Ξガンダム

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Ξガンダム - (2021/06/18 (金) 11:08:17) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2009/12/03(木) 02:09:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#008000){人の犯した過ちはマフティーが粛清する!}} Ξガンダムは「[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]」で搭乗したガンダム・タイプのモビルスーツ。同作の主役機体である。 *緒元 型式番号:RX-105 所属:反地球連邦政府組織(マフティー) 建造:[[アナハイム・エレクトロニクス社]] 生産形態:[[試作機]] 頭頂高:26.0m 本体重量:32.0t 全備重量:80.0t ジェネレーター出力:3,980kw スラスター推進力:160,000kg センサー有効半径:30,000m 推進機関:[[ミノフスキークラフト>ミノフスキー物理学(ガンダムシリーズ)]] 装甲材質:ガンダリウム合金 **《武装》 バルカン砲×2 [[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]×2 [[ビームライフル]] メガ粒子砲×2 ファンネルミサイル ミサイルランチャー 大型ミサイル **主な搭乗者 [[マフティー・ナビーユ・エリン]] *機体解説 秘密結社「マフティー・ナビーユ・エリン」がアナハイム社に極秘裏で発注した最新鋭モビルスーツ。 かつての[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]戦士[[アムロ・レイ]]が最後に使用した機体、[[νガンダム]]を引き継ぐという意味を込めてギリシャ文字''「ν(ニュー)」''の次の''「Ξ(クスィー)」''がつけられた。 ミノフスキーエンジンを搭載した事で、擬似反重力推進を行い、サブフライトシステム搭乗のモビルスーツに対して圧倒的な優位性を持っている。 ミノフスキー・クラフト搭載のモビルスーツは他に[[オデュッセウスガンダム>オデュッセウスガンダム/ペーネロペー]]がいるが、別工場で同時期に開発された。 ペーネロペーのものとは異なり完璧なビーム・バリアーが搭載されており、防御と高速飛行が行える。この[[バリアー>バリア]]は、[[ビーム>ビーム/レーザー]]や[[ミサイル]]でさえも防ぐ。バリアーを厚く展張さえすれば大気圏突入時の熱であっても防ぎ、高速飛行時は、進行方向に波形を変えてビームを放射することで、大気の干渉を減散させ、大気圏内でモビルスーツ形態のまま徐々に加速しマッハ2に近いの速度で飛行が可能。 Ξガンダムと交戦したレーン・エイムによれば、バリアー展開中は、機体全体が[[光]]に包まれているように見えたらしい。 %%一部資料ではペーネロペーの設定と混同されて防御能力はないと解説されているものもある。%% 小説では変形形態が設定されていないが、「GジェネレーションF」などのゲーム作品ではフライトフォームと呼ばれるウイングを展開した状態で飛行することが多い。 %%その割にはゲーム中の解説で無変形で単独飛行が可能と解説されている事も多い。なんでだよ。%% 武装面においても充実しており、ビームライフルは旧来の倍以上の初速を誇っている。また小説には登場してないが肩部には大出力のメガ粒子砲二基を搭載する。 機体各所には多数のミサイルランチャーが設置されており、爆撃能力も有している。こちらも小説に登場していないが、腰背部にはオプションの大型ミサイルポッドを追加可能。 シールドも標準装備。 頭部には脳波サイコミュブロックなる装備を搭載しており、パイロットの脳波を拡大する。 また、[[サイコミュ兵器>オールレンジ攻撃]]の一種であるファンネルミサイルも搭載している。 このファンネルミサイルは従来のオールレンジ兵装と異なり完全な使い捨て兵装となっているが((実はνガンダムのフィン・ファンネルやヤクト・ドーガのファンネルも使い捨てであり、戻ってくるのはゲームオリジナルである。))、ジェネレーターや推進剤を搭載しないで済む都合上こちらの方が信頼性が高いとされている。 極めて高性能な機体であり、劇中で恐らく技量が一番高いハサウェイの力も加えて、秘密結社マフティーの主戦力であり切り札となっていた。 **【ミノフスキークラフト】(ミノフスキーエンジン) このΞガンダムに搭載されているミノフスキークラフトは、ミノフスキー粒子の電気を格子状に整列させる特性による反発力を利用し、 擬似的に反重力にさせ物体を浮遊させる技術で、主に大型戦艦や航空機的な形状ではないMAに搭載されている。 当初は、ミノフスキー粒子発生装置が大型だったため、艦船やMAに限られていたが、 小型化に成功するとMSにも運用することが可能になり、Ξガンダムやペーネロペーに採用された。 それでも当時の技術力では大型装置である事には変わりないため、搭載されたΞガンダム、ペーネロペーのどちらも30m級という凄まじく巨体のMSになってしまった。 劇場版ではミノフスキーフライトと表記されているが、誤表記か設定変更なのかは不明。 **武装解説 ・ビームライフル 専用に開発されたビームライフル。過去のものと比べて初速が倍近く速いらしく、対応の遅れたグスタフ・カールを撃墜している。 しかし劇中での扱いは不遇で、囮や目晦まし目的で破壊される事が多かった。 ・ビームサーベル 両肩からせり出すトーチに装備されている。 グリップの形は宇宙世紀前半のガンダムとしてはちょっと珍しい角柱型。 ・シールド 背面にミサイルを装備した堅牢な盾。メガ粒子砲の直撃すら耐え凌いで見せた。 ・腕部及び脚部ミサイルランチャー、膝部大型ミサイルランチャー およそ全身にわたって装備されているミサイル。 劇中ではアデレード空港を爆撃するなど十分な火力を保有している。 ・ファンネルミサイル [[オールレンジ攻撃]]の一種で、脳波コントロールできるホーミング弾。GジェネFで新規にデザインが書き起こされ、円柱の両先端部に円錐の推進部兼弾頭がついているような武器。 実はサイコミュによるコントロールと脳波コントロールという二つの説があり、一定していない。 ・サンドバレル ペーネロペー(というかオデュッセウスガンダム)と同じく搭載された散弾砲。 ただし、Ξガンダムでは攻撃兵装ではなくミサイルなどへの迎撃用防御兵装として用いられる。 ・肩部メガ粒子砲 こちらは原作小説では言及されずゲームで追加された武装。 [[EXVS>機動戦士ガンダム Extreme vs.]]シリーズではビームサーベルをマウントしたトーチ部分の先端から、Gジェネなどでは肩部正面装甲の下部先端を正面へ向けて発射するため砲塔が存在せず、銃口が覗いているのみ。 劇場版のHGUCでは武装解説に存在しない上、実際にプラモそのものにもそれらしい銃口もないため登場するかどうかは不明。 ・マイクロ・ミサイル・ポッド こちらもゲームで追加された新武装。 [[EXVS>機動戦士ガンダム Extreme vs.]]シリーズで追加され、腰部後方にアタッチメントを介して接続されている。ブースターとしての役割も担っており、使用後は順次破棄できる。 ハニカム状のミサイルを三方向から一斉射可能で、出撃ムービーでは使用するシーンが映る。 ROBOT魂で立体化もした。 **《劇中の活躍》 アナハイムでΞガンダムが完成後、カーゴ・ピサに格納された状態で月面から地球へと移送される。 搭乗者であるマフティーがインドネシア・ハルマヘラ島沖にて空中受領。直後に追撃してきたレーン・エイムの乗るペーネロペーと交戦、撃墜しこれを退けた。 その後、エアーズロック攻防戦やアデレート空港襲撃など多大な成果を挙げた。 宇宙世紀0105年4月26日、マフティーはオーストラリア・アデレートにて行われる連邦中央閣僚会議の粉砕を宣言、法案の破棄を要求し会場を襲撃。 その際、Ξガンダムは因縁のレーン・エイムの駆るペーネロペーと再び激突した。互いの兵装を駆使した熾烈な戦いを展開する。 Ξガンダムが優勢になるものの、地上に設置されたビーム・バリアーに機体が包まれ機能停止。Ξガンダムもビーム・バリアーが作動して、マフティーは死を免れるが、全身火傷と打撲で入院。機体はアデレート空港に置かれ、連邦軍により機体の製造元を調査される事となった。 そして会議は続行され、法案は可決された。 ここから閣僚が[[地球]]をリゾート地にしている[[F91>機動戦士ガンダムF91]]の時代へと続いていくことになるのであった。 **《余談》 大まかに分けて小説、GジェネレーションF、GFFと3パターンのデザインがある。 小説とGジェネレーションFのデザインは大幅に異なるが、GジェネレーションFとGFFの違いは微々たるものである Ξガンダムの背面の線画は、GジェネレーションFの際に描き起こされた。 **《劇場公開》 長らくファンの間では映像化して欲しいと望む声が多かったが、ガンダム40周年プロジェクトの折に遂に映像化が発表された。 UC Next 100プロジェクトの一環とされ全3部作を予定しており、第一部は2021年5月に公開予定。 事前に公開された作中登場機の半数はデザインが変わらず続投が決定する中、主人公機は一切の告知すら無かったのだが、2020年10月に公開。 機体デザインは小説版とGジェネのものを折衷したかのようなもので、カラーリングはトリコロールではあるが極端に白色を多く配置している。 武装も一部仕様変更されており、ビームサーベルは所謂“ジュッテ”が展開可能なタイプになり、ビームライフルもEパックを装着するタイプなのが確認できる。 ビームの色も従来のピンクから緑に変更されている。 また、ミノフスキー・クラフトがミノフスキー・フライトに名称を改めている。作中の時代設定を考えると後者はVガンダム時代の技術なのだが、設定ミスなのかどうかは不明。 当初はゲーム版準拠のデザインにするつもりでリファインを担当したカトキハジメもゲーム版準拠のデザインを提出していたがカトキの「折角だから小説版のデザインを尊重したい」という意見を反映し、また製作陣も“テロリストのガンダム”という事(=正統なガンダムではない)を強調するために小説版準拠のデザインにふる事が決まった経緯がある。 因みにカトキハジメもカラーリングの変更には最後まで躊躇していたらしいが最終的には小説版のデザインを尊重し((原作文庫本では現在良く知られる青多めのトリコロールだが最初期はほぼ真っ白のカラーリングだった。))現在のカラーリングに落ち着いた。 とはいえ公式でも受け入れられるのか不安だったのか劇場版に先駆けてスタートした漫画版ではゲーム版準拠のデザインになっている。 **《[[ゲーム]]での活躍》 かなりマイナーなガンダムだったがゲーム「SDガンダム G GENERATION F」で参戦し、以後はシリーズ常連となったこともあり、広く知られるようになっていった。 ・[[ガンダムバトルシリーズ]] ユニバースよりペーネロペーと共に登場。パイロットは当然マフティー。 因みにΞガンダムを動かせるアクトゲーはこれが初めて。 逆シャア以降のMSという事もあって性能は高く、武装のバランスも良い。 特にサブ射撃のファンネルミサイルはかなりの追尾性能を誇り、回避しにくいため使いやすい。 回収不可能なので回収コマンドを入力すると射出されている全てのミサイルが同時に攻撃するようになっている。 ゲーム中では解説されていないが変形コマンドを入力する事でフライトフォームに変形できる。 機体サイズも忠実に再現されているため滅茶苦茶デカい。 ラフレシアと並んでもひけを取らないサイズはある意味必見。 ・[[Gジェネシリーズ>SDガンダムGジェネレーションシリーズ]] 空・宇宙適性共にAで移動力は&font(#ff0000){破格の9}と高性能(ワールド以降は8に下がった)。 ただ、第3射撃がバルカンでありメガ粒子砲を持つペーネロペーに比べると火力で劣る。バルカン自体は低燃費でミリ殺しや削りができるため存在意義がないわけではないが。 ジェネシスではメガ粒子砲に加えて一斉射撃が追加され、ペーネロペーとの差はほぼなくなった。 ・ガンダムVSシリーズ [[機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST]]より参戦。また、それに合わせてEXVS無印家庭版でもDLCとして登場。 コストは3000。さすがに体格が大きいせいで、他の機体とのサイズ差が半端ではない。特にガンダムF91といった宇宙世紀後期の機体と並べると親子のよう。 メイン射撃のビームライフルは他機体よりやや太めで、一発ごとにミサイルが2発連動する。なのでビームは当たらずともミサイルのみ当たるというケースもよくある。 サブ射撃はファンネルミサイル。足を止めて6基射出するが、MBの中間アップデート以降は足を止めずに射出できるようになった。発射すると敵機に接近し、上方から包囲⇒一斉突撃する。特殊格闘発動中は更に4基追加射出する。 特殊射撃はメガ粒子砲&ミサイル一斉射。ミサイルは左右に3発ずつ発射する。ビームの弾速と威力は凄まじく、足を止めるリスクを鑑みても十分使えるレベルにある。余談だが、本作ではメガ粒子砲の発射位置は原作設定と異なりビームサーベルのマウント基部先端からになっている。MBのOPが確認しやすいだろう。 特殊格闘はミノフスキー・クラフト発動。発動するとサブ射撃&特殊射撃が弾数回復し、更にそれぞれ弾数が1つ追加される。この状態で特殊格闘を入力すると、レバー方向もしくは上方に急速移動する。発動及び解除時は硬直モーションが入るため、隙を晒さないように注意。 格闘CSはミサイル一斉射。ファンネルミサイルではないので通常弾頭のものとなるが、弾幕形成に優れこそするが誘導はマチマチで1ヒットするかどうかのレベル。賑やかしには良いのだろうが、あまり頼りにすべきではない。 この手の機体にしては格闘も十分に振れる範囲内で、特に横格闘は主力。 家庭版のミッションモードでは、なんとマフティーの演説が全収録されたミッションが存在する。 続編の機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOSTでは、中間アップデートで機動力上昇とメイン射撃の弾数増加などを得た。 ライバル機のペーネロペーも参戦し、あまり個体差が無いためどちらかが喰われるポジションになると思われたが杞憂に終わっている。 出撃ムービーも新規追加。クスィーとペーネロペーがそれぞれビームやミサイルを連射して空中機動をする単純なものだが、その機動性の高さを証明するシーンである。 [[機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ON]]では、射撃CSに単発射撃を追加された。 更に格闘CSでメッサー呼出が追加され、レバーの有無で射撃か突進かを選択。初期は性能がそこそこだったが、修正を経て並みのアシスト程度には強化されている。 細かな修正を2度貰い強化されつつあったが、機動性に分のあるペーネロペーには少し劣ってしまっている。 [[機動戦士ガンダム Extreme vs. 2]]では、格闘CSに旧武装のミサイル一斉射が追加された形で[[復活]]。振り向き撃ち可能となったのでメイン射撃でそのまま落下できる。従来のメッサーと同時に発動するので無駄が無い。 ミサイルの誘導が全機体共通で強化されたのもあって、メイン射撃連動のミサイルが当たりやすくなった。 横格闘に三段目が追加、下格闘が斬り抜けとなり格闘性能も向上。 [[機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST]]では、全体的に下方修正を受けてしまう。 機動力低下、メイン射撃判定縮小、格闘CSの溜め時間増加と誘導低下、下格闘の威力減少が挙げられる。特徴だった強判定のメイン射撃が弱体化を受けたのは特に痛く、ミサイルとの弾幕を若干だが削がれた形となる。 反面、Nサブ射撃にファンネルミサイル直射が追加。旧サブ射撃の硬直モーションを取った後、展開したファンネルミサイルが2基ずつ敵機に直進するというもので、射程距離こそあれど正面からの迎撃やメイン射撃からの追撃として手早く対処できる強みは魅力的。 更に特殊格闘のミノフスキー・クラフト展開のゲージ切れ硬直が削除された。敵機はこの硬直を狙って攻撃を当ててくる事が多かったので、この修正はかなり大きい。 ・[[ギレンの野望シリーズ>ギレンの野望(シリーズ)]] アクシズの脅威Vから参戦。旧作で言う[[キュベレイ>キュベレイ(MS)]]ポジション。 ペーネロペーの開発と、敵性を除く全ての技術をカンストさせて出現する。 連邦系最強のモビルスーツであり、運動性は全ての機体の頂点に立つ脅威の82。 サイコミュ搭載なのでNTの能力を最大限引き出せる。おまけにミノフスキー粒子散布も可能。 大気圏内では飛行形態に変形可能。一部の武装が使えないが移動力、散布範囲がさらに向上する。 NTとして高い能力の[[カミーユ>カミーユ・ビダン]]や[[アムロ>アムロ・レイ]]を乗せると殆ど被弾せず、片っ端から落としてくれる。 ただいくつか問題を抱えており、開発に時間が掛かり過ぎるので完成する頃には殆ど決着間際で活躍が難しい。 実際に使うには敵勢力を殲滅せずにひたすら「生殺し」しつつ開発を進めるしか無い。 細かい所だが、原作と違って設定ミスなのかファンネルミサイルが大気圏内で使えないという欠点も。 さらに終盤は宇宙での決戦が多く、飛行形態が無用になりがち。いっそマフティー編でもあれば… ・[[スパロボシリーズ>スーパーロボット大戦]] 『[[V>スーパーロボット大戦V]]』において初参戦。 MSでは貴重な空S(ただし宇宙SのMSも多い中で宇宙Aなのが少し惜しい)であり、[[カスタムボーナス>カスタムボーナス(スパロボ)]]も含めれば変形なしMSでは驚異の移動力9となる。 (同作では移動力の基本値がそれまでの6から5に引き下げられており、その中で9というのは圧倒的アドバンテージと言える) また、中盤になると必殺技として移動後射撃攻撃である高機動攻撃、撃墜数条件とレーン・エイムとのイベント条件を満たすことにより[[マップ兵器>MAP兵器]]版のミサイルポッドが解禁される。 **《立体化》 立体化には恵まれておらず、一般に手に入れやすいものではGFFしかない。 2013年に[[ROBOT魂]] <SIDE MS>にて受注生産されることとなった。 また[[BB戦士>SDガンダム BB戦士]]でも一般販売されている。ファンネル・ミサイルとスタンド、メッサーにギャルセゾンのオマケ付きである。 2016年には食玩「ユニバーサルユニット」で本機がラインナップ。 フライトモードへの変形が可能だが、膝やスカート裏などがシールで再現されていて剥がれやすい。 ニコニコ動画にMGでこの機体を作る動画がある。 見ればこの機体の大きさが分かるだろう。 また、OPのつもりで作った手書き動画が存在する。時間がある時に比較してみてはいかがだろうか。 [[ガンプラ]]での立体化は久しく存在しなかったが、 グスタフ・カールが立体化、メッサーが立体化、ペーネロペーが立体化と徐々にその存在を匂わせつつあった。 そして2020年11月に劇場版デザインのHGUCが発表され、2021年4月に一般販売で登場。 劇場版デザインでの立体化で、箱は並のMGより大きい。 武装は一通り揃っているが流石にファンネルミサイルは付属していないが、腰部装甲裏にモールドとして再現されている。 また同日に『ΞガンダムVSペーネロペー ファンネル・ミサイル エフェクトセット』が発売。こちらはなんとPG用の箱に詰められており、ファンネルミサイルと射出エフェクトが新規付属している豪華版。 その分値段も17000円超えとかなりお高い。下手なPG並みである。 それでも通常版共々全国各地で売り切れが相次いだのだからすごい話である。 しかし、2020年以降転売目的でガンプラの買い占めが横行している事もあり欲しかったが手に入れられなかったという人も大量に発生。 しばらくは再販の予定もないためかなり入手困難なキットである。 可動域はデザインの都合上肩の可動がやや狭めだが(それでもかなり動く)全体的に良好。 ただし、掌の肉抜きが目立つ上白系統のカラーリングでまとめられているため無塗装だとのぺっとした印象を受けやすいので素組み派には少々厳しい仕様になっている。 幸い複雑な塗り分けが必要な部分は少ないのでこれを機に塗装に挑戦してみるのも良いだろう。 劇場版準拠のデザインより慣れ親しんだゲーム版のデザインが良い!という方はRGνガンダムのマスク部分を移植して塗装するとかなりそれっぽくなるのでオススメ。 やはりというかゲーム版準拠のデザインに塗装、改造するモデラーが続出した。 同時期に発売されたホビー誌でもゲーム版デザインに改造して掲載されてたぐらいである。 ……コメント投稿を勧告《かんこく》する! 抵抗するならば、頭上から追記・修正する! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - OVAユニコーンの最後にチラッと出てきそうな予感が -- 名無しさん (2013-08-10 18:49:01) - 軍には外付け必須の未完成品あげといてテロリストに完成品をあげるアナハイムぇ…… -- 名無しさん (2013-08-10 18:56:00) - ↑そりゃ平和な時には働かない軍より何時もフル稼働な人達の方が……ねぇ……w -- 名無しさん (2013-08-10 18:59:31) - ペーネロペーは未完成じゃねぇよ -- 名無しさん (2013-08-19 12:08:10) - なんか裃を着たボディビルダーみたいな末端肥大のフォルムが時代を感じさせる -- 名無しさん (2013-08-19 15:04:14) - 名前の由来なんだが、何故テロ機体につけたんか? -- 名無しさん (2013-11-30 23:40:09) - 表向きは強奪(笑)かな -- 名無しさん (2013-12-03 17:56:26) - BB戦士だけど、キット化おめでとう。 -- 名無しさん (2013-12-03 20:40:04) - 名前にガンダム付けてマフティーの正当性をアピールしてるんだと思う。連邦側からはあくまでガンダムもどきとしか言われてなかった -- 名無しさん (2014-01-16 02:35:26) - 完成機をテロへ。シナンジュ・スタインが可愛く見えるなw -- 名無しさん (2014-02-27 13:07:53) - 今のオールガンダムプロジェクト基準で発売されたらそこまで高くないと思う。 せいぜいサイコぐらいの値段だろ。 -- 名無しさん (2014-02-27 13:14:20) - Gジェネはいい加減通常ミサイルやメガ粒子砲を使えるようにしてあげて -- 名無しさん (2014-03-05 21:12:52) - テロリストに高性能な機体を渡し、戦争を拡大して新兵器開発のニーズとシェアを増やすとは。さすがアナハイム、やることが汚いなぁ。 -- 0238 (2014-03-05 21:35:32) - 読めるかぁ! -- 名無しさん (2014-03-05 21:40:36) - 破片爆弾とか、音速であることの利点を生かした兵器もあったな -- 名無しさん (2014-03-17 16:09:04) - 多分宇宙じゃ目立ってしょうがないだろうなw -- 名無しさん (2014-07-18 19:03:53) - νの後継機を名乗るけど関連性は皆無なんだよね -- 名無しさん (2014-07-18 19:20:51) - 胸の出っ張りは何なの? -- 名無しさん (2014-09-23 18:49:59) - TVに出ていたら絶対ガキ共から「くせーガンダム」って呼ばれてただろーな。 -- 名無しさん (2014-12-07 19:17:44) - 戦闘が高速戦・・・GジェネFでみたムービーがすごかったの今でも覚えてるな -- 名無しさん (2014-12-08 08:01:12) - ガンダム総選挙優勝&BFT出演決定おめでとう! -- 名無しさん (2015-01-22 09:40:22) - ↑遂に映像で動くとこがみれるのか! -- 名無しさん (2015-01-23 18:32:33) - 他のガンダムよりもデカイ筈なのに他のガンダムよりも速いイメージがある。流石にV2には敵わないけどね -- 名無しさん (2015-08-18 01:30:22) - 閃ハサ上巻の表紙で「ハサウェイはワシが育てた」みたにな風格で誇らしく胸張ってるクスィーくんクッソ可愛い -- 名無しさん (2016-02-04 18:53:08) - Gジェネは寧ろ機動力でペーさんと差分化すべきでは? -- 名無しさん (2016-02-27 10:25:23) - スパロボ最新作Vに参戦が決定。果たしてどうクロスオーバーされるのか。 -- 名無しさん (2016-06-09 19:10:12) - ↑つっても機体参戦のみっぽいから新型ですよくらいじゃない? -- 名無しさん (2016-06-11 10:41:40) - ↑というか、ΖとΖΖと逆シャアとUCと閃ハサとクロスボーン3部作が同時参戦って久々に宇宙世紀ガバガバ過ぎてどうなってるのかさっぱりわからないw -- 名無しさん (2016-06-11 12:26:15) - 1年戦争長々引っ張ったスパロボもあるから… -- 名無しさん (2016-09-08 14:53:25) - MS恐竜化の最終形であり、ZZの遺伝子を受け継ぐマッチョ機体だからな。SRWVではクロスボーンとの機体サイズ差が(表現はされないけど)凄いことになってるはず。 -- 名無しさん (2016-12-07 16:28:07) - VSシリーズだと子供と大人くらいの差があるな -- 名無しさん (2016-12-07 18:18:23) - 今じゃペーネロペー共々立体化も多くて珍しくなくなったという、プラキットは海外販売のものしかないが -- 名無しさん (2017-03-01 13:26:57) - マン・マシーンの原型? -- 名無しさん (2017-03-13 21:04:03) - お寒いネタが書かれていたので削除訂正しました。 -- 名無しさん (2017-06-25 20:31:37) - ↑2 それはどちらかと言うと同時期に設計されたとされるゾーリン・ゾールの方が近いかな? -- 名無しさん (2020-03-09 10:34:54) - プラモ発売決定 -- 名無しさん (2020-11-15 13:03:42) - SDガンダムではデザイナー繋がりのお遊びで天のゼオライマーとの悪魔合体を遂げることに -- 名無しさん (2021-05-01 21:24:58) - プラモがどこにも売ってない。 -- 名無しさん (2021-05-01 22:47:43) - アニメ映画で見るとクオリティの補正もあってミノフスキーフライトの恐ろしさがよく分かりますねぇ -- 名無しさん (2021-06-18 10:10:00) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/12/03 Thu 02:09:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(25){人の犯した過ちはマフティーが粛清する!}} Ξガンダムは「[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]」で搭乗したガンダム・タイプのモビルスーツ。同作の主役機体である。搭乗者は[[マフティー・ナビーユ・エリン]]。 #region(目次) #contents #endregion *《諸元》 型式番号:RX-105 所属:反地球連邦政府組織(マフティー) 建造:[[アナハイム・エレクトロニクス社]] 生産形態:[[試作機]] 頭頂高:26.0m 本体重量:32.0t 全備重量:80.0t ジェネレーター出力:3,980kw スラスター推進力:160,000kg センサー有効半径:30,000m 推進機関:[[ミノフスキークラフト>ミノフスキー物理学(ガンダムシリーズ)]] 装甲材質:ガンダリウム合金 *《機体解説》 秘密結社「マフティー・ナビーユ・エリン」がアナハイム社に極秘裏で発注した最新鋭モビルスーツ。 かつての[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]戦士[[アムロ・レイ]]が最後に使用した機体、[[νガンダム]]を引き継ぐという意味を込めてギリシャ文字''「ν(ニュー)」''の次の''「Ξ(クスィー)」''がつけられた。 ミノフスキーエンジンを搭載した事で、擬似反重力推進を行い、サブフライトシステム搭乗のモビルスーツに対して圧倒的な優位性を持っている。 ミノフスキー・クラフト搭載のモビルスーツは他に[[オデュッセウスガンダム>オデュッセウスガンダム/ペーネロペー]]がいるが、別工場で同時期に開発された。 ペーネロペーのものとは異なり完璧なビーム・バリアーが搭載されており、防御と高速飛行が行える。この[[バリアー>バリア]]は、[[ビーム>ビーム/レーザー]]や[[ミサイル]]でさえも防ぐ。バリアーを厚く展張さえすれば大気圏突入時の熱であっても防ぎ、高速飛行時は、進行方向に波形を変えてビームを放射することで、大気の干渉を減散させ、大気圏内でモビルスーツ形態のまま徐々に加速しマッハ2に近いの速度で飛行が可能。 Ξガンダムと交戦したレーン・エイムによれば、バリアー展開中は、機体全体が[[光]]に包まれているように見えたらしい。 %%一部資料ではペーネロペーの設定と混同されて防御能力はないと解説されているものもある。%% 小説では変形形態が設定されていないが、「GジェネレーションF」などのゲーム作品ではフライトフォームと呼ばれるウイングを展開した状態で飛行することが多い。 %%その割にはゲーム中の解説で無変形で単独飛行が可能と解説されている事も多い。なんでだよ。%% 武装面においても充実しており、ビームライフルは旧来の倍以上の初速を誇っている。また小説には登場してないが肩部には大出力のメガ粒子砲二基を搭載する。 機体各所には多数のミサイルランチャーが設置されており、爆撃能力も有している。こちらも小説に登場していないが、腰背部にはオプションの大型ミサイルポッドを追加可能。 シールドも標準装備。 頭部には脳波サイコミュブロックなる装備を搭載しており、パイロットの脳波を拡大する。 また、[[サイコミュ兵器>オールレンジ攻撃]]の一種であるファンネルミサイルも搭載している。 このファンネルミサイルは従来のオールレンジ兵装と異なり完全な使い捨て兵装となっているが((実はνガンダムのフィン・ファンネルやヤクト・ドーガのファンネルも使い捨てであり、戻ってくるのはゲームオリジナルである。))、ジェネレーターや推進剤を搭載しないで済む都合上こちらの方が信頼性が高いとされている。 極めて高性能な機体であり、劇中で恐らく技量が一番高いハサウェイの力も加えて、秘密結社マフティーの主戦力であり切り札となっていた。 **【ミノフスキークラフト】 このΞガンダムに搭載されているミノフスキークラフトは、ミノフスキー粒子の電気を格子状に整列させる特性による反発力を利用し、 擬似的に反重力にさせ物体を浮遊させる技術で、主に大型戦艦や航空機的な形状ではないMAに搭載されている。 当初は、ミノフスキー粒子発生装置が大型だったため、艦船やMAに限られていたが、 小型化に成功するとMSにも運用することが可能になり、Ξガンダムやペーネロペーに採用された。 それでも当時の技術力では大型装置である事には変わりないため、搭載されたΞガンダム、ペーネロペーのどちらも30m級という凄まじく巨体のMSになってしまった。 劇場版ではミノフスキーフライトと表記されているが、誤表記か設定変更なのかは不明。 *《武装》 **ビームライフル 専用に開発されたビームライフル。過去のものと比べて初速が倍近く速いらしく、対応の遅れたグスタフ・カールを撃墜している。 しかし劇中での扱いは不遇で、囮や目晦まし目的で破壊される事が多かった。 **ビームサーベル 両肩からせり出すトーチに装備されている。 グリップの形は宇宙世紀前半のガンダムとしてはちょっと珍しい角柱型。 **シールド 背面にミサイルを装備した堅牢な盾。メガ粒子砲の直撃すら耐え凌いで見せた。 **腕部及び脚部ミサイルランチャー、膝部大型ミサイルランチャー およそ全身にわたって装備されているミサイル。 劇中ではアデレード空港を爆撃するなど十分な火力を保有している。 **ファンネルミサイル [[オールレンジ攻撃]]の一種で、脳波コントロールできるホーミング弾。GジェネFで新規にデザインが書き起こされ、円柱の両先端部に円錐の推進部兼弾頭がついているような武器。 実はサイコミュによるコントロールと脳波コントロールという二つの説があり、一定していない。 **サンドバレル ペーネロペー(というかオデュッセウスガンダム)と同じく搭載された散弾砲。 ただし、Ξガンダムでは攻撃兵装ではなくミサイルなどへの迎撃用防御兵装として用いられる。 **肩部メガ粒子砲 こちらは原作小説では言及されずゲームで追加された武装。 [[EXVS>機動戦士ガンダム Extreme vs.]]シリーズではビームサーベルをマウントしたトーチ部分の先端から、Gジェネなどでは肩部正面装甲の下部先端を正面へ向けて発射するため砲塔が存在せず、銃口が覗いているのみ。 劇場版のHGUCでは武装解説に存在しない上、実際にプラモそのものにもそれらしい銃口もないため登場するかどうかは不明。 **マイクロ・ミサイル・ポッド こちらもゲームで追加された新武装。 [[EXVS>機動戦士ガンダム Extreme vs.]]シリーズで追加され、腰部後方にアタッチメントを介して接続されている。ブースターとしての役割も担っており、使用後は順次破棄できる。 ハニカム状のミサイルを三方向から一斉射可能で、出撃ムービーでは使用するシーンが映る。 ROBOT魂で立体化もした。 *《劇中での活躍》 アナハイムでΞガンダムが完成後、カーゴ・ピサに格納された状態で月面から地球へと移送される。 搭乗者であるマフティーがインドネシア・ハルマヘラ島沖にて空中受領。直後に追撃してきたレーン・エイムの乗るペーネロペーと交戦、撃墜しこれを退けた。 その後、エアーズロック攻防戦やアデレート空港襲撃など多大な成果を挙げた。 宇宙世紀0105年4月26日、マフティーはオーストラリア・アデレートにて行われる連邦中央閣僚会議の粉砕を宣言、法案の破棄を要求し会場を襲撃。 その際、Ξガンダムは因縁のレーン・エイムの駆るペーネロペーと再び激突した。互いの兵装を駆使した熾烈な戦いを展開する。 Ξガンダムが優勢になるものの、地上に設置されたビーム・バリアーに機体が包まれ機能停止。Ξガンダムもビーム・バリアーが作動して、マフティーは死を免れるが、全身火傷と打撲で入院。機体はアデレート空港に置かれ、連邦軍により機体の製造元を調査される事となった。 そして会議は続行され、法案は可決された。 ここから閣僚が[[地球]]をリゾート地にしている[[F91>機動戦士ガンダムF91]]の時代へと続いていくことになるのであった。 *《[[ゲーム]]での活躍》 かなりマイナーなガンダムだったがゲーム「SDガンダム G GENERATION F」で参戦し、以後はシリーズ常連となったこともあり、広く知られるようになっていった。 **[[ガンダムバトルシリーズ]] ユニバースよりペーネロペーと共に登場。パイロットは当然マフティー。 因みにΞガンダムを動かせるアクトゲーはこれが初めて。 逆シャア以降のMSという事もあって性能は高く、武装のバランスも良い。 特にサブ射撃のファンネルミサイルはかなりの追尾性能を誇り、回避しにくいため使いやすい。 回収不可能なので回収コマンドを入力すると射出されている全てのミサイルが同時に攻撃するようになっている。 ゲーム中では解説されていないが変形コマンドを入力する事でフライトフォームに変形できる。 機体サイズも忠実に再現されているため滅茶苦茶デカい。 ラフレシアと並んでもひけを取らないサイズはある意味必見。 **[[Gジェネシリーズ>SDガンダムGジェネレーションシリーズ]] 空・宇宙適性共にAで移動力は&font(#ff0000){破格の9}と高性能(ワールド以降は8に下がった)。 ただ、第3射撃がバルカンでありメガ粒子砲を持つペーネロペーに比べると火力で劣る。バルカン自体は低燃費でミリ殺しや削りができるため存在意義がないわけではないが。 ジェネシスではメガ粒子砲に加えて一斉射撃が追加され、ペーネロペーとの差はほぼなくなった。 **ガンダムVSシリーズ [[機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST]]より参戦。また、それに合わせてEXVS無印家庭版でもDLCとして登場。 コストは3000。さすがに体格が大きいせいで、他の機体とのサイズ差が半端ではない。特にガンダムF91といった宇宙世紀後期の機体と並べると親子のよう。 メイン射撃のビームライフルは他機体よりやや太めで、一発ごとにミサイルが2発連動する。なのでビームは当たらずともミサイルのみ当たるというケースもよくある。 サブ射撃はファンネルミサイル。足を止めて6基射出するが、MBの中間アップデート以降は足を止めずに射出できるようになった。発射すると敵機に接近し、上方から包囲⇒一斉突撃する。特殊格闘発動中は更に4基追加射出する。 特殊射撃はメガ粒子砲&ミサイル一斉射。ミサイルは左右に3発ずつ発射する。ビームの弾速と威力は凄まじく、足を止めるリスクを鑑みても十分使えるレベルにある。余談だが、本作ではメガ粒子砲の発射位置は原作設定と異なりビームサーベルのマウント基部先端からになっている。MBのOPが確認しやすいだろう。 特殊格闘はミノフスキー・クラフト発動。発動するとサブ射撃&特殊射撃が弾数回復し、更にそれぞれ弾数が1つ追加される。この状態で特殊格闘を入力すると、レバー方向もしくは上方に急速移動する。発動及び解除時は硬直モーションが入るため、隙を晒さないように注意。 格闘CSはミサイル一斉射。ファンネルミサイルではないので通常弾頭のものとなるが、弾幕形成に優れこそするが誘導はマチマチで1ヒットするかどうかのレベル。賑やかしには良いのだろうが、あまり頼りにすべきではない。 この手の機体にしては格闘も十分に振れる範囲内で、特に横格闘は主力。 家庭版のミッションモードでは、なんとマフティーの演説が全収録されたミッションが存在する。 続編の機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOSTでは、中間アップデートで機動力上昇とメイン射撃の弾数増加などを得た。 ライバル機のペーネロペーも参戦し、あまり個体差が無いためどちらかが喰われるポジションになると思われたが杞憂に終わっている。 出撃ムービーも新規追加。クスィーとペーネロペーがそれぞれビームやミサイルを連射して空中機動をする単純なものだが、その機動性の高さを証明するシーンである。 [[機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ON]]では、射撃CSに単発射撃を追加された。 更に格闘CSでメッサー呼出が追加され、レバーの有無で射撃か突進かを選択。初期は性能がそこそこだったが、修正を経て並みのアシスト程度には強化されている。 細かな修正を2度貰い強化されつつあったが、機動性に分のあるペーネロペーには少し劣ってしまっている。 [[機動戦士ガンダム Extreme vs. 2]]では、格闘CSに旧武装のミサイル一斉射が追加された形で[[復活]]。振り向き撃ち可能となったのでメイン射撃でそのまま落下できる。従来のメッサーと同時に発動するので無駄が無い。 ミサイルの誘導が全機体共通で強化されたのもあって、メイン射撃連動のミサイルが当たりやすくなった。 横格闘に三段目が追加、下格闘が斬り抜けとなり格闘性能も向上。 [[機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST]]では、全体的に下方修正を受けてしまう。 機動力低下、メイン射撃判定縮小、格闘CSの溜め時間増加と誘導低下、下格闘の威力減少が挙げられる。特徴だった強判定のメイン射撃が弱体化を受けたのは特に痛く、ミサイルとの弾幕を若干だが削がれた形となる。 反面、Nサブ射撃にファンネルミサイル直射が追加。旧サブ射撃の硬直モーションを取った後、展開したファンネルミサイルが2基ずつ敵機に直進するというもので、射程距離こそあれど正面からの迎撃やメイン射撃からの追撃として手早く対処できる強みは魅力的。 更に特殊格闘のミノフスキー・クラフト展開のゲージ切れ硬直が削除された。敵機はこの硬直を狙って攻撃を当ててくる事が多かったので、この修正はかなり大きい。 **[[ギレンの野望シリーズ>ギレンの野望(シリーズ)]] アクシズの脅威Vから参戦。旧作で言う[[キュベレイ>キュベレイ(MS)]]ポジション。 ペーネロペーの開発と、敵性を除く全ての技術をカンストさせて出現する。 連邦系最強のモビルスーツであり、運動性は全ての機体の頂点に立つ脅威の82。 サイコミュ搭載なのでNTの能力を最大限引き出せる。おまけにミノフスキー粒子散布も可能。 大気圏内では飛行形態に変形可能。一部の武装が使えないが移動力、散布範囲がさらに向上する。 NTとして高い能力の[[カミーユ>カミーユ・ビダン]]や[[アムロ>アムロ・レイ]]を乗せると殆ど被弾せず、片っ端から落としてくれる。 ただいくつか問題を抱えており、開発に時間が掛かり過ぎるので完成する頃には殆ど決着間際で活躍が難しい。 実際に使うには敵勢力を殲滅せずにひたすら「生殺し」しつつ開発を進めるしか無い。 細かい所だが、原作と違って設定ミスなのかファンネルミサイルが大気圏内で使えないという欠点も。 さらに終盤は宇宙での決戦が多く、飛行形態が無用になりがち。いっそマフティー編でもあれば… **[[スパロボシリーズ>スーパーロボット大戦]] 『[[V>スーパーロボット大戦V]]』において初参戦。 MSでは貴重な空S(ただし宇宙SのMSも多い中で宇宙Aなのが少し惜しい)であり、[[カスタムボーナス>カスタムボーナス(スパロボ)]]も含めれば変形なしMSでは驚異の移動力9となる。 (同作では移動力の基本値がそれまでの6から5に引き下げられており、その中で9というのは圧倒的アドバンテージと言える) また、中盤になると必殺技として移動後射撃攻撃である高機動攻撃、撃墜数条件とレーン・エイムとのイベント条件を満たすことにより[[マップ兵器>MAP兵器]]版のミサイルポッドが解禁される。 *《立体化》 立体化には恵まれておらず、一般に手に入れやすいものではGFFしかない。 2013年に[[ROBOT魂]] <SIDE MS>にて受注生産されることとなった。 また[[BB戦士>SDガンダム BB戦士]]でも一般販売されている。ファンネル・ミサイルとスタンド、メッサーにギャルセゾンのオマケ付きである。 2016年には食玩「ユニバーサルユニット」で本機がラインナップ。 フライトモードへの変形が可能だが、膝やスカート裏などがシールで再現されていて剥がれやすい。 ニコニコ動画にMGでこの機体を作る動画がある。 見ればこの機体の大きさが分かるだろう。 また、OPのつもりで作った手書き動画が存在する。時間がある時に比較してみてはいかがだろうか。 [[ガンプラ]]での立体化は久しく存在しなかったが、 グスタフ・カールが立体化、メッサーが立体化、ペーネロペーが立体化と徐々にその存在を匂わせつつあった。 そして2020年11月に劇場版デザインのHGUCが発表され、2021年4月に一般販売で登場。 劇場版デザインでの立体化で、箱は並のMGより大きい。 武装は一通り揃っているが流石にファンネルミサイルは付属していないが、腰部装甲裏にモールドとして再現されている。 また同日に『ΞガンダムVSペーネロペー ファンネル・ミサイル エフェクトセット』が発売。こちらはなんとPG用の箱に詰められており、ファンネルミサイルと射出エフェクトが新規付属している豪華版。 その分値段も17000円超えとかなりお高い。下手なPG並みである。 それでも通常版共々全国各地で売り切れが相次いだのだからすごい話である。 しかし、2020年以降転売目的でガンプラの買い占めが横行している事もあり欲しかったが手に入れられなかったという人も大量に発生。 しばらくは再販の予定もないためかなり入手困難なキットである。 可動域はデザインの都合上肩の可動がやや狭めだが(それでもかなり動く)全体的に良好。 ただし、掌の肉抜きが目立つ上白系統のカラーリングでまとめられているため無塗装だとのぺっとした印象を受けやすいので素組み派には少々厳しい仕様になっている。 幸い複雑な塗り分けが必要な部分は少ないのでこれを機に塗装に挑戦してみるのも良いだろう。 劇場版準拠のデザインより慣れ親しんだゲーム版のデザインが良い!という方はRGνガンダムのマスク部分を移植して塗装するとかなりそれっぽくなるのでオススメ。 やはりというかゲーム版準拠のデザインに塗装、改造するモデラーが続出した。 同時期に発売されたホビー誌でもゲーム版デザインに改造して掲載されてたぐらいである。 *《余談》 大まかに分けて小説、GジェネレーションF、GFFと3パターンのデザインがある。 小説とGジェネレーションFのデザインは大幅に異なるが、GジェネレーションFとGFFの違いは微々たるものである Ξガンダムの背面の線画は、GジェネレーションFの際に描き起こされた。 **《劇場公開》 長らくファンの間では映像化して欲しいと望む声が多かったが、ガンダム40周年プロジェクトの折に遂に映像化が発表された。 UC Next 100プロジェクトの一環とされ全3部作を予定しており、第一部は2021年5月に公開予定。 事前に公開された作中登場機の半数はデザインが変わらず続投が決定する中、主人公機は一切の告知すら無かったのだが、2020年10月に公開。 機体デザインは小説版とGジェネのものを折衷したかのようなもので、カラーリングはトリコロールではあるが極端に白色を多く配置している。 武装も一部仕様変更されており、ビームサーベルは所謂“ジュッテ”が展開可能なタイプになり、ビームライフルもEパックを装着するタイプなのが確認できる。 ビームの色も従来のピンクから緑に変更されている。 また、ミノフスキー・クラフトがミノフスキー・フライトに名称を改めている。作中の時代設定を考えると後者はVガンダム時代の技術なのだが、設定ミスなのかどうかは不明。 当初はゲーム版準拠のデザインにするつもりでリファインを担当したカトキハジメもゲーム版準拠のデザインを提出していたがカトキの「折角だから小説版のデザインを尊重したい」という意見を反映し、また製作陣も“テロリストのガンダム”という事(=正統なガンダムではない)を強調するために小説版準拠のデザインにふる事が決まった経緯がある。 因みにカトキハジメもカラーリングの変更には最後まで躊躇していたらしいが最終的には小説版のデザインを尊重し((原作文庫本では現在良く知られる青多めのトリコロールだが最初期はほぼ真っ白のカラーリングだった。))現在のカラーリングに落ち着いた。 とはいえ公式でも受け入れられるのか不安だったのか劇場版に先駆けてスタートした漫画版ではゲーム版準拠のデザインになっている。 ……コメント投稿を勧告《かんこく》する! 抵抗するならば、頭上から追記・修正する! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - OVAユニコーンの最後にチラッと出てきそうな予感が -- 名無しさん (2013-08-10 18:49:01) - 軍には外付け必須の未完成品あげといてテロリストに完成品をあげるアナハイムぇ…… -- 名無しさん (2013-08-10 18:56:00) - ↑そりゃ平和な時には働かない軍より何時もフル稼働な人達の方が……ねぇ……w -- 名無しさん (2013-08-10 18:59:31) - ペーネロペーは未完成じゃねぇよ -- 名無しさん (2013-08-19 12:08:10) - なんか裃を着たボディビルダーみたいな末端肥大のフォルムが時代を感じさせる -- 名無しさん (2013-08-19 15:04:14) - 名前の由来なんだが、何故テロ機体につけたんか? -- 名無しさん (2013-11-30 23:40:09) - 表向きは強奪(笑)かな -- 名無しさん (2013-12-03 17:56:26) - BB戦士だけど、キット化おめでとう。 -- 名無しさん (2013-12-03 20:40:04) - 名前にガンダム付けてマフティーの正当性をアピールしてるんだと思う。連邦側からはあくまでガンダムもどきとしか言われてなかった -- 名無しさん (2014-01-16 02:35:26) - 完成機をテロへ。シナンジュ・スタインが可愛く見えるなw -- 名無しさん (2014-02-27 13:07:53) - 今のオールガンダムプロジェクト基準で発売されたらそこまで高くないと思う。 せいぜいサイコぐらいの値段だろ。 -- 名無しさん (2014-02-27 13:14:20) - Gジェネはいい加減通常ミサイルやメガ粒子砲を使えるようにしてあげて -- 名無しさん (2014-03-05 21:12:52) - テロリストに高性能な機体を渡し、戦争を拡大して新兵器開発のニーズとシェアを増やすとは。さすがアナハイム、やることが汚いなぁ。 -- 0238 (2014-03-05 21:35:32) - 読めるかぁ! -- 名無しさん (2014-03-05 21:40:36) - 破片爆弾とか、音速であることの利点を生かした兵器もあったな -- 名無しさん (2014-03-17 16:09:04) - 多分宇宙じゃ目立ってしょうがないだろうなw -- 名無しさん (2014-07-18 19:03:53) - νの後継機を名乗るけど関連性は皆無なんだよね -- 名無しさん (2014-07-18 19:20:51) - 胸の出っ張りは何なの? -- 名無しさん (2014-09-23 18:49:59) - TVに出ていたら絶対ガキ共から「くせーガンダム」って呼ばれてただろーな。 -- 名無しさん (2014-12-07 19:17:44) - 戦闘が高速戦・・・GジェネFでみたムービーがすごかったの今でも覚えてるな -- 名無しさん (2014-12-08 08:01:12) - ガンダム総選挙優勝&BFT出演決定おめでとう! -- 名無しさん (2015-01-22 09:40:22) - ↑遂に映像で動くとこがみれるのか! -- 名無しさん (2015-01-23 18:32:33) - 他のガンダムよりもデカイ筈なのに他のガンダムよりも速いイメージがある。流石にV2には敵わないけどね -- 名無しさん (2015-08-18 01:30:22) - 閃ハサ上巻の表紙で「ハサウェイはワシが育てた」みたにな風格で誇らしく胸張ってるクスィーくんクッソ可愛い -- 名無しさん (2016-02-04 18:53:08) - Gジェネは寧ろ機動力でペーさんと差分化すべきでは? -- 名無しさん (2016-02-27 10:25:23) - スパロボ最新作Vに参戦が決定。果たしてどうクロスオーバーされるのか。 -- 名無しさん (2016-06-09 19:10:12) - ↑つっても機体参戦のみっぽいから新型ですよくらいじゃない? -- 名無しさん (2016-06-11 10:41:40) - ↑というか、ΖとΖΖと逆シャアとUCと閃ハサとクロスボーン3部作が同時参戦って久々に宇宙世紀ガバガバ過ぎてどうなってるのかさっぱりわからないw -- 名無しさん (2016-06-11 12:26:15) - 1年戦争長々引っ張ったスパロボもあるから… -- 名無しさん (2016-09-08 14:53:25) - MS恐竜化の最終形であり、ZZの遺伝子を受け継ぐマッチョ機体だからな。SRWVではクロスボーンとの機体サイズ差が(表現はされないけど)凄いことになってるはず。 -- 名無しさん (2016-12-07 16:28:07) - VSシリーズだと子供と大人くらいの差があるな -- 名無しさん (2016-12-07 18:18:23) - 今じゃペーネロペー共々立体化も多くて珍しくなくなったという、プラキットは海外販売のものしかないが -- 名無しさん (2017-03-01 13:26:57) - マン・マシーンの原型? -- 名無しさん (2017-03-13 21:04:03) - お寒いネタが書かれていたので削除訂正しました。 -- 名無しさん (2017-06-25 20:31:37) - ↑2 それはどちらかと言うと同時期に設計されたとされるゾーリン・ゾールの方が近いかな? -- 名無しさん (2020-03-09 10:34:54) - プラモ発売決定 -- 名無しさん (2020-11-15 13:03:42) - SDガンダムではデザイナー繋がりのお遊びで天のゼオライマーとの悪魔合体を遂げることに -- 名無しさん (2021-05-01 21:24:58) - プラモがどこにも売ってない。 -- 名無しさん (2021-05-01 22:47:43) - アニメ映画で見るとクオリティの補正もあってミノフスキーフライトの恐ろしさがよく分かりますねぇ -- 名無しさん (2021-06-18 10:10:00) #comment #areaedit(end) }

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