Ξガンダム

登録日:2009/12/03(木) 02:09:40
更新日:2021/03/29 Mon 00:26:29
所要時間:約 6 分で読めます





わたしは、マフティー・エリンだ!諸君を無駄死にさせる意思はない!この機体に接触しないように警告する!


Ξガンダムは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」で搭乗したガンダム・タイプのモビルスーツ。同作の主役機体である。

緒元

型式番号:RX-105
所属:反地球連邦政府組織(マフティー)
建造:アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態:試作機
頭頂高:26.0m
本体重量:32.0t
全備重量:80.0t
ジェネレーター出力:3,980kw
スラスター推進力:160,000kg
センサー有効半径:30,000m
推進機関:ミノフスキークラフト
装甲材質:ガンダリウム合金

《武装》

バルカン砲×2
ビームサーベル×2
ビームライフル
メガ粒子砲×2
ファンネルミサイル
ミサイルランチャー
大型ミサイル

主な搭乗者



機体解説

秘密結社「マフティー・ナビーユ・エリン」がアナハイム社に極秘裏で発注した最新鋭モビルスーツ。

かつてのニュータイプ戦士アムロ・レイが最後に使用した機体、νガンダムを引き継ぐという意味を込めてギリシャ文字 「ν(ニュー)」 の次の 「Ξ(クスィー)」 がつけられた。

ミノフスキーエンジンを搭載した事で、擬似反重力推進を行い、サブフライトシステム搭乗のモビルスーツに対して圧倒的な優位性を持っている。
ミノフスキー・クラフト搭載のモビルスーツは他にオデュッセウスガンダムがいるが、別工場で同時期に開発された。

完璧なビーム・バリアーが搭載されており、防御と高速飛行が行える。このバリアーは、ビームミサイルでさえも防ぐ。バリアーを厚く展張さえすれば大気圏突入時の熱であっても防ぎ、高速飛行時は、進行方向に波形を変えてビームを放射することで、大気の干渉を減散させ、大気圏内でモビルスーツ形態のまま徐々に加速しマッハ2に近いの速度で飛行が可能。
Ξガンダムと交戦したレーン・エイムによれば、バリアー展開中は、機体全体がに包まれているように見えたらしい。

小説では変形形態が設定されていないが、「GジェネレーションF」などのゲーム作品ではフライトフォームと呼ばれるウイングを展開した状態で飛行することが多い。

武装面においても充実しており、ビームライフルは旧来の倍以上の初速を誇っている。また小説には登場してないが肩部には大出力のメガ粒子砲二基を搭載する。
機体各所には多数のミサイルランチャーが設置されており、爆撃能力も有している。こちらも小説に登場していないが、腰背部にはオプションの大型ミサイルポッドを追加可能。
シールドも標準装備。

頭部サイコミュブロックを搭載しており、パイロットの脳波を拡大する。また、サイコミュ兵器の一種であるファンネルミサイルも搭載している。

極めて高性能な機体であり、劇中で恐らく技量が一番高いハサウェイの力も加えて、秘密結社マフティーの主戦力であり切り札となっていた。


【ミノフスキークラフト】(ミノフスキーエンジン)

このΞガンダムに搭載されているミノフスキークラフトは、ミノフスキー粒子の電気を格子状に整列させる特性による反発力を利用し、
擬似的に反重力にさせ物体を浮遊させる技術で、主に大型戦艦や航空機的な形状ではないMAに搭載されている。

当初は、ミノフスキー粒子発生装置が大型だったため、艦船やMAに限られていたが、
小型化に成功するとMSにも運用することが可能になり、Ξガンダムやペーネロペーに採用された。
それでも当時の技術力では大型装置である事には変わりないため、搭載されたΞ、ペーネロペーのどちらも30m級のMSになってしまった。


《劇中の活躍》

アナハイムでΞガンダムが完成後、カーゴ・ピサに格納された状態で月面から地球へと移送される。
搭乗者であるマフティーがインドネシア・ハルマヘラ島沖にて空中受領。直後に追撃してきたレーン・エイムの乗るペーネロペーと交戦、撃墜しこれを退けた。

その後、エアーズロック攻防戦やアデレート空港襲撃など多大な成果を挙げた。

宇宙世紀0105年4月26日、マフティーはオーストラリア・アデレートにて行われる連邦中央閣僚会議の粉砕を宣言、法案の破棄を要求し会場を襲撃。
その際、Ξガンダムは因縁のレーン・エイムの駆るペーネロペーと再び激突した。互いの兵装を駆使した熾烈な戦いを展開する。
Ξガンダムが優勢になるものの、地上に設置されたビーム・バリアーに機体が包まれ機能停止。Ξガンダムもビーム・バリアーが作動して、マフティーは死を免れるが、全身火傷と打撲で入院。機体はアデレート空港に置かれ、連邦軍により機体の製造元を調査される事となった。

そして会議は続行され、法案は可決された。
ここから閣僚が地球をリゾート地にしているF91の時代へと続いていくことになるのであった。


《余談》

大まかに分けて小説、GジェネレーションF、GFFと3パターンのデザインがある。
小説とGジェネレーションFのデザインは大幅に異なるが、GジェネレーションFとGFFの違いは微々たるものである

Ξガンダムの背面の線画は、GジェネレーションFの際に描き起こされた。


《劇場公開決定》

長らくファンの間では映像化して欲しいと望む声が多かったが、ガンダム40周年プロジェクトの折に遂に映像化が発表された。
UC Next 100プロジェクトの一環とされ全3部作を予定しており、第一部は2021年5月に公開予定。
事前に公開された作中登場機の半数はデザインが変わらず続投が決定する中、主人公機は一切の告知すら無かったのだが、2020年10月に公開。
機体デザインは小説版とGジェネのものを折半したかのようなもので、カラーリングはトリコロールではあるが極端に白色を多く配置している。


ゲームでの活躍》

ゲーム「SDガンダム G GENERATION F」で参戦し、以後はシリーズ常連となったこともあり、広く知られるようになっていった。

ユニバースよりペーネロペーと共に登場。パイロットは当然マフティー。
機体が大きいのでやや使いづらいがファンネルミサイルが鬼畜。


空・宇宙適性共にAで移動力は破格の9と高性能(ワールド以降は8に下がった)。
ただ、第3射撃がバルカンでありメガ粒子砲を持つペーネロペーに比べると火力で劣る。バルカン自体は低燃費でミリ殺しや削りができるため存在意義がないわけではないが。
ジェネシスではメガ粒子砲に加えて一斉射撃が追加され、ペーネロペーとの差はほぼなくなった。


  • ガンダムVSシリーズ
機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOSTより参戦。また、それに合わせてEXVS無印家庭版でもDLCとして登場。
コストは3000。さすがに体格が大きいせいで、他の機体とのサイズ差が半端ではない。特にVガンダム系列と並べると親子のよう。

メイン射撃のビームライフルは他機体よりやや太めで、一発ごとにミサイルが2発連動する。なのでビームは当たらずともミサイルのみ当たるというケースもよくある。
サブ射撃はファンネルミサイル。足を止めて6基射出するが、MBの中間アップデート以降は足を止めずに射出できるようになった。発射すると敵機に接近し、上方から包囲⇒一斉突撃する。特殊格闘発動中は更に4基追加射出する。
特殊射撃はメガ粒子砲&ミサイル一斉射。ミサイルは左右に3発ずつ発射する。ビームの弾速と威力は凄まじく、足を止めるリスクを鑑みても十分使えるレベルにある。余談だが、本作ではメガ粒子砲の発射位置は原作設定と異なりビームサーベルのマウント基部先端からになっている。MBのOPが確認しやすいだろう。
特殊格闘はミノフスキー・クラフト発動。発動するとサブ射撃&特殊射撃が弾数回復し、更にそれぞれ弾数が1つ追加される。この状態で特殊格闘を入力すると、レバー方向もしくは上方に急速移動する。発動及び解除時は硬直モーションが入るため、隙を晒さないように注意。
格闘CSはミサイル一斉射。ファンネルミサイルではないので通常弾頭のものとなるが、弾幕形成に優れこそするが誘導はマチマチで1ヒットするかどうかのレベル。賑やかしには良いのだろうが、あまり頼りにすべきではない。
この手の機体にしては格闘も十分に振れる範囲内で、特に横格闘は主力。

家庭版のミッションモードでは、なんとマフティーの演説が全収録されたミッションが存在する。

続編の機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOSTでは、中間アップデートで機動力上昇とメイン射撃の弾数増加などを得た。
ライバル機のペーネロペーも参戦し、あまり個体差が無いためどちらかが喰われるポジションになると思われたが杞憂に終わっている。

機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONでは、射撃CSに単発射撃を追加された。
更に格闘CSでメッサー呼出が追加され、レバーの有無で射撃か突進かを選択。初期は性能がそこそこだったが、修正を経て並みのアシスト程度には強化されている。
細かな修正を2度貰い強化されつつあったが、機動性に分のあるペーネロペーには少し劣ってしまっている。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2では、格闘CSに腕部ミサイルが追加された形で復活。振り向き撃ち可能となったのでメイン射撃でそのまま落下できる。従来のメッサーと同時に発動するので無駄が無い。
ミサイルの誘導が全機体共通で強化されたのもあって、メイン射撃連動のミサイルが当たりやすくなった。
横格闘に三段目が追加、下格闘が斬り抜けとなり格闘性能も向上。

アクシズの脅威Vから参戦。旧作で言うキュベレイポジション。
ペーネロペーの開発と、敵性を除く全ての技術をカンストさせて出現する。

連邦系最強のモビルスーツであり、運動性は全ての機体の頂点に立つ脅威の82。
サイコミュ搭載なのでNTの能力を最大限引き出せる。おまけにミノフスキー粒子散布も可能。
大気圏内では飛行形態に変形可能。一部の武装が使えないが移動力、散布範囲がさらに向上する。
NTとして高い能力のカミーユアムロを乗せると殆ど被弾せず、片っ端から落としてくれる。

ただいくつか問題を抱えており、開発に時間が掛かり過ぎるので完成する頃には殆ど決着間際で活躍が難しい。
実際に使うには敵勢力を殲滅せずにひたすら「生殺し」しつつ開発を進めるしか無い。
細かい所だが、原作と違って設定ミスなのかファンネルミサイルが大気圏内で使えないという欠点も。
さらに終盤は宇宙での決戦が多く、飛行形態が無用になりがち。いっそマフティー編でもあれば…


V』において初参戦。
MSでは貴重な空S(ただし宇宙SのMSも多い中で宇宙Aなのが少し惜しい)であり、カスタムボーナスも含めれば変形なしMSでは驚異の移動力9となる。
(同作では移動力の基本値がそれまでの6から5に引き下げられており、その中で9というのは圧倒的アドバンテージと言える)
また、中盤になると必殺技として移動後射撃攻撃である高機動攻撃、撃墜数条件とレーン・エイムとのイベント条件を満たすことによりマップ兵器版のミサイルポッドが解禁される。



《立体化》

立体化には恵まれておらず、一般に手に入れやすいものではGFFしかない。

2013年にROBOT魂 <SIDE MS>にて受注生産されることとなった。
またBB戦士でも一般販売されている。ファンネル・ミサイルとスタンド、メッサーにギャルセゾンのオマケ付きである。

2016年には食玩「ユニバーサルユニット」で本機がラインナップ。
フライトモードへの変形が可能だが、膝やスカート裏などがシールで再現されていて剥がれやすい。

ニコニコ動画にMGでこの機体を作る動画がある。
見ればこの機体の大きさが分かるだろう。
また、OPのつもりで作った手書き動画が存在する。時間がある時に比較してみてはいかがだろうか。

ガンプラでの立体化は久しく存在しなかったが、
グスタフ・カールが立体化、メッサーが立体化、ペーネロペーが立体化と徐々にその存在を匂わせつつあった。
そして2020年11月に劇場版デザインのHGUCが発表され、2021年4月に一般販売で登場する事が確定。


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最終更新:2021年03月29日 00:26