フル・フロンタル

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&font(#6495ED){登録日}:2011/11/13 Sun 13:08:27 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)&new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ ニュータイプになれば あの温かな光を以て、時間さえ支配出来る? それは夢だ 地球を包んだ&font(#008000){あの虹}を見ても人は変わらなかった これからも変わることはない 真理からは遠く、光を超える術すら手に入れられず、届く範囲のスペースで増えては滅ぶ それが人間だ 導く必要はない。その価値もない ならば 私は&font(#ff0000){“器”}になろう } &font(#ff0000){フル・フロンタル}とは『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場するキャラクター。 CV:[[池田秀一]] 搭乗機:[[シナンジュ]]、[[ネオ・ジオング]](OVA)、[[フロンタル専用ギラ・ドーガ>ギラ・ドーガのバリエーション]] 年齢 不明 出身 不明 所属 袖付き 階級 大佐 ・新生ネオ・ジオン「袖付き」の首魁 [[シャア・アズナブル]]はU.C.0093に行ったアクシズ落下作戦が[[失敗>アクシズ・ショック]]に終わり機体もろとも消息を絶った。 元々シャアというカリスマにより再建された新生ネオ・ジオン軍は&font(#ff0000){シャア}という求心力を失った為急速に衰退。 だが…間もなくして、ひとりの人物によってネオ・ジオンは袖付きとして再び結束を取り戻す。 それを実現した彼こそ『&font(#ff0000){シャア}の再来』と謳われた仮面の男、&font(#ff0000){フル・フロンタル}である。 ・&bold(){&font(#ff0000){シャア}}の再来 &font(#ff0000){フル・フロンタル}はかつて&font(#ff0000){シャア・アズナブル}が称されたと同じ&bold(){&font(#ff0000){赤い彗星}}という異名を持ち、卓越した操縦技術を誇る。 それはデブリ帯をシャアが編み出した&font(#ff0000){五艘飛び}の技術で後続機の&font(#ff0000){三倍のスピード}で突破し、[[ネェル・アーガマ]]を単機で攻撃不能に追い込んだことからも分かる。 NT−Dを発動させた[[ユニコーンガンダム]]とさえ、ユニコーンモード時を遥かに超えるその圧倒的な機動力や性能に目を見張りつつも、対等に渡り合うほどの技量を示した。 彼の乗機である[[シナンジュ]]はもちろん、[[ギラ・ドーガ]]やリバウといった彼の乗機もしくは彼の搭乗予定だった機体も彼の高い技術力によって性能を引き出されている(リバウはあくまで予定だが)。 また、交渉術にも長けており、[[ミネバ>ミネバ・ラオ・ザビ]]を人質に取ったエコーズ920部隊司令[[ダグザ・マックール]]にも隙を見せなかった。 ・&bold(){&font(#ff0000){シャア疑惑}} フルフロンタルとは『[[全裸>裸]]』、『丸裸』、『包み隠さない』と言う意味である。&font(#ff0000){[[機動戦士ガンダムさん]]ではシャアが丸裸になったりしてるがそれは関係ない。}(そのためファンからは「全裸」と言われるが別に蔑称ではなく、元ネタ準拠だったりする) [[仮面を纏った>仮面の人(ガンダム)]]「袖付き」の首魁にして、『赤い彗星の再来』と云われる天才的パイロット。 搭乗機のMSN-06Sシナンジュで通常の3倍のスピードでネェル・アーガマへ接近する、&font(#ff0000){シャアと同じく赤がメインの機体に乗る}、[[前例>クワトロ・バジーナ]]と同じく声が池田秀一氏、 シャアとしか思えない言動など&font(#ff0000){シャア}を思わせる演出が為されており、「シャアは実は生きていて再び全人類を[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]にしようとしてるのでは」という疑惑を覚えるガノタもいた。 作中でもフロンタルがシャアなのか別人なのかは地球連邦などはもちろん、彼のもとで動く袖付きすら知らないようで、[[バナージ>バナージ・リンクス]]はフル・フロンタルと面会した際に「あなたはシャアなのか」と訊ねている。 仮面を外した顔は&font(#ff0000){シャア}そっくりで、額には[[一年戦争]]時にアムロに付けられたと思しき傷跡もあるため、&font(#ff0000){シャア}疑惑が更に疑わしくなった。シャアと違うのはふっさふさの髪型のみ。 だが本人は自身がシャアである事を否定。シャアを「敗北者」だと称するが、一方で「彼ら(袖付きのメンバー)が望むならシャアになる」と述べている。 仮面も傷を隠すためではなくファッションでしていると述べている。 更に&font(#ff0000){シャア}の声優の池田秀一が&font(#ff0000){シャア}の生涯を語る番組『赤の肖像』で&font(#ff0000){シャア疑惑}を決定づけるような演出をしたためかなり確実な物になっていた。 一方で、シャアのライバルである[[アムロ・レイ]]や、主人公であるバナージを全否定する、アンチシャア、ネガシャアとでも言うべき側面も持っている。 シャアの過去の発言すら否定する態度を見せており 例:過ちについて シャア:「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」 ↓ フロンタル「過ちを気に病む事はない。 ただ認めて、次への糧にすればいい。それが大人の特権だ」 このようにシャアの名言と類似しながらも相違点がある事から、本人の言うとおりシャアではない別人なのか、シャアが自身の過去を否定・抹消するためにフル・フロンタルを名乗っているのかは不明。。 なお、作者の福井氏いわく『“大人”であることをものすごく自覚的に武器として使う男』とのこと。 シャアらしい人物ではあるが未熟さや劣等感、苛立ち、そして希望や絶望といったある意味シャアらしい彼の人間らしさを見せることはほぼ皆無であり、 人間味あふれるシャアと比べるとまるで“シャア”を演じるロボットのような無機質さや異質さを感じる人物で、 「敵」以外にも「ライバル」「もう一人の主人公」という言葉も当てはまるシャアに対し、「敵」という言葉しか当てはまらないキャラクターである。 &bold(){&font(#ff0000){※以下最大のネタバレ}} 実は彼はシャアを模した[[強化人間>強化人間(宇宙世紀)]](人工ニュータイプ)だった。 だから似ているのは当然であり、本人も意図的にシャアっぽく振舞っているが、別人なのは揺らがぬ事実である。 [[UC>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]]の強化人間の中では安定しているのが特徴だった[[ギュネイ>ギュネイ・ガス]]以上に安定している、むしろ安定しすぎているように見える。 が、実際の精神構造はある意味他の強化人間よりも歪である。 本物のシャアは[[第二次ネオ・ジオン抗争>機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]で宿敵のアムロと共に行方不明になったままであり、 リーダーを失い、烏合の衆と化したネオ・ジオン残党へのテコ入れの為に、影のスポンサーであった、ジオン共和国国防大臣モナハン・バハロが用意した強化人間こそフル・フロンタルだった。 額の傷やシャア本人にしか分からないことを彼が知っていた理由は、アクシズ・ショックによって流出したシャアの残留思念がフロンタルに宿ったためだと本人が語っている。 強化人間特有の不安定な精神状態でシャアの記憶を受け取ってしまった事でフロンタル本人の人格は侵食されてしまい、その結果どっちつかずの存在に成り果てた。 このように彼は外見や技術、カリスマそしてその意思ですら正しく&font(#ff0000){シャアの再来}であるが、 一方で彼に宿った残留思念はシャアそのものではなくシャアの&font(#ff0000){怨念}、 シャア的に見れば&font(#ff0000){落とし物}という断片であり、そのためいくらシャアらしく振る舞おうとも彼は本質的にはシャアになり得ない。 バナージが垣間見た「虚無」、ミネバが語ったシャアと違う「空っぽの人間」は正しくこれである。 つまり、彼はシャアを"模造した"人間ではなく、限りなくシャアに"近づいてしまった"人間である。 そのため、シャアの仮面(ペルソナ的な意味で)を外してしまえば『何者でもない』哀れな存在となってしまった。バナージはそんな彼を「のっぺらぼう」と揶揄している。 ただミネバが多少は知っているシャアの本性も良くも悪くも彼とは違う方向にアレな人のために、ファンから違和感を覚えられやすい場面でもある。 自分をそのような無為な存在にしてしまった世界を恨んでもおり、 コロニー間が協力して地球圏を干上がらせる計画を指して言った「ニュータイプを否定した人類への報い」という発言こそが彼の本音とバナージは感じている。 ラプラスの箱を巡る最終決戦では「箱」の中身を知り、その開放を望むミネバとバナージの前に、開放せずに利用するべきと主張して立ちはだかる。 バナージとの銃撃戦の末に強化人間であっても明らかに致命傷である頭部への銃弾を受けつつも死なず、そのままシナンジュに乗り込むという人間離れした行動をしており、あまりの異質さにバナージは戦慄している。 シナンジュに乗った際にはバナージはまだ生身であったために機体に乗る前に殺そうとするが、ガエルの命懸けの行動に感情を爆発させたバナージに応えたユニコーンが&bold(){自動で駆けつけ}、MS戦にもつれ込む。 ユニコーンとの一騎討ちでは、小破しているシナンジュでユニコーンを翻弄する卓越した操縦技術を見せつけるが、ユニコーンの救援にバンシィとトライスターのジェスタ2機が現れたことで戦況は一変。 「ナンセンス」と呟きつつ奮戦するも戦力差は覆せず、NT能力をフル活用し死者の力を借りたユニコーンガンダムのハイパービームトンファーを受けシナンジュは大破。 バナージに「君はもう、みんな(OT)のもとには帰れない」という呪いを残しつつ、フロンタルの魂は暗黒の中に消えた。 その後フロンタルの遺体の入ったコクピットはバナージとの戦闘で自害を試みるもまだ死ねずに宇宙を漂っていたアンジェロの元に流れ着き、彼と共に凍結していった。 OVAでは細かい出自が変更されており、フロンタルは自身に宿ったシャアの霊体(後に批判を受け生き霊かもしれないに変更)に従って行動していたとされた。 最終決戦にはシナンジュからネオ・ジオングに乗り換え、ユニコーンに乗るバナージ、バンシィ・ノルンに乗るリディと戦いを繰り広げる。 その中でユニコーンとネオ・ジオングのサイコ・フレームの共鳴を利用し、さまざま過去をバナージに垣間見せた。 最後は暗き闇が広がる未来を見せるが、諦めないバナージのユニコーンと触れたことでララァ・スン、シャア・アズナブルの霊体と邂逅して役目の終わりを実感。 直後にネオ・ジオングは崩壊。 フロンタルの代わりにシャアが「君に未来を託す」とバナージに告げた後、シャアの怨念はシャアに戻り、ララァ、アムロの霊体と共にいずこかへと去って行った。 この結末は監督の古田氏のフロンタルも送り出す大人として決着させたいという思いと、声優の池田氏の彼を成仏させたいという思いを、 原作者でOVAのストーリー監修の福井氏が聞き考えを改めたためであるということ。 (ただし、シャアやアムロの扱いによって小説版以上に激しい賛否両論が巻き起こることになった…%%批判どうこうの前に妙にずっと存在し続けている上に最後も成仏していなさそうだし%%) そのため亡霊として暗黒に帰った原作の彼と違い、OVAのフロンタルはバナージに未来を託して怨念から解放されることができたのだろう。 ちなみにゲーム作品などに出演すると、空っぽだからか彼個人にはあまり言及されず、何かにつけて「シャアじゃない」みたいなことを全方向から言われたりする。 自業自得だけどちょっとかわいそうな扱いである。 またその厄介な立場と厄介なシャアの考えによって高い能力を得ると同時にとても厄介な人物になり果ててしまったと言えるのだが、 作中での物腰・発言・能力などから、スポンサーの影響とネオジオンのトップ辺りの要素がなければむしろ有能でまともな人物だったのでは?と感じる人もいる。 少なくともただの技術士官やパイロットとしてならありえない程の才能を見せており、何かを教えるなどの行動も得意そうである。 【[[スーパーロボット大戦シリーズ]]において】 『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』にてガンダムUCの参戦とともに登場。こちらはシャアの影武者という設定になっているが……? &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){その正体は平行世界のシャアの記憶を受け継いだ人間であり、もう一人の特異点である。物語終盤に「真の赤い彗星」を名乗り、自らに刻まれたシャアの記憶の元にアクシズ落としを決行するが、Z-BLUEとそれに加担したシャア、そして彼の想いに共感したネオ・ジオンの兵士(+ギュネイ)によって阻止される。天獄篇では、ネオ・ジオンの事実上の総帥になりアマルガムや偽のミネバを率いてスペースノイドによる人類統率を狙うなど、かなり醜悪な行動が見られている。また、レイの口からZシリーズでの一年戦争末期にて作られたシャアのクローンに並行世界のシャアの思念が入り込んだという設定が明らかになった。}}} 『[[スーパーロボット大戦BX]]』では、宇宙世紀ガンダムが『UC』のみの参戦になっているせいもあってか、自軍との因縁があまりないため、やや影が薄い。 『[[スーパーロボット大戦V]]』では第3次Zとは逆に、アムロやカミーユから「お前はシャアじゃない。シャアの呪縛を断ち切れ」と説得され、改心。バナージと完全に和解する。 最終的にネオ・ジオングに搭乗して地球艦隊・天駆に合流するという大きなサプライズとなった。 ちなみに、&bold(){ステータス画面ではフロンタルの正体をバラしているともとれる記述があったりする}。確かに設定上はああするしか無いわけだが…(ついでに言うと[[前例>ラウ・ル・クルーゼ]]がないわけでもなかったり) #center(){ カラになったこの身体に人の総意を引き受け、彼らが願うところを願うとしよう &font(#008000){“ニュータイプ”} &font(#008000){可能性}はもう&font(#800080){要らない} 無為な存在ならそれに相応しく、小さく自足できる環境をくれてやろう ……おかしなものだ これではまるで、復讐を誓っているようではないか 誰の為の復讐だ? &font(#ff0000){シャア}……? それもいい 人がそう望むなら、&font(#ff0000){私はシャアになろう} &font(#ff0000){『フル・フロンタル』} &font(#ff0000){“赤い彗星”の再来} &font(#ff0000){響きは悪くない。可能性を捨てた人類には似合いの響きだ} &font(#ff0000){永遠の縮小再生産と、その果ての閉塞} &font(#ff0000){準備は整っている} &font(#ff0000){見せてもらおうか} &font(#ff0000){新しい《ガンダム》の性能とやらを!} } [[夜のテンション]]を気に病むことはない。 ただ認めて、次への追記・修正にすればいい。それがwiki籠りの特権だ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,70) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - しゃべり方とか雰囲気が第一印象はシャアというよりクルーゼだと思ったな。舞台も工業コロニーで主人公も工学専攻の学生だったし。いやクルーゼの元ネタが完全にシャアという話じゃなくて。 -- 名無しさん (2016-02-11 11:40:44) - ↑むしろクルーゼもマッパのモデルの一つになったとか。 -- 名無しさん (2016-02-11 15:21:58) - ハイブリッド四コマのフロンタルは感情豊かで面白い -- 名無しさん (2016-02-13 23:22:11) - 「シナンジュからネオ・ジオングに乗り換え」ってのはどうなんでしょう? 乗換えじゃなくて外郭を纏っただけなんですが… -- 名無しさん (2016-03-16 10:49:17) - 「GP-03からデンドロビウムに乗り換え」みたいなもんで、第三者への分かりやすさを優先するとそうなる -- 名無しさん (2016-03-16 11:29:36) - 「私は器だ」って言ってたのが蓋を開けたら文字通りの意味なんだと気付いてビビった。そりゃ意志が無いわけだわ… -- 名無しさん (2016-04-12 01:00:30) - アニメのフロンタルはラストバトルですら真剣に戦ってなかったから個人的にち~とも盛り上がらなかった。強キャラなのは十分伝わってくるだけに非常に勿体無い。やっぱ殺意もってないとダメだろ・・・ -- 名無しさん (2016-05-02 05:52:19) - 全裸が作中で頭一つ抜けて強いのは結局はシャアの精神の一部が入り込んだある意味シャアそのものだったって解釈でいいのかね -- 名無しさん (2016-06-27 22:01:54) - ↑ CCAのシャアならUC最強のアムロに一歩及ばない程度の実力差しかないから、作中で無双出来るのもある意味当然。 -- 名無しさん (2016-06-27 22:49:25) - ゼネラルレビル戦見直したけどフロンタルってまさかちょっとした不殺主義なのか -- 名無しさん (2016-07-24 09:26:58) - ↑殺さずに戦闘宙域中に脱出カプセルをばら撒いた状態で撤退した方が脱出したパイロット回収に時間がかかるからああしたらしい -- 名無しさん (2016-07-24 15:00:32) - ↑2それにこれからバナージ達と交渉(かなり強引だが)するから下手に虐殺して悪印象持たれないように気を使ってる、というのもある。 -- 名無しさん (2016-07-24 15:27:21) - マジで器だな。バナージを取り込むためにも気に入らないと思われることはできないわけだ -- 名無しさん (2016-07-28 00:41:32) - 「情け」と「情けなさ」が抜け落ちてて男性からは理想的な英雄として憧れを抱かれるけど反対に女性からだとあんまり惹かれる部分が無さそう -- 名無しさん (2016-07-30 23:12:58) - 地球を孤立させてのコロニー共栄圏も大分無理があると思うんだがなあ… -- 名無しさん (2016-08-30 21:01:12) - ↑ 一年戦争時のサイド6を見れば実現は可能と思うぞ。 -- 名無しさん (2016-09-06 13:45:20) - オリジンで描かれた「復讐に邁進するシャア」はまさにフロンタルだったな --   (2016-09-06 21:19:37) - フロンタルならアムロを暗殺できそうw -- 名無しさん (2016-09-16 12:36:05) - ↑↑↑↑サイド共栄圏が実現できるかとか徒に火種を撒く行為じゃないかとかはそれこそ「知ったことじゃない」んじゃないの -- 名無しさん (2016-10-06 11:55:09) - 具体的には、どういう処置をほどこして、作られたんだろう?あと、本来の人格や人生も気に気になる -- 名無しさん (2016-10-06 13:38:38) - 何者でもないのっぺらぼう・・・某法廷バトルゲームに登場したアイツはこのフロンタルを意識していたのだろうか? -- 名無しさん (2016-10-06 23:31:00) - スパロボでのシャアとのやり取りで特に印象深かったのは「違うなフロンタル、お前は未来など求めていない」「・・・だから?(イラッ)」「はじめて本心を見せたな」 これよ。実のところフロンタル自身は「人類にある程度の絶望を抱いても、その上で実は未来を信じ案じている(そしてその自らの甘さにすがる)人間臭いシャア」が堪らなく嫌いだったのだ・・・ -- 名無しさん (2016-11-22 21:59:59) - OVA版はシャアの真似してたらどんどん本物に近づいていって、本物とほとんど同じになったと解釈していいのかな? -- 名無しさん (2016-12-03 08:51:39) - 結局、自分は「シャアのコピー」でしかないとふて腐れて、自身の可能性を否定して、ホモとか他の仲間と向き合わずに、コピーと決めつけた自分を憐れんで、シャアの記録から適当にセリフをパクッて、自分自身の不満をぶちまけてただけの空っぽなニンゲン。 OVAは尺の都合か本当の意味でのシャアの亡霊にしちゃってる。ZZでやるはずだった展開なんだろうけど、それの所為で「UC99年の物語」じゃ無くて「逆シャアの後日譚」に成り下がってるから好きじゃない。 -- 名無しさん (2016-12-06 16:16:59) - スパロボVでまさかの自軍参入!初見目を疑ったわ。 -- 名無しさん (2017-02-25 11:03:04) - ↑それもネオ・ジオングで味方になってくれるという… -- 名無しさん (2017-02-26 06:01:02) - フル・フロンタルにおけるスパロボVはフレイ・アルスターにおけるスパロボW並みの救済 -- 名無しさん (2017-03-14 13:56:32) - 第3次Zが成長したシャア本人との対比のためにシャアの悪い面を押し付けられたのに対して、Vはアムロたちの導きもあってシャアを振り切ることができたという正反対のアプローチになった。展開次第で彼にも無限の可能性があるということか -- 名無しさん (2017-03-14 14:09:51) - ↑ そりゃそうだろうよ、環境の違いで人はいくらでも変わる。いくら活躍しても対応がまずかったTV版ネルフの面々見てると解る… -- 名無しさん (2017-04-17 12:26:52) - 中の人こと池田氏の「成仏させたい」は痺れたなあ。上手く言えないが、役者としてと言うより「シャア」としてこぼれた想いって感じで。 -- 名無しさん (2017-06-03 16:26:32) - シャア寄りのZ3、原作重視のBX、そしてそれらを経たVにおける彼は「器」としての面がとても強かったと思う。ネオ・ジオンにとっての偶像になっている男への「シャアである必要はない」からのあの目覚め…痺れたな。 -- 名無しさん (2017-07-14 20:44:53) - 同じ「シャアの再来」でも、シャアから生まれながらシャアであることを拒んだアフランシとは対比になってるよね。偶然なのか狙ってやったのかは知らないけど -- 名無しさん (2017-10-27 13:59:07) - シャアを模してはいるけどクローンではない可能性もあるとの事だけどビーストウォーズメタルスで言うならランページみたいな存在って可能性もあり得る? -- 名無しさん (2017-12-12 14:07:14) - ↑ アフランシ・シャアみたいなものかもね。アフランシも肉体的には別っぽい。ただし性格はフルフロンタルと似ても似つかない -- 名無しさん (2018-02-14 16:30:10) - 弱さを捨てたシャアより面白みを無くしたシャアのほうがしっくりくる -- 名無しさん (2018-02-14 17:47:12) - シャアと完全に和解して共闘する展開があったら面白い -- 名無しさん (2018-03-13 19:07:44) - 『バンダイが新しいガンダムを始めるために作ったシャアのそっくりさん』と言われて気になって調べてみたら本当にそうだった… -- 名無しさん (2018-03-13 21:40:48) - 正直OVAのラストは救われたのはシャアであってフロンタルが救われたかって言うと、微妙に思える -- 名無しさん (2018-03-14 21:54:06) - 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-03-25 02:06:45) - 劇中の強さは突き抜けてるけどシャアの記憶の欠片が憑依してる以上結局のところは「アムロが相手じゃないときのシャアはこんなにも強く恐ろしい存在」ってのを改めて実証させられたって感じ  -- 名無しさん (2018-03-25 10:57:18) - ↑3シャアもフロンタルも同じ存在なんだから、そんな細部化しないの -- 名無しさん (2018-03-25 11:03:05) - 小説では死亡したけどOVA版では明確に死亡が確定してなかったよね確か?宇宙世紀0100年のジオン共和国の自治権返還に合わせて再登場しないかな -- 名無しさん (2018-03-25 11:46:27) - ↑ ナラティブで出てきたりして。シナンジュスタインあるしな -- 名無しさん (2018-05-07 12:33:31) - ↑2それが一番フロンタルに対して残酷な扱いなのに…… -- 名無しさん (2018-06-19 01:20:39) - すっからかんの彼がシャアに取りつかれずに成長したらどんな人物となったんだろう? -- 名無しさん (2018-07-04 14:48:30) - ↑ シロッコあたりが取り付くかもね -- 名無しさん (2018-07-04 15:33:21) - NTのゾルタンが色々弾けてるの見てて「全裸は箱を現実的な手段に使おうとしてたりかなり理性的でマシな方やったんやな」と思う -- 名無しさん (2018-11-30 21:04:11) - ↑大人だもん -- 名無しさん (2019-03-22 01:27:25) - ↑3 ちょうどそれっぽいのが主人公の漫画がありますね。 -- 名無しさん (2019-03-22 02:22:02) - よく出来た大人の見本だよなあ。良くも悪くも。初めてバナージと対談した時はまるで先生のようだった。多分だけど、教師が向いてる。 -- 名無しさん (2019-10-23 02:23:00) - 誰かが望めば器として導いてくれる存在だからね。確かに教師向きかも。或いは教団のトップにもなれると思うよ -- 名無しさん (2019-10-24 01:46:39) - ↑ 袖付きの総帥という立場だからあんな事になったけど、高級官僚とか首相(上に大統領のいる)とかになったら、相当優秀な人材だと思う。エゴがないってのも立派な長所になり得るだろうし。 -- 名無しさん (2020-02-22 16:53:59) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/11/13 Sun 13:08:27 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)&new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ ニュータイプになれば あの温かな光を以て、時間さえ支配出来る? それは夢だ 地球を包んだ&font(#008000){あの虹}を見ても人は変わらなかった これからも変わることはない 真理からは遠く、光を超える術すら手に入れられず、届く範囲のスペースで増えては滅ぶ それが人間だ 導く必要はない。その価値もない ならば 私は&font(#ff0000){“器”}になろう } &font(#ff0000){フル・フロンタル}とは『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場するキャラクター。 CV:[[池田秀一]] 搭乗機:[[シナンジュ]]、[[ネオ・ジオング]](OVA)、[[フロンタル専用ギラ・ドーガ>ギラ・ドーガのバリエーション]] 年齢 不明 出身 不明 所属 袖付き 階級 大佐 ・新生ネオ・ジオン「袖付き」の首魁 [[シャア・アズナブル]]はU.C.0093に行ったアクシズ落下作戦が[[失敗>アクシズ・ショック]]に終わり機体もろとも消息を絶った。 元々シャアというカリスマにより再建された新生ネオ・ジオン軍は&font(#ff0000){シャア}という求心力を失った為急速に衰退。 だが…間もなくして、ひとりの人物によってネオ・ジオンは袖付きとして再び結束を取り戻す。 それを実現した彼こそ『&font(#ff0000){シャア}の再来』と謳われた仮面の男、&font(#ff0000){フル・フロンタル}である。 ・&bold(){&font(#ff0000){シャア}}の再来 &font(#ff0000){フル・フロンタル}はかつて&font(#ff0000){シャア・アズナブル}が称されたと同じ&bold(){&font(#ff0000){赤い彗星}}という異名を持ち、卓越した操縦技術を誇る。 それはデブリ帯をシャアが編み出した&font(#ff0000){五艘飛び}の技術で後続機の&font(#ff0000){三倍のスピード}で突破し、[[ネェル・アーガマ]]を単機で攻撃不能に追い込んだことからも分かる。 NT−Dを発動させた[[ユニコーンガンダム]]とさえ、ユニコーンモード時を遥かに超えるその圧倒的な機動力や性能に目を見張りつつも、対等に渡り合うほどの技量を示した。 彼の乗機である[[シナンジュ]]はもちろん、[[ギラ・ドーガ]]やリバウといった彼の乗機もしくは彼の搭乗予定だった機体も彼の高い技術力によって性能を引き出されている(リバウはあくまで予定だが)。 また、交渉術にも長けており、[[ミネバ>ミネバ・ラオ・ザビ]]を人質に取ったエコーズ920部隊司令[[ダグザ・マックール]]にも隙を見せなかった。 ・&bold(){&font(#ff0000){シャア疑惑}} フルフロンタルとは『[[全裸>裸]]』、『丸裸』、『包み隠さない』と言う意味である。&font(#ff0000){[[機動戦士ガンダムさん]]ではシャアが丸裸になったりしてるがそれは関係ない。}(そのためファンからは「全裸」と言われるが別に蔑称ではなく、元ネタ準拠だったりする) [[仮面を纏った>仮面の人(ガンダム)]]「袖付き」の首魁にして、『赤い彗星の再来』と云われる天才的パイロット。 搭乗機のMSN-06Sシナンジュで通常の3倍のスピードでネェル・アーガマへ接近する、&font(#ff0000){シャアと同じく赤がメインの機体に乗る}、[[前例>クワトロ・バジーナ]]と同じく声が池田秀一氏、 シャアとしか思えない言動など&font(#ff0000){シャア}を思わせる演出が為されており、「シャアは実は生きていて再び全人類を[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]にしようとしてるのでは」という疑惑を覚えるガノタもいた。 作中でもフロンタルがシャアなのか別人なのかは地球連邦などはもちろん、彼のもとで動く袖付きすら知らないようで、[[バナージ>バナージ・リンクス]]はフル・フロンタルと面会した際に「あなたはシャアなのか」と訊ねている。 仮面を外した顔は&font(#ff0000){シャア}そっくりで、額には[[一年戦争]]時にアムロに付けられたと思しき傷跡もあるため、&font(#ff0000){シャア}疑惑が更に疑わしくなった。シャアと違うのはふっさふさの髪型のみ。 だが本人は自身がシャアである事を否定。シャアを「敗北者」だと称するが、一方で「彼ら(袖付きのメンバー)が望むならシャアになる」と述べている。 仮面も傷を隠すためではなくファッションでしていると述べている。 更に&font(#ff0000){シャア}の声優の池田秀一が&font(#ff0000){シャア}の生涯を語る番組『赤の肖像』で&font(#ff0000){シャア疑惑}を決定づけるような演出をしたためかなり確実な物になっていた。 一方で、シャアのライバルである[[アムロ・レイ]]や、主人公であるバナージを全否定する、アンチシャア、ネガシャアとでも言うべき側面も持っている。 シャアの過去の発言すら否定する態度を見せており 例:過ちについて シャア:「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」 ↓ フロンタル「過ちを気に病む事はない。 ただ認めて、次への糧にすればいい。それが大人の特権だ」 このようにシャアの名言と類似しながらも相違点がある事から、本人の言うとおりシャアではない別人なのか、シャアが自身の過去を否定・抹消するためにフル・フロンタルを名乗っているのかは不明。。 なお、作者の福井氏いわく『“大人”であることをものすごく自覚的に武器として使う男』とのこと。 シャアらしい人物ではあるが未熟さや劣等感、苛立ち、そして希望や絶望といったある意味シャアらしい彼の人間らしさを見せることはほぼ皆無であり、 人間味あふれるシャアと比べるとまるで“シャア”を演じるロボットのような無機質さや異質さを感じる人物で、 「敵」以外にも「ライバル」「もう一人の主人公」という言葉も当てはまるシャアに対し、「敵」という言葉しか当てはまらないキャラクターである。 &bold(){&font(#ff0000){※以下最大のネタバレ}} 実は彼はシャアを模した[[強化人間>強化人間(宇宙世紀)]](人工ニュータイプ)だった。 だから似ているのは当然であり、本人も意図的にシャアっぽく振舞っているが、別人なのは揺らがぬ事実である。 [[UC>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]]の強化人間の中では安定しているのが特徴だった[[ギュネイ>ギュネイ・ガス]]以上に安定している、むしろ安定しすぎているように見える。 が、実際の精神構造はある意味他の強化人間よりも歪である。 本物のシャアは[[第二次ネオ・ジオン抗争>機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]で宿敵のアムロと共に行方不明になったままであり、 リーダーを失い、烏合の衆と化したネオ・ジオン残党へのテコ入れの為に、影のスポンサーであった、ジオン共和国国防大臣モナハン・バハロが用意した強化人間こそフル・フロンタルだった。 額の傷やシャア本人にしか分からないことを彼が知っていた理由は、アクシズ・ショックによって流出したシャアの残留思念がフロンタルに宿ったためだと本人が語っている。 強化人間特有の不安定な精神状態でシャアの記憶を受け取ってしまった事でフロンタル本人の人格は侵食されてしまい、その結果どっちつかずの存在に成り果てた。 このように彼は外見や技術、カリスマそしてその意思ですら正しく&font(#ff0000){シャアの再来}であるが、 一方で彼に宿った残留思念はシャアそのものではなくシャアの&font(#ff0000){怨念}、 シャア的に見れば&font(#ff0000){落とし物}という断片であり、そのためいくらシャアらしく振る舞おうとも彼は本質的にはシャアになり得ない。 バナージが垣間見た「虚無」、ミネバが語ったシャアと違う「空っぽの人間」は正しくこれである。 つまり、彼はシャアを"模造した"人間ではなく、限りなくシャアに"近づいてしまった"人間である。 そのため、シャアの仮面(ペルソナ的な意味で)を外してしまえば『何者でもない』哀れな存在となってしまった。バナージはそんな彼を「のっぺらぼう」と揶揄している。 ただミネバが多少は知っているシャアの本性も良くも悪くも彼とは違う方向にアレな人のために、ファンから違和感を覚えられやすい場面でもある。 自分をそのような無為な存在にしてしまった世界を恨んでもおり、 コロニー間が協力して地球圏を干上がらせる計画を指して言った「ニュータイプを否定した人類への報い」という発言こそが彼の本音とバナージは感じている。 ラプラスの箱を巡る最終決戦では「箱」の中身を知り、その開放を望むミネバとバナージの前に、開放せずに利用するべきと主張して立ちはだかる。 バナージとの銃撃戦の末に強化人間であっても明らかに致命傷である頭部への銃弾を受けつつも死なず、そのままシナンジュに乗り込むという人間離れした行動をしており、あまりの異質さにバナージは戦慄している。 シナンジュに乗った際にはバナージはまだ生身であったために機体に乗る前に殺そうとするが、ガエルの命懸けの行動に感情を爆発させたバナージに応えたユニコーンが&bold(){自動で駆けつけ}、MS戦にもつれ込む。 ユニコーンとの一騎討ちでは、小破しているシナンジュでユニコーンを翻弄する卓越した操縦技術を見せつけるが、ユニコーンの救援にバンシィとトライスターのジェスタ2機が現れたことで戦況は一変。 「ナンセンス」と呟きつつ奮戦するも戦力差は覆せず、NT能力をフル活用し死者の力を借りたユニコーンガンダムのハイパービームトンファーを受けシナンジュは大破。 バナージに「君はもう、みんな(OT)のもとには帰れない」という呪いを残しつつ、フロンタルの魂は暗黒の中に消えた。 その後フロンタルの遺体の入ったコクピットはバナージとの戦闘で自害を試みるもまだ死ねずに宇宙を漂っていたアンジェロの元に流れ着き、彼と共に凍結していった。 OVAでは細かい出自が変更されており、フロンタルは自身に宿ったシャアの霊体(後に批判を受け生き霊かもしれないに変更)に従って行動していたとされた。 最終決戦にはシナンジュからネオ・ジオングに乗り換え、ユニコーンに乗るバナージ、バンシィ・ノルンに乗るリディと戦いを繰り広げる。 その中でユニコーンとネオ・ジオングのサイコ・フレームの共鳴を利用し、さまざま過去をバナージに垣間見せた。 最後は暗き闇が広がる未来を見せるが、諦めないバナージのユニコーンと触れたことでララァ・スン、シャア・アズナブルの霊体と邂逅して役目の終わりを実感。 直後にネオ・ジオングは崩壊。 フロンタルの代わりにシャアが「君に未来を託す」とバナージに告げた後、シャアの怨念はシャアに戻り、ララァ、アムロの霊体と共にいずこかへと去って行った。 この結末は監督の古田氏のフロンタルも送り出す大人として決着させたいという思いと、声優の池田氏の彼を成仏させたいという思いを、 原作者でOVAのストーリー監修の福井氏が聞き考えを改めたためであるということ。 (ただし、シャアやアムロの扱いによって小説版以上に激しい賛否両論が巻き起こることになった…%%批判どうこうの前に妙にずっと存在し続けている上に最後も成仏していなさそうだし%%) そのため亡霊として暗黒に帰った原作の彼と違い、OVAのフロンタルはバナージに未来を託して怨念から解放されることができたのだろう。 ちなみにゲーム作品などに出演すると、空っぽだからか彼個人にはあまり言及されず、何かにつけて「シャアじゃない」みたいなことを全方向から言われたりする。 自業自得だけどちょっとかわいそうな扱いである。 またその厄介な立場と厄介なシャアの考えによって高い能力を得ると同時にとても厄介な人物になり果ててしまったと言えるのだが、 作中での物腰・発言・能力などから、スポンサーの影響とネオジオンのトップ辺りの要素がなければむしろ有能でまともな人物だったのでは?と感じる人もいる。 少なくともただの技術士官やパイロットとしてならありえない程の才能を見せており、何かを教えるなどの行動も得意そうである。 【[[スーパーロボット大戦シリーズ]]において】 『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』にてガンダムUCの参戦とともに登場。こちらはシャアの影武者という設定になっているが……? &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){その正体は平行世界のシャアの記憶を受け継いだ人間であり、もう一人の特異点である。物語終盤に「真の赤い彗星」を名乗り、自らに刻まれたシャアの記憶の元にアクシズ落としを決行するが、Z-BLUEとそれに加担したシャア、そして彼の想いに共感したネオ・ジオンの兵士(+ギュネイ)によって阻止される。天獄篇では、ネオ・ジオンの事実上の総帥になりアマルガムや偽のミネバを率いてスペースノイドによる人類統率を狙うなど、かなり醜悪な行動が見られている。また、レイの口からZシリーズでの一年戦争末期にて作られたシャアのクローンに並行世界のシャアの思念が入り込んだという設定が明らかになった。}}} 『[[スーパーロボット大戦BX]]』では、宇宙世紀ガンダムが『UC』のみの参戦になっているせいもあってか、自軍との因縁があまりないため、やや影が薄い。 『[[スーパーロボット大戦V]]』では第3次Zとは逆に、アムロやカミーユから「お前はシャアじゃない。シャアの呪縛を断ち切れ」と説得され、改心。バナージと完全に和解する。 最終的にネオ・ジオングに搭乗して地球艦隊・天駆に合流するという大きなサプライズとなった。 ちなみに、&bold(){ステータス画面ではフロンタルの正体をバラしているともとれる記述があったりする}。確かに設定上はああするしか無いわけだが…(ついでに言うと[[前例>ラウ・ル・クルーゼ]]がないわけでもなかったり) #center(){ カラになったこの身体に人の総意を引き受け、彼らが願うところを願うとしよう &font(#008000){“ニュータイプ”} &font(#008000){可能性}はもう&font(#800080){要らない} 無為な存在ならそれに相応しく、小さく自足できる環境をくれてやろう ……おかしなものだ これではまるで、復讐を誓っているようではないか 誰の為の復讐だ? &font(#ff0000){シャア}……? それもいい 人がそう望むなら、&font(#ff0000){私はシャアになろう} &font(#ff0000){『フル・フロンタル』} &font(#ff0000){“赤い彗星”の再来} &font(#ff0000){響きは悪くない。可能性を捨てた人類には似合いの響きだ} &font(#ff0000){永遠の縮小再生産と、その果ての閉塞} &font(#ff0000){準備は整っている} &font(#ff0000){見せてもらおうか} &font(#ff0000){新しい《ガンダム》の性能とやらを!} } [[夜のテンション]]を気に病むことはない。 ただ認めて、次への追記・修正にすればいい。それがwiki籠りの特権だ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,70) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - しゃべり方とか雰囲気が第一印象はシャアというよりクルーゼだと思ったな。舞台も工業コロニーで主人公も工学専攻の学生だったし。いやクルーゼの元ネタが完全にシャアという話じゃなくて。 -- 名無しさん (2016-02-11 11:40:44) - ↑むしろクルーゼもマッパのモデルの一つになったとか。 -- 名無しさん (2016-02-11 15:21:58) - ハイブリッド四コマのフロンタルは感情豊かで面白い -- 名無しさん (2016-02-13 23:22:11) - 「シナンジュからネオ・ジオングに乗り換え」ってのはどうなんでしょう? 乗換えじゃなくて外郭を纏っただけなんですが… -- 名無しさん (2016-03-16 10:49:17) - 「GP-03からデンドロビウムに乗り換え」みたいなもんで、第三者への分かりやすさを優先するとそうなる -- 名無しさん (2016-03-16 11:29:36) - 「私は器だ」って言ってたのが蓋を開けたら文字通りの意味なんだと気付いてビビった。そりゃ意志が無いわけだわ… -- 名無しさん (2016-04-12 01:00:30) - アニメのフロンタルはラストバトルですら真剣に戦ってなかったから個人的にち~とも盛り上がらなかった。強キャラなのは十分伝わってくるだけに非常に勿体無い。やっぱ殺意もってないとダメだろ・・・ -- 名無しさん (2016-05-02 05:52:19) - 全裸が作中で頭一つ抜けて強いのは結局はシャアの精神の一部が入り込んだある意味シャアそのものだったって解釈でいいのかね -- 名無しさん (2016-06-27 22:01:54) - ↑ CCAのシャアならUC最強のアムロに一歩及ばない程度の実力差しかないから、作中で無双出来るのもある意味当然。 -- 名無しさん (2016-06-27 22:49:25) - ゼネラルレビル戦見直したけどフロンタルってまさかちょっとした不殺主義なのか -- 名無しさん (2016-07-24 09:26:58) - ↑殺さずに戦闘宙域中に脱出カプセルをばら撒いた状態で撤退した方が脱出したパイロット回収に時間がかかるからああしたらしい -- 名無しさん (2016-07-24 15:00:32) - ↑2それにこれからバナージ達と交渉(かなり強引だが)するから下手に虐殺して悪印象持たれないように気を使ってる、というのもある。 -- 名無しさん (2016-07-24 15:27:21) - マジで器だな。バナージを取り込むためにも気に入らないと思われることはできないわけだ -- 名無しさん (2016-07-28 00:41:32) - 「情け」と「情けなさ」が抜け落ちてて男性からは理想的な英雄として憧れを抱かれるけど反対に女性からだとあんまり惹かれる部分が無さそう -- 名無しさん (2016-07-30 23:12:58) - 地球を孤立させてのコロニー共栄圏も大分無理があると思うんだがなあ… -- 名無しさん (2016-08-30 21:01:12) - ↑ 一年戦争時のサイド6を見れば実現は可能と思うぞ。 -- 名無しさん (2016-09-06 13:45:20) - オリジンで描かれた「復讐に邁進するシャア」はまさにフロンタルだったな --   (2016-09-06 21:19:37) - フロンタルならアムロを暗殺できそうw -- 名無しさん (2016-09-16 12:36:05) - ↑↑↑↑サイド共栄圏が実現できるかとか徒に火種を撒く行為じゃないかとかはそれこそ「知ったことじゃない」んじゃないの -- 名無しさん (2016-10-06 11:55:09) - 具体的には、どういう処置をほどこして、作られたんだろう?あと、本来の人格や人生も気に気になる -- 名無しさん (2016-10-06 13:38:38) - 何者でもないのっぺらぼう・・・某法廷バトルゲームに登場したアイツはこのフロンタルを意識していたのだろうか? -- 名無しさん (2016-10-06 23:31:00) - スパロボでのシャアとのやり取りで特に印象深かったのは「違うなフロンタル、お前は未来など求めていない」「・・・だから?(イラッ)」「はじめて本心を見せたな」 これよ。実のところフロンタル自身は「人類にある程度の絶望を抱いても、その上で実は未来を信じ案じている(そしてその自らの甘さにすがる)人間臭いシャア」が堪らなく嫌いだったのだ・・・ -- 名無しさん (2016-11-22 21:59:59) - OVA版はシャアの真似してたらどんどん本物に近づいていって、本物とほとんど同じになったと解釈していいのかな? -- 名無しさん (2016-12-03 08:51:39) - 結局、自分は「シャアのコピー」でしかないとふて腐れて、自身の可能性を否定して、ホモとか他の仲間と向き合わずに、コピーと決めつけた自分を憐れんで、シャアの記録から適当にセリフをパクッて、自分自身の不満をぶちまけてただけの空っぽなニンゲン。 OVAは尺の都合か本当の意味でのシャアの亡霊にしちゃってる。ZZでやるはずだった展開なんだろうけど、それの所為で「UC99年の物語」じゃ無くて「逆シャアの後日譚」に成り下がってるから好きじゃない。 -- 名無しさん (2016-12-06 16:16:59) - スパロボVでまさかの自軍参入!初見目を疑ったわ。 -- 名無しさん (2017-02-25 11:03:04) - ↑それもネオ・ジオングで味方になってくれるという… -- 名無しさん (2017-02-26 06:01:02) - フル・フロンタルにおけるスパロボVはフレイ・アルスターにおけるスパロボW並みの救済 -- 名無しさん (2017-03-14 13:56:32) - 第3次Zが成長したシャア本人との対比のためにシャアの悪い面を押し付けられたのに対して、Vはアムロたちの導きもあってシャアを振り切ることができたという正反対のアプローチになった。展開次第で彼にも無限の可能性があるということか -- 名無しさん (2017-03-14 14:09:51) - ↑ そりゃそうだろうよ、環境の違いで人はいくらでも変わる。いくら活躍しても対応がまずかったTV版ネルフの面々見てると解る… -- 名無しさん (2017-04-17 12:26:52) - 中の人こと池田氏の「成仏させたい」は痺れたなあ。上手く言えないが、役者としてと言うより「シャア」としてこぼれた想いって感じで。 -- 名無しさん (2017-06-03 16:26:32) - シャア寄りのZ3、原作重視のBX、そしてそれらを経たVにおける彼は「器」としての面がとても強かったと思う。ネオ・ジオンにとっての偶像になっている男への「シャアである必要はない」からのあの目覚め…痺れたな。 -- 名無しさん (2017-07-14 20:44:53) - 同じ「シャアの再来」でも、シャアから生まれながらシャアであることを拒んだアフランシとは対比になってるよね。偶然なのか狙ってやったのかは知らないけど -- 名無しさん (2017-10-27 13:59:07) - シャアを模してはいるけどクローンではない可能性もあるとの事だけどビーストウォーズメタルスで言うならランページみたいな存在って可能性もあり得る? -- 名無しさん (2017-12-12 14:07:14) - ↑ アフランシ・シャアみたいなものかもね。アフランシも肉体的には別っぽい。ただし性格はフルフロンタルと似ても似つかない -- 名無しさん (2018-02-14 16:30:10) - 弱さを捨てたシャアより面白みを無くしたシャアのほうがしっくりくる -- 名無しさん (2018-02-14 17:47:12) - シャアと完全に和解して共闘する展開があったら面白い -- 名無しさん (2018-03-13 19:07:44) - 『バンダイが新しいガンダムを始めるために作ったシャアのそっくりさん』と言われて気になって調べてみたら本当にそうだった… -- 名無しさん (2018-03-13 21:40:48) - 正直OVAのラストは救われたのはシャアであってフロンタルが救われたかって言うと、微妙に思える -- 名無しさん (2018-03-14 21:54:06) - 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-03-25 02:06:45) - 劇中の強さは突き抜けてるけどシャアの記憶の欠片が憑依してる以上結局のところは「アムロが相手じゃないときのシャアはこんなにも強く恐ろしい存在」ってのを改めて実証させられたって感じ  -- 名無しさん (2018-03-25 10:57:18) - ↑3シャアもフロンタルも同じ存在なんだから、そんな細部化しないの -- 名無しさん (2018-03-25 11:03:05) - 小説では死亡したけどOVA版では明確に死亡が確定してなかったよね確か?宇宙世紀0100年のジオン共和国の自治権返還に合わせて再登場しないかな -- 名無しさん (2018-03-25 11:46:27) - ↑ ナラティブで出てきたりして。シナンジュスタインあるしな -- 名無しさん (2018-05-07 12:33:31) - ↑2それが一番フロンタルに対して残酷な扱いなのに…… -- 名無しさん (2018-06-19 01:20:39) - すっからかんの彼がシャアに取りつかれずに成長したらどんな人物となったんだろう? -- 名無しさん (2018-07-04 14:48:30) - ↑ シロッコあたりが取り付くかもね -- 名無しさん (2018-07-04 15:33:21) - NTのゾルタンが色々弾けてるの見てて「全裸は箱を現実的な手段に使おうとしてたりかなり理性的でマシな方やったんやな」と思う -- 名無しさん (2018-11-30 21:04:11) - ↑大人だもん -- 名無しさん (2019-03-22 01:27:25) - ↑3 ちょうどそれっぽいのが主人公の漫画がありますね。 -- 名無しさん (2019-03-22 02:22:02) - よく出来た大人の見本だよなあ。良くも悪くも。初めてバナージと対談した時はまるで先生のようだった。多分だけど、教師が向いてる。 -- 名無しさん (2019-10-23 02:23:00) - 誰かが望めば器として導いてくれる存在だからね。確かに教師向きかも。或いは教団のトップにもなれると思うよ -- 名無しさん (2019-10-24 01:46:39) - ↑ 袖付きの総帥という立場だからあんな事になったけど、高級官僚とか首相(上に大統領のいる)とかになったら、相当優秀な人材だと思う。エゴがないってのも立派な長所になり得るだろうし。 -- 名無しさん (2020-02-22 16:53:59) - ↑ここまで有能無私の片腕役・能臣だと周囲の俗物が気味悪がりそうだが…まあ、そういう俗物にどうこうできる小物じゃないか -- 名無しさん (2020-03-29 11:52:02) #comment #areaedit(end) }

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