当たって垂直落下する事故はかなり起きにくくなる。 ボールを強引に画面端まで押しこんで復帰させるという荒業も可能。 ステージ8から難易度が鬼畜になる。 初見のインパクトが凄まじく強いのが9ステージ。&font(#0000ff){敵ブロックが大量に配置されているため避けられない弾幕がかなりの確率で起こる。} 残機を1つ犠牲にするつもりで一カ所を集中的に壊して安置を作らないといけない。 ステージ10.12は敵ブロックが横に並んでいる上にハードブロックの配置が嫌らしいためここも難易度が高い。 ・マール・キサラギステージ タコのような敵にボールを当てて倒すとクリア。ブロックを全て壊す必要はない。ふらふら動くうえ後半になると弾も撃ってくる。 ステージによってタコの挙動が異なるが上下に動き回るパターンの場合ボールをいきなり垂直落下させられて事故死するダンクシュートという現象が起こるため厄介。 後半になるにつれタコの耐久も増えてゆく。 ステージ11まではライフは20なのだが&font(#0000ff){ステージ12ではなんとライフ50}。敵ブロックや反射ブロックも登場する。 タコも上下に激しく動きながら弾を定期的に発射してくるため事故を誘発しやすい上にライフの関係で長期戦になるのでかなり苦痛になる。 人によっては下記のシズクステージ12よりも時間がかかる。 ステージ11まではそれ程難しくないのだがステージ12の凶悪さが群を抜いており最難関キャラクター候補の1つ。 &font(#0000ff){アイテムは一切登場しない。} クリア条件の都合上有効なのはライフアップぐらいだが封じられているのは非常に痛い。 ・蘭道鈴ステージ ボールとバーとアイテムの周りしか明るくならない。 敵ブロックとそこから発射される弾も見えないため&font(#0000ff){見えないところからいつの間にか弾が来ていて事故死、適当にボールを打ったら反射ブロックに当たり良く分からないうちにミス}、なんてことは良くある。 一定時間経つと一瞬ステージ全体が明るくなるが、あまりフォローになっていない。 敵ブロックが配置されてるステージはいかに早く貫通を引き当てて敵ブロックを破壊できるかと言う貫通ゲーになる。 ・一花麗流ステージ 全ての蕾に弾を当て、花を咲かせるとクリア。ブロックは全て壊す必要はない。 蕾は小さく、非常に当てづらい。蕾自体が丸いため当てるとボールがあらぬ方向に飛んで行く。 &font(#0000ff){大量の蕾に当てる必要がある作業ステージ7}、上述の&font(#0000ff){ハードブロックが大量に敷き詰められたステージ10}、&font(#0000ff){壊せない位置にいる敵ブロックが弾を撃ってくるステージ11〜12}等、ちゃんと考えて設定したのか疑問が沸くステージが多々ある。 特にステージ11は敵ブロックの砲弾に怯えつつ細い通路に何回もボールを入れないといけないため集中力との戦いになる。 ステージの構成の嫌らしさは鬼帝内でもトップクラスである。マールとシズク以外では一番難しいと思われるキャラクター。 ・真宮・エリザベス・つばさステージ ブロックにボールを当て続けると稼げるコンボを指定された数を達成した時点でクリア。ブロックは全て壊す必要はない。 壁や天井に当たるとコンボが途切れる。 一回ボールを当ててしまうと消滅するブロックで構成された面も多く、コンボが途切れたらやり直し確定なので短期決戦になる。 1プレイにそれ程時間がかからずパターン化もある程度できるため難易度は低め。 ここもアイテムは一切登場しないが、クリア条件がクリア条件のためそれ程気にならないだろう。 ・水無瀬シズクステージ 4方向に向く矢印を全て正しい方向に揃えるとクリア。ブロックは全て壊す必要はない。 矢印はボールが当たるたび向きが変わる上に小さいので当てにくい。 後半になると矢印の数も増える。ステージ10以降は特に鬼畜。4〜6個の矢印を全て正しい方向に揃えるとかふざけている。 幾度も向きを揃え直す様から別名「&font(#808080){セルフ賽の河原}」。 ステージ10には反射ブロックが、11〜12には敵ブロックが大量に登場する。 ステージ12は鬼帝最難関と言われるステージ。 &font(#808080){壊せない位置に配置された4つの敵ブロックの砲撃を避けつつ6つの矢印の向きを揃える}という無理難題。 加速ブロックの配置も嫌らしく事故率アップに貢献している。 最初に壊せるブロックをある程度壊し矢印がある程度揃ったら余計な反射で揃い直しにならないようにするために自爆といった攻略法もある。 この方法でもかなり難しく運が絡むしシズクステージは&font(#0000ff){アイテムは一切登場しない}ためライフアップができず自爆のタイミングも難しい。 人によっては数十分でクリアできたりするが、できない人は&font(#0000ff){6時間かかったり、いつまで経ってもできなかったりする。} このように実力云々以前にかなりの運と忍耐力を要する。 【その他問題点】 ・難易度があがる度に&font(#f09199){Hな}イラストになっていく、等といったことは一切無い。 ステージ1をクリアしようがステージ12をクリアしようが、&font(#ff0000){ずっと同じ絵}なのである。クリアの見返りが殆ど無い。 ・&font(#ff0000){BGMが少ないうえに短い}。ループも不自然。 ・設定はBGM / SEの音量調節のみ。残機設定など無い。とある[[伝説のクソゲー>デスクリムゾン]]によく似ている。 ・&font(#ff0000){スタッフロールすら無い}為、開発会社は不明。不確定だが、ホープムーンという説が有力。 【余談】 救済措置か、殆どのステージでアイテムが出現する。貫通やライフ増加、ボール増殖あたりはかなり役立つ。 というか&font(#ff0000){アイテムに頼らないとクリアするのがほぼ不可能}に。 まあ鬼畜難易度にも関わらず、アイテムが出現しないステージもあるが。 有名な絵師がイラストを手掛けている為、どのイラストも可愛らしく好評。 イラストまで微妙だったら完全に終わっていただろう。 ただしイラストの全ては&font(#ff0000){ゲーム発売前に公表}されているので目新しさは全く無い上にググればいつでも見れる。 ステージごとにルールが変わる、ブロックに種類がある等、アイディアは悪くない。素材自体は悪くなかったのだが、&font(#ff0000){どれも生かされていない}のが残念。 素材の良さといい、少なすぎるオプションといい[[大奥記]]と似たものを感じるが、ゲーム自体に関連はもちろん無い。 なお、このゲームが発売された2010年には多くのクソゲーが産出されており、かなりの激戦となった。 他のノミネート作には&font(#ff0000){体が全て土俵外に出るまで(足が外に出ても)負けにならない相撲、ローキックだけで勝てるキックボクシング等のクソミニゲームが101個詰め込まれた}『どんだけスポーツ101』、 &font(#ff0000){フリーズ・詰みになるバグまみれの着せ替えゲーム}『プーペガールDS2』、 &font(#ff0000){テンポ悪い・味方部隊が敵になる等バグだらけ・フリーズ頻発、挙句の果てにPSPの電源まで落ちる}『大戦略PERFECT 〜戦場の覇者〜』等がある。 終わってみればノミネート作は合計7作。2008年据置機部門の七英雄を彷彿とさせる充実した年となった。 また、続編『ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュV』も発売。 &font(#ff0000){再びやらかすのではないか}という、不安(期待?)の声は尽きなかったが、ブロック崩しゲームとしてはまともな出来になった。 完全版『ブロッククラッシュZ』も発売。 こちらもまともな出来でブロック崩しとして楽しめる。が、一部魔神の降誕を期待した層からは残念がる声があったりなかったり。 なおそれまで据え置きと同じAA(オプーナ)だった携帯ゲーム版KOTYWikiのトップページは一番上の画像と同じようなAAに変更された。 鬼帝「よくぞここまで読んでくれた。地獄に落とされたくなければ追記・修正するがよい」カンッ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - このゲームにおけるギミックとは、「貴様らの反射神経や順応力など所詮こんなものだ」という製作者からの悪意ある挑戦状のように思えてならない -- 名無しさん (2014-08-27 12:57:54) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2011/11/10(木) 06:32:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!!』とは、2010年7月15日に発売されたPSP用ソフト。発売元はドラス、開発元は不明。 【概要】 タイトル通り、このゲームはブロック崩しゲーム。 バーでボールを弾き、ブロックを壊してゆく。ライフは3だがアイテムで増量可能。ボールが下に落ちるともちろん1ミス。 ブロックを全て壊すと、ハローキティの装飾品に身を包んだ女の子のイラストを見ることができる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){実質キティはモブキャラ}}} ブロック崩しという安全なジャンルではあるのだが、実際は&font(#ff0000){かなりのクソゲー}。 他の強力なクソゲー達との競り合いを制し、見事[[クソゲーオブザイヤー]]2010携帯機部門の大賞に輝いた。   このゲームが酷評されている主な理由は、想像を絶する難易度にある。 公式曰く「見た目はキュートだけどゲームはハード!?」らしいが、ハードとかいうレベルじゃない。マゾゲーに近い鬼畜難易度。 付いた愛称が「&font(#ff0000){覇王鬼帝}」「&font(#ff0000){鬼帝}」。 #center(){[[\死ぬがよい/>ヒバチ(怒首領蜂シリーズ)]]} 【基本的な仕様】 まずバーの移動速度が&font(#ff0000)物凄く遅い。} 下記の加速ブロックやあらぬ方向にボールが飛びまわるためこの遅さはかなり辛い。 もちろんボタンで加速なんてない。 タダでも遅いためバーのスピードダウンのアイテムを取ろうものならまともにボールを追う事すらできなくなり&font(#ff0000){ほぼ1ミス確定。} ついでにバーの動きに妙な慣性がついてるため制御には慣れがいる。 そして最大の問題として&font(#ff0000){ボールの挙動がおかしい。} ブロックの角にボールが当たった場合垂直落下してくる。バーとボールの関係にもこれが当てはまりバーの先端でボールを弾いた場合そのまま下に跳ね返り落ちていく。 一応物理的には正しいのだがブロック崩しとしてはおかしい。 当たり方の微妙な差で挙動が大きく変わってしまうためボールを追うのが難しい。 慣れるとボールの挙動はある程度は読めるようになるのだが陰湿なステージ構成や加速ブロックの存在からボールが暴走し予測が不可能に近い場面に多々遭遇する。 この変態挙動に慣れる事が攻略への第一歩になる。慣れ過ぎると普通のブロック崩しをやった時に違和感を覚えてしまうのだが… 【ブロックの種類】 ・ノーマルブロック 耐久度1。普通のブロック。 ・ハードブロック 3回ボールを当てないと壊せない。 これが&font(#ff0000){ギッシリ敷き詰められた}、嫌がらせとしか思えないステージがある。 ・反射ブロック 跳ね返ったボールが一瞬高速になる。これが結構酷い。事故死の主な原因@。 ・復活ブロック 一定時間経つと復活するノーマルブロック。 ・敵ブロック バーに当たると1ミスになる弾を真下に発射してくる。耐久度1。 弾が発射されるタイミングはランダムなので、&font(#ff0000){ボールと弾が被り死亡確定}になることも。 弾を防ぐ方法はないので、只管避けてブロックを壊すしかない。途中から何のゲームをやっているか分からなくなる。 これが横にズラッと並んでいる、明らかにクリアさせる気が無いステージも存在する。事故死の主な原因A。 ・爆弾ブロック ボールを当てると爆発、周りのブロックに1ダメージを与える。唯一役に立つブロック。 ・破壊不可ブロック 壊せないブロック。 【難ステージ】 絵師ごとにステージが分かれており、ステージは1〜12で構成される。 ステージごとに異なるルールがあるのだが、あまりに理不尽なものがある。 ・猫村いろはステージ 特別なギミックも条件もなくオーソドックスなステージと紹介されているが別に&font(#0000ff){簡単とは一言も言っていない。} 敵ブロック、加速ブロックの配置が容赦ない。 他に特別なギミックもないため全体で見れば簡単な方ではある。 このステージで鬼帝とはどういうゲームか理解しておくと良いだろう。 ・天風みさきステージ PSPを縦持ちしてプレイすることが前提のステージ。 他に特に特別な要素もなく縦になるということはバーの守備範囲が狭くて済むため難易度が下がっている。 ブロック配置自体もそれ程難しい訳でもなく上記のいろはより遥かに簡単。 ・リオステージ ブロックとボールのサイズが半分に。公式によると「沢山のブロックを一気に壊す爽快感」だそうだ。 ブロックとボールのサイズが半分になるということは壊すのが大変になる上にたくさん壊さないといけなくなると言う事。 ではたくさん壊せるから爽快感があるかと言うとそんなことはない。そのステージの特徴は配置の陰湿さにある。 9面は壊すブロックの大半が加速ブロックで壊せないブロックが事故を誘発するような形で置かれているコンボが形成されており常に事故死の恐怖と戦わないといけない。 11面はハードブロックがぎっしり敷き詰められた爽快感とは程遠い構成。事故を回避しつつ簡単にクリアする方法はあるが時間がかなりかかるためイライラさせられる。 12面も敵ブロックも登場しそれなりに難易度は高いのだが最初に貫通アイテムを引き当ててしまえば一気にヌルゲーになるので誤魔化しにくい上記2面よりはかなりマシ。 鬼帝最初の鬼門となるキャラクター。 ・橘みかんステージ ブロックが全体的に下にさがってきて、パドル前の白い線を越えてしまうと残機関係なくゲームオーバー。 難しそうに見えるが配置自体がかなり易しいため全キャラクターの中でも1,2を争うぐらい簡単。 みさき同様鬼帝の清涼剤。 ・山邑カリナステージ バーとブロックの形が丸になる。ただでも訳のわからない挙動が更に訳がわからない事になる。 挙動は読みにくくなるがバーに当たって垂直落下する事故はかなり起きにくくなる。 ボールを強引に画面端まで押しこんで復帰させるという荒業も可能。 ステージ8から難易度が鬼畜になる。 初見のインパクトが凄まじく強いのが9ステージ。&font(#0000ff){敵ブロックが大量に配置されているため避けられない弾幕がかなりの確率で起こる。} 残機を1つ犠牲にするつもりで一カ所を集中的に壊して安置を作らないといけない。 ステージ10.12は敵ブロックが横に並んでいる上にハードブロックの配置が嫌らしいためここも難易度が高い。 ・マール・キサラギステージ タコのような敵にボールを当てて倒すとクリア。ブロックを全て壊す必要はない。ふらふら動くうえ後半になると弾も撃ってくる。 ステージによってタコの挙動が異なるが上下に動き回るパターンの場合ボールをいきなり垂直落下させられて事故死するダンクシュートという現象が起こるため厄介。 後半になるにつれタコの耐久も増えてゆく。 ステージ11まではライフは20なのだが&font(#0000ff){ステージ12ではなんとライフ50}。敵ブロックや反射ブロックも登場する。 タコも上下に激しく動きながら弾を定期的に発射してくるため事故を誘発しやすい上にライフの関係で長期戦になるのでかなり苦痛になる。 人によっては下記のシズクステージ12よりも時間がかかる。 ステージ11まではそれ程難しくないのだがステージ12の凶悪さが群を抜いており最難関キャラクター候補の1つ。 &font(#0000ff){アイテムは一切登場しない。} クリア条件の都合上有効なのはライフアップぐらいだが封じられているのは非常に痛い。 ・蘭道鈴ステージ ボールとバーとアイテムの周りしか明るくならない。 敵ブロックとそこから発射される弾も見えないため&font(#0000ff){見えないところからいつの間にか弾が来ていて事故死、適当にボールを打ったら反射ブロックに当たり良く分からないうちにミス}、なんてことは良くある。 一定時間経つと一瞬ステージ全体が明るくなるが、あまりフォローになっていない。 敵ブロックが配置されてるステージはいかに早く貫通を引き当てて敵ブロックを破壊できるかと言う貫通ゲーになる。 ・一花麗流ステージ 全ての蕾に弾を当て、花を咲かせるとクリア。ブロックは全て壊す必要はない。 蕾は小さく、非常に当てづらい。蕾自体が丸いため当てるとボールがあらぬ方向に飛んで行く。 &font(#0000ff){大量の蕾に当てる必要がある作業ステージ7}、上述の&font(#0000ff){ハードブロックが大量に敷き詰められたステージ10}、&font(#0000ff){壊せない位置にいる敵ブロックが弾を撃ってくるステージ11〜12}等、ちゃんと考えて設定したのか疑問が沸くステージが多々ある。 特にステージ11は敵ブロックの砲弾に怯えつつ細い通路に何回もボールを入れないといけないため集中力との戦いになる。 ステージの構成の嫌らしさは鬼帝内でもトップクラスである。マールとシズク以外では一番難しいと思われるキャラクター。 ・真宮・エリザベス・つばさステージ ブロックにボールを当て続けると稼げるコンボを指定された数を達成した時点でクリア。ブロックは全て壊す必要はない。 壁や天井に当たるとコンボが途切れる。 一回ボールを当ててしまうと消滅するブロックで構成された面も多く、コンボが途切れたらやり直し確定なので短期決戦になる。 1プレイにそれ程時間がかからずパターン化もある程度できるため難易度は低め。 ここもアイテムは一切登場しないが、クリア条件がクリア条件のためそれ程気にならないだろう。 ・水無瀬シズクステージ 4方向に向く矢印を全て正しい方向に揃えるとクリア。ブロックは全て壊す必要はない。 矢印はボールが当たるたび向きが変わる上に小さいので当てにくい。 後半になると矢印の数も増える。ステージ10以降は特に鬼畜。4〜6個の矢印を全て正しい方向に揃えるとかふざけている。 幾度も向きを揃え直す様から別名「&font(#808080){セルフ賽の河原}」。 ステージ10には反射ブロックが、11〜12には敵ブロックが大量に登場する。 ステージ12は鬼帝最難関と言われるステージ。 &font(#808080){壊せない位置に配置された4つの敵ブロックの砲撃を避けつつ6つの矢印の向きを揃える}という無理難題。 加速ブロックの配置も嫌らしく事故率アップに貢献している。 最初に壊せるブロックをある程度壊し矢印がある程度揃ったら余計な反射で揃い直しにならないようにするために自爆といった攻略法もある。 この方法でもかなり難しく運が絡むしシズクステージは&font(#0000ff){アイテムは一切登場しない}ためライフアップができず自爆のタイミングも難しい。 人によっては数十分でクリアできたりするが、できない人は&font(#0000ff){6時間かかったり、いつまで経ってもできなかったりする。} このように実力云々以前にかなりの運と忍耐力を要する。 【その他問題点】 ・難易度があがる度に&font(#f09199){Hな}イラストになっていく、等といったことは一切無い。 ステージ1をクリアしようがステージ12をクリアしようが、&font(#ff0000){ずっと同じ絵}なのである。クリアの見返りが殆ど無い。 ・&font(#ff0000){BGMが少ないうえに短い}。ループも不自然。 ・設定はBGM / SEの音量調節のみ。残機設定など無い。とある[[伝説のクソゲー>デスクリムゾン]]によく似ている。 ・&font(#ff0000){スタッフロールすら無い}為、開発会社は不明。不確定だが、ホープムーンという説が有力。 【余談】 救済措置か、殆どのステージでアイテムが出現する。貫通やライフ増加、ボール増殖あたりはかなり役立つ。 というか&font(#ff0000){アイテムに頼らないとクリアするのがほぼ不可能}に。 まあ鬼畜難易度にも関わらず、アイテムが出現しないステージもあるが。 有名な絵師がイラストを手掛けている為、どのイラストも可愛らしく好評。 イラストまで微妙だったら完全に終わっていただろう。 ただしイラストの全ては&font(#ff0000){ゲーム発売前に公表}されているので目新しさは全く無い上にググればいつでも見れる。 ステージごとにルールが変わる、ブロックに種類がある等、アイディアは悪くない。素材自体は悪くなかったのだが、&font(#ff0000){どれも生かされていない}のが残念。 素材の良さといい、少なすぎるオプションといい[[大奥記]]と似たものを感じるが、ゲーム自体に関連はもちろん無い。 なお、このゲームが発売された2010年には多くのクソゲーが産出されており、かなりの激戦となった。 他のノミネート作には&font(#ff0000){体が全て土俵外に出るまで(足が外に出ても)負けにならない相撲、ローキックだけで勝てるキックボクシング等のクソミニゲームが101個詰め込まれた}『どんだけスポーツ101』、 &font(#ff0000){フリーズ・詰みになるバグまみれの着せ替えゲーム}『プーペガールDS2』、 &font(#ff0000){テンポ悪い・味方部隊が敵になる等バグだらけ・フリーズ頻発、挙句の果てにPSPの電源まで落ちる}『大戦略PERFECT 〜戦場の覇者〜』等がある。 終わってみればノミネート作は合計7作。2008年据置機部門の七英雄を彷彿とさせる充実した年となった。 また、続編『ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュV』も発売。 &font(#ff0000){再びやらかすのではないか}という、不安(期待?)の声は尽きなかったが、ブロック崩しゲームとしてはまともな出来になった。 完全版『ブロッククラッシュZ』も発売。 こちらもまともな出来でブロック崩しとして楽しめる。が、一部魔神の降誕を期待した層からは残念がる声があったりなかったり。 なおそれまで据え置きと同じAA(オプーナ)だった携帯ゲーム版KOTYWikiのトップページは一番上の画像と同じようなAAに変更された。 鬼帝「よくぞここまで読んでくれた。地獄に落とされたくなければ追記・修正するがよい」カンッ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - このゲームにおけるギミックとは、「貴様らの反射神経や順応力など所詮こんなものだ」という製作者からの悪意ある挑戦状のように思えてならない -- 名無しさん (2014-08-27 12:57:54) #comment

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: