Ξガンダム

登録日:2009/12/03(木) 02:09:40
更新日:2020/03/09 Mon 10:34:54
所要時間:約 6 分で読めます




体制に含まれた毒は、浄化されなくちゃいけないんだよ!


Ξガンダムは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」で活躍した大型MSである。
「Ξ」は「クスィー」と発音し、この名前の由来は、かつてのNT戦士アムロ・レイが最後に使用した機体、νガンダムを引き継ぐという意味を込めてギリシャ文字 ν の次の Ξ がつけられた。


緒元

型式番号:RX-105
所属:反地球連邦政府組織(マフティー)
建造:アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態:試作機
頭頂高:26.0m
本体重量:32.0t
全備重量:80.0t
ジェネレーター出力:3,980kw
スラスター推進力:160,000kg
センサー有効半径:30,000m
推進機関:ミノフスキークラフト
装甲材質:ガンダリウム合金

《武装》

バルカン砲×2
ビームサーベル×2
ビームライフル
メガ粒子砲×2
ファンネルミサイル
ミサイルランチャー
大型ミサイル

主な搭乗者



機体解説

宇宙世紀0104年、秘密結社「マフティー」がアナハイム社に極秘裏で発注した、当時最新鋭の第5世代MS。
30m級の機体としてはオデュッセウスガンダムに続く2機目のミノフスキークラフト搭載機である。

高速飛行時は、ビームバリアを機体全面に展開。
進行方向に波形を変えたビームを放射することによって、大気の干渉を減散させる。
これにより、機体全体が発光するかのような様相を呈し、確認されている限りでは戦闘機並みのマッハ2を超える速度で飛行が可能。

小説ではペーネロペーとは違い非変形で完全独立飛行ができるという設定だが、後付け設定のゲーム等ではフライトフォームと呼ばれるウイングを展開した状態で飛行することが多い。

頭部にサイコミュを搭載しており、パイロットの脳波を拡大する。


武装面においても充実しており、ビームライフルは旧来の倍以上の初速を誇っている。また後付け設定で肩部には大出力のメガ粒子砲二基を搭載する。
機体各所には多数のミサイルランチャーが設置されており、爆撃能力も有している。腰背部にはオプションの大型ミサイルポッドを追加可能。
シールドも標準装備。

当時最先端のサイコミュ兵器であるファンネルミサイルも搭載しており、実弾ではあるがサイコミュ兵器を大気圏内でも思念操作、運用することも可能である。
最もファンネル自体一応大気圏内でも使う事はできるのでなんでわざわざミサイル?と思うかもしれないが、ファンネルは大気圏内だと重力や大気の影響を受けてコントロールの精度が大きく落ちるためミノフスキー粒子やそれらの要因の影響を一切受けない思念コントロールミサイルというのは十分脅威である。


性能、火力共に極めて高い機体に仕上がり、連邦の部隊に比べ戦力的に劣る秘密結社マフティーのまさに主戦力であり切り札ともなりうる機体である。


【ミノフスキークラフト】(ミノフスキーエンジン)

このΞガンダムに搭載されているミノフスキークラフトは、ミノフスキー粒子の電気を格子状に整列させる特性による反発力を利用し、
擬似的に反重力にさせ物体を浮遊させる技術で、主に大型戦艦や航空機的な形状ではないMAに搭載されている。

当初は、ミノフスキー粒子発生装置が大型だったため、艦船やMAに限られていたが、
小型化に成功するとMSにも運用することが可能になり、Ξガンダムやペーネロペーに採用された。
それでも当時の技術力では大型装置である事には変わりないため、搭載されたΞ、ペーネロペーのどちらも30m級のMSになってしまった。

大きさに触れたが、Ξガンダムはデンドロビウムを除いて歴代主役ガンダムの中で最も巨大であり、
小型MSであるF91やVガンダムと比較すると約2倍もの凄まじい体格差がある。
そのため重MSだと思われがちだが本体は意外と軽く、Sガンダムより軽かったりする……といってもこれは比較対象が悪い気がする。



《劇中の活躍》

アナハイムでΞガンダムが完成後、カーゴ・ピサに格納された状態で月面から地球へと移送される。
搭乗者であるマフティーがインドネシア・ハルマヘラ島沖にて空中受領。直後に追撃してきたレーン・エイムの乗るペーネロペーと交戦、撃墜しこれを退けた。

その後、エアーズロック攻防戦やアデレート空港襲撃など多大な成果を挙げた。

宇宙世紀0105年4月26日、マフティーはオーストラリア・アデレートにて行われる連邦中央閣僚会議の粉砕を宣言、法案の破棄を要求し会場を襲撃。
その際、Ξガンダムは因縁のレーン・エイムの駆るペーネロペーと再び激突した。互いの兵装を駆使した熾烈な戦いを展開する。
やがてΞガンダムが優勢になるものの、会場周辺に設置されたビーム・バリアーにより機体は機能停止。
パイロットは捕虜となり機体は連邦軍に回収されてしまう……。

そして会議は続行され、法案は可決された。
ここから閣僚が地球をリゾート地にしているF91の時代へと続いていくことになるのであった。








《ゲームでの活躍》

元々は小説由来ということもあり知名度は低めだったが、
ゲーム「SDガンダム G GENERATION F」で作品ごと抜擢されて以後はシリーズ常連となったこともあり、広く知られるようになっていった。


ガンダムバトルシリーズにも、パイロット「マフティー」、ペーネロペーと共に登場。
機体が大きいのでやや使いづらいがファンネルミサイルが鬼畜。


Gジェネでは、空・宇宙適性共にAで移動力は破格の9と高性能(ワールド以降は8に下がった)。

また、この度まさかのフルブースト参戦が決まった
コストは3000で豊富な武装と特格で高速移動モードになり、格闘が強化される機体な様である。
普通に再現すると他の機体とのサイズ差が半端ではない。


ギレンの野望シリーズではアクシズの脅威Vから参戦。旧作で言うキュベレイポジション。
ペーネロペーの開発と、敵性を除く全ての技術をカンストさせて出現する。

連邦系最強のモビルスーツであり、運動性は全ての機体の頂点に立つ脅威の82。
サイコミュ搭載なのでNTの能力を最大限引き出せる。おまけにミノフスキー粒子散布も可能。
大気圏内では飛行形態に変形可能。一部の武装が使えないが移動力、散布範囲がさらに向上する。
最高のNTであるカミーユやアムロを乗せると殆ど被弾せず、片っ端から落としてくれる。

ただいくつか問題を抱えており、開発に時間が掛かり過ぎるので完成する頃には殆ど決着間際で活躍が難しい。
実際に使うには敵勢力を殲滅せずにひたすら「生殺し」しつつ開発を進めるしか無い。
細かい所だが、原作と違って設定ミスなのかファンネルミサイルが大気圏内で使えないという欠点も。
さらに終盤は宇宙での決戦が多く、飛行形態が無用になりがち。いっそマフティー編でもあれば…


スパロボでは『V』において初参戦。
MSでは貴重な空S(ただし宇宙SのMSも多い中で宇宙Aなのが少し惜しい)であり、カスタムボーナスも含めれば変形なしMSでは驚異の移動力9となる。
(同作では移動力の基本値がそれまでの6から5に引き下げられており、その中で9というのは圧倒的アドバンテージと言える)
また、中盤になると必殺技として移動後射撃攻撃である高機動攻撃、撃墜数条件とレーン・エイムとのイベント条件を満たすことによりマップ兵器版のミサイルポッドが解禁される。

実は原作、Gジェネ、GFFでデザインが違う。
GジェネとGFFデザインの違いは本当に微妙なものだが、原作デザインと比べると結構違う。
現在のクスィーとオデュッセウスの設定画はGジェネ参戦に伴い描き起こされたものである。



《立体化》

立体化にも恵まれておらず、一般に手に入れやすいものではGFFしかない。
せめてHGUCでの展開を期待したい。
がそのライバル機の方が先にHGUC化されることに。UCを含めればグスタフ・カールにも先を越されている。
まあ、発売されても高額になること間違いないが…。

2013年にROBOT魂 <SIDE MS>にて受注生産されることとなった。
またBB戦士でも一般販売されている。ファンネル・ミサイルとスタンド、メッサーにギャルセゾンのオマケ付きである。

2016年には食玩「ユニバーサルユニット」で本機がラインナップ。
フライトモードへの変形が可能だが、膝やスカート裏などがシールで再現されていて剥がれやすい。

ニコニコ動画にMGでこの機体を作る動画がある。
見ればこの機体の大きさが分かるだろう。
また、OPのつもりで作った手書き動画が存在する。時間がある時に比較してみてはいかがだろうか。



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