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北欧の魔剣 - (2015/06/20 (土) 15:50:53) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/07(土) 17:58:45
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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[[北欧神話]]には、オリエントやエジプトなどの、他の神話には無い程に、神や宝の設定が充実している。
RPGツクールやなんかで、よく武器の名前をつけるのにお世話になっている人もいるかも知れない。
1つの項目に纏めきるには、いささか&font(#ff0000){多すぎる}ため、著名なものを幾つか紹介したい。
#center(){◆バルムンク}
典拠はニーベルンゲンの歌より。
ジークムント王の息子、竜殺しの英雄ジークフリードが所持した剣。
彼が死んだ後は、殺害の首謀者&font(#ff0000){ハゲ}ネのものとなる。
これも割りと人気ではあるだろうが、如何せん情報が少ない。
ちなみにハゲネと後述のホグニ王を同一人物と解釈する資料もあるが、基本的には全くの別人。
この例に限らず北欧系の神話では、同名・類似名の無関係な複数の人物が同一視されてしまうことがしばしばある。
#center(){◆[[ダインスレイヴ]]}
典拠はエッダ。
ホグニという王がいた。
彼は娘を誘拐され、怒り狂って誘拐した王の領土に侵攻した。
そのあまりの強さに、王は和解を求めた。
しかし、返ってきた返事はこうだった。
#center(){&font(#ff0000){「もう遅い。 わしはもう、ダインスレイヴの鞘をはらってしまった」}
}と。
……つまりこの剣、魔剣と呼ぶに最も相応しい呪いがかけられている。
一度抜かれれば、人の&font(#ff0000){血}を吸わなくては治まらないのだ。
小人族ドヴェルグが造ったこの剣は、豊穣神フレイヤに呪われている。
1度抜いたらそのままで良いじゃん。
……そう思ったあなた。
この剣の呪いは、それだけではない。
&font(#ff0000){持ち主を必ず死に導くという、半端ではない呪いがかかっている}。
つまり、抜いちゃったら最後、手が滑って頭にこいつが刺さっても、&font(#f09199){ナニ}が斬れて&font(#ff0000){失血死}しても文句言えないのだ。
王様も早く鞘に納めたくて気が気では無かったのだろう。
この項だけやたらと充実しているのは、呪いのせいでしょう。
#center(){◆[[ティルヴィング]]}
ティルフィング、ディルウィンクとも。
典拠はヘルヴォルとヘイゼレク王のサガ。
アニヲタの諸兄には、この剣は少々厳しいのかも知れない。
何故なら、
#center(){&font(#ff0000){抜かれる度に男を一人死に至らしめるのだ。}}
&font(#ff0000){これは無視できない。}
つまり、アニヲタの&font(#f09199){息子}たちが、苦しみながら息絶えてしまうのだ。
しかも、&font(#f09199){ヌ}く度に……。
これは無視できない。
[[北欧神話]]とは、一体何なのだろうか。
#center(){◆スコヴヌング}
典拠はラックサー谷の人々のサガ。
エイズという人物が持っていたものを、ソルケルという男が借り受けたもの。
彼はそのまま&font(#ff0000){溺死}しても返さず、息子(&font(#f09199){息子}って言っても&font(#f09199){そっち}じゃないからね?)ゲリルに受け継がせた。
借りパクの祖かも知れない。
この剣でつけられた傷は、剣に付属した治癒石で擦らなくては治らない。
なんとまあ、[[某イケメン槍兵>ランサー(Zero)]]の[[槍>必滅の黄薔薇]]みたいな厭らしい呪いである。
アニヲタの諸兄も、これを&font(#f09199){股間}に食らわないよう。
2度と営めないよ。
追記・修正しないと&font(#f09199){アレ}を&font(#ff0000){スパーッ。}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 何で北欧ってこうも舌を噛みそうなネーミングばっかりなんだ! -- 名無しさん (2013-11-06 11:42:27)
- 名前ばっか有名で具体的に大活躍するシーンに乏しい印象がある -- 名無しさん (2013-11-06 11:49:22)
- 物騒な剣ばっかやなぁ…… -- 名無しさん (2014-05-17 22:43:03)
- ↑そら剣は物騒なもんさ。 -- 名無しさん (2014-05-17 22:52:17)
- バルムンクってあまり魔剣って感じがしないんだが・・・なんかいわくついてたっけ?切れ味は凄まじかったらしいが・・・ -- 名無しさん (2014-05-18 02:37:18)
- ↑どっちかっつーとfateのエクスカリバーみたいに神造剣的な方向っぽい。持つ者に力を与える的な。だが、それを巡って争いが起こるそれそのものが見方を変えれば呪いだわな。聖剣でも魔剣でもないが、災いを引き込むみたいな。 -- 名無しさん (2014-12-12 20:47:41)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/07(土) 17:58:45
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
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[[北欧神話]]には、オリエントやエジプトなどの、他の神話には無い程に、神や宝の設定が充実している。
RPGツクールやなんかで、よく武器の名前をつけるのにお世話になっている人もいるかも知れない。
1つの項目に纏めきるには、いささか&font(#ff0000){多すぎる}ため、著名なものを幾つか紹介したい。
#center(){◆バルムンク}
典拠はニーベルンゲンの歌より。
ジークムント王の息子、竜殺しの英雄ジークフリードが所持した剣。
彼が死んだ後は、殺害の首謀者&font(#ff0000){ハゲ}ネのものとなる。
これも割りと人気ではあるだろうが、如何せん情報が少ない。
ちなみにハゲネと後述のホグニ王を同一人物と解釈する資料もあるが、基本的には全くの別人。
この例に限らず北欧系の神話では、同名・類似名の無関係な複数の人物が同一視されてしまうことがしばしばある。
#center(){◆[[ダインスレイヴ]]}
典拠はエッダ。
ホグニという王がいた。
彼は娘を誘拐され、怒り狂って誘拐した王の領土に侵攻した。
そのあまりの強さに、王は和解を求めた。
しかし、返ってきた返事はこうだった。
#center(){&font(#ff0000){「もう遅い。 わしはもう、ダインスレイヴの鞘をはらってしまった」}
}と。
……つまりこの剣、魔剣と呼ぶに最も相応しい呪いがかけられている。
一度抜かれれば、人の&font(#ff0000){血}を吸わなくては治まらないのだ。
小人族ドヴェルグが造ったこの剣は、豊穣神フレイヤに呪われている。
1度抜いたらそのままで良いじゃん。
……そう思ったあなた。
この剣の呪いは、それだけではない。
&font(#ff0000){持ち主を必ず死に導くという、半端ではない呪いがかかっている}。
つまり、抜いちゃったら最後、手が滑って頭にこいつが刺さっても、&font(#f09199){ナニ}が斬れて&font(#ff0000){失血死}しても文句言えないのだ。
王様も早く鞘に納めたくて気が気では無かったのだろう。
この項だけやたらと充実しているのは、呪いのせいでしょう。
#center(){◆[[ティルヴィング]]}
ティルフィング、ディルウィンクとも。
典拠はヘルヴォルとヘイゼレク王のサガ。
アニヲタの諸兄には、この剣は少々厳しいのかも知れない。
何故なら、
#center(){&font(#ff0000){抜かれる度に男を一人死に至らしめるのだ。}}
&font(#ff0000){これは無視できない。}
つまり、アニヲタの&font(#f09199){息子}たちが、苦しみながら息絶えてしまうのだ。
しかも、&font(#f09199){ヌ}く度に……。
これは無視できない。
[[北欧神話]]とは、一体何なのだろうか。
#center(){◆スコヴヌング}
典拠はラックサー谷の人々のサガ。
エイズという人物が持っていたものを、ソルケルという男が借り受けたもの。
彼はそのまま&font(#ff0000){溺死}しても返さず、息子(&font(#f09199){息子}って言っても&font(#f09199){そっち}じゃないからね?)ゲリルに受け継がせた。
借りパクの祖かも知れない。
この剣でつけられた傷は、剣に付属した治癒石で擦らなくては治らない。
なんとまあ、[[某イケメン槍兵>ランサー(Zero)]]の[[槍>必滅の黄薔薇]]みたいな厭らしい呪いである。
アニヲタの諸兄も、これを&font(#f09199){股間}に食らわないよう。
2度と営めないよ。
追記・修正しないと&font(#f09199){アレ}を&font(#ff0000){スパーッ。}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 何で北欧ってこうも舌を噛みそうなネーミングばっかりなんだ! -- 名無しさん (2013-11-06 11:42:27)
- 名前ばっか有名で具体的に大活躍するシーンに乏しい印象がある -- 名無しさん (2013-11-06 11:49:22)
- 物騒な剣ばっかやなぁ…… -- 名無しさん (2014-05-17 22:43:03)
- ↑そら剣は物騒なもんさ。 -- 名無しさん (2014-05-17 22:52:17)
- バルムンクってあまり魔剣って感じがしないんだが・・・なんかいわくついてたっけ?切れ味は凄まじかったらしいが・・・ -- 名無しさん (2014-05-18 02:37:18)
- ↑どっちかっつーとfateのエクスカリバーみたいに神造剣的な方向っぽい。持つ者に力を与える的な。だが、それを巡って争いが起こるそれそのものが見方を変えれば呪いだわな。聖剣でも魔剣でもないが、災いを引き込むみたいな。 -- 名無しさん (2014-12-12 20:47:41)
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